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 11月16日(火) はれ
   


 (引き続き葬儀の時の話)


 葬儀前、
 お焼香の順番か何かを明確にするため、
 集まった親族ひとりひとりの名前を
 一人の人が帳面に書いていく作業がありました。



 「はい、次は?」

 「○○です。」

 「えーと、漢字は?」

 「××の×に△△の△。」


 「・・・はい、じゃあ次の人ー?」


 「ああ もうすぐ来ると思うんやけど、ウチの息子にしてもらおかな。
  『F岡Yノリ』。」




 「Yノリさん、『ノリ』の漢字は?」






 「不倫の『倫』。」






 おっ、おばさん、
 そいつぁーアカンでしょ!?







 「倫理の倫」とか・・・。








 11月14日(日) くもり
   


 先日、
 私が親戚の中で1番仲の良かった伯母が死去しました。
 まだ50代という若さ・・・。
 なんだか未だに信じられません。
 そして親戚一同深い悲しみに包まれたのですが、



 お通夜、
 お葬式、
 四十九日etc...


 勿論その都度お経を聞くことになります。

 そのお経の前にお坊さんが木の杖
 (丁度ハリー・ポッターが所持しているような) を持ち、
 それで空に何やら文字を書きながら
 摩訶不思議な言葉をしばらく唱えるのですが、


 その1部分が


 「あ・見ちゃった。あ・見ちゃった。
  あ・見ちゃった・・・・」



 と聞こえる所為で、


 「ばーん・ばーん・ばーん・・・・」


 と遊んでるんじゃないかと疑いたくなる言葉の所為で、


 そしてこんな場所で笑いはご法度だという緊張がかえって
 笑いを誘発することになり、

 その時だけは悲しみは遠く、ブラジル辺りまで すっ飛び、
 私は笑いを堪える為に 両目を固くつぶり、
 何度も自分の太もも辺りをつねらねばなりませんでした。
 (もしかしたらその行動はハタメからすれば
  悲しみに打ちひしがれている、 ともとられていたかもしれない。)


 そして笑いの発作が緩んだ瞬間、
 ふと前の従妹の両肩が
 同じく小刻みに震えているのに気づいてしまい、
 私はまたもや太ももを
 つねらねばならなくなってしまうのでありました。






 お願いだから普通のお経だけにして!









 11月3日(水) くもり
   


 (1コ下の日記から読んでくださいねー。
 というわけで、つづきです。)



 結局次の日は仕事だった為、
 実家に帰りました。

 前日の病院でもらった薬を
 飲めど、
 塗れど、
 大して状況は変わらず・・・。

 とりあえず休診日等が重なり、
 いつもの皮膚科に行けたのは3日後。
 お願いしますよ、Y山先生ーッ!!
 (5、6年ぶりだけど。)





 「こりゃあアンタ、漆か何かに被れたね。間違いないね。」


 原因が分かったことにほっとしつつ、
 一応患者側としては今の状況を説明しようとしたのですが、

 「ああちょっとアンタ、まず黙って聞きなさい!
  ・・・(アレルギー等の説明)。
  で、アンタ、漆の木がどんなのか知っとる?」


 よ、よく知りません。

 「そーだね。アンタみたいなお嬢さんじゃワカランかね。
  こっち来なさい。 ここに鉢が置いてあるから!」


 ・・・・ほうほう。

 「よーっくコレ見て覚えて触らんように!
  漆に被れる人は銀杏の外の実もダメだから!
  それからアンタ、 皮膚科だけやっとるとこで見てもらわんとダメだよ。
  その薬じゃあ治らん!
  後、薬出すから説明はあっちで聞いて。
  これで2度とここに来んでもよーなるで!」



 は〜・・・
 なんとも勢いのある方でいつも圧倒されますが・・・、
 やっぱ頼りになる先生なのでした。





 公園でバトミントンした時に漆でもあったか・・・?
 しかしまあ、すぐ治ってよかった!!









 11月2日(火) はれ
   


 ―― 久々に日記を更新するまでの間、
 私は突如起きたことにおののいていたのです。――


 あれ〜
 手の指にちっちゃい水疱が〜

 と気づいてすぐ
 その水疱は恐ろしい勢いで点々と広がり始め、
 指、手の甲、腕にも少し、首にも少し、
 ぎゃふん!!み、耳にも?!



 なんだなんだコレはっ?!?!



 しかも痒いのなんの。
 特に入浴時はサイアク。
 もしこの時に目の前に張り紙等あったもんなら
 全部上からガーーッ引きちぎってガーーッ叩き付けたった思います。

 実家にいれば、皮膚科と言えばここっ という
 神頼みのような病院はあれど、

 はて、今の近所に皮膚科はあったかいな・・・。
 奈良ではないがここらは歯科だらけなのです。
 (アホなこと考えつつネットに頼ること数十分。)


 見っけた!
 ここなら私でも車で行ける!
 評判もなかなか良さそう!

 私は急いで車に飛び乗り、
 その皮膚科に向かったのでした。



 病院にて。
 医者の開口1番の言葉で
 その病院の印象が決まると言っても過言ではないと思います。








 「ふわー。何でしょうね、コレ。」









 う・・・っ。
 激しく失望・・・。





 (つづく)





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