2003年 このLIVEへ行った。 【BACK】
12月27日/さいたま市民文化センター
みうらじゅんの青春ノイローゼでショー
インターネットラジオ局「BARKS」で放送中の「みうらじゅんの仮性フォーク」の別名イベント。フィルムならぬカセットコンサート。ゲストに山田五郎、泉麻人、大槻ケンヂら。予習(事前にネット放送を聴いといただけなのだが)が功を奏して楽しめた。くだらないけど面白い。若いって素晴らしい。感動は皆無。
| 12月22日/新宿ロフトプラスワン スナック・リリーEXTRA12!! まったくもって性懲りもなく行ってみた。久々のスナック・リリー。このところの人気高騰で事態の収拾がつかなくなったことから、今回初の試みとして、ローソンチケット予約センターで前売り券(600円=安すぎる)が売り出されることになったとか。となれば、かえって私にとっては好都合。発売後即完売とはいえ、経験と実績でどうにかなるのである。正規ルートでゲット。ゆるく長いイベントではあったが、相変わらず楽しい企画である。それで人生について考えさせられる、深みもある。一般メディアには載らない話や載せられないネタがてんこ盛りのオールナイト。サービス精神旺盛で男気があるのは嬉しいが、料金は1500円ぐらいにしても全然いいんじゃないかな(それにしても安いけど)、と少し気をつかってしまうほどに密度が濃かった。 |
12月13日/PARCO劇場
志の輔落語Vol.8〜新古典の世界〜
新作2本、休憩挟んで古典1本。演出上のゲスト(エキストラ?)はいるにせよ、基本的にすべて志の輔一人が舞台で芸を披露する落語会である。エンターテイメント性に富んだお洒落な落語会だと思った。寄席や落語会はお洒落とは無縁な位置づけだと思っていたので、目から鱗。要はやりようなんですね。志の輔の高座を観るのは初めてだが、「師匠で家元の談志がところどころに混じっているよなぁ」と思う。好きこそモノの上手なれってことか? ともかく面白かったのでなにより。帰りがけロビーで文庫本『古典落語100席』を買い、豆乳をいただく。
12月8日/クエストホール
イッセー尾形2003年冬の新ネタinTOKYO
このところ著しく精力的な活動を続けているイッセーさん。昔から得意にしていた浴衣をまとって演じるオッサン姿がジャストフィットな年代に突入といった印象を受けた。老いとかではなく、円熟とかのいい意味でオッサンがはまっている感じ。大晦日の家族ネタ、女性ミュージシャンネタが特に面白かった。不平はなにもない。
12月2日/日本武道館
エリック・クラプトン
当初の予定にはなかったのだが、急遽、義理で足を運ぶことになった。ずいぶん以前に行ったクラプトンのLIVEin代々木には“やっつけ仕事”という印象を強く抱いていただけに、同日東京ドームで開催のタトゥー程度の期待度で会場入り。ではあるのだが、蓋を開けてみると全然もうこれが実にいいLIVEであった。いい意味での裏切り。やればできるじゃんの2h。これで1勝1敗か。帰り、会場近くの飲み屋で看板まで飲む。初めての店だったけど、なかなか好感の持てる飲み屋だったのが嬉しい。帰りがけ、店員に「今日は武道館だったので寄りましたが、九段下には最近滅多来ないんですよ。でも、また来ますね」と社交辞令を述べたところ「誰のコンサートだったんですか?」と質問返しされる。「エリック・クラプトン」と正直に言うと「横文字は僕、よくわかんないんす」だと。「横文字といってもCCBみたいなもんですよ」と適当な思いつきで酔っ払いトーク。すると
「おっ、ココナッツボーイズですね」 と即答される。夜空の下、クラプトンの知名度もまだまだであることを思い知る。
| 10月31日/新宿末廣亭 特別興行【昼の部】鶴瓶寄席、【夜の部】なんだか楽しそうな寄席 忙しい月末に仕事を休む。ナゼなら「この日の指定席チケットが昼夜ともにとれたから」理由はそれだけだ。小朝プロデュースによる鶴瓶を柱に据えた豪華2本立てである。この夏、しばしの休業期間を経て改装した新生・末廣亭、足を踏み入れたのは今回が初めて。座席がふかふかシートとなり、これまで共同便所だったのが男女別々に振り分けられていた。それだけの改装なのだが、ずいぶん見違えた。今後、ちょくちょく行きたくなったね。モチベーションは高まりまくり(嬉)。昼夜とも2階を開放していた上、立ち見客多数の超満員。聞くところによると、正月興行でもなければ、こんなことはないらしい。立ち見客の中に爺婆が多数いるのは少々申し訳ないが、それとて自分で選んだ道。ふかふかシートに座っていられる喜びを実感す。落語界の軋轢があって普段は末廣亭に上がることが許されていない落語家(例:立川流一門)にも門戸を開放したまさしくお祭り興行。実にいい催し、行って正解。昼の部は正統派、夜は邪道(落語家の大半が色物を演じ、風間杜夫や矢崎滋が落語を演じる)という色分けもあり、長時間ながらも飽きずに楽しめた。小朝の曲芸、こぶ平の義太夫などは、ヘマした部分でどっと沸き、昼の部のみの出演であるはずの川柳が夜の部にも酔っ払って上がったりして、なんでもありではあったが、夜の部のトリ、喜久蔵が最高に面白く(「彦六伝」という師匠ネタ)、余計に締まった印象強し。 |
| 10月23日/新宿ロフトプラスワン ブロンソンズ主催「チャールズ・ブロン葬」 世間的には日本シリーズ真っ盛り(この日は第4戦)なのに、私的にはみうらさんウィークである。とりあえずにわか阪神ファンらしくタイガースが3対1でリードってとこまで確認し、安堵しつつ会場入り。田口トモロヲ&みうらじゅんのユニット、ブロンソンズは初見だが、バラでは2人とも見た事あり。トモロヲ氏は15年ぶりくらい、みうらさんは4日ぶり。長く生きればこその落差である。そして、生きていればヒトは必ずいつか死ぬ。そんなブロン葬すなわちチャールズ・ブロンソン、メモリアルナイトなのである。幼い頃の記憶を辿れば、マンダムのCMしか思い出さない、そんな故人への思い入れ具合なのだが、客層は私なんかよりさらに若いからいいのだ別に、どうだって。思っていた以上に本格的な仏式の葬儀が催された後にスライドトーク。ネタこそ違うが、みうらさんは誰と組もうが(たとえ一人でも)やっていることは大差ないのである。焦点がしぼれていたこともあり、数日前の勝手にジャパンツアーより数段面白かった。キャパは小さいけど密度濃し、って感じ。行ってよかった。イベント終了後、金本サヨナラ弾を伝える実況が歌舞伎町の街に流れていた。楽勝かと思いきや、井川ってば崩れちゃったのね。とはいえ、なかなかいい夜であったことには違いなし。 |
「うーん、マンダム」で合掌 |
10月19日/中野サンプラザ
みうらじゅんの勝手にJAPAN TOUR2003
ツアー最終日。2時間半ノンストップ、怒涛の5部構成イベントである。 第1部「天狗レンジャーショー」、第2部「スライドショー」、第3部「勝手に観光協会LIVE」、第4部「ゆるキャラショー」、第5部「上州の風」。安斎さんの出番は第3部と第5部。おみやげの天狗レンジャーフィギュアはなかなかいい出来栄えだったけど、正直いって第1部はなくても支障なしだった。逆に欠かせないのは、やっぱスライドショーか。突出して面白かった。
10月11日/日比谷野外音楽堂
YO−KINGワンマンフェスティバル
この会場なら夏にやっとけよ、とは思うが、寒くはなかったので、結果オーライか。アンコールの途中で小雨が降ってきたのに、ほとんど濡れずに済んだのもなによりである(終演後間もなく土砂降りになったし、30分あとにずれていたら確実にびしょ濡れだった)。真心時代も含め、昔の曲もたんまりと披露された2時間半。じつに楽しかった。毎度のことながらMCは緩いながらも冴えていた。
10月4日/SHIBUYA-AX
in the city TOKYO 2003 Supported by NESCAFE “あいのうた”Produced by 小林武志
出演/SALYU、MY LITTLE LOVER、YEN TOWN BAND【登場順】
それにしてもなぜ今、昭和と21世紀の間の香り漂うこんなイベントを開催するのか、その辺の事情は全然わからないのだが、とりあえず¥タウンバンドを見てみよう、ってことで行ってみた。SALYUは、UA系の歌姫路線を狙っているのだろうか、そんな気はしたけど、別にカッコよくはなかった。マイラバは1stアルバムのみ持っているが、最近どうしているかは知らないし、興味もない。案の定、1stのときがピークだったようで、知っている曲が何曲も聴けた。壁際の客(大柄の男)がひとりだけノリノリなのがウザかった。で、お目当てのバンドがトリを務めたのだが、グリコことCHARAは以前見たときにも増して、声が出なくなっていた。致命的な問題ではなかろうか? 残念である。昔、野音で初めて見たときは「これはいい!」と思ったんだけど…なぁ。
9月30日/内幸町ホール
すわ親治 ひとりコメディ3「地球へ、いいわけ三昧」
脚本・演出=すわ親治&故林広志。ドリフの元付き人にして、今なおコメディアンとしての活動を続けるすわ氏のひとり芝居。お笑いの舞台にしては観客の年齢層は少々高めか? 良くも悪くもドリフを引きずったいい大人が集合したのかもしれない。バーのカウンタ内の酔客に扮した「ミルク82」がいかにもオリジナルで面白かった。昔のネタなのか? よくわからんけど、82年のネタだとしたら、鮮度は落ちていないような気がする。帰りがけ、売店で売られていたゆるい雑誌を買ってみる。これがなかなか面白かった。
| 9月25日/東京ドーム 日本ハムvsダイエー またしても日ハム戦。レフト側のダイエー応援席は立ち見も出る超満員。一方、日ハム側は立ち見こそいないが盛況な入りではあった。いずれにせよ、来年以降は、東京はおろか本州ではそうそう見ることのできないとっておきのカードである。今のうちに瞼の裏に焼き付けておくのだ。この試合の開始前、ダイエーの優勝マジックは3。今年は阪神もマジック3のタイミングで観戦した(そしてマジックが2に減った)。そういう年なのだ。ダイエーとて同じなのである。和田の好投と松中の2発でダイエー圧勝(5対1)。阪神に続いて、マジックを2に減らした。これにて日ハム観戦ツアー終了。では、さようなら。 ダイエー/和田、篠原
日本ハム/金村、清水、桜井 本塁打/松中25号(ダ)、柴原4号(ダ)、松中26号(ダ) |
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ゲームセット直後はバックスクリーンにサッポロ | |
| 右上の白装束集団はもちろん合唱団 | 右翼・柴原は観客の頭の上が定位置 | ||
9月23日/鈴本演芸場−夜の部−
古今亭菊之丞真打昇進披露興行
季節の変わり目、急に寒くなった途端に風邪を引いてしまった。昔から風邪には菖蒲湯がいいとか、葱巻いて寝るのが効果的とか言われるが、他人にうつすが精神的にはBESTである。というわけで、おめでたい記念興行の寄席に出かける。ウィルスをまき散らすのだ。けど、「古今亭菊之丞って誰?」だったりする。業界的には「30歳になったばかりのスピード出世の真打誕生に乾杯!」だろうけど、一般的な知名度がいまいちであることは否めない。今更だけど、プロレス同様、テレビから演芸番組が低い扱いされるようになったことが災いしている部分も大きいのだろう。正直なとこ、ひろし順子が見たかった。風邪をおしてまでわざわざ出かけたのは、そんな衝動に駆られたからである。申し訳ないが、主役目当ての客ではない。寄席でいちばん大事なのは、肩書に関わらず面白いことである(興行的に見れば客が呼べることか?)。しゃべり慣れているだけでツマラナイのは悪ですらある。真打の肩書を持つ人の中にも明らかにツマラナイは人はいる。今宵の演者で面白かったのは、ペペ桜井、志ん弥、馬風、ひろし順子、金馬、圓菊(敬称略、登場順)。主任は大任を任されて余裕がない感じ。ツマラナイわけではないが、毒気がなく型どおりといった印象を受けた。
| 9月17日/東京ドーム 日本ハムvsロッテ 先週のオリックス戦に続き、今宵はロッテ戦。さよなら日ハム応援企画を続行なのだ。外野席に限っていえば大入り、特にレフト側は超満員。先週の客入りがショボかっただけにギャップにちょっと驚き、そして少し安堵する。実質的消化試合とはいえ、まだまだ熱いぞ、パていうかロッテファン。無駄に元気だ。試合観る以上に応援観てるのがなんか楽しかったりする。場内のボルテージはオリックス戦の比ではない。とりわけピョンピョン縦ノリのリック・ショートへの応援がやたらにアクティブで、個人的には気に入った。これだけ熱いファンに支えられているのだからロッテには近い将来、ぜひ優勝してもらいたい。可能であるなら千葉ってことで掛布を監督に招聘して集客力UPも兼ねて…などと妄想混じりに今後の構想を描く俺。日ハム応援席にいながら心はロッテに奪われてしまった。来季であればとりあえず3位に食い込み、新規導入のプレイオフで逆転ってパターンならあり得るだろうよ、ロッテの優勝。実現した暁には、ファンには千葉の浜辺から太平洋への入水をどんどん敢行していただきたいものである。 ※この日の結果/12対5でロッテの勝ち。 ロッテ/清水直、藤田、シコースキー、川井 日本ハム/桜井、武藤、清水、関根 本塁打/渡辺正6号(ロ)、サブロー7号(ロ)、木元12号(日)、上田4号(日)、フェルナンデス27号(ロ)、サブロー8号(ロ) |
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| ロッテファンは熱くて温かい。それにしても“ドーム”と“どうも”を引っ掛けた駄洒落センスってどうなのよ? | ||
| 9月11日/神宮球場 ヤクルトvs阪神 米国で起きたハイジャック・テロ攻撃から丸2年のこの日、お月様まんまる十五夜である。が、しかし、綺麗には見えない曇り空。時折、遠方で雷がビカビカ光っているのがかなり不気味でもあった。それにしても冷夏だった割に、ここに来て残暑厳しい。ビールがたまらなく美味い…野球観戦日和であることを喜ぶべきか。試合開始時点で阪神のVマジックは3。生憎、この日の優勝決定はないのだが、それでも場内のほとんどが私のようなニワカを含む虎ファンで埋め尽くされていた。先発はヤクルトが石川、阪神が下柳。「石川は同郷だから負け投手にはなってもらいたくないなぁ」などとこの期に及んでそんなことを頭の片隅で思っていたのが災いしてか、阪神勝てず。4時間48分の死闘の末12回、7対7のドロー。長くて疲れたが、ダレることもなく文句なしに面白かった。阪神は五十嵐亮太のアクシデント降板後、追いついたのが大きい。ヤクルトの必勝パターンが崩れた格好。試合終了後のマジックは1つ減って“2”。 阪神/下柳、藪、リガン、石毛、安藤、ウィリアムス ヤクルト/石川、成本、石井、五十嵐亮、佐藤秀、山部、山本、高津 本塁打/アリアス33号(神)、城石4号(ヤ)、岩村11号(ヤ)、ベッツ15号(ヤ) |
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世界少年野球大会で優勝した日本代表チーム(左下の赤帽)が観戦していた。 |
| 9月8日/東京ドーム 日本ハムvsオリックス 先発はハム・金村、青・牧村。もはやペナントの行方など無関係の両チーム。それゆえ来場者は純なファンかよっぽどのモノ好き(俺の場合は後者か?)しかおらず、寂しい限りの客入りだった。2回ブラウンのソロ弾でオリックスが先制するも、3回にすぐさま連打で同点、5回には主砲エチェバリアの3ランで突き放す日ハム。その後、葛城ソロ(オ)、オーティズ2ランなどがあり最終回に1度追いつかれはしたが、終始ゲームの主導権を握っていたハムはその裏、勢いを渡すことなく5対4のサヨナラ。終わってみれば、エチェバリアが全得点の5打点を叩き出してのお立ち台。ファインプレーも多かったし、全体に締まったいいゲームだった。今年のプロ野球公式戦、やっと応援してるチームが勝利した。全敗せずにとりあえずよかった。来年につながる(ハズの)1勝である。 ヨシ君観察記:オリックスのヨシ君(船越英一郎似)は野球選手にしては小柄だ。会見とかではさらに小さい前人未到人間が横に引っ付いていたりするからでかく見える、そんなちゃちなトリックを使っているのである。センターの守備につくたびに「ヨシトモー考えなおせー、今ならまだ間に合うぞー」と野次られていた。ここまでは少し笑える。しかし、「♪嫁さん(正確には婚約者)不細工ぅ」とあまりにストレートに歌うのはいかがなものか。こんなヒト気のないだだっ広い空間じゃ、確実に本人の耳に届くだろうに。関係ないけど、ハムのマスコット=ファイティーは今年でお役御免らしい。そんなファイティーはペン太君にちょっと似ている。この試合を観戦した後日、世界柔道をTVで観ていたら、ペン太君のCMに出演している某選手の出番にこの選手はピンク色が好きとアナウンスされていた。宣伝タイアップの実況なのか? |
9月1日/浅草演芸ホール
働くのを返上して、遅い夏休み。昼前に上野の金券ショップに足を向ける。「あったらいいな」と思っていた浅草演芸ホールの招待券が売られていた。しかも900円、安い。すぐさま買って銀座線で移動。ここの演芸場は初めてなので、期待より不安のほうがずっと大きかったのだが、広さ・設備ともに理想的のように思えた。そういえば小汚い演芸場の代表格である新宿末廣亭は改装のため短期間の休業中だとか。その一方で、上野の映画館は二館閉館した。このご時世、逆風に立ち向かっている感の強い演芸業界だけに、応援したくなるというのが人情だ。正規料金を払わないケチな客の分際で偉そうなことを言える立場にはないが…。昼の部の主任は三遊亭歌之介。前にも池袋の寄席で見た事があるお人だ。どうでもいいくだらない話を延々としていたのが印象深い。なとど回顧していたら、この日も同様にくだらない話だった。雑談ぽい漫談、明らかに落語ではない。面白いから別にいいのだが、トリの威厳はまるでなし。昼夜入替なしなので、ずるずると夜の部にも居座ってたら林家いっ平が出てきた。テレビ的にはこの日の出演者の中ではいちばん売れているといえるだろう。さすがに手馴れている気はしたが、面白くはなかった…思ったとおりである。お笑いに限ったことではないのだろうが、大事なのは血より才能、そういう所か。7時間も観てた疲れが一気に出たので、彼の出番終了を待って途中退場。
8月31日/青山円形劇場
笑福亭鶴瓶落語会 夜の部
昔、同じ会場で観た「鶴瓶話」(トークライブ)は、ハートウォーミングな演出がイマイチ好きになれなかった。以後、「鶴瓶話」からは足が遠のいていたのだが、今回は落語なので行くことに。前座に笑福亭銀瓶、笑福亭笑瓶。主役の鶴瓶のみ二席(「宮戸川」「子は鎹」)披露。鶴瓶の面白さはいい人を気取ったときより「俺、頭おかしいねん」となったときにこそ本領発揮となる、といえる。その点でいえば、黒さが色濃く見られた今回の落語会における鶴瓶は間違いなく私の思う面白い鶴瓶であった。唯一残念だったのは、一番弟子・笑瓶の創作落語が素人の作ったような低レベルのネタだった点(面白くなかった)。テレビ的に一時売れ、いまなお消えずに活動しているのを成功だとすれば、彼を評価することもできようが、つまらないものはつまらないのだ。今後も「鶴瓶落語会」は継続されるらしいが、その点が是正され、前座陣が強化されるのなら、また行ってみてもいいかな、とやや高飛車に思った次第。
8月22日/なかのZERO小ホール
浅草キッド「お笑い男の星座祭り夜の部」
ナビゲーターが浅草キッドならそれだけで面白いっしょ、と軽い気持ちでチケットを押さえたら最前列の中央近くの席がとれた(嬉)。この夜のゲストは、プライドの怪人あるいは猪木の隣にいるキャップの男としてこのところグンと知名度をあげている百瀬博教氏(小池栄子フリーク)。アシスタントには微妙な人選のアレクサンダー大塚。力道山、石原兄弟、猪木、たけし、内田裕也らをはじめ、百瀬人脈は驚くほどに幅広く、根っこの部分では893にもつながっている。
しかもその関係者それぞれに各種エピソードを抱えているのだから、胡散臭いながらも期待以上に楽しいイベントだった。自分の弱さを盛んにアピールしてた百瀬氏だけど、基本的に太っ腹なトンパチ者。だからこそ、ハマった人からは酷く敬愛されるのだろう。言ってることやっていることは目茶苦茶でも、言葉遣いは丁寧だし偉ぶってもいないのでいいキャラに映るもの。刑務所に入ったり逃亡生活を続けたり…波瀾万丈な人生ではあるが、全然いいんじゃないでしょか、とさえ思えたね。
再びパクられることのないよう、ましてや消されたりすることのないよう…などと余計な心配をしつつも、「自分も勢いづけて生きられるようガンガンいかなきゃな」と翌日、翌々日と続けざまに走り込む。完全に迷走だ。そっちの方向性を追求してもボチボチしかいけないのである。
8月17日/クエストホール
イッセー尾形クエストホール15周年祭り
今更さらながらではあるが不況である。景気の低迷が長引いて改めて気づくというか思うのだが、こういうご時世にはもはやテメエ勝手な理由でしかない付加価値をウリにしようとする輩が増えてくる。そんな15周年、そんな祭りでは…断じてない。かつてジャンジャンで演じた演目からの再演だからこそこのタイトル。台本そのものもかなり手直ししたとはいえ、鮮度がピチピチなのは素晴らしい。この目まぐるしい時代にあって、とりわけコメディでこれだけの鮮度を保持できるなんて。デビュー間もない弾き語りの若手歌手・タカヤマタカオを演じた最後のネタが特に面白かった。行った甲斐あり。
8月15日/スタジオドリームメーカー
舞台も踊る大捜査線ザッツ!!スリーアミーゴス
「踊る大捜査線2」は「OD2」と略すらしい。織田裕二もOD2と略すか、このさい。前日、駆け込みで映画「OD2」を観たのはこの舞台を観るための予習であった。それを受けての観劇なのだが、客層は芝居好きのそれとは明らかに異なるムード。大して面白くもない場面で笑う笑う。皆、OD2フリークなのか?フジテレビ好きなのか?よくわからんが。一時間足らずの分かりやすいコント仕立ての芝居は、レベル的にはバカ殿と同等か。おそらく本編をDVD化するときのおまけ映像集としてパッケージ販売されるであろうと邪推するがどうだろう? 驚いたのは、現実とフィクション(OD)の境目を失った妄想客も少なからずいた点。終演後に催されたトークショー内の質問コーナーで「いちばん好きな自分のセリフを教えてください」とかいうまともな質問に混じり「皆さんは若い頃、どんな刑事さんだったんですか?」との問いがあったりして、ちょっとというかかなり面喰らった。よくいえばピュアなのだろうが、紙一重であるような気もするよ。
8月9日/浅草雷5656館ときわホール
立川流20周年 浅草名人伝説3 談志・ブラック・なぎら健壱
前座にブラッC、おまけに左談次。日本列島に台風直撃の中、初の雷5656館ですよ。ネーミングだけとってみればばっちりのタイミングなのかもしれない。2階の最後部席とはいえ、推定キャパ300程度の狭いホール。結果的にはよく見えた(なりよりだ)。晴天ならばついでに久々の浅草見物もしたかったのだが、生憎の悪天候。そのため、寄り道せずにまっすぐ会場に向かったのだが、目的地にたどり着くまでに3度も傘をオチョコどころじゃない状態にする。マジで骨が柄に対して180°開脚なんだもん。見ため的にもうダメかと思った。でも、ファミマで買ったデカめのビニール傘は奇跡的に無事。丈夫なのねん。そもそも今回の催しは、なぎらさんのネタが聞きたくて行ったようなモノである。そして期待どおりに素晴らしかった(嬉)。人々のハッピーを望んでいるような偽善的な笑いは一切なし。放送できないネタばかりというのはある意味妥協を許さない頑なな姿勢といえるし、逆に好感が持てるというか信頼できるのような気がした。それに比べて家元は、万全からは程遠いコンディションのご様子。芸風が芸風だけに痛々しいのはちと厳しいか。初見のブラック師匠に対しては、もっと狂気に満ちたイメージを勝手に抱いていたのだが、そのイメージは結構まともで人望の厚いかたなんだろな、というのに変わった。たまにはこういうディープな催しもいいものである。プログラムに紹介された店にも行ってみるべきだな、とも思う。
| 8月6日/神宮球場 ヤクルトvs阪神 有給休暇で昨夜の仕切りなおしである。前夜の酒が抜けず、スポーツジムへ行き、5キロ走る。気分すっきりの状態にはちと遠いがかなり持ち直す。「また今日も飲める」と確信する。先発はヤクルトがスライド登板のルーキー高井、阪神はローテーション通りのベテラン下柳。阪神が得点すればすぐに追いつかれる嫌な流れは、中盤に逆転を許して案の定なパターン。結果的に古田の2発にしてやられる。赤星のプロ入り通算第2号HRが飛び出たり、久保田や薮までくり出した豪華リレーを観ることができたのは嬉しいのだが、結果が伴っていないのは残念至極。7対3でヤの先勝。 【番外編「このLIVEには行けてへん」】 8月5日/神宮球場 ヤクルトvs阪神 にわか虎ファンだから、TV観戦じゃモチベーションがさほど上がらない。ならば球場に足を運ぶのだ。しかもどうでもいい話なのだが、ベッカムとニアミスなのである。この日は隣の国立競技場でレアル・マドリードがFC東京と親善試合を開催なんだって。そんなことより、阪神が勝てば星野監督通算900勝っていう縁起のよい神宮球場のほうが全然注目すべきカード。出発前にラジオで確認したところ、先発は高井(ヤ)とと久保田(神)の両ルーキーが発表されている。そんなフレッシュ対決に期待で胸をふくらまし、外苑前に6時前に到着。そしたら、駅員が「えー本日の神宮球場の野球は雨で中止となりました」とアナウンス…ガックシなのである。仕方がないのでタクシーで新宿に出て、3軒ハシゴ。この夜、行動を共にした4人全員が泥酔し、てんでバラバラに帰路に着く。 |
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8月2日/日比谷野外音楽堂
GONTITIの夏祭り
結成25年のアニバーサリーイベント。ゲスト多数<高中正義・原田知世・テレサ・ブライト(fom ハワイ)・中納良恵(from
EGO-WRAPPIN')・朝崎郁恵(奄美島唄)>。突発的に行きたくなり、直前でチケット購入。完売であるハズの指定席券が何故か買えた。おまけに梅雨が明けたばかりでいい天気(嬉)。いいことずくめである。やっぱこの時期の野音は天気に恵まれさえすれば最高ッスよ。開場&開演時間が遅れたマイナス面も補って余るほど楽しいLIVEだった。エゴラッピン単独にも行きてぇ…と思ったのが予期せぬ収穫。
8月1日/本多劇場
ウーマンリブvol.7「熊沢パンキース03」
それにしても凄い人気なのね。「今回はゲットできそうにもないな」と珍しく弱音を吐きかけた俺ではあったけど、なんとか正規ルートで入手出来。ま、今年の阪神戦のチケット同様、諦めなければなんとか最終的には格好がつくというものだ。諦めるのがいちばんよくないっていうか、皆が諦めるからプラチナチケットだってとれるという寸法よ。諸事情によりケツと腰が痛くなるも内容は無いよう…なのにいいようって感じにユーモア(?)がふんだんに盛り込まれていて、非常に下らないんだけどおおいに楽しめた。8年ぶりの再演とはいえ、初演は観てない。∴充分新鮮よ。北海道の牛が鍵となるお芝居っていうのは前回同様なのでしょか?狂牛病を連想さすし、ちょっとそこら辺は別な動物をチョイスしてもよかったんじゃないかと思ったりする。帰りがけに寄った飲み屋でラム食いながら「ラムだっちゃ」とかならユーモア台詞に使えんのにね、って具合に。夢も希望も感動もなくたって「そういうあざとい安易な路線のはここでは無しってことでいいんじゃない」っていうふうに感じた次第。
7月7日/紀伊國屋ホール
第9回 寄席山藤亭(夜の部)
企画:山藤章二。主演:イッセー尾形、三遊亭小遊三。立会人:高田文夫。進行:林家たい平。通りすがりの参加者:ヨネスケ。イッセー氏は落語のようなもの(印象落語)と漫才師役の一人芝居を、小遊三師匠は落語と形態模写(元プロ野球選手<古>)をそれぞれ披露。前者は一人芝居のほうが全然よく、後者は江川のランニング模写が印象に残った。山藤氏は観客席で舞台を観ていたが、壇上には上がらず。年に一度の年寄りの道楽といってしまえばそれまでかもしれないが、企画者本人が観たいものを企画しているような節が見受けられた。実に贅沢な趣味のような催しである。楽しくもあり、羨ましくもあり。
| 7月6日/角館町町民球場 第10回40年代別野球大会 野球は観る者に夢と感動を与えてくれる。しかし、この日のゲームに関しては、その大部分がまったく抜け落ち、ほとんどが笑いによって構成されていた。例えるならば、総合格闘技に対するみちのくプロレスの位置づけみたいなもんか。強くはないが面白くはある…それがみちのく草野球なのである。トンネルや落球、振り逃げといったお約束はいうに及ばず、日頃の運動不足がたたってか、三塁打性の当たりがシングルヒットになったり、スライディングしたランナーが穴掘ってたり、控え選手が「俺はいいよ…」と試合に出たがらなかったり…。私の稚拙な文章力ではとても伝えきれないのが残念だが、とにかく理屈ぬきに先の読めない展開であった。夢も感動もないけど、生きる勇気(「虫ケラだって一生懸命生きている」という意味で)はもらったような、癒さたようなそんな気分。野球の底辺はここ東北にありってか。ともかく、今年の私は野球観戦すれば応援するチームがことごとく負けるいやーな流れの中にいる…って話は以前にも書いた。そしてこの不愉快な記録は私の幼なじみ達によってこの日ストップと相成った。2回戦で敗退しちゃったけど、40年会(へビーズ)の初戦突破は喜ばしい限り。正直、この勝利に対しては前日の宴よりも心から「おめでとう」といえる心境よ。 |
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まるでケビン・コスナーが作ったような自然豊かな球場。 |
ランディ・ジョンソンより白い肌の投手をあえてモノクロで公開。 |
![]() マンガみたいな試合だったのである。 |
![]() 奇しくもこの日、オリックスの日曜連敗もストップしたのだった。 |
6月4日/東京ドーム
日本ハム×近鉄
今年の私は、野球といえば巨人戦ばっか行ってて、しかも確実に巨人の勝ち試合を見せつけられている。そんなもん、見たかないのに。どうも悪い流れに乗ってしまっているようだ。大リーグの日本開幕戦が中止となったあたりからこの悲運は続いているのかもしれない。ここは一つ、流れをいい方向に変えるべく、いざ日ハム戦。入場前、巨人戦では絶滅したダフ屋に声をかけられる。こっちが全然乗り気じゃないにも関わらず、「1000円でいいよ」「900円でいいよ」「800円…」と逆オークションまで始まる始末。無視して優待券割引1000円で入場。とりあえず現時点で打率トップの小笠原と阪神からトレード移籍の坪井(打率2位)あたりを応援するのだ。頑張れ!先発は変な投げ方の吉崎(ハム)と変な顔の門倉(牛)。どっちも知ってる人で良かったよ。結果、変な投げ方では変な顔に太刀打ちできずってことの証明なのか、3対1で牛の勝ち。またもや応援してるチームが負けてしまった。もはやこの連敗をストップさすには横浜かオリックスと対戦するチームを応援しに行くしか道はないのやもしれない。泥沼である。
6月1日/青山劇場
ホリプロ×ナイロン100℃スペシャルセッション「ドント・トラスト・オーバー30」
直訳すれば「30歳以上を信じるな」そんなタイトルのミュージカルである。ユースケ・サンタマリア、奥菜恵、井上順らが出演ってことで、テレビ、ラジオ、JR山の手線内などで盛んにCMを見聞きしたけど、興行的にはちょっと苦戦してるみたい。この日は休日公演なのにそこそこ空席あったし、加えて残りの公演では多数の割引券が出回っている様子だし…。自虐的なネタにもしていたけど、S席¥9500は高いよ、やっぱ。でかくて古くて見にくい劇場だし、音響もあんまよくねーし、ウリは宙吊りだけかいな。いろんな意味で集客できない要素がてんこ盛りなのである。休憩挟んで3時間半はそんな長く感じなかったし、つまらない訳でもないんだけど、私はこの言葉遊び主体のコメディには正直飽きちゃってるんだと確信する。井上順がヒットスタジオの司会やってた頃と全然変わってねー、というのが単純に感動的ではあった。奥菜恵は、思いのほか小さくて子供みたいだと思った。それだけじゃないような気もするが、書き留めておくべきこともないっていえばない。
5月31日/SHIBUYA−AX
YO−KING「IT'S MY ROCK'N' ROLL TOUR」
短い全国ツアーの最終日、東京公演。ゲストでフラワーカンパニーズが30分間ほど前座を務める。大まかな構成は、前座、1部、2部、アンコール。ロックよりむしろ演歌っぽい流れといえなくもない。けど、実にロックな内容で私はすこぶるHAPPYよ。1階立ち見だったら(しんどいので)行かなかったんだけど(ロックじゃないよなぁ)、幸いなことに“ぴあ”のコンピュータがいいかげんなオペレーティングをしてくれたおかげで、2階指定がゲットできた。だからこそ行くことにした。結果、シンプル編成のインディアンズは最高でした。1階が縦横斜に揺れているのを見て、2階にいられる幸せを噛み締めましたよ。ゆるくくだらないMCもまた健在。ツアー中に仙台でノアを観戦して菊地と握手したって言われても、どれだけの人が理解できたのだろうか? そのときの中途半端に伝わってない空気が変におかしかった。終演後、前日不甲斐なかった阪神が、最終回の猛攻で大逆転したことを知る…「昨日やれよ」と言いたいところだが、昨日の試合は河原が出なかったのでできない話なのである。台風一過だったけど、いい一日。「野音も行きてー」ともゆるく思う。
| 5月13日/新宿末広亭 夜の部 主任:橘家円蔵。この数日前に映画の優待券を購入する気まんまんでチケット屋に立ち寄ったときのこと。1200円で寄席の優待券が売りに出されていた。ジッと見つめていると「おいらを買ってくれよぉ」そんな声を発しているように思えた。どうやら心がそうとうに病んでいるようだ。酷い妄想である。ともかく、ついで買い。そいつを使って、開演一時間後ぐらいに入場しようとすると、入口付近は黒山の人だかり。社会科見学(?)の中学生from仙台…の団体客でした。彼らがいるおかげでなんかいつもの寄席とは違う健全な雰囲気。そんなムードに流されずにマイペースで楽しむ俺。中入り前には林家正楽師匠に今が旬の「阪神タイガース」というお題で、紙を切っていただいたりもした(嬉)。ちなみに中学生にいちばんウケていたのは代演で登場の漫才師=笑組。これまた渋谷のショーパブ以来の再見である。噂どおりの逆転ぶりで、ちょっとびっくり。円蔵さんは年齢を重ねて、たたずまいがすっかりお婆ちゃんっぽくなっていた。高座で本当に茶を飲むっていうのはどうかと思うが、なんでもありってことなのかもね。 |
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5月10日/東京ドーム
巨人vs中日
この日は客入りよし。見た目からも満員マーク。先発:木佐貫(巨人)&小笠原(中日)。今年の巨人は俺が観戦するとやたらに強い。勝利の女神的存在なのか?俺ってば。読売V2には俺が本当の意味で女神になるべきか?モロッコへでも飛ぶべきか?アンチGだからそんなことはしないんだけど。ともかくこの日、巨人が負ければ勝率が5割になる絶妙のタイミング、このままBクラスモードに突入してもらおうと思いつつ、中日応援席で観戦。しかし、期待はまたも裏切られ、ワンサイドで巨人圧勝、中日撃沈。清原なんか3ラン含む猛打賞だし、木佐貫完投だし、G二桁得点だし、どういうこと? しかし、大味な試合が勝ちパターンというのは、優勝チームのそれじゃないことは確か。所詮、先発が降板すればアップアップ。チーム状態が全然上向いちゃいないのはなによりである。
5月3日/フジテレビ22Fフォーラムイエロー
東京国際コメディフェスティバル 大川興業LIVE
前座で若手構成員(?)による漫才&ひとり芝居あり(2組目の漫才を除き面白かった)。本隊は思いの外、サービス精神が旺盛な団体という印象。安心して観ることができた。でもって、大川より江頭のほうが数段存在感アリという普通の結論に至る。そういえば、大川興業を観るのは十数年ぶり2度目である。その昔、渋谷のハンズわきにあったお笑い系ショーパブに(江頭加入前の?)彼らが出演するってことで、わざわざ足を運んだことがあったのだった。しかし、大川急病につき主役不在。「大川出せー!」と怒鳴る酔客(おもに俺)に対し、土下座で詫び、いつもより余計にやらさせていただきます的ノリで蝶々とかを演ずる他メンバー。当時に比べて過激パフォーマンスって面ではマイルドテイストに落ち着いて、しゃべり中心になっていた。が、中身的には面白かったから別にいいんだけど。もっと人気が出てもいいと思うが、そういう方向を目指していないのだろう、とも思う。
5月3日/フジテレビ22Fフォーラムレッド
東京国際コメディフェスティバル コージー冨田のものまねLIVE
MC:イジリー岡田。他の出演:TOMO、ホリ。良くも悪くもテレビで観るのとおんなじ、って印象。毒気はないことないが極めて薄い。あからさまな営業ネタとしてはバラ珍のパロディが面白くはあった。
4月29日/アートスフィア
シティーボーイズミックスPRESENTS「NOTA恙無き限界ワルツ」
客演:中村有志、YOU、五月女ケイコ。相変わらず馬鹿馬鹿しくも面白かった。いい年齢こいて走り回ったりもするけど、必死なふうでもなく、むしろ適当にやってるように映るのって、素晴らしいと思う。今回のヒットは、アメリカ方式の会社の話&首の皮一枚ショーか。
4月29日/フジテレビ22Fフォーラムレッド
東京国際コメディフェスティバル ビバリー昼ズ・ゴールデンLIVE
司会:高田文夫、山本まゆ子。出演:東貴博、林家彦いち、松村邦洋、春風亭昇太(登場順)。漫談と落語各2本。松村と昇太は面白かった。いちばん驚いたのは、終演後フジテレビ前で空手家(?)の榎木とばったり出くわしたこと。「なにやってんだ?」と問うと「ここは俺の庭だよ」とのこと。なるほど、俺のほうがこの場にいるのは不自然な存在だったりする。
4月27日/ラフォーレミュージアム原宿
TALK dictionary deluxe 第2夜/コメディクラブキング
出演:細野晴臣、宮沢章夫、リリー・フランキー。ゲスト:羊。総合進行役:桑原茂一。こんな狭スペースで、この顔ぶれがコメディを題材としたイベントを開くっつったら、迷わず行くでしょう、普通。とかなんとか言ってる私が、この企画の存在を知ったのは開催日の3日前、しかも未明。ぎりぎりセーフだったりするんだけどね。意図的なんだろうけど、宣伝とかあまりしていないんだもの。だからこそネットで簡単に予約できたっていうのも事実だし、実際にゆるい客入り状態でもあったしで、結果的には喜ばしい展開(ラッキー)。イベント内容をここで詳しくレポートする気など更々ないんだけど、行って良かったと思いましたよ。テレビのお笑いがそのシステム上、万人に分かりやすく薄っぺらくならざるを得ないのは承知してんだけど、「大きな媒体ほど表現の自由がどんどん不自由になってってるこの国の流れは凄くヤバイ…」ってな話には共感を覚えることしきり。流行り廃りに終わらない笑いに対する意気込みが俄然わき出てきたって感じでしょうか。
| 4月24日/東京ドーム 巨人vsヤクルト 全然行く予定になかったんだけど、なぜか前日にチケットを横流ししてもらった。ので、急遽行くことに。巨人が斉藤の先頭打者ホームランで先制、その後1度逆転を許すもすぐさま再逆転→ダメ押しと終始主導権を握った展開。「つまんねー試合だな」と思いきや、見せ場が9回表にやってきた。前夜の同カードで抑え失敗の河原に対し、またもヤクルト打線が怒涛の反撃。結果、どうにか1点差で巨人が逃げ切ったけど、今後につながる勝ちとはいえないだろう。印象としては「今年の河原じゃストッパーとして怖くない」ってことですかね。勝ち/ランデル、負け/戎(ともに先発の両投手)。しっかし、相変わらず5万5000人(超満員)との客入り発表とは裏腹に、修学旅行生ですら帰らない中盤にこの客入り。どう解決していけばよいのか、私にはわっかりません。 |
4月6日/フジテレビ・ニッポン放送ビル内マルチシアター
AM1242ニッポン放送高田文夫のラジオビバリー昼ズpresents
伊藤秀志「大きな古時計・ZU−ZUライブ」
お台場で開催された秋田県民の集い。同県出身者優遇招待制イベント。趣味かどうかは別として、たまにはこんなんもえんでねーべがな。
3月25日/ON AIR WEST
ぴあデビューレビューVOL.107 ナチュラル ハイ/RossettaGarden
続くときは続くもので、2週続けてのライブハウスである。雑誌ぴあが開催する招待制イベント。告知&募集メールが届いたので、お目当てのアーティスト:桜井君(友達の友達なのです)って書いて応募してみたら簡単に当選した。ぜひ観たいという強い気持ちはなかったけど、真心の桜井君が新ユニットを結成して久しぶりに表舞台に立つ(というには極めて小さい舞台だが)ことだし、行ってみるのも悪かないだろよ、ぐらいの軽いノリで足を運んでみた。正直、あんまり期待していなかったのだが、まったくもって真心を継承していて嬉しくなった。前川清が抜けてもクールファイブは続いてる、そんな感じか。わけわかんないけど。新人の女性ボーカルはNHKの歌のお姉さんのような歌唱法を駆使し、流行りを追ってない感がまた好感度高し。倉持でもやれたことをあえて別人で試してるみたい。真心活動休止後の倉持が急いでいるのとは対照的にゆっくり焦らずやっているみたい、そんな風に映った。前座(?)のナチュラルハイも悪くはなかったし、行ってよかった。
3月22日/シアター・コクーン
「奇跡の人」
主演:大竹しのぶ&鈴木杏。見ざる言わざる聞かざるのトリプルプレーな少女、ヘレン・ケラーが言わざるを卒業する話である。3月だけに卒業シーズンのお話か。という自分が振ったふざけたネタはほっとくとして、大女優の大竹さんが家庭教師アニー・サリバン役で幾度となく再演を重ねてきた名作にして代表作である。ヘレン役は初代の西川ヘレン(うそ)に始まり、鈴木さんで6代目。途中で何度か登場する犬の賢さは抜群だったりするが、でも、その犬は服従してるだけで理解はしてないんだろうけど。それじゃいけないって話でもあった。うまく説明できてない(故意?)んだけど、ちょっとホロッとさせられもする。内容的には概ね満足。でも、この日は一部観客の質が悪し。遅刻者続出だし、携帯呼び出し音多数よ。なかでも「ルパンのテーマ」は1分近く鳴りっぱなしだった。持ち主はアホか? 爆睡してたのか?
教育を施すストーリーなんだし、入場料だって安かぁないんだから、もう少し観る側もちゃんとしようよ、と思ったりした。
3月18日/SHIBUYA−AX
ECOLOMUSIC LIVE supported by ECO JAPAN SUPPORTERS
タイトルが示すようにエコすなわち環境問題、地球に優しい生活とか省エネとか、そんなんを浸透さすために企画された音楽イベントである。開戦待ったなしってこの時期だから反戦という意味合いも急遽込められた感あり。そんなややこしい話は抜きにして、久しぶりのライブハウスはやっぱいいもんであった。この会場に入るのは初めてだったけど、立地条件も含めて良い箱、凄く気に入った。出演:BAHO、Sowelu、ゲスト:一青窈。それでいてチケット料金2000円。爆安なのは後援に内閣府と環境省が名を連ねているあたりにカラクリがありそう。予約入れたのが開催日のわずか一週間前だったにも関わらず1階G列の良席を押さえることができたのはラッキー以外の何物でもない。なんでも一部マスコミにGLAYのTERUが出演するとのガセネタが流れたため、予約のキャンセルにも応じたとのこと。おそらく、そのキャンセル分を拾った格好なのだろう。そんなラッキーな流れに水を差すかのように、30分遅刻する。忙しい平日でどうしようもなかったのだが、悔しくはある。一青窈が二番手になることを期待していざ、会場到着。したっけ、入り口がどこなのかわからず焦る。やっとの思いで入場したら、一青窈がステージにぺたっと座って良いことを語ってましたよ。長めのMCのあとに「最後に…を聴いてください」だって。彼女の歌は一曲しか聞けず。でもまぁ、観れただけでもよかったと自分を慰めようとするも、釈然とせず。なんせ二番手のSoweluが風邪ひいたとかで、声が全然出なくって、ボロボロだったから余計にね。「あーあ」と思うも束の間、トリのBAHOがとびきり楽しくカッコ良く、「ま、いいか」という気分に落ち着いたから後遺症はないんだけどね。実に単純な話だ。で、BAHOを観ててふと思う。CHARを初めて目にしたのは、まだ自分は子供だったんだけど、彼はテレビの中でやっぱギター弾いて唄ってたわけですよ。で、そういえば清水健太郎もギター抱えて登場したけど、今じゃヤクザ役専門だよなぁ…なんてことでした。何をいいたいのかというと、シミケンと比べるまでもなく、CHARは人生楽しいだろうな、理想的だなって話ですよ。好きなことを好きな形で続けられる素敵さ、みたいな。私も生まれ変わったらCHARのように、などとあきらめモードにならず、巻き返し目指して生きていかねばってことだったりもするわけです。
2月16日/紀伊國屋ホール
AGAPEstore#7 BIGGER BIZ 〜絶体絶命!結城死す?〜」
一昨年に行われた同演劇ユニットによる『BIG BIZ』の続編。前のがかなり面白かったから続きをぜひ観ようって気分になって、行ってみた。面白かった。ただ、前回のパターンを踏襲しすぎているよなぁ…というのが、引っ掛かった。シリーズ第2弾が陥りがちなケースともいえるだろうが、もう少しブチ壊して独自路線を歩んでも良かったんじゃないかしらん。声のみの出演とか、設定にもちょっと無理があるように感じられた。とかなんとか言いながら、終演後のアンケートは凄くいっぱい書いたりした。なぜなら横にいた推定130s超の巨漢女性が退席しないもんで、端席から動けなかったから、というのがその理由。前後の席の連中も何故か帰らんから、仕方なしに適当な文章を長々と書いた。