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 1月31日(月) はれ
   


 私がまだ つわりに苦しんでいた頃、
 過剰なまでに心配してくれていた旦那は
 よく皿洗いもしてくれました。


 「今日もしんどそうやん〜。
  お皿は洗っとくからちょっと寝ときー。」


 「うう、すまないねぇ・・・。」


 甘えて言われるがまま横になっていた私ですが、
 旦那が片付け終わった流し台はいつも後からチェック。

 「わ〜ありがとう〜。」






 と言いつつ三角コーナーに
 そのままにされている残飯に目が留まる。





 ・・・まあこれくらい自分でやるか。






 が、

 残飯入れのポリバケツを開けた瞬間 私は、
 トイレに猛ダッシュ!!



 嗚呼さようなら、私の夕食・・・。



 旦那よ、
 私のことを思うなら残飯処理までしっかりお願いします。





 息止めて空けたところで気分的にダメ。









 1月30日(日) くもり
   


 それは去年の11月末のこと。


 「おめでとうございます。丁度6週目ですね。」


 ここは産婦人科。
 初回の診察ですぐにお腹の超音波映像の我が子と
 対面することになって、 なんだか私は妙に興奮してしまいました。
 小さすぎてあまり見えないけど、
 確かにピク、ピク、と心臓らしきものが動いてるのが分かります。

 「何か今聞いておきたいことは有りますか?」

 と先生。

 「・・・・・・え、えーと、、、
  スポーツジムに行くのとか、ダメですよね・・・・?」


 「ダメです。」

 えーと、
 後は、、、









 一体何を聞けばいいか
 分かりません、センセイ。









 気持ち悪いな〜、なんだかめまいもするな〜。

 その日、
 朝っぱらから乗り物酔いでもしたかのように
 とっても調子の悪かった私は、
 出勤前の旦那に言われた通り妊娠検査薬を使用したところ、
 ばっちりプラス(陽性)反応が出たので
 度肝を抜かれて産婦人科に直行したのでした。
 (いや、勿論うれしかったですよ?(笑) 
 ただ全く予測してなかったものでして。)


 この日から大変。
 この乗り物酔いと二日酔い(←これは経験したことナイけど)
 が 入り混じったよーな気分の悪さに
 殆どの時間つきまとわれたのですが、

 主婦はツライよ

 食欲はなくとも
 旦那の為にご飯は作らねばならぬ!!

 あんまりヒドイ日はスーパーのお惣菜でがまんしてもらいましたが、
 それでも大半は手抜き料理を駆使してがんばりました。

 しっかし気分悪い時の食事の用意って拷問ですね、とっても!
 調理しながらその食品どもの匂いにヤラれそうになるんですから。
 ただ、よくありがちなご飯の炊ける匂いは私の場合セーフでした。

 後は毎朝の起床時の気分がサイアク。
 まだ旦那が寝ている中、
 ふらつく頭で2人分のトースト焼いたりコーヒー入れたりしてる時に




 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う・・・っ。



 突如ガマンできなくなりトイレに直行。
 せめてもの救いと言えば朝は胃の中が空っぽだということですね。
 (あまり食欲のないこの状態の中で
 せっかく食べられたものが外へ出て行く様を涙目で眺める・・・。
 とっても悲し〜です〜。)

 そして、
 普段なら起こしても起こしても しつっ こい程寝ている旦那なのですが、
 こういう時ばかりは人が変わったよーに飛び起きて、
 ゼイゼイ言ってる私の背中をいつの間にか
 さすってくれているのでありました。
 苦しみながらも、




 ─── これは使えるかも。




 と思わず不適な笑いを浮かべてしまうワタクシでした。






 あーなかなか起きやがらない時は 吐くマネでもしてみるかー。




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