Cクラスのコ−ナ−

一般的なキャブセッティング

各現象ごとのセッティング方法

手抜きバージョン・・・

各現象ごとのセッティング方法

現象

セッティング方法

備考

スロットル全開で混合気が薄い 

・息つきを起こす

・キリキリ音がする

・プラグが白色

・伸びは十分にある

メインジェットの番数を上げる。

プラグの色を見て、2〜3番ずつ徐々に上げる。

プラグの焼け具合が薄い褐色ならば良好。

10番以上上げても直らない場合は、フロートバルブ交換

フューエルチューブおよびガソリンフィルターの詰まりをチェックする。

点火時期は早すぎないか。 

インシュレーターのエア漏れはないか。

スロットル全開で混合気が濃い

・頭打ちが早い

・伸びがない

・吹け上がりが遅い

・パワー不足

・プラグが黒い

メインジェットの番数を下げる。

プラグの色を見て、2〜3番ずつ徐々に下げる。

プラグの焼け具合が薄い褐色ならば良好。

(レースなどの場合は、少し濃いめにセットするとオーバーヒートしにくい)

点火時期は正確か。

キャブレータがオーバーフローしていないか。

チョークレバーが正しい位置にあるか。

スロットル全開で低速が不安定

(高速は良好)

油面を2mm程度上げる。

パイロンジェットを2〜3番程度上下してみる。

メインジェットを5番程度上下してみる。

メインジェットの番数は適正か。

キャブレータがオーバーフローしていないか。

混合気が薄い。

ニードルジェットクリップ位置を1段下げてみる。

 

混合気が濃い。

ニードルジェットクリップ位置を1段上げてみる。

 

スロットル開度1/4〜1/2の 間で、息つき、失速を起こす。

ニードルジェットクリップ位置を1段下げてみる。

段数は上から数えて、

(薄い)1段、2段、3段、4段、5段(濃い)

スロットル開度1/4〜1/2の 間で、もたつく、加速が悪い。

ニードルジェットクリップ位置を1段上げてみる。

低回転が不安定。 

ニードルジェットクリップ位置を1段下げてみる。
パイロットスクリュを1/2回転開ける。

極低速のレスポンスが悪い。

パイロンジェットの番数を下げる。

エアスクリューを締め込む。

直らないときは、逆の操作を行う。

ブレーキの引きずりはないか。

キャブレータがオーバーフローしていないか。

低速から中速のレスポンスが悪い

ニードルジェットクリップ位置を上げてみる。

直らないときは、逆の操作を行う。

スロットル急開時のスポンスが悪い。

全体的なセッティングを確認する。

メインジェットを5番程度下げる。

ニードルジェットクリップ位置を1段程度上げる。

直らないときは、逆の操作を行う。

点火時期が遅れていないか。

エンジンの回転戻りが悪い。

パイロットスクリューを1/4〜1/2回転締め込む

スロットルバルブの作動はスムーズか。
インシュレーターのエア漏れがないか。

パイロットスクリュを調整してもエンジンの調子が変わらない。 

パイロンジェットを変える。

インシュレーターのエア漏れがないか。