タイトル
( 原題)
公開年
監督 出演俳優 ワシだけの評価・コメント
ボイス
(?)
2002年韓国
アン・ビョンギ ハ・ジウォン
キム・ユミ
チェ・ウジェ
チェ・ジヨン
ウン・ソウ
★★
なんだかなあ〜、因果応報はっきりしすぎて怖いとかそういうのはないんだよね、得体の知れない恐怖が一番怖いんだけど、全部説明ついてるでしょ、えらく理路整然とした幽霊だなーと。思いっきり貞子してるし。母性の怖さっていうかドロドロした情念が真のテーマだったんだろうなとは思うけど。唯一、皇太子似の娘っコの顔だけは異様にコワかった、えーと、娘がアレってことは、かーちゃん、整形か?
ポイント・ブランク 殺し屋の憂鬱
(GROSSE POINTE BLANK)
97年米
ジョージ・アーミテイジ ジョン・キューザック
M・ドライヴァー
A・アーキン
D・エイクロイド
H・アザリア
ジョーン・キューザック
★★☆
セラピーにかかってる気の弱い殺し屋ってコメディ映画にありがちな設定なんだけど、ジョンQがはまりすぎててカワイイ。電話攻撃 でノイローゼ気味になってるA・アーキンもグー。殺し屋が事務所構えてるのもなあ?。ほんとはあんまりメリハリないんだけど細部が あちこち笑えるからまあ良し。不満はやっぱりイケてる美女役のミニドラかな。キミは同窓会の受付やってなさい。
謀議
(CONSPIRACY)
2001年米・英
フランク・ピアソンK・ブラナー
S・トゥッチ
C・ファース
J・コイ
ブレンダ・コイル
★★☆
ユダヤ人の処遇についての話だというのに、ゴミの廃棄処理問題の会議だよと言われても何の違和感もない。臭いとか、1日何人で年間何人、カスも殆どナシとか言ってるところもまんまゴミ処理問題。でも、多分この当事者たちには本当にゴミ処理問題と同じレベルの話であり、いかにこの会議において優位に立つか(保つか)、いかにスムーズに丸く進めるか、いかに覚えを良くするかが最大の関心事だったわけで。ワインは旨かったらしい。歴史はこんなことで動いてしまうのだな。
亡国のイージス
2005年
阪本順治真田広之
寺尾聰
中井貴一
佐藤浩市
勝地涼
★★
原作は多分かなりの長編で、細かい描写がいろいろ成されてるんだろうなあ、でも、それを2時間ちょいにまとめるために浅く広くまとめちゃったって感じで、危機が迫ってるっつーのに別にハラハラもしないし、登場人物にもいまひとつ感情移入できず。なんだこのシーン?と思っちゃうところがところどころにあり、後から考えてようやくわかったりして。それでもわかんないシーンもあったりして(笑)←私の頭が弱いだけか?手旗信号すげー笑える!ファミコン(PSとかではない)のキャラみたい。大事なところで笑いこらえて、私にはこの映画、観る資格なしのようだ。でもまあ原田芳雄が総理やってる国、戦争ふっかけたくなるのも無理はないわな。
格闘飛龍・方世玉
(方世玉)
92年香港
コーリー・ユンリー・リンチェイ
ジョセフィン・シャオ
チウ・マンチェク
ミシェル・リー
シベール・ウー
★★★
男装して婿入りに挑戦しちゃう母親に女装の息子、一世一代(いや二世二代)のバカ親子だなコリャ。お約束の女装シーンもバッチリ、ウォン・フェイフォンのセルフパロディもアリで、大バカながらストーリーがしっかりしてるしアクションは見所満載、テーブルクロスや染色用液などが色鮮やかで見た目も豪華で楽しい。サワヤカ&バカリンチェイが堪能できる傑作。
方世玉2
93年香港
コーリー・ユンリー・リンチェイ
ジョセフィン・シャオ
ミシェル・リー
エイミー・クォック
★★
もれなくお母さん付いてきます、って、モトヤ親子の原型がコレだったんでしょーか、クライマックスでもボケかましてるあたりがサービス精神旺盛な香港映画って感じでイイ。大脱力だけど。エイミー・クォックって西村知美と森口博子を足して2で割ったみたいな顔よね。
抱擁
(POSSESSION)
2001年米
ニール・ラビュートアーロン・エッカート
グウィネス・パルトロウ
ジェレミー・ノーザム
ジェニファー・エール
トビー・スティーブンス
ジェニファー・イーリー
★★☆
グウィネス、すごいロングヘアだったけど、坊主にしたの何年前なの?そんな前からあんなの(トビちゃん)と付き合ってたの?それと、大学の助手ってこんなヒマなんスか?旅行して人ん家泊めてもらって、こんなことばっかしてていいなら薄給当たり前だが(笑)って、すまん、映画は面白かったです、ラストが非常に美しかったし、グウィネスもノーブルな感じでこの映画によく合ってましたわ。
ポエトリー、セックス
(THE MONKEY'S MASK)
2000年豪
サマンサ・ラングスージー・ポーター
K・マクギリス
マートン・ソーカス
クリス・ヘイウッド

うわあ、ケリー・マクギリス、スゴイことになってる。オカマ?怖い、怖すぎる。女探偵も何やってんの?あれで調査料とってたらぶったくりもいいとこだと思うぞ。もー、たぶん謎とかはどうでもいい映画だったんだろうけど、全身そばかすの女探偵とあらびきソーセージみたいなお肌のケリーのラブラブ描写がきっつぅ〜、って感じで満腹おなかいっぱい。「詩」って、いいなと思うものもあるにはあるんだけど、自己満足な詩ってやつはほんとになんとかして欲しいなあ、聞いててたまらんす。
ボーイ・ミーツ・ガール
(BOY MEETS GIRL)
83年仏
レオス・カラックス ドニ・ラヴァン
ミレーユ・ペリエ
キャロル・ブルックス
★★★
台詞がとにかくすんばらしー。うっとりしてしまったよ、たとえそれがアレックスの口から出てるのでもね。モノクロの映像でボソボソと繰り広げられる会話はお酒でも飲みながら観るととっても心地よくてグーだろうな。カラックスはボウイがお気に入りみたいね。衝撃 のラストの切れ方がすごいっ。
ボーイズ・ドント・クライ
(BOYS DON'T CRY)
99年米
キンバリー・ピアース H・スワンク
C・セヴィニー
ピーター・サースガード
B・セクストンV
★★
ボーイズど〜んと暗い…これは観るのにかなり覚悟が必要です。観てて肉体的に痛い!「ボーイズ・ドント・クライ」って、昔よく聴いたあの曲のタイトルだったのか…(しばし想い出にひたるアタシ)H・スワンクは確かに男の子にしか見えないんだけど、華奢でキュートすぎてC・セヴィニーのほうが力強いんだよ(笑)でもふたりの演技合戦ホントにすごくて、切ない恋心がひたひたと伝わってきて思わずうっときてしまったぞ。ブレンダンちょっと可愛かったわ〜。
ホーム・アローン3
(HOME ALONE 3)
97年米
ラジャ・ゴズネル アレックス・D・リンツ
オレック・クルパ
★★
思った以上でも以下でもなかったかな。肝心の「ひとりでおるすばん」になる設定がムリヤリという感じだった。アレックス君、やっぱりカルキン坊やのかわいさにはあと一歩。それにしても泥棒たち、あれがほんとだったら絶対10回くらい死んでるな。
ポーラX
(POLA X)
99年仏
レオス・カラックス ギョーム・ドパルデュー
カテリーナ・ゴルベワ
カトリーヌ・ドヌーヴ
★★☆
く、苦しい、この映画…破滅に突っ走っていく課程があまりにも重く、辛すぎていかんです。カテリーナ貞子には呪い殺されそうだったけど、ギョームは父ちゃんに似てるのに美しくてびっくり。カラックス作品、今までのも決してハッピーな話ではなかったけど、はっとするような映像に酔うことができて充分満足だったのよね。これだけ悲愴さが前面に出てくると、その余裕もなくなっちゃって。
ポーリー
(PAULIE)
97年米
ジョン・ロバーツ ジェイ・モー
G・ローランズ
トニー・シャローズ
★★
オウムって実際かなりの知能持ってるんだよね、あんなふうに喋ってもおかしくないよね、なんて思ってしまった。でも声がジェイモーだったなんてビックリさ。ついでにオバサンがG・ローランズだったのもビックリ〜気付かなかったのがなんかショック(笑)でっかい鳥は内股でポテポテ歩くのがカワイイよね。ポテポテね。
ホーリー・ウェディング
(HOLY MATRIMONY))
94年米
レナード・ニモイ P・アークェット
J・ゴードン・レヴィット
テート・ドノヴァン
A・ミューラー・スタール
★★
よっ、スポック、監督がんばってるじゃん。全体的にあんまり盛り上がらないんだけど、子供とハバナが心を通わせていく課程がなかなか可愛くて気に入ったワ。フッテリットってアーミッシュとは違うんかな?アメリカ大陸は広い。ダンナが死んだらその兄弟と結婚しろだなんて聖書ってロクなこと書いてないわね〜。気付いたんだけど私はP・アークェットに手が似てます。
ホーリーマン
(HOLY MAN)
98年米
スティーブン・ヘレク E・マーフィー
J・ゴールドブラム
K・プレストン
J・クライヤー
★★
あう〜悪くないんだけど未公開になっちゃったのは頷けるかも。エディ・マーフィを使ってる効果が全然ナシなのと、エディ扮するGのつかみどころのなさが中途半端で、もっともっとと期待してるこっちを…って、これまるで映画中のGのファンみたいなこと言ってるじゃん(笑)ジェフとK・プレストンはいい感じなのでオシイ。
ボーン・アイデンティティー
(THE BOURNE IDENTITY)
2002年米
ダグ・リーマンM・デイモン F・ポテンテ
C・オーウェン
C・クーパー
★★☆
玄関マットデーモンがアクション?ハクションの間違いなのでは、とか思ってたんだけど、体鍛えて痩せてたし、カーチェイスのスピード感やアクションはなかなか。でもカメラワークや撮り方がうまいだけって気もして、実のところやっぱりマットはけっこうドン臭そうなのであった。でも、絶対殺し屋には見えないこういうヤツが適任なのかも、ってことはすっごいリアルな映画だったのかー(笑)マットの演技自体はうまくて、ヒロインもがんばってるので役者はいいのよ、物語の運びも途中まではドキドキハラハラ、でもクライマックスのところでえ、そんだけ?とちょっと拍子抜けしてしまったりして、なんだか最後まであまり入り込めなくてちょっと物足りない気がしてしまった。
ボーン・コレクター
(THE BONE COLLECTOR)
99年米
フィリップ・ノイス D・ワシントン
A・ジョリー
M・ルーカー
マイク・マッグローン
ルイス・ガスマン
★★
ボーンコレクトしとらんじゃないか。デンゼルくん、あまりにもすらすらと推理が当たりすぎて「クイズダービー」のはらたいら状態。絶対知ってたでしょ、あんた犯人とグルなんじゃないの?(笑)あのさあ、どうもデンゼル&アンジェリーナ組は犯人とか犠牲者とかはどうでもよくて推理が当たったことだけに大喜びしてる気がしちゃったのよね。それに何の権限もないのに二人にあんなことされちゃM・ルーカーが怒るのも仕方ないんじゃ…音楽は全編バイオハザードみたいでなかなか怖かったっすよ。
Born to be ワイルド
(WILD AMERICA)
97年米
ウィリアム・ディア J・T・トーマス
D・サワ
S・ベアストウ
ジェイミー・シェリダン
フランシス・フィッシャー
★☆
ディズニー映画かと思ったらワーナーだった、子供騙しでいいかげんな映画だなあ〜これ。クライマックスは「グース」か?と思っちゃったけどグースのほうがだいぶ面白いわのよさ。美少年兄弟(除くトムソーヤ)がカワイイので許すが、でもこんだけムチャやられちゃたまらん、息子なんていらんな、と確信を新たにしてしまう一本でもあったわ。兄弟が撮影したラストの動物フィルムが面白かった、もっと観たいぞ。最後に、この映画のデヴォンよ永遠に(笑)
ホーンティング
(THE HAUNTHING)
99年米
ヤン・デ・ボン L・ニーソン
K・ゼタ・ジョーンズ
リリ・テイラー
オーウェン・ウィルソン
B・ダーン
V・マドセン
★☆
こんなに怖くないホラーも他にないんじゃ?CGのすごさを見るつもりで行ったので別にいいんだけど、巨人リーアムはこんなとこで何やってんの?(笑)恐怖っていうのは見えそうで見えない女の子のスカートの中のような状態の時に一番感じるんだよね。何が怖かったって、管理人のブルース・ダーンが一番怖かったわよ。
ボウリング・フォー・コロンバイン
(BOWLING FOR COLUMBINE)
2002年カナダ・米
マイケル・ムーアM・ムーア
C・ヘストン
M・マンソン
★★★
モロモロの悲惨な映像が流れる中で、BGMが異常にノーテンキだったりして、引用されていた『サウス・パーク』を彷彿とさせる皮肉っぷり。教科書よりも「マンガで学ぶ日本史」のほうがよっぽど頭に入るってやつね。マイケル・ムーア、このおっさん、ものすごく正義感が強いんだろうな、ターゲットにされたら最後って感じだ。でもやり方が挑戦的すぎようが偏ってようが、俺はこいつを許せないからこいつに訊きたい、俺はここから始める、と、自ら行動を起こす彼の様子は確たる説得力と力強さがありました。ワシは好き。
ぼくセザール 10歳半 1m39cm
(MOI CESAR 10ANS1/2 1m39)
2003年仏
リシャール・ベリジュール・シュトリュク
ジョゼフィーヌ・ベリ
マボ・クヤテ
マリア・デ・メディロス
ジャン=フィリップ・エコフェ
アンナ・カリーナ
★★☆
ヨーロッパ映画は子供を撮るのがうまい。セザール役の子、全然顔立ちは整ってないんだけど、プクプクしててなんとも可愛い。1m39pから見る視点ってこんな感じだったのか〜、覚えてないよって、自分はそれより14pしか高くない。何てことないような日常の中、子供は子供でいろいろと真剣に悩んでいるんだな。「私を喜ばせてくれるのは誰?」なんて男の子二人を手玉に取っちゃうなんて、フランス人は子供の頃からちゃんとこまっしゃくれてるのねえ。セザールとモルガンがテレビで観てた『パルプ・フィクション』、おいおいその映画にあんたのかあちゃん出てるよ、とツッコミ入ったよ。
僕たちのアナ・バナナ
(KEEPING THE FAITH)
エドワード・ノートンB・スティラー
E・ノートン
J・エルフマン
R・リフキン
M・フォアマン
★★
俳優さんの初監督作品としては上手にそつなくまとまった映画になっていたと思う、でもちょっと長いね、ギャグもいいのはたくさんあるんだけど、滑ってるのも多し、でもわりと好感が持てる映画かな。ノートン君はすんごく可愛い!酔っぱらってマヨネーズ容器肩に拍車がかかり、あれじゃあ駅伝のたすきでさえ肩には引っかからんだろうなあ。しかしジェナ・エルフマンなんてでかいんだ、あ、違うのか、ベン・スティラーがちっちゃいのか?両方だね。
ボクの彼女は地球人
(EARTH GIRLS ARE EASY)
89年米
ジュリアン・テンプルG・デイヴィス
J・ゴールドブラム
J・キャリー
D・ウェイアンズ
★★☆
ラララむじんくんは絶対にこの映画のマネしてるに違いない。スペクトルマンの特撮でもまだマシなんじゃないかと思えてくる宇宙船に、体が赤青黄色の宇宙人、わかりやすすぎ。しかしこの年になって見返すとすっかりあの濃ゆいジェフが凛々しい男前に見えてくるから不思議だわ。かなりハートに来てしまった。私を宇宙に連れてって。全然記憶になかったジム・キャリー、お肌がすべすべでムチャクチャカワイイ。
ぼくの神さま
(EDGES OF THE LOAD)
2001年米
ユーレク・ボガエヴィッチH・J・オスメント
W・デフォー
リアム・ヘス
★★★
ううっ、主役がオスメント君ってずるいだろう、最初から顔が泣いてんだから。実は散漫なストーリーがヤツのせいで非常に感傷的になっている。いらんかも、と思ったけどこの子はやっぱりものすごくうまい。のどかな田舎町にもナチスの人種政策は徹底されて、狭い社会の中で、歪んでドロドロした秘密を作り出して行く子供たち。トロは多分淘汰されるべき夢見る子だったのであり、ロメックは強運と根性とで生き延びるべき子だったんだろうと思う。でも、トロは神様になった。
ぼくの国、パパの国
(EAST IS EAST)
99年英
ダミアン・オドネル オーム・プリー
リンダ・バセット
イアン・アスピナル
★★★
いやこれ面白かったわ、うわ〜あの理屈の通らん威張りようがうちの親父そっくり。でももっとすごいかな。どこで生まれるのがイヤだって、イスラム教国ほどくらい女として生まれたくない国はないな、私(除く北朝鮮(笑))で、イスラム教徒の親父ほど手に負えないものってないよね。重婚当たり前だわアンパンみたいな結婚相手平気で連れてくるわで困っちゃうよ、気持ちはわかる、でもここはイギリスだっての。バラエティに富んだ性格の兄ちゃん5人+ケニー状態の末っ子がカワイイ。
僕のバラ色の人生
(ma vie en Ros)
97年仏
アラン・ベルリネール ジョルジュ・デュ・フレネ
J・フィリップ・エコフェ
ミシェール・ラロック
★★★
フランスというとそっちのほうの理解がかなりすすんでいそうだと思っていたけどやっぱり田舎、ましてや子供じゃ、やっぱり迫害されちゃうのね…甘やかすんではなくてありのまま育てるということは難しいのかしら。自分が親なら好きにさせてあげたい…でも当事者はそれどころじゃないか?しかし、子役、めちゃめちゃカワイイじゃん。欲しい!
ぼくは怖くない
(IO NON HO PAURA)
2003年伊
ガブリエーレ・サルヴァトーレス ジュゼッペ・クリスティアーノ
マッチア・ディ・ピエッロ
アイタナ・サンチェス=ギヨン
ディーノ・アッブレーシャ
ディエゴ・アバンタントゥオーノ
★★☆
短いながらもとても面白かった。画面いっぱいに広がる、地の果てまで続いてそうな麦畑が、『柔らかい殻』の村の風景と重なって、幻想的で大変美しい。ダークな秘密が隠れているところもちょっとイメージ重なるところがあり、主人公の少年が住んでいる集落が、世間から取り残されたようなボロ集落なのも、なんとなく無国籍で時代もよくわからない感じ(実際は現代のイタリアだけど「)を醸し出していてグー。 ラストが衝撃的。
ボクらはみんな恋してる!金枝玉葉2
(金枝玉葉2)
96年香港
ピーター・チャン アニタ・ユン
レスリー・チャン
アニタ・ムイ
チャン・シウチョン
エリック・ツァン
カリーナ・ラウ
★☆
2作目の宿命を背負っているのを差し引いてもちょっと退屈。キャラクターが全然生きてなかったっす。男女関係(女女関係もね)、メチャクチャやればいいというもんではないんだゾ。レスリーもアニタ・ユンも可愛く見えなくて感情移入できないのよね?。とってつけたようなストーリーの中でコハルちゃんだけがまあまあでした。最近オカマちゃんにしか見えんが(笑)
星降る夜のリストランテ
(LA CENA)
98年仏・伊
エットーレ・スコラファニー・アルダン
マリー・ジラン
J・ジャンニーニ
V・ガスマン
★★☆
最初、『パリのレストラン』とゴッチャになりかけて、あ、あれ?と焦ったんだが、設定が似てるだけで全然違う映画でした(笑)あるリストランテのある夜のお話で、お客にも店の人間にもおのおのにドラマがあって、と、予想通りではあるけど面白かった。こういうのって登場人物たちの会話がつまんないと最悪になっちゃうので脚本とか演出がすごく難しそうだわ。出てくる料理とかお酒とかがいちいちおいしそうなので昼ごはんはそうめんだったというのにワイン飲みたくなってしまって大変だった。マリー・ジランってあんな面白い顔してたかな?
ポストマン
(POSTMAN)
98年米
ケビン・コスナー ケビン・コスナー
W・パットン
ラレンツ・テイト
ジョバンニ・リビージ
M・S・マスターソン
★☆
Stop! Oh Yeah, waite a minute Mr.ぽすとまん♪3時間全編どこをとっても堂々ラズベリーな映画。トホホだ、トホホすぎる。郵便配達が世界を救う?どうしたんだ、コス(ト)ナー?郵便配達は世界を救うんじゃなくて2度ベルを鳴らすんだよ←ザブトン1枚 雄大なスケールのサントラがまたトホホさをさらに際だたせ、ラストのコス(ト)ナーのお歌は涙なくしては聴けないぞ。いやあ、どこへ行くのか、コス(ト)ナー。コウモリだけが知っているのか? 
ボスニア
(LEPA SELA,LEPO GORE)
96年セルビア
スルジャン・ドラゴエビッチ ドラガン・ビエログルリッチ
ニコラ・コーヨ
★★
宗教対立というのがピンとこない日本人としては、あの地域の民族紛争の根っこになる部分から勉強して、その上で観ないとなかなか難しい、というか理解しにくい映画。どうしてこんなに憎みあって殺し合わなければいけないのか、当事者たちでさえ感じているのがわかりすぎるくらいわかるのに、どうして紛争がなくならないのか?ラストまで一切救いがないのが哀しい。
ホタル
2001年東映
降旗康男 高倉健
田中裕子
夏八木勲
水島貴己
★★☆
この映画はずるいよ〜、ネタからして泣くようにできてるんだもん、 カミカゼ特攻隊話に、特攻隊で命を散らした在日朝鮮人の「アリラン」の熱唱…特攻隊のまだ10代のボクちゃんが子犬をだっこして笑ってる写真なんか見せられた日にゃあ泣くでしょう、ぐっすん。でも好き嫌いで言うと私は居心地が悪くてちょっと困ったなあ、降旗+高倉健…「ぽっぽや」もこんなんかな〜、いやだよ私…(笑)
鉄道員(ぽっぽや)
99年東映
降旗康雄高倉健
大竹しのぶ
小林稔侍
広末涼子
安藤政信
吉岡秀隆
★★☆
高倉健と小林稔侍、ドッキリシーンが多し、ケムリボーボー?(笑)ああ、これ浅田次郎だもんな〜…めっきり子供ネタに弱くなった私はボロボロ泣いて、でもってあまりの辛気臭さに体の芯まで冷え切りました。高倉健のイメージそのもののこのオッサン、「オレはぽっぽやだから、ぽっぽやしか出来ない」ってあんた、観てたらホントにぽっぽやしか出来ねえんだもんなあ、使えないにもほどがある。こういう人がいてもいいとは思うが自分のダンナや父ちゃんだったら絶対やだ。大竹しのぶはいじらしくて可憐だった、ヒロスエもかわいい、この子はホントに清潔そうに見えるよね。
ボディ・スナッチャー 恐怖の街
(INVASION OF THE BODY SNATCHERS)
56年米
ドン・シーゲルケヴィン・マッカーシー
ダナ・ウィンター
キャロリン・ジョーンズ
★★☆
宇宙サヤエンドウ、侵略活動地道すぎ。ブヨンブヨンした質感とかが気持ち悪くていいぞ。しかしすごい終わり方だな〜、予想してた2パターンほどのオチが両方裏切られて、いったい…あのあとどうなったんだろう。ところで、寝たら乗っ取られるんだったら、いくら途中でエンドウを撲滅しようとしてもムダなんじゃないかと思うのは私だけでしょうか?
ボディ・バンク
(EXTREME MEASURES)
96年米
マイケル・アプテッド ヒュー・グラント
ジーン・ハックマン
S・J・パーカーデヴィッド・モース
★★
ヒュー様のアクションがいいと聞いていたので一体?とドキドキしていたんだけど、意外に良かったっす。医学の進歩と生体実験は切っても切り離せない堂々巡りの重苦しいテーマ。そこのところで、ほんとの悪役がいないという考えさせられる映画でした。
ホテル・スプレンディッド
(HOTEL SPLENDIDE)
2000年英
テレンス・グロス T・コレット
ダニエル・グレイブ
スティーブン・トンプキンソン
★★☆
邪悪な母ちゃんが仕切って一大ドツボなスペースと化していたホテル・スプレンディッド。母ちゃんの怨念が一子相伝の術みたいに長男に取り憑いてて怖オカシイ。画面の色とか妙ちきりんな客とかが「デリカテッセン」を連想させるんだけど、ヘンさが狙いすぎてなくてちょうどイイ感じ。魚料理はメチャメチャまずそうだったわー生臭そう!
ポネット
(PONETTE)
96年仏
ジャック・ドワイヨン ヴィクトワール・ティヴィソル ★★
ミラクル少女ポネットちゃん。4歳?あの演技はいったいどーやってやらせているのか?ホントにお母さん死んだよって言い聞かせてやってるとしか思えない迫真の演技なんだが、ちょっと退屈。じっと見てなくてもいいという感じだったかな〜音楽で言えばBGMとかそんな感じ。ポネットちゃんはジュリエット・ルイスにちょっと似てました。
微笑みをもう一度
(HOPE FLOATS)
98年米
フォレスト・ウィテカー S・ブロック
H・コニックJr.
ジーナ・ローランズ
メイ・ホイットマン
マイケル・パレ
キャシー・ナジミ
★☆
やられました(笑)ダンナが逃げたら今まで鼻にもひっかけなかったハリコニで手を打とうなんざ、あんた、サンドラ、そんなんじゃダンナに浮気されて当然だわさ。ハリコニも、プライドないんかわれ!←浜ちゃん風に もうどうしてくれよう。あー映画館に行かなくて良かったっす。マイケル・パレがトホホな容貌で出てきてくれたのが唯一の収穫かもね。うっとり系の美男俳優はトシとると怖いわ〜
ポリー my love
(ALONG CAME POLLY)
2004年米
ジョン・ハンバーグベン・スティラー
ジェニファー・アニストン
フィリップ・シーモア・ホフマン
アレック・ボールドウィン
ハンク・アザリア
★★☆
ハダカの毛玉男とバスケするとか、意味のないお笑いシーンがいっぱいあって笑った。B・スティラー、毎回やられキャラが似合ってるわ、トイレネタも必ず入ってるよな。F・S・ホフマン、大抵暗い役をやってるんで、今回の「はじけデブ」は新鮮だった。J・ブラックがやってそうなキャラじゃなかったか?『ワニの涙』って映画、観たくなったわ(笑)でも、シーホフ、時々太ったレオにしか見えない角度もあってちと怖い。 すっかりおデブが定着しちゃったA・ボールドウィンも気持ち悪かったなぁ〜、バスケのシーンといい、何気にデブ率高い映画だった。
ホワイト・オランダー
(WHITE OLEANDER)
2002年米
ピーター・コズミンスキーアリソン・ローマン
ミシェル・ファイファー
レニー・ゼルヴェガー
ノア・ワイリー
ロビン・ライト・ペン
コール・ハウザー
★★★
エキセントリックで美しい母親、その勝手さも愛情の示し方もあまりにノーマルから逸脱しており、その呪縛から逃れたい娘の気持ちの揺れをA・ローマンが好演、この子うまー。しかし普通に考えればあまりにドラマチックすぎな彼女の波瀾万丈里子ライフ、気付かないうちにしっかりと母親の血を受け継いでしまっている彼女の存在故のトラブルであったのでは?静かな感動作であるとともに、母親のすさまじい影響力を思いやった一作であった。なんか身につまされる、うう(超個人的感想)
ポワゾン
(ORIGINAL SIN)
2001年米
マイケル・クリストファーアントニオ・バンデラス
A・ジョリー
トーマス・ジェーン
ジャック・トンプソン
★☆
バンデラスとアンジーのダバダ〜♪、もうトッホッホ。悪女役のアンジー、裸もキレイだし魔性のオンナの雰囲気満点でいいんだが、外見以外に彼女のどこがいいのかが最後までわからん。悪女とわかっていながらもアンジーひとすじのバンデラス、純愛貫くのはいいんだが、何度騙されても懲りないので、しまいには一途というよりただのバカに見えてきて困ったし。ラストシーンは鼻水出るほどの大脱力で、これがなかったらただのぬる〜いダバダサスペンスで収まりそうだったんだけどな〜、映画館でお金払って観てたら暴れそうなオチが付けられててトホホ倍増、態度のデカい探偵・トーマス・ジェーンはなかなか良かったけど。
ホワット・ライズ・ビニース
(WHAT LIES BENEATH)
2000年米
ロバート・ゼメキス M・ファイファー
H・フォード
ダイアナ・スカーウィッド
J・モートン
★★
あらら期待しすぎたわね〜オカルトとしてもサスペンスとしてもコメディとしても中途半端。いったいどこで驚けと?来るぞ来るぞ手強いぞ〜♪←それはサスケ を通り越して、来るに決まってんだろうが!になっちゃってますがな。何が怖いってM・ファイファーの顔が一番怖い。まんまミア・ファローしてないすか?もしもし、あなたローズマリーさんじゃないですか?タイトルの「ホワット・ライズ・ビニース」が意味深でちょっといいかな。
ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
(HILARY AND JACKIE)
98年英
アナンド・タッカー E・ワトソン
R・グリフィス
J・フレイン
デビッド・モリシー
★★★
天才で難病。なんてドラマチックで哀しい人生を生きた人なんだジャッキー。姉妹ふたりの立場から描かれた構成が非常に効果的で、特にジャッキーの孤独・寂しさがE・ワトソンの演技力も手伝って肌の奥まで入ってくるようでもーいたたまれないくらい。顔のせいでアカデミー賞は逃したが(ほんとか?)紙一重を演じたらエミリーの右にでる人はいませんね。