2009年9月 例 会 案 内


香川市民劇場第335回例会
文学座公演
ゆれる車の音
−九州テキ屋旅日記−
   
例会日程
12月18日(金)18:30 アルファあなぶき小ホ−ル
            (旧県民ホ−ルアクトホール)
   19日(土)13:00 アルファあなぶき小ホ−ル
            (旧県民ホ−ルアクトホール)
   20日(日)17:00 丸亀市民会館
             
           STAFF
作      中島淳彦           舞台監督   三上 博
演出     鵜山 仁           演出補    田俊哉
装置     石井強司           制作     矢部修治
照明     金 英秀                  荒松卓哉
音楽     川崎絵都夫          宣伝美術   田辺智子
音響効果   望月 勲           宣伝写真   堀口宏明
衣裳     原まさみ
           CAST
    鵜澤秀行                塩田朋子
    角野卓造                山本郁子
    田村勝彦                栗田桃子
    たかお鷹                太田志津香
    松尾勝久                鈴木亜希子
    柳橋朋典
鵜澤秀行
角野卓造
田村勝彦
たかお鷹
松尾勝久
棚橋朋典
塩田朋子
山本郁子
栗田桃子
太田志津香
鈴木亜希子
あらすじ
 その昔マグロ景気に湧いた宮崎・油津で
タカマチ(テキ屋)を仕切っていた金丸一
家。町は賑わい羽振り良く暮らしていたが、
終戦の混乱期、愚連隊にショバを荒らされ
町を追われる羽目に・・・・・。町を追わ
れた金丸一家の組長・金丸重蔵(角野卓造
)は妻と娘だけを引き連れ細々と露天商を
しながら暮らしていたが、妻・敏子に尻を
叩かれ、20年ぶりに油津へと帰ってくる。
 決死の覚悟で乗り込んだ故郷・・・・・。
乙姫神社の境内には細々と屋台が並び、祭
りとは名ばかりのさびれきった縁日。しか
し重蔵が帰ってきたことが愚連隊の親玉・
上原丈太郎の耳に入るや、頭に血の昇った
丈太郎は仲間に声を掛け乙姫神社に駆けつ
ける! こうして、すっかりさびれてほと
んど価値のない、思い出ばかりのショバを
めぐる、おかしくて切ない、奇妙な戦争が
始まるのだった・・・・・。
 戦後の混乱を必死で乗り越え、何とかそ
こそこの幸せを掴んだつもりの男達。美し
いのは思い出ばかり、がむしゃらだけが取
り柄で生きるのは不器用、夢も希望もしぼ
みかけ、若者には突き上げられ、友達付き
合いはうまく行かず・・・・・七転八倒中
年親父の青春物語、笑いと涙の幕が開きま
す。
−よゐこのためのテキ屋用語辞典より−
神農黄帝(シンノウコウテイ)
 古代中国において五賢帝と呼ばれた一人
で、農耕・医薬・市場の祖として祀られる。
由来は諸説あるが転じてテキ屋の職農神と
なった。稼業の守護神と仰がれ、稼業に専
念することを神農道と呼び、神農道の具現
者を神農と呼ぶ。一家名乗りの披露式など
正式な席では「神農」の掛け軸を中央に、
右に「天照皇大神」左に「今上陛下」と並
べる。
※よく勘違いされるがテキ屋は「神農道」
で、博徒はじめ「任侠道」を標榜する方々
とは明らかに一線を画す。
香具師(ヤシ)
 露店を生業とする人々。野武士が路ばた
で商売をはじめた時に武の文字をとって野
士(ヤシ)になった、薬師がつづまってヤ
シと呼ばれたなど語源には諸説あって不明。
 香具とは商品のことを指す。享保20年
11月21日、江戸町奉行であった大岡越
前守が「十三香具相定」を定めて公に露天
商を認め、以後香具師一家では代々「十三
香具・虎の巻」を伝承することになってい
る。
高市(タカマチ)
 露店の並ぶ縁日やお祭りの中でも規模の
大きな物。コロビの香具師は各地で開かれ
ているこうした高市を順番に巡っている。
コロビ
 各地の高市を転々としながら露店を開く
香具師。サンズンと呼ばれる組み立て式の
売台を持ち歩き、口上・タンカをつけて商
売をする。ご存知、寅さんがこれ。
反対に常設の屋台で商売するのはヒラビと
呼ばれる。
世話場(セワバ)
庭(ニワ)とも言われる。香具師にとって
はホ−ムグランドとでいうべきもので、草
むしりから一切の世話を行って商売の準備
をした。高市においてショバ割りや争い事
の解決など庭で起こる一切を取り仕切る地
元の一家は、庭主(ニワヌシ)と呼ばれる。
出店者から集金もするが、後始末の経費を
含めると大した利益にはならない。仲間の
世話をするのは、自分の一家の者が他所の
土地では世話になるという全体観に成り立
っている。
仁義
 旅回り先での挨拶。渥美清演じる寅さん
が「私、生まれも育ちも葛飾柴又〜」とや
るのが仁義。同業者とのアラメン(初対面)
での仁義はメンツ−(面通)と言い、敵意
が無いという意味で右手の手のヒラを相手
に見せ(道具が持てない)、出身地、稼業
地、家名と親分の名前、自分の姓名を述べ
る。この仁義の切り方でその人の器量が測
れるという。
口上(コウジョウ)
 露店で客を集めるための巧みな弁舌。タ
ンカ(啖呵)、タクとも言う。バサ棒を叩
きながら商品の来歴や優秀性をさんざん説
明しながら人を集め、ジン(人)がシマ(
集ま)って来たところでたたみ込んで商品
を売る。その肝心かなめの瀬戸際をオトシ
マエと言う。商売人である香具師の本領が
発揮される瞬間である。


たかお鷹・山本郁子
角野卓造
鵜澤秀行

   四国市民劇場公演日程表
 11月 1日(日)仕込み
     2日(月)いまばり
     3日(火)松山
     4日(水)松山
     5日(木)○
     6日(金)○
     7日(土)鳴門
     8日(日)阿南
     9日(月)○
    10日(火)徳島
    11日(水)徳島
    12日(木)中国B

    22日(日)中国B

 11月23日(月)○
    24日(火)須崎
    25日(水)○
    26日(木)高知
    27日(金)高知
    28日(土)高知
    29日(日)○
    30日(月)中国B

 12月16日(水)中国B
    17日(木)○
    18日(金)高松
    19日(土)高松
    20日(日)丸亀

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