Poem


†…H… †

 デートをすると、必ず男の人は

エッチをしたがる

わたしも断りきれなくてエッチをする

 

だから、時々、わたしはデートをしに行くのは

エッチされに行ってるのかなぁと思ってしまう

 

楽しければそれでいいけど…

わたしと普通に遊んでくれる人はいるの?

 

「エッチなしでいい?」

今日、よくデートする男友達に言ってみると

「…なんで?」と不満そうな声

わたしは笑ってごまかした

 

きっとエッチがなくなれば、誰も

わたしとなんかデートしてくれない

†…TVの中では…†

 友達が死んだ

わたしは親友だった

 

「彼女の話を聞いていいかな?」

 

マイクを突きつけた人間をわたしは睨み

首を振って、逃げた

お願いだからわたしを放っておいて

 

その日の夜

テレビを見ると、親友のクラスメートたちが

映されていた

 

「彼女はいい人でした」

わたしは呆然とその光景を眺めた

 

…彼女たちは親友を自殺に追い込んだ張本人なのに…

†…I am to be us…†

 わたしはわたしになる

そんな当たり前のことを忘れていた

 

わたしはあなたになる

そんな素敵なことを知らなかった

 

あなたは言ったよね

なぜ、僕たちは付き合っているんだろうって

 

正直、そのときはわからなかったの

でも、今なら答えられる

 

きっともう一人の自分がほしかったんだと思う

ずっと一人で、ずっと孤独で

信頼できる自分という名の他人がほしかった

 

自分になれる

あなたになれる

そんな奇跡の人をわたしは見つけた

 

もう離さない

もう離れない

 

わたしはわたしたちになりたかったの

†…罠…†

時々、あなたの声が聞こえてきます

カーテンの隙間から

本棚の影から

ベッドの上から

 

あなたはもういないとわかっているんです

遠くへ行ってしまったんですものね

 

でも、わたしの中ではあなたは

部屋中どこにでも顔を出してくるんです

 

そして笑いかけてくるんです

いつもと変わらない調子で

 

『笑い顔を見せてくれよ、それが一番いい』

 

バカなことを言わないで

わたしが泣き顔になっているのは

あなたが勝手にわたしを置いてきぼりにしちゃったからなのよ!!

 

…でも…

結局は笑い顔になってしまうんです

あなたとの記憶がとても温かいものだったから

 

いつまであなたはわたしを幸せと不幸の狭間に

閉じ込めておくのでしょう?

 

解放してください

いえ

戻ってきてください

 

わたしはまた一人になってしまいました

†…Traffic Jam… †

交通渋滞

天を仰ぐあなた

 

でも、わたしはうつむいて緩んでしまう口許を

隠すのに必死だった

 

もっと、もっと、もっと

混んで

 

あなたと一分でも長く一緒にいたいから

 

交通渋滞

わたしにはとても素敵なもの

†…世界で一番!…†

 あなたとの待ち合わせ

5分だけ早く来てみた

 

あなたの困る顔を見たかったから

一分でも長くあなたといたかったから

 

待つのは嫌い

でもなぜこんなに嬉しいのかしら?

 

心が浮き立つ

早く来ないかな?

 

たくさんの人たちを見ながら思う

 

わたしって世界一の幸せ者

世界一のあなたに愛されているんだから

†…愛してるから…†

みっともないと自分でも思ってしまうくらい

あなたを追いかけて

あなたのいない夜は涙に暮れて…

 

わたしは愛しているって辛いことだと思った

 

でも、あなたに会えるその瞬間

いままでの辛さは喜びに変わって

胸の奥が熱くなるの

 

愛してる

誰よりも

 

愛してる

わたしが壊れてしまうくらい

†…恋なんて…†

 もう、恋なんてしない

 

辛くて辛くて

結局、別れてしまうものなら

恋なんてしなくていい

お願いだから恋なんてさせないで

 

でも、あなたは唐突にわたしの心のドアを

ノックなしで開いてきた

 

あなたの仕草、あなたの言葉

あなたの笑顔

 

すべてが気になる

 

でも、お願い!!

これ以上、わたしを困らせないで

 

恋なんてしたくないの

別れてしまうから

傷ついてしまうから


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