派手なムービーを動かしてその中で気の利いたキャッチコピーを表示する。
こんな見た目の派手なホームページが流行っているようです。
でも少しだけ落ち着いて考えてみませんか?
本当のユーザビリティーとはなんなのか?
お客様の先にいる人達を考えていますか?
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【商用のホームページは一つの店舗です】 |
もし、実店舗をお持ちでしたらおわかり頂けると思いますが季節毎のレイアウトやデコレーションを施したり、掃除をしたり、もちろん、ご来店していただいたお客様の対応に毎日忙しいと思います。
最近、ホームページについて意外と安易な問い合わせが増えております。それはホームページを開設するだけで必ず儲かると聞いたからうちにも作って欲しいというような内容です。
ちょっと待ってください。実店舗だって掃除もしないで年中変わり映えしない店内だとお客様の足も遠のいてしまうじゃないですか。いわばホームページはあなたの店の“インターネット支店”であります。掃除や季節毎の模様替えはもちろん、きめ細かな対応や宣伝が必要となりますから開設しただけで儲かるなんて甘い考えです。
実店舗がそうであるようにホームージも手間暇かけて育てていくものなのです。ご自分でそれができないのであれば業者に管理を任せてしまうのも一つの選択肢ですが、作りっぱなしになるなら何の期待もしてはいけません。 |
【お客様を選んではいけません】
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トップページをインパクトあるものにしたい気持ちは分かりますが、人が来てくれてナンボの話。まずは万人に見てもらうためには派手に作るよりも表示を軽くしてすぐに内容が把握できるようにするべきではないでしょうか。
千葉県市川市では2001年5月にホームページのバリアフリー宣言をしました。私共も以前からこれに気を付けて作ってきたつもりです。このホームページには健勝者にはちょっとどぎついと思えるほどの色使いが使われている部分もあります。もちろん画像の他にもテキストをふんだんに盛り込んで。テキストがあると例え盲目の方でも読み上げソフトを使えばホームページから情報を収集することができるのです。特に商用サイトでは如何なる人へも対応できないとなるとお客様を自ら選ぶこととなります。「プラグインのない人はそれを用意してから出直してくれ」「目の悪い人は来なくていいよ」「古いブラウザーや高速回線を使っていない人は余所へ行ってくれ」と、間口を狭くしているようなものだと“私共は”考えます。もちろん製作業者の中にはインパクト重視でそうした一部の人達のことなど考えたところでほんの少数でしかないから構わないと言い放つ人もいます。ですがそれは趣味のページでやったらいいこと。釣り同好会、ツーリングクラブ、狩猟会、サッカーチーム...楽しみのために情報を発信しているホームページなら同胞達は来てくれるはずです。思い切り派手な演出をするのも良いでしょう。しかし、問題は商用サイトです。商用サイトでこれをやってしまうと仲間内への自慢の種にしかならない懸念があります。同じ商店会の知り合いが「うちもホームページを作ってみたけど期待したほどの効果はないねぇ」なんて話しているのを聞いたことはありませんか?
店に入っても「いらっしゃい」と声がかからなければ嫌な気分になるでしょう?それがホームページの反応(表示)の早さに相当するのではないでしょうか?
これは私共のポリシーみたいなものなのですがトップは軽く、コンテンツも見せてしまう。そこにあるコンテンツに興味のある方は次のページが多少の時間がかかっても見てくれる。違いますか? |
【できるだけ多くの方へご覧頂くために】 |
残念ながら商用のサイトであるにもかかわらず、トップページには派手な動画があるだけでテキストが一つもないホームページがたくさんあるのも事実です。管理者がそれで納得(満足)するのならそれはそれでいいと思います。弊社もお客様からそうしてほしいと申し出があればそのようにお作りいたしているのも事実です。ですが商材によっては社のイメージを損ねるばかりではなく、せっかく星の数ほどあるホームページの中から選んでお出で頂いたお客様をよそへ行かせてしまう可能性も高くしてしまいます。未だにブロードバンドへ対応していない方も多くおりますから、決して自己満足で終わるホームページは感心できません。弊社ではありとあらゆる方と、様々なブラウザーに対応できるホームページを目指して軽い表示と読み上げソフトへの対応、そしてもちろん、フレームなしでもご覧頂けるホームページ作成が可能です。
こうしたあらゆる状況を考慮してご提案をしています。 |
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