セッティングについて 2 

リアトレッド
問題:クリッピングから出口にかけてオーバーステア/トラクションがかからない。
解決策:1回に両側タイヤを5mmずつ動かし、リアトレッドを狭める。
問題:コーナー侵入時にオーバーステア/リアが滑る。
解決策:1回に両側タイヤを5mmずつ動かし、リアトレッドを広げる。レギュレーションで最大トレッドは、1400mmと決められていることに注意すること。
問題:コーナリング中、常にアンダーステア。
解決策:1回に両側タイヤを5mmずつ動かし、リアトレッドを広げる。レギュレーションで最大トレッドは、1400mmと決められていることに注意すること。
問題:リアが跳ねる。
解決策:1回に両側タイヤを5mmずつ動かし、リアトレッドを広げる。レギュレーションで最大トレッドは、1400mmと決められていることに注意すること。
問題:コースがとても凸凹なため、リアが跳ねる。
解決策:1回に両側タイヤを5mmずつ動かし、リアトレッドを広げる。レギュレーションで最大トレッドは、1400mmと決められていることに注意すること。
問題:コーナリング中、リア2輪ともリフトするような傾向にある。
解決策:1回に両側タイヤを5mmずつ動かし、リアトレッドを広げる。レギュレーションで最大トレッドは、1400mmと決められていることに注意すること。

リアトレッドを狭くすることで、リアの引っかかりを作り出したり、時にはリアのグリップを増してやったりすることができます。しかしながら、カートをセットアップしていく上で、リアトレッドを狭くしていくことは、リアのグリップを高めることだけでなく、時にはカートが不安定になったり、運転しづらくなったりすることを忘れてはいけません。

重要:リアトレッドは、カートにおいて多分、最も重要な可変部分です。違った運転スタイル、違ったコースでは、違ったセッティングが要求されます。標準セットは、セットアップのスタートとして最良の値です。さらに、リアトレッドを変更するとき各々の側を1回に5mm以内で調整してください。
これはカートにおいて不思議な現象なのですが、ある一定のコンディションでは、広いリアトレッドは、より大きなグリップ作り出しますが、それにもかかわらず、違ったコンディションでは、狭いリアトレッドがより大きなグリップを作り出すことも事実です。 リアトレッドが、カートのバランスを取るのに重要な要素だということを理解し、最良のセットを見つけるようテストを繰り返すことになります。