感想文
◎「パパのデモクラシ−」は実に楽しめる作品でした。
そして、この作品のポイントは「つけ愛刃」だと感じまし
た。東宝第二助監督の横倉は「マルクス主義万歳」めいた
ことを口にするのですが、うすっぺらな理論と理想から脱
却できません。実際、彼には映画人としての才覚が乏しく、
それを自覚していくに反比例して「革命への情熱」が薄れ
ていきます。
しかしながら、この作品を手放しにほめる訳にはいきま
せん。重要な脇役である千代吉と小針のメンタリティを十
分に掘り下げることに失敗しているからです。また、偽警
官・小針の「正体」に、何の説明もないのも気にかかりま
した。 ちきり 20代男性
◎パパのデモクラシ−と言うからには、そう少しあのパパ
さんが前面に出てもよかったのではなかったかと思いまし
た。公職を追放された元神主という立場から、人々に訴え
かけるというようなことがあれば、なぜチンドン屋までや
らなければならなかったかなどの説明もついて、人々を納
得させることが出来たと思ったのですが。あの頃のことを
知っている者にとっては自分の戦後を重ね合わせてみるこ
とが出来たので、面白かったのですが、戦後派の方達にと
っては、単なるドタバタ劇にしか見えなかったのではない
かと危惧しました。本当は、あの頃の世相は日本の将来を
かけての闘いが始まるろうとしていた時期だったはずです。
はち切きれそうに膨らんだ風船がしぼんでしまったような
惨めな姿になってしまったあの時期のことは、やはりしっ
かりと描いてほしかったと思いました。「ゼネストは中止、
日本はかわらない・・。」と絶叫した声が唯一、私には印
象に残りました。でも皆さん熱演して下さいました。
楽しませてもらって、有難うを申し上げます。
20年会 70代以上女性
◎久しぶりでサ−クル全員そろって「パパのデモクラシ−
」を見に行きました。
演じておられる役者さんの一生懸命さは伝わってきます
が、余りにもドタバタさわぎが多すぎて疲れさえ感じ、失
礼かとは思いましたが途中で帰りました。お寺には知的障
害者の人が掃除等を手伝ったり、近所の子供たちと使い走
りをしてくれたものですが、もっとやさしく静かでした。
じゃがいも、たかが34?近くも数えるのを見ても不自然
不完全燃焼の鑑賞に終わったのは残念でした。
ミッキ− ミニ− 60代女性
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◎サヌキの温度37.6度の公演であった。
「パパのデモクラシ−」を娘と一緒に見に行ったのだが娘
(30歳)の方はデモクラシ−というので大正時代かと思
った、良く分からないという。私もまもなく60歳なのだ
が、私より年上の人なら解るかもしれないが、よくわから
ないのではないか。労働活動やその歴史を知らない人には
よくわからない。 50代女性
◎「パパのデモクラシ−」明るい現代的なものかと勝手に
思い込んでいたので、はるかなかすみのかなたの記憶を呼
び戻す様な内容でとまどいました。でもそんな時代たしか
にありました。あの頃の日本人の服装は難民さながらでし
た。ドタバタしたり一寸わかりにくいところもありました
が、いろいろなお芝居もあっていいと思いました。
次は栗原小巻のブランチ、さぞかし美しい舞台となるで
しょう・・・。楽しみです。
70代以上女性
◎はじめからあまり期待はしていなかっったが、やはり・
・・と言うか、今の時代とズレているように感じた。私の
感性がにぶいのか、何を描きたいのか、伝えたいのかわか
らなかった。喜劇のようでもあり風刺のようでもあるが。
でも喜劇なら思いっきり笑いたい!娯楽なら、その時だけ
でいい、思いきり楽しみたい! 社会的なテ−マなら、あ
とでじっくり考えてみれるような・・・
感動、元気、問いかけ、涙何でも良い、会場を後にする
とき、来てよかったと思える作品に早くめぐり合いたい。
阿修羅 50代女性
◎いつの場合でも同じですが観客数が少な過ぎます。
役者の皆様が熱演なさっているのに気の毒である。観客
からの拍手が少ない。良い場面が分かってないのかも分か
りませんが。せめて役者さんが初めて舞台に出て来た時ぐ
らいは拍手でお迎えてはどうか(前以て放送か、口こみで
サークルの人にでも知らせては)舞台装置が微に入り細に
入り素晴らしい。もうひとつスト−リ−は良く分からない。
「まくあい」に説明(解説)がほしい(頁の制約もあるで
しょうが)
地方に居てこれだけの芝居を観せていただけること誠に
幸せであります。 60代男性
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