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〈キャブレターでの空気とガソリンの流れ〉 |
1 | アイドリングアジャスターを調整して、アイドリングは概ね1100rpmに調整します。 |
2 | Lowニードルで調整できる範囲はスロットル開度1/8程度まで。アイドリング時の燃料調整にのみ使用。 |
3 | スロットル開度が1/4まではパイロンジェットの番数によってガソリンの供給量がほとんど決まります。 四輪用サーキット等の高速サーキットを走行する場合、パイロンジェットを交換する必要があるかも。 |
4 | スロットル開度の中間域は、メインジェットを交換することによって調整。 |
5 | スロットル開度が全開域ではハイニードルの絞込み量によって調整。 |
メインジェット、パイロンジェットについて 事前チェック項目 |
キャブのセッティングの仕方 キャブのセッティングは十分に暖気運転(40℃ぐらい)した後、レ−シングさせて標準セットの濃い方から徐々に薄くしていきます。あまりにも回転数の上昇が悪い時は少し絞り、パンパン来る時は濃い目に・・・。そしてコースを走行しながらキャブセットを変更していきます。まず立ちあがりでローを合わしてからハイを合わせるのが一般的なやり方。 ちなみにレ−シングさせている時は煙が出ても、乗れば薄く出ますので注意!! できるだけ、LOWは濃い目の良い所が見つかれば、どんなコ−スに行ってもあんまり変わりません。エンジンが止まりそうなところから「バン!」とアクセルを開けても力強く回転が上がればOK。 ・人と同じセットにしても乗り方(アクセルの開け方)によって開度は変わります。 |
1 | 一番よく使う2、3、4速の立ち上がり、伸びでチェックします。 アクセルを少し踏んでいる低速のレスポンスが悪いときはLowニードルを絞る。直らないときは、逆の操作を行う。 ほとんど全開の時はHIで調整。 濃すぎるともたつき、かぶりが出て、薄すぎると息つき、エンジンのトルク感がなくなります。 |
2 | 6速でのストレ−トエンドの伸びの為に(焼き付き防止)のためHIニ−ドルを微調整します。 |
3 | 毎回必ずプラグ、ピストンヘッドの焼けを確認しましょう。プラグ先端が真っ白でピストンヘッドが乾いていたらデトネーションが発生している可能性がありピストンやシリンダーヘッドの端部を溶かします。 |
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