2001年 このLIVEへ行った。 【BACK】       【この年の番外編】このLIVEに行かせた

21世紀は下へ行くほど古い 

12月21日/日本武道館
真心ブラザーズ「SERIOUS AND HAPPY ツアー ファイナル」

「真心ブラザーズ、これをもちまして活動停止!」そんな潔さ満点のコンサート。12月に入ってから正規ルートでチケットを抑えたのに1F席の良席が拾えたのは嬉しい。オープニングの「新しい夜明け」から2度目のアンコール「RELAX〜OPEN〜ENJOY」までの2時間半超、知らない曲はいっさいなし、ついでに湿っぽさのかけらもなしで、実に楽しかった。MCだってダラダラと実に下らなく、特別な日を感じさせず。ユニットとしての活動は休むけど、別に疲れているわけではないし、これからも音楽活動は続けるわけで、感傷に浸っている暇はないってことで、いつもらしく凝った演出なしに〆たのだろう。「気が向いたり風向きが変わったりしたらまたやることも…」みたいな発言もあったし、それはそれとして少しだけ期待しつつ封印。

12月1日/スペースゼロ
G2プロデュース「天才脚本家」〜ボクらはみんな騙される〜

皇室関係の微笑ましい(としか言ってはいけない情報操作?)報道を国営・民放各局がこぞって放映していたこの日。なんともタイムリーなことに国ぐるみの情報操作を題材としたお芝居でした。それなりに面白かったから、特に感動したわけでも大笑いしたわけでもないけど、見て良かった部類に入りはするのだろう。ただ、設定上の強引さが結構気になった。ていうか「天才脚本家」っていう割りには、天才的な脚本じゃないな、と。

11月28日/本願寺ブディストホール
桂雀々落語のひろば

築地本願寺の敷地内にある古ぼけたちっぽけな会場。キャパは150席あるかどうか。ここでこの夜ひっそりと行われた落語会と思いきやさにあらず。メインの落語は前座も含めて3席。しかし、隠れメインは中入り後の対談。ゲストに明石家さんま登場なんだから。私にとって初めての生さんま体験。こんな間近(3列め中央近く)で見れるなんて嬉しいねえ。この日のさんまさんは落ち着いたブルー系の色合いの着物姿。ワンポイントの五枚笹(笑福亭一門の家紋らしい)をあしらった、久しぶりの落語家スタイルはある意味、業界のタブーを犯したものだったらしい。「こんなとこでこんなカッコしてたって話は外であまり言わないように」と何度もクギさすというノリは、さながらシークレットライブって感じか。ホストであるべき雀々は対談中、単なるイジラレ役で、さんましゃべりっぱなしの50分超はメチャクチャ面白かった。これで¥2500は安すぎる、申し訳ないので帰りがけにグッズ(といっても桂米朝一門の名入り手ぬぐい)を衝動買いする。

11月17日/日本武道館
ザ・スライドショー7「みうらさん、あんた米粒大だよ」
ラフォーレ、渋公を経てザ・ロックンロール・スライダーズがたどり着いたのは聖地・武道館。そして、この勢いは止まることがないらしく、次回スライドショー8は来年9/28にハワイでやるらしい。いくらなんでも私もさすがに…って展開。さて、今回は器が大きいだけに、ゲストは物量作戦ってことでしょか、着ぐるみで大江千里、コスプレで伊集院光、山田五郎、シンコ(SDP)、かせきさいだー他。加えて、テーマソングを松崎しげるが熱唱(来場はせず)ってなんだかよくわかりませんが、それがまたスライドショーのよさだったりもするわけなんだろう。恒例のおみやげはいとうさん型の栓抜き、と思いきや空け口が微妙に小さく、パッケージの表示通りに“抜けませ栓”らしい。馬鹿馬鹿しくて実にいい、南部鉄製だから丈夫で壊れにくいというのもまたトホホ感たっぷりである。館内の1、2F部分ほぼ半分は客を入れず(スクリーンが見えないためか?)ではあるが大入り満員、立見までいる盛況ぶりだった。詳細はここに書いたところで伝わらないだろうから省略。ただ、今夏最大の不人気イベント、ワールドゲームスin秋田で、みうらさんと俺ってニアミスしていたみたい。それはそれでちょっとしたとん祭り気分で嬉しかった。

11月3日/パルコ劇場
バッド・ニュース☆グッド・タイミング

文化の日だし、久々に三谷幸喜のお芝居に足を運んだ。というのは後付けもいいところで、本当のところは、たまたま文化の日だっただけで、三谷云々って意識よりも沢口靖子と伊東四朗を見たいってミーハーな気分のほうが全然強かったりしたわけですよ。それにしたって、ぜひとも見たいっていうんじゃなく、チケットとれたことだしせっかくだから行こうかなって程度の軽いノリっつうか、まあそんな感じ。とても完成度の高いコメディで面白かったけど、ちょっと洗練されすぎって気がしたね。私にはちょっと上品すぎるのね、たぶん。客層もおそらく上品なのだろう。過剰反応する変な客は皆無で、遅刻煮も極めて少なく、その点では最初から最後まで気分よく見ることができてよかった、よかった。

11月1日/東京グローブ座
さまぁ〜ずライブ

その昔、横浜銀蝿の翔がメインパーソナリティーを務めるTBS(6ch)の土曜深夜のしょぼいバラエティ番組で、若手お笑い芸人勝ち抜き戦みたいなコーナーに出演しているころから知ってるんだよな、バカルディって。で、当時から面白いとは思っていたけど、ブレイクするかどうかってことになれば話は別だったりするわけで、ビジュアル的な要素も重要だったりするだろうし、無理なんじゃあ…なんて勝手に決めつけていたら、ここに来て弾けちゃいましたね。そんないい意味での裏切りがあったってことで、御祝儀的な気持ちもちょっぴり込めて足を運んでみたのでした、今回のライブには。面白くはあったんです(特に下ネタ)が、コントのほか、アニメや人形劇(?)などのまったりとした時間も含めてきっちり90分って、もうちょい長くやろうよって感じ。思わずアンケートに「短けえよ、2時間やれよ」と書き込んでしまいました。ゲストなのか救済なのか、つぶやきシローがワンシーンだけ登場。

10月23日/紀伊國屋サザンホール
高田笑学校しょの14

この秋、たけし、クドカンを続けて見たことでもあるし、せっかくだから(勝手に)三部作の完結には高田ギョロメ文夫を選びましょう。というわけで行きました。鳥肌実、そのまんま東、清水ミチコ、松村邦洋、浅草キッドが登場(出演順)し、持ちネタを披露するってこのお笑いイベントにね。結果的には、浅草キッドとミッちゃんは◎、松村〇、鳥肌とそのまんまに関してはよくわかりません、って感じか。高田さんが登場したのはラストのフリートークの時間帯のみ。仕切り上手で、脱線しつつも盛り上げて閉幕させてました。全編通じて2時間超の長さの割には雑な実にやっつけ仕事っぽい企画でもあり。長続きの秘訣ってことでしょうか。

10月21日/シアターアプル
ウーマンリブ「キラークイーン666」

新宿に早めに到着したので歌舞伎町のドトール2Fで暇つぶし。と思って席についてからわかったんだけど、ハス向かいのビルに見覚えあり、デジャブ? いや違う。例の火災現場じゃないですか。3F麻雀ゲーム店、4Fスーパールーズ。1Fにはいまだ青いビニールシートを張り、ポリ公2人が見張り番。しかも花束、ドリンク缶、煙草などが折りたたみ長机の上にいまだにたむけられちゃってて、プチ観光スポットと化しているなんて…。ドトール入る前に気づけよ、俺。そんな命の大切さを改めて思い知ってからの観劇でした、今回は。だからってわけでもないだろうが、とてもイカ臭さ満点&オーメン(ダミアン)がモチーフのゾンビものの舞台だったりして、入場前から妙につながっているから不思議。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの宮藤官九郎作・演出・出演というのはさておくとして、白井貴子客演ってことで「どうだろう、666というよりも???って感じ」だったわけですよ、幕が開くまでは。なんて言いながら、幕が開く前からバリバリ小芝居っていうかコントがすでに始まってんですけどね。そんな唐突な始まりはともかく、なんだかんだあり3時間にも及ぶ長いお芝居(途中15分間の休憩タイムもロビーで小芝居あり)ではありましたが、時間がさほど気にならないほどにバカバカしさてんこ盛りで面白かったです。行って正解でした。クドカンって、白井貴子に限らず、出演者の使い方(いい意味での生かし方)が凄い上手だね。

9月28日/有楽町朝日ホール
似顔絵塾1000回記念トークショー

『週刊朝日』の「山藤章二の似顔絵塾」がこの夏めでたく連載1000回を超えたってことを記念して開催された一大イベント。観客は同誌を介して、無料招待制で募集したため、暇な年寄りもしくは貧乏人が大半。かくいう私も当日は暇を持てあました貧乏人ってことで、開場15分前に会場に到着。年寄り客は牛歩戦術で会場に向かっているため、順番待ちの行列は思いのほか短かった。というわけで、あっさり5列目ど真ん中という良席をゲットする。開始時刻になり、朝日の編集長が「さっき面白すぎる長嶋茂雄が終身名誉監督になったゾーッ!」とわけのわからんおたけびを上げるという余興(前座?)がまずあって、本編がスタート。緞帳(どんちょう)が上がると、すでに準備万端、ホスト役の山藤塾長をはじめ、ゲストのビートたけし、大竹まこと、松尾貴史が着席した状態で勢揃い。これだけ豪華な顔ぶれでのスライドトークは「塾生が描いた似顔絵についての話ばっかりするのもねえ…」って示し合わせたわけでもないだろうが、脱線しまくり。キッチュはモノマネまでやらされてた。結局、当初予定していたスライドの3分の1程は映写できずじまいだったらしいが、そんな話はどうだっていいことのように思えちゃった。タダで充分おいしい企画であるが、続きもある。トークショー終了後、塾生対象の2次会が開かれ、タダで酒&料理をゴチになったのだ。ビールをグビグビ飲んでアワビやエビ他をかっ食らう。3次会はガード下のチンケな店で、2次会の料理の味を思い出しながら飲む。結果、安く上がる。

9月21日/原宿アストロホール
あのねのね本気ライブ

ただ純粋に観たかったから行きました、今回は。それだけ私にとってはかけがえのない存在なような気がしてね、あのねのねって。なにげにレコードとかCDとか持ってるし。幼少の時分に接したお笑いって、欽ちゃんにしろドリフにしろ「お笑いとはかくあるべし」って、決め事というか計算のうえで成立している部分が強かったけど、彼らはセオリー無視の全く新しいお笑いって気がしてたんだよな、当時たぶん、あんまり昔のことでよく覚えてないけど。結果としては懐かしく楽しいライブで、行って良かったですよ。新たな衝撃は感じられなかったけど、しゃべりも面白かったし。小さなライブハウスなのでスタンディング覚悟で行ったんだけど、座席が設置してあり、非常に楽チンで見やすかった、会場◎。嘉門達夫、笑福亭笑瓶ほか、細かいゲスト多数。

8月24日/北とぴあ さくらホール
北区つかこうへい劇団「新・飛龍伝〜私のザンパノ〜」
思いのほかデカイ(2階席まである)会場にまずびっくり。コンサートならまだしも、観劇向きじゃないね、俺的には。というのが率直な会場評なんだけど、結果オーライ。なぜなら1階A列(最前列)ほぼ中央の席だったから。小劇場(例:TOPS)なんかで見るよりも見やすかった。プレイガイドで一般前売り開始からしばらくたってから予約入れたのに不思議。ここ最近、同劇団の暫定看板女優となっている内田有紀の髪の毛が逆立っているのまでよく見えた。

8月21日/クエストホール
桃井かおりとイッセー尾形の二人芝居

この前日に逮捕され、大阪で公演中の舞台「大江戸ロケット」を中止に追いやったいしだ壱成とは違って、こちらのイッセーは台風日本上陸もおかまいなしに東京で舞台に立ち続けている。そんな感じか?違うか。イッセーさんと桃井さんが昔やった二人芝居はビデオで見たことあるけど、2つの個性がぶつかりあってるようなそんな印象だったような…うろ覚え。今回は両者がいい意味で融合しているような感じに思えた。新作らしきネタ4本はいずれも狂気な世界ばかりを描いており、明るくはないんだけど、まったくのフィクションにしか見えないため、さほど暗くもない。ブラックジョークに引いちゃう人には向かないかもしれないけど、私ゃ逆に歓迎しちゃうタイプだから面白かった。

8月17日昼/大潟村運動広場(パラシューティング) 夜/秋田市立体育館(エアロビック)
ワールドゲームズ2001秋田
オリンピック競技にエントリーされていない種目を集めた国際スポーツ大会、ワールドゲームズは数えること第6回。今大会がアジアでは初の開催であるという。それにしても何故ゆえに秋田でやるの? 開催地での人気は全然盛り上がってないんですけど…。「も少し街中にポスター貼るとか客寄せのための努力をしろよ」って一言もいいたくなる程に美化された県内の市町村。おそらくイベント成功のためのブレーンが不在なのだろうが、少しは経済効果を期待させるような運営したほうがいいんじゃないッスか? そんなネガティブな話題はさておいて、あまりの不人気にチケットが簡単に手に入る(しかも安い。2つ合計で¥2100)って状況は一個人としては嬉しい。両会場とも淋しい客の入りではあったが、どっちも見た甲斐のある面白いイベントだった。少数精鋭の国際大会だで、出場選手のレベルはそれなりに高いってことでもあるのだろう。

7月27日/日本武道館
プロレスリングNOAH 〜旗揚げ一周年記念大会〜

最近には珍しく多い全10試合もある興行。とはいえ注目に値するのはメインのGHCヘビー級タイトル戦「三沢vs秋山」ぐらいか。あとは、ノー・フィアーの高山復帰戦や金丸のJrへビー戦を筆頭に、どうでもいいっちゃあどうでもいいものばかり。場内のボルテージは大量離脱前の全日武道館大会より明かに低く感じられた。メインの結果からいうと、三沢が王者から陥落、秋山新チャンプに、ってことで新時代の幕開けってことらしいんだけど、今後うまくつながっていくか少々心配。「プロレスラーは本当は強いんだ!」ってところをもっとわかりやすく見せていかないと…。プロレスの試合ってことでいえばいい試合なんだけど、時代のニーズに沿ってないような気もする。試合以外では、新日・永田はともかく小橋の来場には盛り上がりを見せてたのが救いっていえば救いかしらん。主催者発表によると超満員16500人の発表となっていたが、2階席には結構空席があった。

タイトル戦前に花火の演出。大爆破ではあったが、タイミングは最悪。失笑もの。

7月22日/新宿ロフトプラスワン
中島らもトークライブ〜牛しゃべりリターンズ!!〜

【出演】中島らも、他ゲスト予定有り、っていうのは店側の告知。予定は未定ってことか、ゲストはなかった。進行役の事務所の人がゲストなの?。らもさんのトークの間のとり方は、ジャイアント馬場の試合運びさながら実にゆっくり…というかもの凄く貯める。そのうえ飛び飛び。ウィスキーのロックをジョッキで飲みながら、煙草を吸ったり、にやけてみたり、唄ってみたりと、トーク以外の要素が多すぎる内容。とはいえ、そうした動きも含めて、実に意味なく面白いから、とぎれとぎれのしゃべりでも別にいいんだけどね。問題なし。問題なのはつまらない反応をする一部客(いいとも風大声)。繁殖中ってことか…やれやれである。知らなかったんだけど、らもさんはこの春、劇団リリパットアーミーを引退したらしい。
今後は劇団とは異なるソロ活動(?)を考えているらしいので、その辺り期待大。

7月18日/東京ドーム
日本ハムvs西武
この日でペナントレースは折り返し(オールスター前の最終戦)。節目を大事にする私だけに行かねばなるまい。ってことではまるでなく、飲み屋でもらった外野自由の招待券があったので行くことに。先発は下柳と松坂。試合開始前のセレモニー(?)は限りなく地味。日ハムOBの広瀬がデュエット曲のCD「ジェラシーゲーム」を出すってことで、そのキャンペーンタイム。オーロラビジョンにプロモビデオのフルコーラス上映に始まり、相方の女が両チーム監督への花束贈呈、広瀬自身による始球式と、やりたい放題。いくら経費削減のご時世とはいえ、こんなんでいいのか、パ。熱くないぞ。試合はダラダラと長く、約4時間。ではその模様を簡単にプレイバック。3回表、高山久のソロ弾でL先制。一方のF、6回裏に片岡の同点ソロ、7回裏小笠原の逆転タイムリーと反撃するも、すぐさま8回表のL、小関がタイムリーで再度同点。そのまま延長戦突入し、空席も増えたってことで、勝手に内野指定席に移動して観戦。毎度のことである。とたんに松井稼頭央の決勝ホームラン。松坂完投で9勝目(10敗)。なお、余談ではあるがFは、芝草、サンダース、高橋憲と継投し、最後に投げたミラバルに黒星。

7月17日/本多劇場
スズキビリーバーズ「マシーン日記」
松尾スズキ作・演出、出演/宝生舞、阿部サダヲ、松尾スズキ、片桐はいり。大人計画関係のお芝居は、その昔見たイベントがあまりよくない印象だったので、意図的に避けていたのだが、「最近は大人気みたいだし、実際どうなのか確認しとくべきだろこの際」ってことで行ってみることにした。ナイロンというかKERAのお芝居にかなり飽きてきたってこともあるし、久々に足を運んでみようかな、と軽い開拓者精神を発揮してみた次第。あいかわらず洗練されてはいなくってバタ臭かったけど、十分に面白くはあった。笑えるネタ多し。食べ物を粗末にするからTV向きではないけど、TVじゃないからねえ。これを見ちゃったら、少なくとも安達祐実の「オズの魔法使い」は全くといっていいほど必要ないだろう。それほどまでにドロシー役(?)の宝生舞はキュートであった。片桐はいりはマシーンにふさわしく鍛えたボディをしていた。なんのこっちゃわからんだろうけど、わかんなくたっていいじゃん、別に。気狂いどもがおりなす涙も感動もない下品なお芝居なのに、なぜか微笑ましく、不思議発見って感じ。ハマリそな予感はないけど、また行くね、たぶん。

7月8日/青山円形劇場
室温〜夜の音楽〜
作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演/佐藤アツヒロ、中嶋朋子、近藤芳正、たま他。よくできたお芝居(サイコホラー)だとは思うが、あまり楽しくはない。最近は現実社会であまりにも残忍すぎる事件が頻発しているので、フィクションの中で殺しあいが繰りひろげられてもねぇ…って感じ。魅力的な登場人物が一人も出てこない設定というのも、あまりに観客無視の実験が過ぎるというものではないでしょうかねえ。見ていて退屈はしないんだけど、だからといって爽快感にも欠けるわけだし、見てよかったのか、見なくてもよかったのかすら判断つかず…もやもや病にかかっちゃいました。それにしても中嶋朋子って口もと以外は可愛らしく、思いのほか小さかった。

6月30日/東京グローブ座
極楽とんぼLIVEY
ハズシてもまっいいかってくらいの軽い気持ちで行くことに。以前からこのコンビの単独公演を観たい気持ちはあったんだけど、確か前回までは全席自由の公演だったはず。自由席って、開場時間にちゃんと行かなきゃいけなかったり、ぎゅうぎゅう詰めだったり全然自由じゃないんでもうやんなっちゃう、ってことでずるずる行かずじまい…というのがこれまでのあらまし。ところが今回は全席指定席、しかもアクセス便利なグローブ座公演とのことで重い腰を上げたのでした。小劇場の2日間全3公演、チケット代¥3000ということで逆算すれば儲かりっこなさげなんだけど、NIFTYやらスカイパーフェクTVやらがバックについているってことで充分採算はとれてるのだろう。多忙中の合間をぬった公演ってことで、ちゃんと稽古ができてるか心配だったけど、充分な作り込み加減。限定3公演が幸いしてか、かなりエネルギッシュな舞台で、おもしろかったです。

6月24日/神宮球場
ヤクルト*阪神
これまでの対戦成績10勝2敗でヤクルトの圧勝。実質首位のヤクルトは、対巨人以上に弱いものイジメが得意だった。(ヤ)藤井-河端-島田-高津に対し、(神)谷中-吉野-葛西-弓長と多数の投手がマウンドに立つ打撃戦。浜中4号ソロ、ラミレス12号ソロ、エバンス1号2ラン、岩村9号ソロ、真中1号ソロと本塁打もたくさん。そこそこ面白い試合でよかったけど、阪神はまた黒星。ヤクルト逆転での今季初7連勝は、2番手河端がプロ3年目で初勝利というオマケつき。3塁側内野席てっぺんで踊って応援する阪神ファン(巨漢)を今年初目撃。阪神ファンの癒し系キャラとして、ずっと応援続けてもらいたいものだ。試合後、飲み屋「きばいやんせ」でヤマケンこと山本喧一に会う。「リングス出てる頃、試合(会場で)観ましたよ」と言うと「また戻ろうかなと思って…」と本気とも冗談ともとれる返答あり、大人の会話である。

5月18日/青山円形劇場
音楽の玉手箱2001「村上ポンタ秀一のデュオな夜第二夜」ゲスト仲井戸チャボ麗市。
ドラマー・ポンタがメインとなり、三夜連続(?)日替わりゲストを迎えて開催するという企画物。この日、私は週半ばにひいた風邪が一向に回復せず、イマイチ気乗りがしないというより不機嫌な状態で会場にヨロヨロとたどりつく。いつ来ても極狭な会場なのに今回は更に輪をかけて狭く感ずる。すり鉢状の底面部分に位置する舞台にドラムセットが3組も置いてあるんだもん。開演後、ポンタのMCで二部構成、チャボの出番は第二部のみということを知る。で、第一部は激しいのからささやくようなドラムスまでとり混ぜて数曲約30分。内容はいいんだけどね、激しいのオンリーにしてもらいたかったよ、こちとら咳こんでたりするわけだし。静かなときは気をつかいまくり。その後やや持ちなおして15分の休憩を経て第二部。これが実によかった。昔の曲や麗蘭のナンバーも交えて1時間40分。結果的に客を楽しませているんだけど、自分らがなにより楽しんでいる感がありあり。それにしてもチャボってRC解散後全然変わってないって感じ、若々しくて驚くね。ポンタも清志郎もチャボより学年下なのに爺さん入ってきてるのになぁ。終演後、ハッピーな気分を引きずって飲酒してから帰宅。

5月5日/アートスフィア
シティーボーイズミックスPRESENTS「ラ ハッスルきのこショー」
ソワレ。毎年この時期恒例のこの企画、シティーボーイズライブから改題し、作&演出も若手にバトンタッチ。久々に中村有志、いとうせいこうが客演で参加といった話題性もあるにはあるんだけど、昨年がメチャクチャ面白かったし、同日の別マチネも大当りだっただけにややマイナス査定って感じか? それでも、まあ行って良かった。

5月5日/スペースゼロ
AGAPE store VOL.4「BIG BIZ〜宮沢木材危機一髪!〜」
マチネ。このユニットの芝居は以前から見たかったにも関わらず、これまで来ずにいたことを少々後悔。それほどまで心底面白いと思えるお芝居だった。少なくとも現段階では今年いちばん。しかも最前列での観劇だから感激ものである。宮沢木材という税金対策の幽霊会社にかかってきた1本の電話から始まるサクセスストーリー(?)なんだけど、感動はまったくしない。全編とおして全くのコメディー作品。終演後拍手がやまずカーテンコールあり。気分をよくしていざ天王洲アイルへ。

5月4日/日比谷野外大音楽堂
MUSIC DAY 「K.M.C+1」
ラフィータフィーが前座、その後に若手バンド5組が続くという無料招待制の音楽イベント。清志郎を只見できるのならそれでもうオールOKっていう偏った考えを持って入場。そのため、ラフィータフィーが退場すると燃えつき症候群。結局、2番手のクラムボンの出番終了を待って退場。暖かい日の野音はごきげんだったぜ。休日の日比谷(ビジネス街)は閑散としているので、池袋に移動して飲む。

4月18日/日本武道館
ZERO−ONE真世紀創造U
招待券があるでもなし、身内が出場するでもなし、ああそれなのに自主的に自腹切ってプロレスを観戦するなんてホント久々だよお〜(うそ泣き)。メインイベントでタッグマッチながら三沢光晴と小川直也が初対決するってことで、行くことにしたわけです、はい。かなりいい感じの盛り上がりをみせ、面白かった。けど、この大会に限っていえば、それもこれもノアから参戦の三沢、力皇、杉浦、丸藤あとはUFOの小川がいたからこそ成立する話ってことになるでしょよ。

4月15日/本多劇場
ナイロン100℃「すべての犬は天国へ行く」
戸川純を客演に迎えた西部劇。「フローズンビーチ」で味をしめたのだろうか、出演者は女性ばかり。総勢20余人。誰が主役って感じでもなく(一応は犬山犬子か?)ストーリーは展開し、結果的に登場人物の大半は殺人事件で死んでゆくという、最近の日本をモチーフにしたような残酷芝居だった。その割に怖くはなく、ただ単にあと味の悪さが残るんだから救われない。部分的に面白い箇所も結構あるんだけど、全体に淡々としている印象は否めず。休憩時間含め約3時間は、ツボにはまれば短く感じることもできようが、個人的にはちと長かった。

4月7日/東京ドーム
日本ハム*西武
バックネット裏のメチャクチャいい席の招待券が入手できたので行った。肉眼で金森コーチの表情まで読み取れるなんて、予想以上の良席だった。先発は下柳(日)と帆足(西)。西武カブレラ(2本)、日ハムウィルソン&森本がHRを放ち、とてもたくさんの投手が登板する乱打戦。最終的には日ハムが逆転勝利した。ところで、この日今季初HRを放った日ハム9番センターでフル出場の森本選手は実は荒川区が産んだヒーロー。少し身近な存在だけに応援しよっと。

3月30日/東京ドーム
巨人*阪神(開幕戦)
君が代斉唱の藤井フミヤはどうでもいいからさておくとして、よかったよ始球式の川原亜矢子。いやね、始球式がよかったんじゃなく、川原亜矢子がいいって話。今まであんなにいいとは思っちゃなかった私の目はフシ穴でしたぁ。ぶらぼー、わんだほー。ってテンションあげてプレイボール。阪神側応援席(外野指定¥2000)に陣取った我々は、阪神先発・星野(昭和40年会⇒正確には41年早生まれ)が無事に初回を0点に抑えたことにホッとひと安心……するも束の間。2回に4点を失ってそそくさとKO降板。その後のリリーフ陣も同様に火だるま状態。唯一井川(年俸900万)が好投したのが救いか……救われてないよな。それにしても、いくらジャイアンツでも一試合で17点もとらねえだろよ。それにも増して阪神、これから反撃だって場面で、星野の代打にカツノリはないだろっつうの。士気が全然高まんねーじゃん。終盤、あまりにもヘタレな展開を受け入れられず、現実逃避のため暴徒と化したトラキチがいろんなモノ(主にメガホン、ペットボトル)をグラウンド内に投げ込むわ、投げ込んだつもりのヘルメットが届かずに一般客の顔をバコーンと直撃するわで、客席はさながらリオのカーニバル状態。バックスクリーン近くではポリ公と一部客の抗争もあり。広い意味で面白い試合でした。ホームランは矢野(T)と高橋(G)。勝利投手=上原。17対3でゲームセット。お立ち台は「オラぁ〜、しんのすけ」。

3月20日/赤坂BLITZ
AJICO「2001年AJICOの旅」

BLITZの2Fに腰掛けてゆっくり鑑賞。この上なくソウルフルでもの凄くカッコイイLIVEだった。アルバム1枚しか出していないにも関わらず、場つなぎ的なMCはいっさいまま怒涛のように演奏し続けて終幕。アンコールでちょこっと話していたけど、近況とかどんなツアーだったか等は聞けずじまい(そんなん別に聞かなくていいって)。流石にオリジナルだけじゃ持たないようで、カバーやらUAやブランキー〜の曲なんかも織り交ぜていたけど、それはそれでまたよし。マジでアルバムより良かった。それにしてもナゼか私の5人ぐらい隣に東海林のり子がいた。なにか事件があったのか?

3月10日/後楽園ホール
みちのくプロレス春の東京大会

従兄弟がメキシコから凱旋帰国して参戦するってことで急遽行くことに。相変わらずマスク被ってるんでどんな顔かわからないまま。不思議な血縁関係である。期待していなかったけど面白い大会だった。ルチャは理屈抜で楽しい。といいつつもまた行くかどうかは従兄弟次第だね。

3月3日/中山競馬場
toto売り出し開始の初日に競馬場行き。時代に逆行しているゾ、俺。メインはオーシャンステークス。「なんだそれ?」って感じにどうでもいいレース。しかし競馬場に行くのは久々だったけど、思っていた以上に閑散としていた。すっかり金の亡者の掃き溜めと化していた。しかも一個も当たんねーでやんの。行かなきゃよかったとまでは思わんけど、行く必要は全然なかった。

2月20日/本多劇場
劇団そとばこまち「友情しごき教室」
同劇団のお芝居を観るのは初めて。なんでも3年超ぶりの本公演ということで、期待できるやもって気分で行くことに。と、思いたったのは公演開始直前のこと。チケットはぴあでは買えず(完売)、ロッピーで購入。大爆笑とはいかなかったが退屈しない程度にクスクスって笑えるお芝居、面白いっていえば面白かったんだけど、物足りないっていえば物足りないかも。行ってよかったわけでも、行って損したわけでもないって感じ? 微妙。ハム会社とネットカフェの二場面が交錯するストーリー展開は、IT関連の話題盛沢山。パソコン音痴には「なにがなにやら…」って内容だったかもしれない。

2月10日/住友ホール
山藤章二の似顔絵新世紀トーク

塾生の義務として出席(一応ね)。場内は空席結構あり、マニアックな濃いめの客多し(かつ年齢層高し)。一般的な人気はさほどでもないのかな? 少々場違いな感じを持ちながら受講。今まで似顔絵塾ってナメテかかってる部分があったけど、奥深いのね。歴史の長さと層の厚さを痛感したよ。面白く、ためになるイベントだった。終演後、2次会みたいな場も設けられていたけど、用事がありそちらはパス。あらかじめ教えてくれればどうにかしたのに、いきなり言うんだもんなぁ。で、ややあって、その夜は最終的にヒットで飲む。マスターから「こないだお店にモバイル機持ってきたお客さんがいて、ここでHP見ましたよ」と、現在機能停止中の飲み屋情報の話題をふられる。リンクをはずしただけで、データは残してあるから、検索エンジンの使い方いかんでは文字通りヒットするっていうのがバレテーラ。さて、どうしよう。

2月8日/渋谷公会堂
ザ・スライド・ショー6前夜祭in渋公

久々に大盛況の興行に足を運んだって感じ。ダフ屋が値引き販売してないイベントなんて、ここんとこ珍しいもんね。年末の陽水のBLITZでさえ値引き売りしてたくらいだから。で、ここから本題。ゲスト水野晴郎(ほんの一瞬)、おみやげは金太郎飴(どこを切っても伊藤さん&カエルの2本)。相変わらずスライド・トーク以外の部分でもこれでもかってぐらいの大サービスぶり。行ってよかった。毎度ながらくだらないイベントなんだけど。11月にはいよいよマジで日本武道館進出とのこと。「ぜひまた行かなきゃ」と思った次第。

2月4日/紀伊國屋ホール
KOKAMI@network
「恋愛戯曲」追加公演
山荘が舞台っていうのは昨年暮れに見た竹中直人の会と同じ設定。携帯電話が圏外もしくはつながりにくい場所ってことらしいが、かぶってるってことは安直ともいえるのかも。いいキャスティングのお芝居ではある。主演の筒井道隆&永作博美はいい、どちらもいいんだから。ただ、肝心の戯曲が肌に合わず。なんかシュミレーションゲームみたいな感じ。暗転多数というのも個人的に嫌いなパターン。満員ではあったが遅刻者多数。なんで遅刻してくるかなぁ、と毎度のように思う。

1月30日/本多劇場
オリガト・プラスティコ「カフカズ・ディック」

「変身」で知られる作家・カフカが主人公のこのお芝居、結構面白くはあるんだけど、舞台上のライティングは控え目で、全体に淡々としたストーリー展開。体調万全な日に観たからよかったものの、寝不足だったりした日には、100%爆睡しちゃってただろうね。当日券で入場したにもかかわらず6列目をゲットできたんだけど、素直に喜べない状況。というのも後部座席は空席がかなり目立ち、すきま風ピューピューなんだもん。演劇界はますます冷え込みが厳しくなってるような気がする。招待客とおぼしき芸能人を多数見かけたりするあたりも実券の売れ行きが芳しくないことの証明なのかしらん。観劇後に入った焼き鳥屋までが舞台関係者だらけ(KERAもいた)だったというのには驚いた。

1月28日/東京ドーム
全日本プロレス

タダ券(買ったら1万円の1Fスタンド席)が入手できたから行った。試合はともかくスタン・ハンセンの引退セレモニーは見ておきたかったからちょうどよかったのだ。どう見ても満員じゃないんだけど主催者発表によると6万人近い客の入りで超満員だったらしい。嘘も方便ってやつか? なぜにドーム?と首をかしげることしきりのこの大会なんだけど、興行収益は黒かなぁ(招待客ながらちょい心配)。というわけで、どうでもいいカードがそろった5時間超の興行の中にあって、渕vsライガーは面白かった。