感想文
◎これは「無いものねだり」だろうか
「セメタリ−倶楽部」をプロデュ−スした堀野三
郎さんが「今が青春」と題して、プロデュ−スの
意図を「明るく楽しく悩み心揺れながらも新しい
素敵な(人生)第二章を描こう」としたと語られ
ている。
芝居のスト−リ−は単純で明快、分かり易い芝
居であった。名前の通った四人の俳優さんであっ
たし、天使達の歌も楽しかった。
さて、彼女たちを私たちの囲りへと移動させて
みる。彼女たちと私たちとの決定的な違いは彼女
たちは精神的にも経済的にも相当リッチというこ
とである。第二の青春も恋も経済的な余裕があっ
ての話だと思う。
私たちの囲りの現実は大変だ。60歳以上の人
に対するありよいうは厳しい。税制上の老年者控
除はとっくの昔になくなった。年金受給年齢も引
上げられた。医療費も値上げされた。そして今度
は(75歳以上ではあるが)世界に例を見ないほ
どの差別的な医療制度が、この四月から実施され
ようとしている。その上、物価の値上げ、消費税
率のアップが目白押しだ。
恋も青春もあったものではない。こんな現実と
比べる時、「セメンタリ−倶楽部」は、随分かけ
離れた物語といって良い。
芝居は単に「夢」や「ロマン」であってよいの
か。シェイクスピアは「演劇は時代を映す鏡」と
ハムレットに語らせている。
私は「セメタリ−倶楽部」にも話の背景にリア
ルな社会性がほしかった。アメリカ社会も現実に
は決してリッチとはいえないからだ。これは私の
「無いものだり」であろうか。
「楽しかったら、それでいいんじゃない」こんな
声が聞こえそうである。
長月 70代以上男性
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◎新しい年の初めての例会、従妹とと並んで観劇
致しました。二人共、夫に先立たれています。ド
リス、アイダ、ルシ−ル 切なくて可愛くて、そ
して抱きしめたい、三人のご主人はお墓の中でそ
う思っているのじゃないかな・・・。サムとアイ
ダのデ−ト 二人でサムの初孫に合いに行くとい
う、アイダの弾んだ楽しそうな声・・・。幕間の
二人の天使のダンス、そしてバックミュ−ジック、
余韻があってよかったです。
終わりの舞台からの挨拶で汀夏子さんのタ−ン
してちょっとしたポ−ズ・・・スカ−トをひるが
えして・・・さすが美しい。
切ないけれど楽しい例会でした。
次の「出番を待ちながら」これ又楽しみです。あ
りがとうございました。
フレンドリ− 70代以上女性
◎「セメンタリ−倶楽部」に乾杯!
とにかく理屈抜きで楽しめました。そして生きる
元気をもらいました。
女性未亡人3人の掛け合いが、とても歯切れ良く、
間に入った小野寺さん扮するサムの当惑した役柄
が味わい深かったです。
今後とも、今回のような笑いとペ−ソスの例会
を期待しています。
例会参加者の観劇マナ−もとても良くなって、
舞台と観客が一体となっていました。
青空 40代男性
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