Poem
(不器用な告白)
ただ愛していると
あの時、言えれば
僕達はきっとうまくいった
けどね…
お互いあまりにも幼くて
相手の気持ちを察することなんてできなかったね
何?
うん、そうだね
今でもできないさ
ただ、前進はしている
今は少しは相手の気持ちを考える
愛はワガママだけど尊いんだ
愛は哀しいけど嬉しいんだ
愛は僕の心にあるけど
君と一緒じゃないと育めないんだ
(愛せなくて)
人の心がわからなくて
あの時から僕は人を愛せなくなった
他人を愛するには
僕は僕自身への愛を 持つ事はできず
愛という存在を忘れていたし
愛が他人を傷つけていくのも
目の前で見てきた
けど 今 僕の目の前では
愛を忘れてしまった為に
他人が傷つき
そして
自分自身すら致命的に
損なわれようとしていた
(宝物)
君は涙を流したね
何もできないとわかったから
何もできない自分に驚いて
涙を流したね
確かに君は君の考えているような事はできない
けどね
その君が涙を流した時
その涙を見て
癒された人は確かにいるんだよ
君の真っ直ぐな心
それ自体が宝物
(孤独なアの人)
時々 ぽつんと孤独にたたずんでいる人がいます
まわりに人がいるからこそ
そういう人は孤独なのです
その人の瞳はとても優しく
そしてとても真っ直ぐで
わたしの心に澄み切った蒼い空を思い出させてくれます
その人はただ微笑んでます
誰に向けるとも無くその微笑みは
好きだった頃のわたしを思い出させてくれます
(キス)
キスをするニ秒前
瞳を閉じて 悟られないように息を吸う
ふとよぎる予感
口唇に触れるだろう余韻を思い
相手を想う
…口唇が触れる…
その瞬間、予想以上の感覚が
胸の奥から湧き上がる
甘い痛みで
自分の瞳が潤むのを感じ
相手の瞳も潤んでほしいと願う
(真っ白なカレンダー)
別れるのが辛いから
出会うのが辛くて
断られるのがイヤだから
電話もかけない
ただあなたが誘ってくれるのを待って
カレンダーは真っ白のまま
(夢のような夜)
あの夜を覚えてる??
獅子座流星群が満天の星空を彩った夜
二人で一緒に空を見上げたね
温かいコーヒーをポットに入れて
一つの毛布に二人で包まりながら
コーヒーを飲みながら
いつ、流れるかわからない星空を見つめ
流れたら、歓声を上げ
お互いの握り合った手の温もりだけを意識していたね
綺麗だったね
お互い握り合う手のひらの感覚だけで
幸せだったね
夢のような夜だった