感想文
◎毎日毎日、生活を共にする家族、それぞれが、それぞれ
様々なことを感じながら、月日を重ね、歳をとっていく。
家族だから、女だから、男だから・・・。という暗黙の了
解のもとで、それぞれの人生を生きにくくしている現実っ
てありますよね。
私たちの生活の中にある日常をとても分かりやすく、ま
た共感しやすい内容であり、役者一人ひとりの人物がよく
生きていたと感じました。
一人ひとりが納得がいく、納得できないまでも、十分せ
んたくの余地がある社会であり、地域また家族、個々人の
関係があればと思います。
さくらんぼをもったくま 20代男性
◎タフ−タフ−タフとにかくタフ−!。三人もタフ・ガイ
もといタフ・レディ(?)がそろうとさすがにキョ−レツ
です。
タツは「その言葉の上っ面だけなぞると男尊女卑だけど、
実は女の方が強いんだよ!式フェミニスト」であり、洋子
は「女が仕事をして何が悪い!フェミニスト」であり、智
美は「あたし留学して結婚するもん!(なんか萩尾望都の
『10月の少女たち』みたいですな)式。未来派指向(?)
のフェミニスト」であると感じました。
しかし、「ミサイルを撃ち込む国」は北朝鮮とか中国で
しょう。ま、確かに米軍はイラクに懲罰爆撃をやっており
ますが。私は「テロリストに生存権はない」と思っていま
す。 ちきり 20代男性
◎長山さんはとても美しく大変面白くていいお芝居でした
が、声が通らなくて、私達は前列5番目でしたが一生懸命
セリフをききました。これでは、後の方はきこえなかった
と思えます。「ろくでなし」をマイクで歌われましたが、
あれほどでなくてもセリフが聞こえる様お願いします。毎
回痛感する事ですが、今回は特にひどかったと思います。
折角のいいお芝居が残念でした。 50代女性
◎介護保険がいよいよ始まる時期に丁度よいテ−マで考え
させられる場面がたくさんあって、これからの社会の問題
が山積みで、これからこんな家庭はたくさん出来る。人ご
とではないと力を入れて見ました。
誰が親を看るかということがこれからは話題となるでし
ょう。長男だから長女だからと重き役目をおわせるわけに
はいかない。法律をかえなくては解決しないでしょう。昔
は家中心で、家をつぐものが財産を全部貰って、誰も文句
いわなかった。 20年会 70代以上女性
◎看護のむつかしさをおもいしらされました。子度たちの
成長、お年寄りの老後は社会的なものであり、決して個人
(家族)に押し付けるものではないことを私も常々思って
います。ただ身内意識と言いますか”かわいそう””他人
に知られたくない”そういう気持ちを強いられ個人解決す
るような社会になっています。
今こそ、社会的にどうしていくのかを全体で考えなくて
はならない時に来ています。この4月から導入される介護
保険は、看護を企業から金で買うという不平等な制度では
ないでしょうか。やはり社会福祉を充実させ、ともに老い
ることを楽しめるような社会を作ることが大切です。
皆に公平でゆきわたる社会保障を求めていきたいと思い
ます。 美茄子 50代女性
◎劇団朋友の皆様、熱演ありがとう。
何処にでもある家庭が解放されたようで・・・知らず知
らず自分が演劇の中にいるようで・・・2時間30分の長
時間を忘れました。母と姑を送ってきた私、蘇るものがあ
り時代にぴったりのテ−マで身につまされました。いつか
自分にも来るものと思い、しっかりしなくてはと演劇を楽
しみつつ切実に思いました。楽しく考える時間を戴きあり
がとうございました。 長月 60代女性
◎今回の私にとってとても身近で、うなずくことばかり。
私も84才の姑と同居、姑も足が少し悪く、心臓病で出か
けることを嫌い家の中で寝たり起きたりの毎日。天候の良
い日は無理矢理誘ってス−パ−での買い物やドライブにつ
れ出したり、近くの墓地まで乳母車を押して、「おじいち
ゃんがさみしがってるから行ってきたら?」と出かけさせ
て気分転換をしてもらって、いつまでも健康で明るく過ご
して欲しいと願っています。
里のは母は88才。でも好奇心が強く、毎日一人でデパ−
トや図書館、日本舞踊の練習、いろいろと出歩いています
が、最近物忘れが多く、心配で時々電話しては毎日の状況
を聞いて、ドキドキしたり安心したり。物語のおばあさん
程は二人とも弱くないので手はかかりませんが、話のやり
とりは二人ともしっかりしているので私はしかられてばか
り。でもさすがに年の功、なる程と教えられることが多い
ので私ものんびりと付き合い、いい歳がとれるよう努力し
ています。二人には長生きして欲しいから・・・。
椿 50代女性
◎本当によいお芝居でした。
身につまされました。老女として反省されるものでした。
考えさせられました。
人に迷惑をかけずにこれからも生きて行き、価値ある余
生を送りたいと思います。
私たちによくわかるスト−リ−であり、また哲学的な深
いものがありました。
とにかく、子供たちに、周りの人達に迷惑をかけず、自
分の体の可能な限りは一生懸命生きて行きたいと思います。
長山さんの若々しく美しく上手なお芝居に感心しました。
また座員の皆さんの熱演は、密度の高い内容でした。
ありがとうございました。またいらしてください。
うらら会 70代以上女性
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◎メッセ−ジがストレ−トに伝わってくる小気味よい評判
どおりの劇だった。
ただ互いにもたれ合って心地よいと感じる日本の文化に
とっぷりつかった私たちに、劇中の人物のような自立がい
ったいどれくらいできるのかと考えさせられました。家族
に依存しない介護は理想のようでもあるが、はたしてそう
なのかと疑問も残る。「人間生きる時も、死ぬ時も一人」
と言われればそれまでだが、せめて人生のたそがれ時は共
に歩んできた家族や友人たちと関わりを持ち続けながら迎
えたいものだ、あまり負担をかけないように心がけて。
今は元気な両親だが「そろそろ心の準備が必要だよ」と
背中を押されたような劇だった。
三人娘の末っ子 40代女性
◎介護保険実施まで秒読みに入った今夜、3月24日。
まさしくグットタイミングの観劇。あまりにリアルで、
あまりに現実味がありすぎ身につまされた一時でした。
長山さんの演技もさることながら、老母タツさんに扮し
た菅原さんの見事なとしか言いようのない演技。コミカル
でかつデリケ−トで、見る者をひきつけてやまなかった。
まさにお隣のオバァちゃん的存在で、近い将来の我が姿を
写していました。
長山さんのメッセ−ジ、いつも「細胞」をみずみずしく
しておく、を実行し、明るくほがらかに自立して生きて行
きたい。
何があろうと、何が起ころうと、人生前へ進むっきゃな
い! 長月 60代女性
◎今、注目の介護問題がテ−マとなっていましたが、楽し
く描かれていて引き込まれるお芝居でした。
世代の違いで考えが食い違うところとかはよく分かりま
した。観ていて、もし私が洋子の立場だったら、タツのこ
とを介護しきれないだろうなと思ったけれど、いつかは自
分にも必ず訪れる問題なんだな、とも感じました。日本で
は、施設に預けることを無責任なことのようにとられがち
ですが、決してそうではないということも今回のお芝居を
観て分かりました。
これからますます介護のことが問題になると思うけれど
一番大切なのは、やっぱり思いやりの気持ちだと思うので
その気持ちを忘れないようにしたいです。
ショパンの姉 10代女性
◎すばらしい舞台を見せていただき感動しました。
丁度当日午後から会があり介護保険の話をいろいろお聞
きしたばかりでした。又、二、三日前には、冬の間こたつ
にこもり切りの87才の義母が、久しぶりに庭に出て草抜
きをしてくれました。ふと見ると芽吹き始めた花の苗を一
緒に抜かれていて、あわてて草をひろげて、苗を探し出す
事があったばかりで。今回の舞台はいろいろ考えさせられ
今後の母とかかわりにも参考になりました。
何よりも出演者の皆様のすばらしい演技に泣いたり笑っ
たりでした。本当にありがとうございました。
もしもし 60代女性
◎拝見する前は、介護という文字につきまとう「犠牲、忍
耐」というイメ−ジがつきまとい、正直「今回は見たくな
い」という思いでした。スト−リ−が進むにつれ、お互い
に言いたい事を言い、腹にためこまない登場人物の在り方
に驚きながらも共感する自分がいました。「内に閉じ込め
る事」を美徳とする日本的価値観とはズレますが、伝統や
因習にとらわれず、お互い楽しく暮らす事がもし出来るな
ら・・・。介護ではなく「共生」することの出来る社会が
実現するよう望みます。
イエロ−サブマリン 30代女性
◎介護をうけてベッドからむっくとおきあがったおばちゃ
んを見て、私はアッと驚きの声をおげました。何と四ヶ月
前に亡くした母にうり二つではないか。表情から,目つきし
ぐさ、骨粗鬆症の病気までお芝居としておもしろく誇張は
しているものの、そっくりそのままです。娘とのうまいや
りとりに、うなずきながらその熱演に引きずり込まれてゆ
きました。ちょうど花束贈呈が役割でしたので、私はおば
あちゃんにさしあげたいと申し出ました。気丈に生き抜い
た母(89才)に5年間の介護と共にいろいろなことを学
ばせてもらいました。ほんとうにありがとうございました。
花束を手渡して握手していただき感激いっぱいでした。
バ−コット 60代女性
◎流石、長山さん、他の方々のユ−モアを入れてのお芝居
たのしく拝見いたしました。と同時に自分もいずれ成るで
あろうと思う不安と複雑な気持ちに成りました。最後はな
んと云っても身内の人々のお世話になることと思いますが、
今右をむいても左をむいても高齢者ばかりです。行政ばか
りにすがって居ても不安なことばかりです。若い方々もか
わいそうです。私の町内で若い方があまりいないのです。
動けなくなったお年寄りを動けるお年寄りが自分の出来る
ことで助け合い、少々でも動ける方向へもって行くのが先
だと思います。今のお年寄りが歯をくいしばって戦後を立
て直して来たことも事実です。若い方々はそのことも考え
て下さいね。
お年寄りも若い方にぶら下がるばかりでは、人生の幕下
ろしも格好よく成らない様な気がします。
南天 70代以上女性
◎今日は有難うございました。今の時代を反映した様な内
容のお芝居。それにご本まで頂いて・・・。
次回の「華岡青洲の妻」、以前杉村春子のをみましたが、
今度は、どんな妻、母、にえがかれるのか楽しみです。
70代以上女性
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