フレ−ムメンテナンスについて

最低限のチェック項目は・・・
ブレーキまわり  レーシングカートの命ともいうべきブレーキ,
 トラブルと一番危険なところ,それだけに日頃からメンテは欠かせない。
走行前と後にパッドの減り具合を必ず確認,クリアランスが広ければシムを入れて調整。緩みがないか増し締め,フルードが漏れてないかもチェック。
ブレーキマスターシリンダーまわり  ここもフルードの漏れがないかをチェックする。
また,ピストンが中途半端に押されてないかも時々見た方がいい。レース前にはブレーキフルードの交換をする。
ブレーキローター  縁石などに引っかけたら欠けてないか,振ってないかをチェック。
 たまに波打ってる事もあるので要注意。
走行後冷えてからブレーキクリーナーで洗浄する。
パッドのクリアランスが左右で違うときは調整,ただしあまりにも片側のパッドだけ減るようなら,キャリパー側のオーバーホール
チャンバーステー  オレンジボールNo.1の場所。
受け皿が割れる,取り付けステーが緩むとなかなか油断がならない。
スプリングは脱落しないように工夫,ステーはダブルナットに,ブッシュを入れるなどする。
チャンバーごとワイヤー固定するのが一番安心な方法。
ガソリンホース  劣化してくると固くなってしまう。そうなる前に交換。
練習後にガソリンを抜くときは忘れず差しておく。
ブレーキペダルまわり  ペダルにガタがあるカートが非常に多い。
シビアなブレーキをしようと思えば,ルーズなブレーキは問題外。
ペダル取り付け部の調整や加工をする。ワイヤーとつなぐボルトの緩み,ここだけは壊れると恐いことになるので注意!
予備でワイヤーを張ることをオススメします。
アクセルペダルまわり  ブレーキも同じだがシビアなアクセルワークを要求されるカートでちゃんと整備されていないようでは問題外。
アクセルペダルの高さ調整のネジが緩むと、押しがけの際、勝手にカートが走って行っちゃう等のトラブルになりかねないので、ペダル周りの増し締め、アクセルワイヤーのほつれ、キャブ側もチェック!
リアスプロケット  痩せてきたら交換。
二枚重ねて振ってないかも見る。また,中には中心がずれているのもあるのでチェーンの張りに場所によって差が出る場合がある。
あまりに激しい場合は使えない。
スプロケットハブ  チェーンラインの差はハブが歪んでいても出る。
ハンマーでガンガンどついている人はハブ、シャフトをサンドペーパーで削りスムーズにシャフトに通るようにしましょう。
シャフトまわり  ベアリングまわりは要注意。ベアリングに砂がはいったままにしておくと,走行を重ねるとベアリングが焼き付き,痛い出費になる。
一度CRC等で洗い流して,グリスをたっぷり塗り込めましょう。
洗車  洗車する事により、クラック、緩み等早期発見できる。
また、廃油を利用して洗いますが、オイルが入ってますので、ほっとくと汚きなりますので拭くこと。
水洗いの場合、洗車後ワックスすると綺麗になるが、完全に水を切るのは困難。
仕上げ 各部の増し締め。
とくにシ−ト、フロアパネル、は緩みやすい。
ブレーキメンテナンス
1.     ブレーキペダルの踏圧がスポンジーになってないか常にチェックすること。
 もし少しでもスポンジーに感じたら、ブレーキフルードを交換して下さい。ブレーキフルードを交
 換を行った後でも、まだスポンジーに感じるなら、ブレーキ系統の漏れをチェックして下さい。
 安全のために、パットリターンボルトがしっかり締め付けられているか確認して下さい。
 今一度のチェックでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。

注釈:3ヶ月ごとにブレーキフルードの交換が理想です。 ブレーキフルード交換中、ブレーキ液のレベルが下がらないように注意して下さい。

2.     マスターシリンダーレバーに踏力が無いとき、いつもストレスがないか確認すること。ブレー
 キロッドがストレスある状態やマスターシリンダーレバーに圧力がかかってる状態なら、ペダルス
 トッパーかブレーキロッド長を調整して下さい。
3.     ブレーキシステムは、6ヶ月毎のオーバーホールが理想です。 ブレーキシステムを分解し、
 水又は、洗浄液で洗い、新しいシール類に交換して組み立てて下さい。 とても重要な作業なので
 確実に行ってください。もし、個人で出来ない場合は、カートショップに依頼して下さい。
“壊れてからでは手遅れです。”
4 新車をおろす時や、新しいパットに替えた時は以下のような、パットの慣らしを行って下さい。
 それによりパットの寿命が延び、ブレーキ性能も向上します。

1.     約10ラップは、ブレーキを軽く使用し、フルブレーキングの40%位の力になるまで少しずつ圧
  を上げていきます。
2.     次の10ラップは、徐々に踏圧を上げていき、20ラップ目には、フルブレーキングの75%にな
  るくらいにします。
3.     その後、2ラップは、75%程度のブレーキ踏圧で走り、さらにその後の2ラップでハードブレー
  キを使います。 ブレーキペダルを踏み込み、その後、2秒位離しというのを、ブレーキがとて
  も熱くなりフェードが始まりブレーキ性能が落ちるくらいまで続けます。
  さらに次の2ラップは、ブレーキを踏まないで良いくらい、とってもゆっくり走り、ブレーキの
  クールダウンを行います。
  その後、ピットに戻り、ブレーキが完全に冷えきった後、通常の走行を始めて下さい。

注釈:新車又は、新しいブレーキディスクの場合は、1. 2. 3. 全て完全に行って下さい。パットが新しいだけの時は、3. のみ完全に行って下さい。

レースの為のメンテナンス

キングピン ミッションの場合は特にだが、かなり負担が掛かっているのでレース前には確認、交換。
フレーム 歪み、反り等を確認修正。(ストレート走行中に手を離してまっすぐ走り、左右のコ−ナ−でフィ−リングが変わらなければ大体OK)
各ネジ 各ネジの頭が削れたりしていないか、バカになっていないかをチェック、交換。増し締め。
トー、キャンバー 正常な状態になっているかどうかの確認。ついでにタイロッドの曲がり等も確認
リアシャフト 曲がっていないか、また、各ベアリングの芯だし、イモネジの増し締め、グリスアップ。
タコメーター タコメーター等の機器類の動作・取り付け確認。
チャンバーステー オレンジボールNo.1の場所。
受け皿が割れる,取り付けステーが緩む等問題が多い。
スプリングは脱落しないように工夫,ステーはダブルナットに,ブッシュを入れるなどする。
チャンバーごとワイヤー固定するのが一番安心な方法。
チェーンガード オレンジボールNo.2の場所。
ちぎれたりしていないか、しっかり止まっているかを確認。
ガソリンホース 燃料フィルターの清掃、ガソリンタンク内のホースも交換。
アクセル ちゃんとキャブは全開になっているか。また、全閉になるか。
ブレーキ クリアランス、エア抜きは必ずチェック。
ブレーキクリーナーも吹いておくこと
各部の給油 ベアリング・ピロボール類にはグリス、その他にはCRCを吹いておき各部がスムーズに動くようにしておくこと。
べたべたするので当然ウエスで拭く事。

レイン走行後のメンテナンス

後かたずけ  レインでダートに突っ込んだカートの後かたずけは、エンジンをおろして,ガスを抜いて,豪快に水洗い!!
セットは必ず元に戻す事!!
シャフトまわり  ベアリングまわりは要注意。
ベアリングに砂がはいったままにしておくと,走行を重ねるとベアリングが焼き付き,痛い出費になる。
 一度CRC等で洗い流して,グリスをたっぷり塗り込みましょう。
各部の増し締め レインセット用に緩めた所は必ず増し締めしておきましょう。
各部の給油  サビが発生しますので各稼動部には特に。
サビ止めをかねてカート全体にCRCを吹きかけて、軽くウエスで拭くのがいいでしょう。
整備スケジュール(参考)