最終更新日2002年4月27日

酷道193号(上那賀町>>>霧越峠)


この付近、ガードレール極少・路面にコケ発生
最も路面状況が悪いところかと


上那賀町の出合地区で正面からきた国道195号と合流,、貯水池を渡る橋の先は交互通行の出合トンネル。
前日から降り続く雨のため、コンクリートの法面が崩れかけている。
5キロほどの重複区間をすぎ上那賀町平谷で195号と分かれる。
いきなり幅員減少通行注意の看板が歓迎してくれます。
ここから海川(かいかわ)地区までの間は最近改良された走りやすい道。
いわくのありそうな名前の十二弟子トンネルを過ぎ海川地区へ。
県道(木頭村内で再び国道195号に合流する)との分岐を過ぎてからもしばらくは
2車線の道。快適に走っているといきなり酷道に豹変する。


出合トンネル。193・195号の重複区間

はがれています

195号と分かれてすぐ。通行注意って・・

十二弟子トンネル(海南方面から)
この日は国道195号の上那賀町・木頭村の間で
崩落があり通行止めになっていた。
そのためここまでの193号と県道が
迂回路として案内されていた

きれいなきれいな2車線道路が

狭まっている

引き返すなら今のうち

でも進みます


海川谷川に沿って山を登って行きます。ガードレールはほとんどありません。
対向できる場所もほとんどありません。でも、通る車もほとんどありません(笑
川のそばを走るあたりは、日中でも薄暗く路面中央にはコケまで生えています。
見通しの悪いカーブ、急勾配、恐ろしく貧相なトンネル。一応国道なんですけど。
林道作業の車だろうか、ところどころ車が止めてあるが人の気配はない。
だんだんと空が明るく見えるようになるが霧も濃くなり風景は全く見えない。
さらに急勾配となり、どんどん標高を上げて行く。
3つ目のトンネルを過ぎ酷道区間を走ること約12キロ、見晴らしの良さそうな広場が現れる。
よそのページで見たことのある、林道の開通記念碑。ようやく霧越峠に到着。
眺めがいいらしいのだがあいにくの天気と霧のため全くなにも見えず。残念。


「棒」の一本くらい立ててくれよ

まっすぐは未舗装路

崩れています・その1

崩れています・その2

とうちゃく〜

その手のページでよく見る光景(笑

開通記念碑

林道+舗装=酷道です

まわりは真っ白

まさしく霧を越えてきました

県内の国道、全部走るぞーと思っていた十数年前。「ここはだめだな〜」と思っていた路線。
京柱峠と霧越峠。手持ちの地図では思いっきり「悪路」の文字。おまけにうねうねとした道筋。
ようやくたどり着きました。
ひどいひどいと言われていますが、個人的にはそれほどでもないかな。
半ば観光地化(ははは)されているのと、林道作業の車がひんぱんに通るため道が想像より
走りやすかったためです。10日くらい前、船津野根線走ったときはまじで道が無くなるかと思いましたから。
<ちゅうい!!>
あくまで、あたしの感想です。ひどい道であることは間違いありません。
谷に落ちたら見つけてもらえないかもしれません。大雨の後など、本当に道が無くなっている可能性もあります。
対向車がきたら、ガードレールのない狭い道を延々とバックしなくちゃいけないです。
くれぐれも、免疫のない普通の人は走ってはいけません。


帰り道の写真(海南町側は勾配がきついような気がしたので・・(^^;


頭上のひび割れは怖い

黄色い石はバリケードの代わり?

マイナスイオンたっぷり

それでも国道

ほとんど2速で下りました

作業を終え帰る車発見。

(撮影日 2002年4月24日)


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