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スタビライザーの調整と取り外し
取り外し式フロントスタビライザーは、フロントタイヤのメカニカルグリップのセットアップに影響を与えます。 フロントスタビライザーを取り外すと、フロント部のメカニカルグリップが減少するでしょう。 2.調整/取り外し式サイドスタビライザー(4番目のシャーシレールチューブ) シャーシレールに連結ボルトが付けられているカートは、シャーシの中央部分の固さを調整できるように設計されています。 標準的なコースコンディションの場合、このボルトを入れて締め付けておきます。 コースがさらなるグリップを求めた時や、走行ライン上にゴムがのってきた時は、ボルトが指で動かせる状態まで緩めます。 走行ライン上にたくさんのゴムがのってグリップが上がった時や、コースがとても凸凹の時は、ボルトやスペーサー全てを取り外します。 普通、このサイドスタビライザーを取り付けた時は、グリップが増します。 逆に、外した場合は、グリップが減少します。 3.調整/取り外し式リアスタビライザー 調整/取り外し式リアスタビライザーは、リア部分のグリップを上げる便利なパーツです。 それにより細かいリアグリップの調整を可能としています。 リアスタビライザーを最も固い状態(リアスタビライザーの平面部分を路面に垂直に取り付ける)では、リアのシャーシロールを押さえることで、リアのメカニカルグリップが最大になるでしょう。 また、リアスタビライザーの平面部分を路面に平行に取り付けて、リアのシャーシロールを増やすと、リアのメカニカルグリップが減ります。 リアスタビライザーを完全に取り外すと、その効果は最大になります。 とても重要なことは、雨天時、最初の時点では最も固い状態でリアスタビライザーを取り付けるということです。 晴天であるが路面がスリッピーな状態の時、リアスタビライザーを取り付け、平面部分を路面と平行になるようにすると、コーナー出口でのトラクションが増すでしょう。 コースのライン上明らかにゴムがのっている状態では、リアスタビライザーを完全ソフトに取り付けるか、取り外すことを提案します。 ブレーキングポイントやコーナーが凸凹な場合、リアスタビライザーを取り外すと、凸凹をシャーシがスムーズに通過してタイヤが路面と接地する機会がより多くなります。 |
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