香川市民劇場例会感想文集

1999年11月例会 プラハ・ブラックライト・シアタ−
運営委員会まとめ 

 1999年最後の例会、プラハ・ブラックライト・シア

タ−は、如何だったでしょうか。

 暗い空間に特殊な光をあてて像を浮かび上がらせるとい

う特殊な技法で舞台は展開してゆきました。

 第一部は小品集ながら洗濯物の鮮やかな動き、宙に舞う

魚の幻想的な場面、テ−ブルクロスが馬に替わって行く驚

き等、劇団の高い技術によって、私たちに今までに無い舞

台を楽しませてくれました。

 プラハにはブラックライト・シアタ−がいくつもありま

すが、今回のイルジ−・スルネッツの劇団は、主に人形だ

けを使う他のシアタ−と違って、俳優やダンサ−を重要な

役に組み込んでいます。その表の俳優等と裏の黒子との見

事な連携が素晴らしい舞台を生み出しています。

 第一部の小品名作集に、この劇団の優れた部分が集約さ

れ、会員の興味をより引きつけることになりました。


 第二部の「空飛ぶ自転車」は、小品集に比べよりドラマ

性が加わり、登場人物やスト−リ−が複雑になっていたが、

台詞がないため「よくわからなかった」という感想がいく

つもありました。舞台でも簡単な場面の説明がありました

が、事前に「まくあい」で、もう少し詳しいスト−リ−の

説明が必要だったかと反省しています。

 一時間三十分と短いお芝居でしたが、闇の中に浮かび上

がる光景、あれはどうやっているんだろうかという驚きや

うふふと笑ってしまうしぐさなど、私たちの想像をかき立

て、楽しませてくれたのではないでしょうか。

 最後に、カ−テンコ−ルで私たちの前に現れたもう一人

の主役である黒子たちにも大きな拍手が贈られたことは、

劇団への大きな励ましとなったことでしょう。







感想文

◎ 今回の「空飛ぶ自転車」はどう形容したらいいのかわ

かりません。物語りは単純なので意味は解りましたが、黒

ずくめの中に時どき、白が浮き出てくるという、たいへん

目の疲れる舞台でした。これは、人形劇として人形の夢と

して観るべきだったかもしれませんね。

 遠い国からの劇団員の方々をじかに観せていただいて、

一生懸命演じて下さったことについては敬意を表したいと

思いますが、今ひとつ、心に響くものがありませんでした。

いつかまたチャンスがありましたら、今度は日本語をまじ

えて演劇を見せてもらいたいと思います。

                  松風 60代女性



舞台風景