その1 レオナルド・ディカプリオ LEONARDO DiCAPRIO
こっこの写真見たときぶっ倒れそうになったぞ。←大げさ 『タイタニック』('97年)後の大ブレークで異常に人気の出てしまったレオレオ。 女性週刊誌にまで取り上げられるようになって、今じゃあ映画なんか見ないおばさんでもみんな知ってるもんね。 こんな覚えにくい名前なのに…友達なんて、「ああ、ガブリなんとかっていう子ね」とか言ってたし。そんな食いつかれそうな名前。 映画雑誌にだって、出てきた当初はレオナード・デカプリオなんて書かれてたし、そういえば『クリッター3』('93年)のビデオパッケージにはレオナルド・デッカプリオって堂々と書いてあるからな〜。 こんな彼も今では超メジャー。本屋さんの映画本コーナーは写真集だらけだし。 なのにこのおなかだよ。人気はうなぎのぼりだというのに、容姿は立て板に水状態で一気に下降してない? 『ボーイズ・ライフ』('93年)で出てきた時には、「演技はうまいけどいったいこの子供のどこが…」と思ったのよねえ。なんか声変わりしきれてなくてちょっと不気味だし。でもすでに16歳くらいだったんだよね。日本人にもめったにいな い成長のおそい子だ。 それにどうも、顔がかえるに見えてしまって、私は彼の人気のポイントというのが当時よくわかんなかったのだ。ホンダのCMに出てた時も、子供に運転させちゃあいかんなと思ったくらいだし。 でも、おととしくらいに、『バスケットボール・ダイアリーズ』('95年)を観たら、いきなりはまっちゃったんである。なに?この子すごいかっこよくなってるじゃん!あれ? そうだよね〜。かえるはお姫様のキスで王子様になるんだったよね。誰がお姫様だったのかはよくわからんが、もともとブロンド直毛系男に弱い私はとにかくそれから『クイック&デッド』('95年)『太陽と月に背いて』('96年)と続けて観てますます気に入ってしまい、去年の『ロミオ+ジュリエット』はポスターまで買ってしまったのであった。 で、『タイタニック』。「ロミジュリ」から「タイタニック」の短い間でずいぶん男っぽくなっていてタキシードなんかも似合っていて良かったんだけど、映画が大ヒット中の今、彼は、ああだ。 もともと、肉はないけど柔らかそうなこのタイプは太るんじゃないかと思っていたけど、そんな、そのまんま予想通りにならなくても…。しかも20台前半で。『マイ・ルーム』('96年)の撮影時、メリル・ストリープにエクセサイズしろとさんざん言われていたらしいけど、ちゃんと言うこときかないからもう。 ハタチ過ぎても少年みたいだと思ってたけど、今のレオレオを見ているとちゃんと中年になったところが容易に想像できるんだなあ〜。 絶対、ジョー・ドン・ベイカー(『マーズ・アタック』('96年)にルーカス・ハースのお父さん役で出てた人)か、ブライアン・デネヒー(ロミジュリのお父さん)みたいになると思うんだけど。 悪役ね。あと、おまわりさんね。昼メシにドーナツ食べて紙コップのコーヒーパトカーの上に乗せたまんま発進しちゃうやつね。考えるとちょっとうふふな感じだ。そういうのもステキかも。 ほんとは若いうちに刑事プリオもやっといて欲しいと思ってるんだけど、レオレオはそういう普通の刑事物とかアクションとかっていうジャンルの映画をかなりバカにしているようなので絶対無理 だね。 『クリッター3』に出てるくせに…本人は「なかったこと」にしようとしてるけど、みんな知ってるって。映画はトホホだけど、役としては別に変じゃないしお子様レオレオはかわいいから、そんなに隠さなくてもいいのに(だから隠したってまる見えだけどさ) ん〜なんかめちゃくちゃ言ってるけど、レオレオ、好きなんだから、また次回作ではちゃんとビシッとかっこよくキメてくれよ。毎晩腹筋50回ね。それくらいやってね。←あんたもね |