感想文
◎まだ独身だった昭和30年代の後半、市民劇場(
当時の名称はちがっていたかと思う)に加入し、お
粗末な会場だが熱気あふれる雰囲気の中に観劇した
時のことを思い出した。あれから各地を転々として
再び市民劇場に入会して昼の部を観た。
当然のことながら周りは同年輩の人。しかも殆どが
女性。夜の部は若い人が大勢いるのかなと昔会社が
終わってから駆けつけた頃のことを思い出し、若い
人がこの会の主力を占めるようだったら良いのにと
願っている。聞くところによれば、年々会員が減少
しているとか、巷には物があふれ趣味も多様化して
来た現在、努力して観ることに疲れるのであろうか。
贅沢になり過ぎたように感ずるのは老いの僻みであ
ろうか。
閑話休題。本日の「黄金色の夕暮」大変楽しく観
させてもらった。睦子さんの育ちの良さから来るも
のか、大らかさ興味津々といった態度、日本女性の
鑑のように思えた。私も在職中はいろいろな出来事
に遭遇したが、残念ながら検察のご厄介になった経
験はない。うちのカミさんだったら、この奥さんの
ように楽しんだだろうと考えた。
危機に面して、家族の絆の深さを再認識し団結す
るなんて、やはり山の手の上流社会の話しかとも、
貧乏人は常にかたまってしか生きてゆけないぞと感
じつつ。 60代男性
◎「黄金色の夕暮」おもしろくみせていただきまし
た。
家族の絆というものが、こんなとんでもないこと
から強くなっていくものか、私にとっては、ちょっ
とおとぎ話のような物語でした。ですが、現実にこ
んなドラマのようなできごとが起こったらとてもす
ばらしいことだなあとも思え、この一家がうらやま
しくも思えました。何はともあれ自分の思いを(衝
突を恐れず)ぶっつけてみることが大切ということ
でしょうか。最後の夕暮のシ−ンは、”きっといい
ことがある”という何やら明るい未来の象徴ともう
けとれました。それにしてもこんなにコミカルな俳
優座は、本当に久しぶり。セリフのやりとりも十分
に楽しませていただきました。
最後に、劇中の田中壮太郎さんの”I Love
You”とてもかっこよかったです。
フィガラロ 40代女性
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◎「黄金色の夕暮」は大いに楽しめました。み−ん
な「表の顔」を外して大騒ぎ。ハチャメチャ寸前の
一家なのに、それがすべて「笑い」につながってい
ました。特におばあちゃん八重(川上夏代さん)が
良かったですね。スッと出てきて、オイシイところ
全部かっさらってしまう。身体からも独自のオ−ラ
(?)を感じました。崎山さんによると「いや、あ
の人はもとからああいう人だから」とのことでした
が・・・。あ、それから照明もすばらしかったです。
ちきり 20代男性
◎「黄金色の夕暮」楽しく鑑賞させて頂きました。
何となくバラバラで、誰も父親にはかまっていな
い、自分勝手な事をやっている。そんな家族が、い
ったん父の「大事」という場面に出くわすと、真剣
に父親の事を考える。アルツハイマ−のおばあちゃ
んまでが頭も身体もしゃんとする。「悪い事はいい
事なのね」、観ていて涙が出てきました。
我家も男の子三人。小さいころは、子育てだけでも
大変だった。大きくなると、三人が全員野球。多い
月で45キロのお米が足りなくなった。今は三人目
が、高校を卒業し、夫が単身赴任。月5キロのお米
でも余るようになるのは、すぐ先である。家族の気
持ちどころか、住居もバラバラ・「近石さんところ
は五世帯だね」と言われるようになる。我家の現在
はある意味で「黄金色の夕暮」開幕と同じ。我家の
「大事」にも、又「黄金色の夕暮」の終幕のように
家族がまとまるだろうか・・・。
泉水 50代女性
◎前回の「罠」と比べて軽く短い感を持って最初は
観ていましたが、だんだんと軽快な中にすごく今の
家庭によくある家族の問題を表現していると思いま
した。外見がどうあろうと、やはり愛ある家族がよ
く現れていて安心しました。
お話の会 70代以上女性
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