運営委員会まとめ 7月例会「愛が聞こえます」は、障害者と健常者のかか わりあいを軸に障害者の悩みやおかれている環境などを交 えて描かれた作品でした。 むずかしい問題を障害者の日常生活を通して、明るくスト レ−トに描かれていて、私たちにたくさんの感動を与えて くれました。そして、障害を持った人たちに勇気を与えて くれました。 まず、このお芝居が良かったのは、役者が、違和感なく その役になりきっていたということでしょう。試行錯誤し ながら役を作っていった努力が、なお一層感動を与えてく れました。 また、いろいろなことを考えさせられたお芝居でした。 「実は私も岩下さんのような気持ちではなかったのか?」 「差別などしないと口で言ってもその裏の私はどうなのか、 でも少しづつでも、他人の痛みのわかる人でいたい」、「 |
障害者に対する理解が向上したとはいえ、まだまだ健常者 中心の環境である。弱い者に優しい社会になってほしいも のだ」、「理解するには『ふつうの姿勢で対応』すること が大切であること」などたくさんの感想が寄せられました。 お芝居の中で、「障害は恥ずかしい事じゃない、神様がく れたもんだ、堂々と胸はって生きなきゃ」ということばが 忘れられません。また、「自分自身あるいは家族の中に其 の境遇に出会った時を想像して理解者の一員として温かい 気持ちで接したいと思います」という感想のように、私た ちも、いつ障害を持って生きるようになるかわかりません。 お互いに理解し助け合って生きていけたらどんなにすばら しいことでしょうか。 最後に、いつも社会問題に真剣に体当たりして取り組ん でいる青年劇場の方々に拍手を送り、またこのようにすば らしいお芝居を観せて下さるのを心まちにしています。 |
感想文 ◎久しぶりに良い観劇が出来ました。 皆様が手話の勉強を本格的に勉強したと思われ、感激し ました。 現代の問題点を題材にテ−マにした事は、大変身近な事 でわかりやすかったですヨ。 これからも社会問題をテ−マにした作品も取り上げて下 さい。お願いします。 岳人 50代(女性) ◎劇団の皆様、ありがとう。 暗い問題を明るく楽しく表現されて、でも障害を持って いる方々の生活は良く描かれていると思います。普通の生 活なんですよね。健常者は、何か特別変わった生活してい ると思うけども、だだ障害があるというだけの違いで、悩 むことも嬉しい事も同じ。でも嬉しいことの方が普通の人 々より、よけい嬉しい様に思います。暑い中、熱演で感動 しました。 松島ファミリ− 60代(女性) ◎この「愛が聞こえます」の劇を見終わった時、心に勇気 を与えてくれた気がします。なぜなら私も障害者でこの主 役の女性のように一つの問題が起きるたびダメになって、 それに拘わって前が見えなくなります。 こんな時に勇気づけてくれ前向きにさせてくれる心の広 い人がいれば、どれだけ救われ生きる勇気がわいてくるか ・・・といつも思います。 この主役の女性を支え続けて励まし勇気づけてくれた心 の広い彼がとても輝いて見えました。私もこんな男性に巡 り合いたいと思いました。 「出演者の役者さんが全く知らない人ばかりで見ても面白 くないな・・・」と思って劇を見ていましたがスト−リ− がすすみ心打たれるものを感じ、見終わった時は心がスッ −と楽になりました。出演者で判断してはいけないと改め て思いました。そして何より手話を使っての劇だったので 習っている私は本当に嬉しかったです。こんな感動する劇 をもっともっと増やして欲しいです。 花てまり 30代(女性) ◎開演時間に遅れたため、一幕目は2Fの端、二幕目は1 Fの最前列の真ん中と、全く異なる視点から楽しめた。( 通常は夜の観劇派なので、客層も新鮮でした)先日までの 手話の研修に通っていたのでとてもタイムリ−で劇にも入 っていきやすかった。障害者に対する理解が向上したとは いえ、まだまだ健常者中心の環境である。これから老人国 になるこの国、老人を含めて、弱い者に優しい社会になっ てほしいものだ。 舞台面では、暗転時における、大・小道具、配置のスピ −ディさに驚いた。 花火がすき 20代(女姓) ◎このお芝居を見て、私も知恵遅れの施設で働く職員とし て、考えさせられることが数多くありました。園生との関 わりや父兄から施設への要望などにははたして応えられて いるのか?実は私も岩下さんのような気持ちではなかった のか? 社会一般の人達と障害者がいくら同じ人間だからといっ て、世間の目を気にする父兄がほとんどだし、年齢的なも のの考え方も大分作用していると思った。 また不況の中で能力のある障害者も一個人として周りの 目も同様にあつかって欲しいと思う。 言葉で言うのは本当、た安いので、私もこれから勉強、 勉強の日々を過ごしたいと思う。 ロンド (20代・女姓) ◎こうなったらいいなぁと思っていた結末で終わってよか った。 観劇が終わって拍手しているとき、席を立つ人がいるの が役者さんにとても失礼ではないかと思う。そんなに長い 時間でもないし、幕が降りるまで席に着いたままでいてあ げてはと思う。 アメジスト (30代・女姓) ◎合掌 毎回楽しませて頂いています。今回は、涙と感動で観劇し ました。 これからの日々、愛、真心で過ごします。 団員の皆様のご活躍をお祈りします。 再拝 カメリア (50代・女性) ◎「愛が聞こえます」は本当に愛が聞こえました。共生と いうことの意味が具体的に、また身につまされて体感でき ました。出演者はみんな板についていましたが、瞳役の重 野と清次役の板倉、瞳の母役の萱原など、自然な演技が演 技ならぬ演技でよかったと思います。前半の暗い筋が後半 のなかばからぐっと明るくなり、ハッピ−エンドでおわる のは見る者に安堵感を与えて帰路の足どりも軽くなります が結論の明るさを幕のおりたあとに暗示して、舞台そのも のはもっと厳しくても良かったのではないかと思われてな りません。いうべくしてむつかしいとしても。 イカロス (60代・男姓) ◎いつも何かとお世話になっています。 先日の「愛が聞こえます」は、実に心にのこるものでし た。とにかく総合的にみてみごとだったと思います。 席がよかった(前の方)こともありましょうが、せりふ が語尾まではっきり聞き取れ脚本、演出にもご苦労のあと が偲ばれました。 役者が主役から脇役までどの方もこの方もはまり役とい うのでしょうか、120%その役になりきれていたし、ビ ッタリ決まっていてさわやかでした。時代をとらえしかも 現代社会へアピ−ルしているものも底流にしっかりあって 本当に良かったです。 60代・女性 ◎ハッピ−に終わったからいいようなものの、現実はそう 簡単にはいかないだろう。いかないから底突き論法などは おくびにもださず、きわめてほのぼのと物語をすすめた。 そして、つきあう奥の手など示唆的にメッセ−ジした。 本来、深入りすると暗くなる題材。暗くなるとギスギス して主張は空中分解する。だから平易進行線を選択した。 そんな気がする。 最近は、巷に障害者をよく見かけるようになった。みん な屈託がないようである。微笑みはとてもなごみます。 でも、見かけない人たちは何をしているのだろう。何とな く空をみつめているのかな。ひまわり雲にであえたかな。 わたしたちのしらないことがいっぱいある。 たかせ (70代以上・男性) |
◎とっても感動をおぼえました。 毎日毎日の日常生活のことなのに、どうしてこんない涙 が出てしょうがなかったのでしょう。 小さな小さな出来事も”愛”をもってみつめて行くこと を改めて強く感じました。 劇団の若い方々のすばらしいメッセ−ジに拍手を送りま す。 だいこんの花 (60代・女性) ◎何となくペンが迷っていました。書き終えたハガキを見 て、もう一人の私がそんな事ないだろうとのぞき込むので す。重いお芝居を明るくさりげなく見せてくれたのに、日 がたつにつれあの天使のような清らかな主人公の声が胸に 残って自分ならあの場合どうするかと考え出すと、どんど ん自分の中の二つの顔が重く沈んでいきます。どこまで行 っても出口のない樹海のように。私はずるい人間だから差 別などしないと口で言ってもその裏の私はどうなのか、そ の場に行き当たらないとわかりません。でも少しづつでも いい顔の人間になりたい、他人の痛みのわかる人でいたい とあらためてかんがえさせられました。 菜の花 (女性) ◎大変見応えのあるお芝居でした。それぞれの役柄の個性 よく出ていました。その上に舞台上から見える外景、うす ずみ色がよくマッチしておりました。素晴らしい念の入れ ようだと思いました。 軽い足どりで席を立ち、帰りに心ばかりの募金をさせて いただきました。素敵なパスが購入出来ますようにと祈り つつ。 青年劇場の皆様又お会いしましょうね。 桜の園(70代以上・女性) ◎今回のお芝居は2時間30分があっという間に過ぎてし まい、久しぶりにサ−クルに入ってよかったと思いさした。 日常生活の中の何気ない出来事を取り上げているのですが、 その中で健常者と障害者、差別しているわけではないので すが、お互いの生活をよく知らないために誤解が生じるこ と、よくあると思います。人間が生きていく上で、障害者 であろうと健常者であろうと皆それぞれいろいろな人に影 響を与え、それぞれ社会に役立っているんだということを 痛感しました。 誰にでも住み易い社会を作っていきたい ですね。 いろいろ考える機会をつくっていただきました。ありが とうございました。 ミッキ−(50代・女性) ◎とてもよい作品でした。障害者の気持ちをしっかりえが いていたと思います。清次の言い分は障害者だけでなく、 弱い立場の共通の意見だと思います。”赤とんぼ”を中心 に障害者とスタッフがとてもうまく助け合って生き生きと していました。しかし、社会的には、まだまだ障害者への 認識は、例えばあの会社役員の認識の程度だと思われます。 ところが、こういう認識を赤トンボの世界が見事にくつが えすことが出来ましたね。人間て、こんなにもやさしくな れるのかと思うほど感動的な場面がありました。瞳の知的 障害者に語りかける所とか、おじいちゃんのなにげない言 葉が、その場の空気を一変させるところなど。ところで、 障害を演じた方々は本当に障害者のように見えましたね。 脳性マヒの方など、本物かしらと思いました。ほんとうに 良いドラマをありがとうございました。こんな愛のドラマ が現実になるといいのですが。 松風 (60代・女性) ◎大変感動しました。内容も良かったし、劇団の方々の熱 演が伝わってきました。手話をなさる方も、ほんとうに自 然に見えました。 今回は特に良かったです。ありがとうございました。 沈丁花U (60代・女性) ◎自分自身、或いは家族の中に其の境遇に出会った時を想 像して理解者の一員として温かい気持ちで接したいと思い ます。 大空 (70代以上・女性) ◎「愛が聞こえます」は役者達の公演に支えられた劇でし た。ことに、知的障害者の政志がタバコのビニ−ルをクシ ャクシャといわせて遊んだり肢体不自由の”助平”金太の 動作も、なかなかのものでした。 が、劇そのものに関しては少々失望しました。一幕の半 ばまでは障害者と彼らの直面している問題について、演出 家が一定の距離を保っていたのに、後半以降に余りにも障 害者に接近してしまったのです。その結果、清次や岩下の 新聞の投書のような「理不尽な社会へ抗議」の叫びとなっ て物語が展開していきました。それから、瞳のつわりシ− ンは余りにもステレオタイプでした。「ご飯の匂いがイヤ になったの・・・」とでも言わせた方がよかったのではな いでしょうか。 (20代・男性) ◎こんなぼくでも、じ−んときてあついものがうるんでき た。そして、こんなひとたちの輪なら出向いていけば何と か理解することの意味合いが体得できそうな気がする。 愛は純粋にわたしたちに聞こえました。 作者は障害者と健常者との間でコミュニケ−ションした い。そんな意図が物語の組み立てに柔らかく・りきまず構 成されていました。そして個々の人物設定を巧みにし、そ のせりふ廻しとあわせてそれとなく的確なメッセ−ジ発信 は評価できる。 演者としてはあの衣裳がよく似合う金太役(仕草も抜群) の吉村さんと、ひとことも喋らない知的障害役の船津さん にたくさん勉強されたことがうかがえて喝采を贈る。 ともあれハ−ドルの高い問題を真摯にとらえ、劇団員総 勢でほのぼのと取り組まれたことに最大級のエ−ルを送り ます。 六つ松 (70代以上・男性) ◎カ−テンコ−ル時、思わず舞台にあがり「感動をありが とう」と、つよく拍手したい衝動にわたしは駆られた。 わたしたちは、柔らかくこの作品を観ることができた。 そして、たくさんのことを学んだ。そのひとつ、理解する には「普通の姿勢で対応」することが大切であることを。 最近は健障間の垣根もずいぶんと低くなったと思う。だ から、この物語も組めたし、稽古を重ねれば手話技術もひ とつの動きとしてマスタ−できる。そして、何といっても 最初に肩肘張らない書きびとがいたことだ。二番目にその 素材を真摯に受け止め、こぶしを突き上げ「みんなでよろ うぜ」と息巻いた劇団が在ることはこころ強い。さらなる 鋭進を期待する。謝謝。 なかしん (70代以上・男性) |