XPC-4に電源スイッチ(のようなもの)をつける

XPC-4は電源スイッチが無く、DCジャックの抜き差しでON/OFFを行うため非常に不便でした。
なので電源スイッチ(のようなもの)をつける改造をしてみました。
ちなみに「のようなもの」としているのは物理的に切断しているのではなく、
DC-DCコンバータをスタンバイモードにしているからです。

なお、このページ内の情報による改造によって何らかの不利益が生じても、こちらでは一切の責任は負えません。
また、この改造により当然ながらメーカーの保証は受けられなくなります。
改造を行う場合は、それらを全て承知の上、行ってください。


必要なもの
100Ωの抵抗 1本
スイッチ 1個(何でもいいですが、今回私が使用したのはロッカスイッチ)
細い線を少々


用意した部品は以下
用意した部品


XPC-4の内部(私の基板はVER1.2でした。他のVERでも同じ改造ができるかは不明です)
XPC-4内部


作業その1 R1と書かれているチップ抵抗を取り外す
取り外す部品


作業その2 「スイッチ」「100Ωの抵抗」「線」を、スイッチをONにした時にパターンの間が100Ωの抵抗で接続されるように配線する。
回路図


完成写真1(内部・全体)
完成写真1


完成写真2(内部・チップ抵抗近辺)
完成写真2


完成写真3(外見)
完成写真3


わかる人は気づくと思いますが、スタンバイモードなのでC8の電解コンデンサには常に電気が流れています。
この電解コンデンサを固体タイプに交換したほうが寿命が長くなると思います。
(札幌では部品が売っていないので私は試していませんが、たぶん交換しても問題ないはず)