タイトル ( 原題) 公開年 |
監督 | 出演俳優 | ワシだけの評価・コメント |
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イヴォンヌの香り (LE PARFUM D' YVONNE) 94年仏 |
パトリス・ルコント | ジャン・ピエール・マリエル イポリット・ジラルド サンドラ・マジャーニ |
★☆ 裸、仕草を延々と見せつけられてうっとりするにはあのイヴォンヌじゃあちょっと辛いものがあるわ。けっこう、お年、召してそうだったし(笑)ちょっと、年とったグレース・ケリーに似ていてやっぱり美人なんだけどね。ただ音楽がすごく綺麗で、船の上でイヴォンヌのスカートがはためくシーンはすごく良かった。ルコント本来はこういう映画を撮る人なんだろうなあとは思ったが、これと「ハーフ・ア・チャンス」が違いすぎるのでわけわからん(笑) |
家 (BURNT OFFERINGS) 76年米 | ダン・カーティス | O・リード カレン・ブラック ベティ・デイヴィス バージェス・メレディス | ★★★ 木が倒れてきて進めなくなるとこだけ覚えてたんだけど、あれはこの映画だったんだ、感動。原作よりもこっちのほうが面白いかも、だんだんおかしくなっていく奥さんとオルゴールのメロディーが不気味、すごいスタイリッシュな謎の運転手もたまらなく怖いっス。でも、実は一番怖いのはカレン・ブラックにO・リード、B・デイヴィスという、いるだけでホラーなキャスティングだったりして。こんなメンバーが田舎で顔つきあわせてればおかしくもなるのではと意地悪を言ってみる。 |
硫黄島からの手紙 (LETTERS FROM IWO JIMA) 2006年米 | クリント・イーストウッド | 二宮和也 渡辺謙 伊原剛志 加瀬亮 中村獅童 | ★★★ 硫黄島二部作、素晴らしい。恐怖と戦う兵士たち、誇り高い将校たち、水にもこと欠く中で1ヶ月も硫黄島を死守した日本軍の姿を、アメリカ人監督がここまで撮れるとは。わかっちゃいるけど死亡率高すぎ。突撃する前に天皇陛下バンザーイ!って、そんなこと言うからさっさと撃たれるんだってば!それでも皇軍の兵士かー!って味方を殺しちゃうわ戦局がヤバくなったら自決しちゃうわ、「生きて帰ったら恥」なんていう考え方は欧米人にはないよね、私は日本人だからまだある程度わかるんだけど、欧米人、この映画怖かったんじゃないかなあ、理解不能な狂気の人たちっていうふうに映る部分が多かっただろうから。是非アメリカ人には吹き替えじゃなくて日本語のままで観ていただきたい、理解不能さがパワーアップするだろうし。アメリカ人捕虜の持っていた母親からの手紙に「生きて無事に帰ってきてください」とあるのを、兵士たちが呆然と聞いていたシーンが印象に残った。 |
生きる 52年東宝 |
黒澤明 | 志村喬 金子信雄 渡辺篤 浦辺粂子 |
★★★★ どうして今までこれを観ていなかったのか。バカバカバカ。世界のクロサワの最高傑作かもしれない…殆どしっかりした台詞もないというのに志村喬の表情での演技がすごい。役所の事情の描き方など細かいところはもちろんうまいが、圧巻は公園で「いのち短し」を低い声でうなるように歌う志村さんだ。腹の底に染みわたるような気がした。満点。 |
イグジステンズ (eXistenZ) 89年カナダ・英 |
デヴィッド・クローネンバーグ | J・J・リー ジュード・ロウ I・ホルム W・デフォー C・エクルストン S・ポーリー |
★★☆ わかりやすくて良かったっすね、ちょっと物足りないけど。グチャドロ内臓系ポッドにアヤシゲな魚、脊髄に開けた穴のサイズだとかが…エッチすぎて妄想全開趣味爆走。待機モードがしょぼすぎたのは改良しなきゃね。暗さナンバーワンのJJリーにいじめてジュード・ロウ、なんかほんとアヤシイ人をアヤシク撮ることにかけては右に出るものはいないっすね、クロちゃん。でもスペシャルはやっぱ食べたくないぞ。 |
ISORA 多重人格少女 99年東宝 |
水谷俊之 | 木村佳乃 黒沢優 石黒賢 |
★☆ お話がズタズタになっているう。リングの1作目と同様に、ISORAが恨みがましいだけのバケモノに成り下がってるのがブー。黄金色に光る石黒賢…トホホ…ラストまで変わってる…で、髪の毛の色まで変わっちゃう多重人格ってあんのかい? |
銀杏のベッド (THE GINGKO BED(銀杏の下の寝台)) 96年韓国 | カン・ジェギュ | ハン・ソッキュ チン・ヒギョン シン・ヒョンジュン シム・ヘジン | ★★ ワハハハ、ものすごいデザインのベッド!呪いの顔が二つも三つも浮き彫りにされている〜、怖い!ハンさんが拾って来ちゃったのはまあ運命に導かれてってことでいいとして、あれを今までいったいどこの誰が使ってたんだかが非常に気になるな。ファン将軍、三年待ってダメなら千年待ったって多分ダメです、しつこいと嫌われますよ、そのへんの気の利かなさが敗因だったんじゃないだろーか、でも、ハン・ソッキュが良くてどうしてオレじゃダメなんだよ!と思うと、千年考えても納得いかなかったんかなー。 |
いつまでも二人で (WITH OR WITHOUT YOU) 99年英・米 |
マイケル・ウィンターボトム | C・エクルストン デブラ・カーワン イヴァン・アタル |
★☆ 「いつまでも二人で」って、いきなり3人になってるじゃんかよ!ウィンターボトム監督、一世一代の駄作かも…いくらコメディタッチのノリだとはいえ、ダサダサのカット割、安易すぎる展開、あれじゃ不妊で悩んでる夫婦にも悩んでなくても子供がいない夫婦にも失礼だわさ。男前ふたりが必死で取り合いしてる女が野中ともよだっていうのもヘンだ、あんた29歳って、絶対ウソでしょ。 |
従姉ベット (COUSIN BETTE) 98年米 |
デス・マカナフ | J・ラング E・シュー B・ホスキンス ヒュー・ロウリー |
★★☆ 「絶世の美女」にE・シューはきついし、「醜いハイミス」にJ・ラングはちょっと綺麗すぎ。でも策略と復讐に燃えさせるにはやっぱり彼女以外の適役はないな。若いツバメ君も従姉親子も復讐されるにはちょっと哀れでアホすぎたのが難なんだけどけっこう笑えたわ。ジェシカを敵に回すにはこの先千年は恨まれ倒す覚悟が必要だな。 |
愛しのタチアナ (TAKE CARE OF YOUR SCARF,TATJANA) 94年フィンランド |
アキ・カウリスマキ | カティ・オウティネン マッティ・ペロンパー | ★★★☆ カウリスマキの映画の愛情描写はホントにすごい。だって喋らないんだもん。笑わないんだもん。怒らないんだもん。でもヒシヒシと伝わってくるのよね〜どうしてなんだろう?こんな会話の少ないロード・、ムービーも他にないんだろうけど、こんなカワイイオード・ムービーも他にないよね。 |
愛しのローズマリー (SHALLOW HAL) 2001年米 | ボビー&ピーター・ファレリー | J・ブラック G・パルトロウ J・アレクサンダー J・ヴィッテレッリ | ★★☆ ファレリー兄弟の映画だと思って観に行ったらえらくまともな純愛映画になっておりましてちょっと拍子抜け。ラブストーリーとしてはポイント押さえてると思うのでオッケーだけどマイノリティもそうじゃない人もおちょくりまくってネタにしてたのが今回はかなり世間に迎合してるんじゃ?という気がして物足りないかなあ。でもね、泣かせてくれちゃったんだよね。心が綺麗な人が綺麗に見えるっていうのはステキだけど、アタシの場合それやられたら今よりもっと酷くなりそうなのでちょっと困るな。あとね、ハルはいいって言うかもしれないが、頼む、お願いだから健康のためにもうちょっと痩せてくれ、ローズマリー。 |
イナフ (ENOUGH) 2002年米 | バーベット・シュローダー | ジェニファー・ロペス ビリー・キャンベル ダン・フッターマン ジュリエット・ルイス | ★☆ 「パパはどうしたの?」「ん〜、ママが殴り殺しちゃった♪」ぎゃははは、確かにもうイナフっす、そのへんでやめとけ、ジェイロ。何を思ってジェイロをあんなに追っかける必要があるのかさっぱりわからんダンナ、途中からはすっかりジェイソン。でもって家の中で見事な小細工に血道を上げるジェイロのほうは、よくわからん格闘技に目覚めちゃったホーム・アローン妻。どっちもどっちのような気がするが。 |
頭文字D (頭文字D: The Movie) 2005年香港 | アンドリュー・ラウ アラン・マック | ジェイ・チョウ アンソニー・ウォン チャップマン・トー 鈴木杏 エディソン・チャン ショーン・ユー チャン・シウチョン | ★★ どう見てもいのっち。拓海のボーッとした感じは出てたからいいのか?いつきはどう見ても香港のチンピラだし。BGMはやっぱりダバダだし。でも走りのシーンもしっかり楽しめたし、意外に原作のテイストを壊してなくて良かったかも。しかしあの終わり方はアリなのか?続編狙いなのか?香港映画だからなのか? |
犬、走る/DOG RACE 98年東映ビデオ |
崔 洋一 | 岸谷五郎 香川照之 大杉蓮 |
★★ 松田優作主演のこの映画が観てみたかったぞ。岸谷五郎もなかなかトボけたテイストを出していてよかったけど。ムチャクチャやってるポーカーフェイスの悪徳刑事もいいけど、友達のトホホな大杉蓮がグー。ところで最近の映画って、みんな走ってないか?でも期待ほどじゃなかったっす。 |
狗神 2001年東宝 |
原田眞人 | 天海祐希 渡辺篤郎 山路一弘 深浦加奈子 |
★★ 最近の2本立てホラーのシリーズの中ではピカ1だったんじゃないかなあ、なかなか。でも原作と比べてラストがぬるい感じだったのと、邦画の弱点の「何を言っているかわからない」部分が多すぎ。これも天海祐希の棒読みが冴え渡るが、覇気のない中年女の感じが出てて良かったのかも。いいんだけど、彼女、なにぶんタッパがあるので「キー!」って怒った時がすごいすごい、リーチのある腕を伸ばしてヒュン、バシッ!という感じにテナガザルっぽくて迫力ありました。 |
イノセント・ボーイズ (THE DANGEROUS LIVES OF ALTER BOYS) 2001年米 | ピーター・ケア | エミール・ハーシュ K・カルキン J・フォスター J・マローン V・ドノフリオ | ★☆ T・マクファーレンのアニメは面白いし、カルキン弟はウマいと思う、いっこいっこはいいのよ、とても。でもなんかこれって私的にはトンデモだったんスけど。ほろ苦い青春、っていうにはあの年代のナイーヴさがあまり伝わってこず、残酷な現実、っていう面から見ても描き方がえらく唐突で、ワシには入れ込めんかった。原作のほうはきっといいんじゃないかという気がするんだけどなあ。 |
いますぐ抱きしめたい (旺角?門/AS TEARS GO BY) 88年香港 |
ウォン・カーウァイ | アンディ・ラウ マギー・チャン ジャッキー・チュン アレックス・マン |
★★★ なんてオシャレに仕上がってる香港映画なんだ。オシャレといえばカーウァイだけど、そういう意味じゃなくて、ちゃんと香港のヤクザを扱ってるチンピラ映画としては異例のあか抜け具合。さすが。デビュー作だからいわゆる「カーウァイ映画」じゃなくて、趣味を抑えた演出がすごく生きてる気がしてグー。またまたマヌケで問題児のジャッキー・チュンがいろいろ世話を焼かせて困るが、血よりも濃いアンディ・ラウとの舎弟関係に今回はなかなかじーん。結局「男の友情」なんだよなあ香港映画。 |
イルマ・ヴェップ (IRMA VEPP) 96年仏 |
オリヴィエ・アサイアス | マギー・チャン J・P・レオー |
★★ マギー・チャンが実名で出ちゃうのね。彼女がわけのわからないわがままフランス人に困りまくっているのが面白い。ハリウッド映画に憧れてるくせにプライドが許さないという感じのスタッフもナイス。ラストのイメージフィルムみたいなイルマ・ヴェップ映像はすごくいい。それにしてもマギー・チャンはやっぱりスタイル抜群! |
イン&アウト (IN&OUT) 97年米 |
フランク・オズ | ケビン・クライン ジョーン・キューザック トム・セレック マット・ディロン |
★★ 映画全体としてはすごく面白いというのではなかった。M・ディロンがどうして先生がゲイだって言ったのか説明ないし。でもポイントで笑いは押さえてて、「"くそじじい"のP・ニューマン」は爆笑。あとテレビ観ててかたまっちゃったキューザック姉とケビンの顔。オカマ踊りはナイスよ(笑) |
イン・アメリカ (IN AMERICA) 2003年米 | ジム・シェリダン | バディ・コンシダイン サマンサ・モートン ジャイモン・ハンスゥ サラ・ボルジャー エマ・ボルジャー | ★★☆ えらくファンタジックな作品だけど、ど貧乏なアイリッシュ移民に一家を覆う死んだ息子の面影、エイズなどなど、シビアな問題・出来事を目一杯盛り込んでいたにも関わらず、このささやかなファンタジーが、映画全体を喜びに満ちあふれた印象にしている。ちょっとファニーフェイスで物怖じしない妹に繊細そうな姉、ふたりとも可愛かった&うまかったわ。S・モートン、一途で無垢な女性をやらせたら右に出る人はないって位置を揺るぎないものにしたね、実はけっこう立派なガタイしてるんだけど、醸し出す雰囲気はとても儚げ。 |
イン・ザ・スープ 夢の降る街 (IN THE SOUP) 92年米 |
アレグザンダー・ロックウェル | S・ブシェミ シーモア・カッセル J・ビールス W・パットン J・ジャームッシュ |
★★☆ 今頃観たのだ。ブシェーミはやっぱり本人が変なヤツ、というよりも変なヤツに振り回されている、またはしゃべくってるのに全然相手にされてないというのがいい(笑)チャチャチャの練習!シーモア・カッセルがあんな顔してポルシェ盗んじゃったり耳噛んで起こしちゃったりするのもめちゃくちゃおかしい。タルコフスキーのポスター貼ってるあたりがいかにもだが、きっとステキなラブ・ストーリーを撮ることでしょう。 |
インサイダー (THE INSIDER) 99年米 |
マイケル・マン | A・パチーノ R・クロウ C・プラマー D・ベノーラ D・メイザー |
★★★ いや〜見応えあり。マイケル・マンの「男映画」は毎回ギンギンに濃ゆくて観た後どっと疲れるんだが今回もやっぱり濃ゆいオッサン二人のむさくるしさ全開な演技合戦にノックアウトされてヘロヘロ。あれだけの圧力にも負けずに信念を貫き通した人たちがいたなんて、世の中満更でもないゾ、見るべし。使い方を間違えるとウンザリするアル・パチーノのいつものゴリ押しひとり喋り演技が活きててこの映画では吉と出たっすね。 |
イン・ザ・カット (IN THE CUT) 2003年豪・米・英 | ジェーン・カンピオン | メグ・ライアン マーク・ラファロ J・J・リー ニック・ダニチ | ★☆ いやあ〜、つまらないと聞いていたんで期待しないで観にいったら、期待通りのつまらなさのなんちゃってサスペンス。印象に残ってるのは、M・ラファロがレンジに置き忘れたかなにかしていた「カレー豆腐」だけだったような。中年にさしかかったお堅い国語教師が欲求不満でモンモン、危ない道勝手に選んじゃってドツボにハマり、って、なんとなく『ミスター・グッドバーを探して』を思い出しちゃったが、もっとずうっとお粗末な出来だった感が否めない、こんなふうに感性が豊かなアタシを見て〜って、撮る側の自己陶酔が透けて見えるだけで、はいはいあなたがお高くとまってるのはよくわかりました、と納得させられてしまうだけ。いちおうオチが付けられているにも関わらず、なんだったんだよ、トホホ・・・ |
インソムニア (INSOMNIA) 2002年米 | クリストファー・ノーラン | A・パチーノ R・ウィリアムズ H・スワンク M・ドノヴァン モーラ・ティアニー | ★★☆ 暗いけど面白いじゃん。アル・パチーノ、普段から5日くらい寝てないみたいな顔してるので不眠でフラフラになってる〜、っていうのがイマイチ顔とかからはよくわかんないんだよな、挙動不審なのはいつものことだし…みんなよくアルが寝てないってわかるな。でも、脂が抜けてパッサパサになってきてる感じなんだけど、相変わらず彼独特のドスが利いたコテコテに演技がハマってました、こういう人ってヤクザか刑事だよね。ロビン・ウィリアムズも悪役やったら怖いだろうな〜と思ってたのでドンピシャ。久々にやられっぱなし男のマーティン・ドノバンも見られたし、やっぱりやられてたし(笑)でも、私だったら2日寝られなかった時点でさっさと薬もらいますわ。 |
インソムニア(オリジナル版) (INSOMNIA) 97年ノルウェー | エーリク・ショルビャルグ | S・スカルスゲールド スヴァーレ・アンケル・オースダール | ★★☆ リメイクが作られるだけあって面白い、ストーリーにムダがなく簡潔にまとまっていて、S・スカルスゲールドの固まった無表情さと北欧の寒々しい感じが映画にマッチしてたと思う。でも沈まない太陽が目に染みて不眠でドロドロ、血走った目がギンギンギラギン、という「寝てない」クドさは、アル・パチーノのほうが感じ出てたかもね。 |
インナースペース (INNERSPACE) 87年米 |
ジョー・ダンテ | D・クエイド M・ショート メグ・ライアン |
★★☆ 久しぶりに。メグ&デニスが離婚したからってワケではないんだが…改めて若いわね、ふたりとも。ついでに若いM・ショートもA・マッカーシーに見えたりして。メグっぺのファッションが80年代肩パッドはいりまくりアメフト肩のジャケットだったのが感慨深いっす。あの当時はオシャレだと思ってたのに、こんなのだったのか、ふーん(笑) |
インビジブル (HOLLOW MAN) 2000年米 |
ポール・バーホーヴェン | K・ベーコン E・シュー J・ブローリン キム・ディケンズ |
★★ ぎゃははは、噂通りのエログロ映画、バーホーヴェンってほんっとに進歩しないヤツ!登場人物、あまりにみんな性格が悪いんで獣医のおねえちゃんを除いてはお前ら全員死んじゃえ!ってな感じだ。あとケビン、かっこいい〜!…んだけど、素顔出てくるの5分の1だし…それに、マユゲ描くなよ。あとさあ、食べたものまで一瞬にして透明になるのってなんかヘンじゃないか? |
インファナル・アフェア (無間道) 2002年香港 | アンドリュー・ラウ | トニー・レオン アンディ・ラウ アンソニー・ウォン エリック・ツァン サミー・チェン ケリー・チャン | ★★★☆ 緻密に作り込まれたストーリー、骨太な演出、役者陣の名演技、観賞後にズシンと重みのある感動が残る映画。勢いとメイン部分のかっこよさだけで引っ張っているものが多く、細かい破綻や演出のダレはあって当たり前、というのが香港映画の常なんですが、有象無象の中から時々こういう名作が生み出されてくるんだなあ〜。音楽がややダバダ寄りなのには目をつぶってね、香港だから。トニー・レオン、悲しいくらいに顔デカい、肩幅ない、体貧相、でもとにかくカッコいいのよねえ、今まで苦手だったアンディ・ラウも今回えらくカッコ良く見えて、これなら私も克服できそう。 アンドリュー・ラウ、バカ映画もいっぱい撮ってるけど、男優を美しく撮ることにかけては常にハイレベルを保っています(笑)ちょっとだけ出てくるエディソン・チャンと新人のショーン・ユー君もかわいいよ。 |
インファナル・アフェアU 無間序曲 (無間道U) 2003年香港 | アンドリュー・ラウ | エリック・ツァン アンソニー・ウォン エディソン・チャン ショーン・ユー フランシス・ン カリーナ・ラウ | ★★☆ おっさんたちのめくるめく兄弟愛が渦巻く至玉のラブストーリー、暑苦しくてグー、今回はなぜかトランプマンも大活躍。落ち着いてやればこういうのちゃんと作れるのに、なぜにいつも映画の途中で5回も10回も脱線して、とうとう戻ってこられないまま終わってしまう作品が多いんだろう、香港映画。でも、いろいろとつじつまが合わなくておかしいとこあったけどな〜、あとここぞという時のBGMが必ずダバダだし、 まあそれは香港だし〜、と何でも香港で片づけてしまう私である。堺すすむ似のタイ人、タイ人タイ人って一回も名前呼んでもらえなかったのは、な〜んでか? |
インファナル・アンフェア 無間笑 (精装追女仔2004) | バリー・ウォン | チャップマン・トー ショーン・ユー エリック・ツァン レイモンド・ウォン ラムジー・チョウ | ★★☆ どうしよう・・・すんごい脱力覚悟の上で観たら、面白かったんですけど〜。香港バカ特有のテンポの悪さ・グダグダ加減満載なのに、パロディシーンはきちんと『インファナル・アフェア』のどのシーンか即座に分かるし、一見スタイリッシュな演出をしてるので、ハズし具合があまりにもバカバカしくて呆れたを通り越して大笑い。しまった術中にはまった。「ジョン・ウーで行くか」ってとこも爆笑〜。ハト何羽か死んでるし。まったく必然性のない女装とか、久しぶりに典型的な香港映画観た気分。チャップマン・トーは置いといて、ショーン・ユー、あんた見所あるね!ニコツェーやエディソンみたいな若手がスカしててバカやっちゃくれない中、女装・ゲロ系(焼きそばかぶってる)・鼻ほじりと、イケメン明星が必ず受ける洗礼をしっかり逃げずに受けてくれたのね(笑) |