セッティングについて 2 

ブレーキ調整
問題:エンジンにトップエンドのスピードがない。
解決策:ブレーキが引っかかっていないか確認。必要であれば、キャリパーピストンとブレーキパットの間にあるブレーキシムを外し、ブレーキパットとディスクの間の隙間を増やす。
問題:ブレーキパットとディスクの間の隙間が空きすぎている。(パットとディスクの隙間が3mmを越えるとブレーキパット調整が必要です。)
解決策:キャリパーピストンとブレーキパットの間にブレーキシムを付け、ブレーキパットとディスクの間の隙間を減らす。両側の隙間が一緒になるように調整しなければなりません。パットセーフティーピンを外し、シムを取り付けた後、パットセーフティーピンをもと通りに取り付けます。パットの減りに応じて追加のシムを取り付けることは出来ますがパットリターンスプリングの張力に応じてシムを取り付けるので多くのシムを取り付けることはできません。又これは、ブレーキ性能に重大な影響を与えます。

問題:ブレーキペダルフィーリングが自分のドライビングスタイルに合っていない。
解決策:ペダルには、3つの取り付け位置が選択できます。一番高い位置の場合、ペダルの踏圧が一番要求されます。低い位置だとブレーキは敏感になりペダルの踏圧は減ります。マスターシリンダー上では2つの位置が選択できます。高い位置だと、ブレーキは敏感になりペダルの踏圧は減ります。

ブレーキバランスバーの調整(125ccミッションカート)
問題:ターンイン時にフロントが引っかかりすぎる。
解決策:125ccカートに付いている調整バーでリア側にブレーキバランスを調整する。
125ccミッションカートに付いているブレーキバランスバーは、フロントとリア間のブレーキ量の調整が出来るようになっています。 
バランスバーは、ブレーキペダルの動きをフロントとリアのマスターシリンダーに分配するようになっています。
カートスタンドの上でブレーキバランス調整をやるのが最も良い方法です。