香川市民劇場例会感想文集

2001年4月例会 加藤健一事務所「銀幕の向うに」

感想文

◎久しぶりに楽しく観覧いたしました。いつもは、

舞台が非常に暗く、なんとなく観ていても心まで沈

む様でしたが今回は、たったの三名のお役者さんだ

ったのに、心暖かくスケ−ルお大きさ感心しました。

 こんなお芝居でしたら、会員さんはきっと増える

ことでしょう!期待乞う。

 残念ながら、空調が悪くて寒くて、後体調不良で

す。            白百合 50代女性



◎父と娘・・・私にとってちょっと切ないテ−マで

す。私は7歳の時に父を病気で亡くし父の記憶があ

まりありません。思えば、このお芝居のリビィの年

頃には特に、父親ってどんな人だったんだろう、と

心のどこかで追い求めていました。京都の大学に進

学したのも、父が青春を過ごした街に住みたかった

からでした。そうそう、父の昔の友人にお会いし、

話を聞かせてもらったりもしました。

 若い頃のなかなかハンサムな父の写真。生きてい

たら、普通のうるさい親父さんかもしれない・・・

などと思いながらも、父親という存在を美化してい

た気がします。その頃リビィと同じように、自分が

男性に対して臆病だったということも感じていて、

それも私の中に父親の存在がないからなあと悩んだ

こともありました。今なら、誰にも足りないものや

満たされないものがあるのは当たり前で、父親がい

てもそれなりのしんどさはある、とはわかるのです

が。

 今、娘たちと夫を見ていて自分が昔欲しかったの

はこういうことだったんだなあと感じ、娘たちがと

てもうらやましくなることがあります。

 エンディングの「カリフォルニア・ドリ−ミング」

はこ

れまた、私の青春時代大好きだった曲・・・探し求

めた父親像と私の青春・・・胸がキュンとなるお芝

居でした。      果汁100% 40代女性



◎三人の達者な芸に感心しました。二時間半の、観

客の心を盛り上げる間のとり方、加藤さんと若い女

優さんの息の合った芸に本当に感激しました。古今

東西、親子の情は同じです。ほろりとするところを、

明るく描き、三人で、年月の経過、情愛の広さを上

手く演出していたと思います。みんな善人であった

ところもよかったと思います。加藤さんも顔ある俳

優さんですし、二人の女優さんは美人で、よいセン

スの服装でした。楽しく観せていただきましてあり

がとうございます。益々のご健闘を祈ります。

             うらら会 80代女性



◎最近の例会は感動を受けるものが少ないように思

い、退会を考えなくはなかったのですが、今月のは

ちょっとホロリとする場面もあり、さわやかで明る

い女性二人が、いや男性も良かった。

 登場人物も三人と、ここまで削られると舞台がさ

っぱり感じられスト−リ−の展開や人物の感情のひ

だとかを考える余裕(時間的)が充分でいいものだ

と思えた。久し振りに、さわやかで後味のいい舞台

でした。ありがとうございました。

            おみなえし 50代女性



◎娘リビィ、初めはとまどいを感じる場面もありま

したがやっぱり、両親を思ういじらしい心根も多分

に持っていて最後は、みんなとけあい大団円。しゃ

れた明るいお芝居でたのしめました。

 背景の青空、最初のおひるの空、本当に同じと思

いました。夜の星空、明けた時の朝のお天気のよさ、

よく出てました。これから次々と好きだった人達が

出るのでたのしみにしております。有難うございま

した。             70代以上女性



◎すごくおもしろくて、その上じ〜んときました。

やっぱりお芝居っておもしろい。大好き!って久々

に思いました。

 完璧な暗転、憎いほどキレイな空、星、ステキな

大道具と小道具、そして音楽。

 パンフレットにも書いてありましたが、そういう

細部までプロデュ−スする加藤健一さんだからこそ

なのですね。握手していただいたから言う(書く)

のではないですが、加藤さんのファンになりました!

           果樹100% 10代女性






◎親と子の長い別離の歳月を明るくつながれて行く。

暗さのない、いつも会場の何処からとなく笑い声が

心良く伝う。私もその中の一人、数少ない出演者が

それを思わせず、巧みに会場を舞台に引きつけてた

いくつさを感じさせない、今までにない良い演劇だ

ったと心に残りました。

さわやかな終幕・・・楽しいひと刻、感謝いたします。

               長月 60代女性



◎「銀幕の向うに」とてもおもしろくみせていただ

きました。正直にいうと、ニ−ル・サイモンは苦手

でした。それは何も、彼の作品が嫌というわけでは

ないのですが、時々(以前にもありましたが)彼の

舞台が、シラ−っと白けてしまう時の観客席のふん

いきが、何とも悲しくていやだったのです。でも今

回は(特に後半)加藤健一さんたち三人の役者さん

が、私達を自然に舞台に引き込み、うまいせりふ回

しで、笑わせてくれました。思えば、前回の「アパ

−トの鍵貸します」もニ−ル・サイモンでしたっけ。

みんなで、役者のせりふに反応して、笑って、盛り

上がれる芝居って、ほんとうにいいものだなあとい

うことを、今日あらためて実感いたしました。帰り

には、加藤さんのサインも戴き、とてもいい気分で

県民ホ−ルをあとにしました。

             フィガロ 40代女性



◎加藤事務所のヒットと名打っただけの事はあった

な―!終始大声で笑い、時には涙し時のたつのも忘

れていた。

 オバアちゃん、どんな人だったのかな―?想像す

ると楽しくなってきた。ママも弟も自分で好きなよ

うに描けて、見えない物がみえてきた。各自(観劇

者)それなりの人物像が、浮かんでいたに違いない。

 出演者が3名だけとは思えない程、舞台がにぎや

かで、明るくて、ウキウキした。舞台装置も細部に

わたり、よくゆきとどき、効果バツグンだった。

 今夜は、心身共にリフレッシュされ、最高でした。

次回も大いに楽しみにしています。

               長月 60代女性



◎いつもいつもお世話になっております。

 毎回楽しみに観劇させてもらっていますが、今回

は最初あらずじを読み何かいい印象をうけましたが、

本当に三人だけなのにあきさせない。その上感激さ

せられました。

 舞台の演出も変わらないのに変わっているところ

が大変良かったと思いました。

            おばさん会 60代女性



◎十六年間の空白を埋めるには、あれだけの対話が

必要なんだということでしょうが、聞いているこち

ら側の身にもなってよと言いたい所もありましたが、

時には笑わせるセリフもあって息抜きはしました。

 でもあれだけ言い合って、あれが若し、日本の場

合ならどうだろうかと思いました。空白を埋めるど

ころか、深い溝を作ってしまうのではないだろうか

と。でもそうはならないで、ハッピ−になるのがさ

すがなんですね。まだ二十歳前の女の子だというの

に、もう大人の話ができるのも日本と違うと思いま

した。この親子は、いつかまた一緒にお茶を飲むと

か、母親を交えて食事をするというようなこともあ

るだろうと思わせる幕切れでした。親子の絆を取り

戻すには、これだけの努力が必要なんだということ

をしみじみと思ってみました。

 ところで「銀幕の向うに」という題名の意味合い

が、今一つわかりませんでした。娘のリビィが映画

スタ−になりたいというのは話の中にありましたけ

れども。でも、リビィは女優よりも舞台装置をうけ

もった方がいいのでは・・・・・。

               松風 60代女性



◎大変熱が入って、お上手でたのしませていただき

有難く存じて居ります。

 次回もたのしみにして居ります。     女性