タイトル ( 原題) 公開年 |
監督 | 出演俳優 | ワシだけの評価・コメント |
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恋する遺伝子 (SOMEONE LIKE YOU) 2001年米 | トニー・ゴールドウィン | A・ジャド H・ジャックマン G・キニア M・トメイ E・バーキン | ★★ G・キニアとヒュー・ジャックマン、どう見たってG・キニアの負けだろ、見た目の信用できなさも断然キニアだろ。どうして男に捨てられるのか、って、そりゃオメーの見る目がないからだ、アシュレイ。この人、やっぱり明るく溌剌した感じの役が似合うよ、うん、だからと言ってパンツいっちょでチアリーダーやらないように。 |
恋するための3つのルール (MICKEY BLUE EYES) 99年米 |
ケリー・マキン | H・グラント J・トリプルホーン J・カーン B・ヤング |
★★☆ ぎゃははは、ミッキー・ヒュー・グラント、「フォゲトアバウトイド」。そんな発音じゃジェームズ・カーンの弟アル・パチーノに一発で撃ち殺されちゃうゾ。カーンのセルフパロディっぽくもあるし、場面場面のギャグは大笑いだし、ヘロヘロに困らされて右往左往してるヒュー様、彼の持ち味が生かされたすごくいい設定だと思うんだけど、あと一押しが足りなくて、すごく面白い!という仕上がりになってないのが残念無念。ジーン・トリプルホーンはコメディエンヌ路線で行くととってもいいと思う、でかくて顔怖いけど。 |
恋する40days (40 DAYS & 40 NIGHTS) 2002年米 | マイケル・レーマン | ジョシュ・ハートネット ジャニーン・ソサモン パウロ・コンスタンゾ | ★☆ 彼女、何怒ってたんだろうな〜、絶対元カノジョに先越されたほうが良かったって、いったん済ましておいていただいたほうが。40日も我慢してたらたぶん2秒でサヨウナラーだし…ああ、下ネタ炸裂。ジョシュの股間がいっちょめ@志村けんになってることよりも、おデブの仕事仲間がラッセル・クロウに似てることよりも、一番気になったのは仕事場にあるベーグルハンガー。欲しい。 |
恋と花火と観覧車 97年松竹 | 砂本 量 | 長塚京三. 松島菜々子 生瀬勝久 酒井美紀 深浦加奈子 | ★★ いかにも秋本康って感じの大甘映画だな〜、イケてる理想の上司と不倫で傷ついた美人OLの恋、まんま連ドラ、へいへい、やっててちょーだい。主役の本人たちよりもお見合いパーティーに来てる面々とその挙動がものすごくリアルっぽくて生々しくてさあ、いい人なんだからステキな結婚相手が見つかるといいな〜とかって心配しちゃうんだよね、アタシはこの人と結婚すんのいやだけど…←おい |
恋にあこがれてin N.Y. (HEAD OVER HEELS) 2001年米 | マーク・ウォーターズ | モニカ・ポッター F・プリンツJr. シャロム・ハーロー イワナ・ミルセヴィック チャイナ・チャウ | ★★ モデルって男女問わずバカなんでしょーか?悪いヤツはベン・スティラーのキメ顔でやっつければ良かったのにねえ。フレディ・プリンツJr.、良さはちっともわからんが、さすがアメリカ映画、アイドルがウ○コギャグをかましちゃうところは根性座ってます。 |
恋に落ちたシェークスピア (SHAKESPEARE IN LOVE) 98年米・英 |
ジョン・マッデン | グゥイネス・パルトロウ ジョゼフ・ファインズ ジェフリー・ラッシュ ジュディ・デンチ コリン・ファース ルパート・エベレット ベン・アフレック |
★★★ グゥイネス嫌いが克服できるらしいというふれこみは納得。ユーモアもあり美しい映像、衣装も良し、「十二夜」にかけたストーリー、「ロミオとジュリエット」を作り上げる課程など、脚本がとても良くできていたと思う。実らない恋に泣くグゥイネスがかわいかった。ラストが素晴らしく綺麗。ジェフリー・ラッシュは演技派だわ〜。コリン・ファースはイヒヒヒ(笑) |
恋のからさわぎ (10 THINGS I HATE ABOUT YOU) 99年米 | ジル・ジャンガー | J・スタイルズ H・レジャー ジョセフ・ゴードン・レビット ラリサ・オレイニック A・ジャニー | ★★☆ 展開も結末も全部わかっちゃいるけどやっぱり楽しい学園ラブコメ。未公開はちょっともったいないけどブレーク前のヒースじゃしょうがないね。ヒースよ、「君の瞳に恋してる」歌ってんのはいいけど、J・スタイルズの瞳って蜂に刺されたみたいなマブタに隠れてあんま見えないんだよね、代わりにアタシに歌ってくれよ、あ、私も寝てるの?ってよく訊かれるしダメか。ここのガッコは教師が面白いんでちょっと通ってみたいかも。ニック・ロウやチープ・トリックのカバー曲多くて懐かしいっす。 |
恋は嵐のように (FORCES OF NATURE) 99年米 |
ブロンウェン・ヒューズ | B・アフレック S・ブロック モーラ・タイニー S・ザーン |
★☆ サンドラ・ブロックの化粧はなに?素顔を見てから結婚とりやめたほうがいいぞ、ベン。それにしてもでかいぞ、ベン。ちゃんと脱いで欲しかったぞ、ベン。途中まではどうしようかと思ったんだけど、ラストまで観たら…まあまあ?でも嵐が来たのは最後だけ。 |
恋は邪魔者 (DOWN WITH LOVE) 2003年米 | ペイトン・リード | レニー・ゼルウェガー ユアン・マクレガー デヴィッド・ハイド・ピアース サラ・ポールソン | ★★ ポップなデザインや色遣いの衣装・インテリアがかわいい60年代全開のロマンチック・コメディで、大げさな音楽やワイプ、画面分割に合成バレバレなリアウィンドウの景色(笑)まで、徹底して当時のロマコメを再現した作りが懐かしい。R・ゼルウェガーは色が白いので本当にピンクが似合う、でも相変わらず背中の筋肉ゴリゴリなのはしっかりチェック。お話はお決まりのパターンでちょっと馬鹿馬鹿しく、でもそれも含めて当時のシアワセ映画っぽいので雰囲気を楽しめて良かったかな。でも、レニーがどうも底意地悪そうに見えて、騙されちゃいけない、ユアン!とか個人的に思えてしまったのが難。 |
恋はハッケヨイ (SECRET SOCIETY) 2000年英・独 | イモジェン・キンメル | シャーロット・ブリテン リー・ロス アネット・バットランド ジェームズ・フートン | ★☆ 毛沢山にイカ桜ってなんだよ〜トホホ通り越して涙出てきそうだよう。英国じゃ女相撲が盛んなのかしら、スポ根?とか思ってたら、ただの日本勘違いの大デブさん秘密結社と、それを宇宙人の会合と間違えてる大バカ男の大バカ映画でした。夫婦してオツムにお日様当たりっぱなしだってばさ。あと、日本じゃ女性はあんまり相撲やんないんだって教えてあげてください。 |
恋は負けない (LOSER) 2000年米 | エイミー・ヘッカリング | J・ビッグス M・スバーリ G・キニア D・エイクロイド | ★★☆ はいはい、恋だけは負けてなかったね。でもポール、最初からよりによって学校中で一番性格悪そうなルームメイトと同室にならんでもいいじゃんか、LOSERってタイトルどおり一生この調子で苦労しそうなヤツ。でもヘンなストパーヘアのジェイソン・ビッグス、ライブでワクワクしながら彼女の席取りしてるとことかがすごく可愛くて奨学金で勉学に励んでたり自活するためにバイト探してたり、一生懸命努力してる大学生二人にちょっと胸キュンな映画じゃった。若いってすばらしい(遠い目) |
恋はワンダフル!? (THE MACTH MAKER) 97年英・米 |
マーク・ジョフィ | J・ガラファロ D・オハラ D・リアリー |
★☆ ん〜、最近はやりのアイルランドを舞台にしたからって、面白いとは限らないよね。お話全体が散漫で、二人が惹かれ合う課程もよーわからん。せっかくガラファロお姉さまを使ってるのにもったいなーい。彼女はほんとに可愛いんだけど、でも彼女の持ち味がいきるのは「モテモテの可愛い女役」でではないはずよ。でもD・リアリーはバカ野郎でグー。 |
恋人たちのポートレート (PORTRAITS CHINOIS) 96年英・仏 |
マルティーヌ・デュゴウソン | ヘレナ・ボナム・カーター J・F・エコフェ R・ボーランジェ マリー・トランティニャン エルザ・ジルベルスタン |
★★ 「ミナ」と監督さん同じだったのね。妙に納得。人物関係がはっきりわかるまでちょっと時間がかかったけど、なかなか面白かった。衝動買いしちゃう彼女が一番面白かったけどね。フランス人ってほんとにみんなあんなにドライなんだろうか?でも、ロマーヌがヘレナ・ボナム・カーターに憧れてるっていうのはメチャメチャ無理がないか? |
広州殺人事件 (九品芝麻官之白面包青天) 94年香港 |
バリー・ウォン | チャウ・シンチー ン・マンタ チョン・マン コリン・チョウ ン・カイワー |
★★★ 前半もなかなかだが、後半ググッと面白くなって来る。コメディ映画で血しぶきが飛びまくるのってさすがは香港だよなぁ〜、でも実際にやってたんだろうな、こういうこと。わかりやすくてコッテコテ、頭にリボンつけてたり。口喧嘩で相手を吹っ飛ばすとろこが大笑いだ。ああ、シンチー本人のインタビューでも言ってたけど、広東語がわかったらきっともっと面白いんだろうにな。 |
交渉人 (THE NEGOTIATOR) 98年米 |
F・ゲイリー・グレイ | サミュエル・L・ジャクソン ケビン・スペイシー J・T・ウォルシュ デヴィッド・モース ロン・リフキン ジョン・スペンサー |
★★★ 地味なキャストで息詰まる展開、渋い映画でした。けっこう長いにも拘わらずまったく退屈しないで観られたぞ。実はちょっと?な部分はあったし、私は世間の評価ほどは乗れなかったんだけど、確実に「面白かった」とは言えます。ケビン・スペイシーはまたなかなかかっこいい役どころをしてました。しかしサミュエルって…さかなに似てる。 |
降霊 99年関西テレビ | 黒沢清 | 役所広司 吹雪ジュン 草薙剛 岸部一徳 きたろう 哀川翔 | ★★☆ これって『回路』とか『CURE』とかに雰囲気そっくりだな〜と思ってたらホントに黒沢清だった、特に自分が椅子に座ってるとこね。やたら不条理なとこもそうなんだけど、今回は話に妙な矛盾点が見つからないんでそこがいつもと違うかな?でも、ぶ、不気味〜と思いつつも、幽霊ってやっぱ足ないんか?と笑えてきましたわ。なんでもいいからさっさと通報しろよ。 |
go (GO) 99年米 |
ダグ・リーマン | サラ・ポーリー ケイティ・ホームズ W・フィッシュナー S・ウルフ J・モー ティモシー・オリファント |
★★★ はーっはっはっ、いい、これいい。誰がいいってさ?、もちろんW・フィッシュナーよ。「これってアムウェイ?」(笑)そんな顔してやるなあ?わっはっは。アイドル系勢揃いのタランティーノ亜流映画。最近この手の映画いっぱいあるけど、やっぱり作るのにはかなりの力量が要ると思うので、どれもある程度以上は面白いんだよね。S・ウルフとジェイモーがゲイって似合いすぎ。けっこういいヤツの売人クンも気にいったぞ。 |
GO 2001年東映 | 行定勲 | 窪塚洋介 柴咲コウ 大竹しのぶ 山崎努 山本太郎 | ★★☆ 大杉漣、ここにも・・・前半とっても面白かったんだが、後半ダウンしちゃってます、というか、後半に入ったら急にありがちな展開になってたような気が。日本人の私にはもちろんわからないんだけど、国籍は日本じゃないけど祖国は知らない、祖国の親戚にも会ったことがないという三世の人の心情っていうのは複雑なんだろうなあ。窪塚っち、演技力は全然ないと思うんだが、目標とか未来とかが定まらなくてフラフラ揺れてる高校生っていう雰囲気はよく出てて良かったかも。「役に合ってる」っていうのは重要だよね。 |
Go!Go!L.A. (LA WITHOUT A MAP) 98年英・仏・フィンランド |
ミカ・カウリスマキ | デヴィッド・テナント ヴァネッサ・ショウ V・ギャロ J・デルピー |
★★☆ LAにゴーゴー!じゃなくてLAでフラフラ。映画ファンには嬉しいがそうでないと別に普通という映画だな、これ。でも私は映画ファン、デップ兄ちゃんの出てきかたといいレニングラード・カウボーイズといい、ふははは!ギャロンパがずーっと変な声で「Yo,bro,Yo」って言ってるのが笑えるう〜。 |
GO!GO!ガジェット (INSPECTOR GADGET) 99年米 |
デヴィッド・ケロッグ | M・ブロデリック R・エヴェレット ジョリー・フィッシャー |
★★☆ ワハハハいちいちゴーゴガジェット!せわしない!わるものガジェットの顔のテカテカ具合がブロデリックの顔にミョーにマッチしていてグウ。ルパートはここしばらくの出演作では一番カッコイイぞ、青色水玉パンツがまぶしいっ。手がかかってるわりにはチャチ感あふれる特撮も楽しくてマル。 |
CODE46 (CODE46) 2004年英 | マイケル・ウィンターボトム | ティム・ロビンス サマンサ・モートン ジャンヌ・バリバール オム・プリ | ★★ "共鳴ソフト"とか"、荒廃した外の世界から中の世界に入るためのパペル"とかいう許可証が出てくるんだが、そのシステムについて詳しいことはさっぱりわからん。わからんでもいいっつーか、舞台が近未来っていうだけで、テーマは普遍的な男女の愛なので、いかにもそれらしい設定で、未来っぽい無機質な部屋とか、今よりもさらに国際化している上海(どこが上海だ。言われないとまったく気付かない)とかを出しとけばOKか?という、制作側のつぶやきが聞こえてきそうな映画。 |
50回目のファースト・キス (50 FIRST DAYS) 2004年米 | ピーター・シーガル | アダム・サンドラー ドリュー・バリモア ロブ・シュナイダー ショーン・アスティン | ★★☆ 最近ドラマや映画などでよく取り上げられる記憶障害ものなので、どよ〜んと思い雰囲気になっているかというとそこはA・サンドラーの映画、しょーもないギャグもいっぱい入っていて明るい。ハワイの青い空と海も爽やか。ちょっとギャグが中途半端で、サンドラーの、軽いけどあったかくていい人といういつものキャラクターは良く活かされてたと思うんだけど、私としてはもっと本気で爆笑させて欲しかった。が、ラストシーンの爽やかさは白眉でした、ラストだけでも、観て良かった映画だと思います。さすがのドリューもちょっと老けてきたけど、笑顔がピカピカで、ルーシーが悲惨に見えないのはドリューのこの笑顔のおかげだろうな、別の女優さんがやってたら一気にどーんと深刻になっていたような気がする。それと、S・アスティンわっかいな〜、ドリューの弟役が出来るとはすごい。しかもまだ夢精しているらしい弟(笑) |
コーラス (LES CHORISTES) 2004年仏 | クリストフ・バラティエ | ジェラール・ジュニョ ジャン=バティスト・モニエ ジャック・ペラン フランソワ・ベルレアン マリー・ブネル マクサンス・ペラン | ★★☆ 公開時あちこちで例の「感動の名作」ってノリで盛り上がっていたので、また私の悪い癖で、ふふ〜んと斜めに構えて見始めたけど、これがなかなか面白かった。寓話風にサラッとまとめられていて、ベタな感動話にはなっておらず、サエない音楽教師の淡い恋も盛り込んであってほわわんとした余韻の残る作品。フランス映画は子供を自然に描くのがうまいなといつも思うが、子供という存在への愛情を感じる。世界中どこの国でもそうに決まってるけど、フランスは特に子供を愛している気がする。天使の歌声のモランジュ君、顔が腺病質でどうも慣れなかったけど、おミソのペピノ君がめちゃくちゃ可愛かった。あんな子供欲しい。5たす7は57って書いちゃうけど(笑) |
コーリング (DRAGONFLY) 2002年米・独 | トム・シャドヤック | ケビン・コスナー | ★★ 奥さんよ、だったら最初からはっきりそう言え。虹の中で待つとか妙な記号とか、何を回りくどい暗号メッセージ送りつけるのだ、絶対気付かんぞ、あれ。おかげであんたのダンナ、すっかりデンパ扱いされちゃってるじゃんかよ。コストナーに向かって「頭のてっぺんの髪が薄くなってるでしょ」なんて地雷発言も飛び出すので、このうえ頭髪のCG処理が加わって制作費が跳ね上がったらこの映画の運命は!?とか思っちゃったが、出来としてはまあまあ?でも中途半端なホラー演出はちと興醒めかも。 | ゴージャス (玻璃樽) 99年香港 |
ビンセント・コク | J・チェン スー・チー エミール・チョウ トニー・レオン リッチー・レン チャウ・シンチー S・フォン サム・リー サンドラ・ン |
★☆ 80年前の少女マンガじゃん←ないって 納得ずくの試合なんかするジャッキー・チェンなんて。トホホ演技のブリブリスーチーちゃんの顔がストッキングかぶったヒラメかアナゴに見えちゃって困ったぞ。「その服は似合わないよ」って、あたしもそう思った。プゥの家の店先がすごく感じ出てたけど。C・シンチーの一瞬の登場シーンが一番面白かったってどういうこったい(笑) |
ゴースト・オブ・ミシシッピー (GHOSTS OF MISSISSIPPI) 96年米 |
ロブ・ライナー | A・ボールドウィン W・ゴールドバーグ J・ウッズ W・H・メイシー V・マドセン ルーカス・ブラック |
★★★ こういうの観る度に、アメリカ南部の黒人差別って、果てしなく根が深いと思わせられるね。これだけ長いのに一気に観せられちゃうのは、さすがはロブ・ライナー、未公開なのが残念。キャスティングが最高で、ウーピー、W・H・メイシーなどのキャラクターの良さが際だってます。特に古くさい正統派二枚目のボールドウィンが久々にすんばらしい。あ、でも、特殊メイクのウッズじいさんはあまりにも悪者すぎて途中で笑えてきました。ギャグか? |
ゴースト&ダークネス (THE GHOST AND THE DARKNESS) 96年米 |
スティーブン・ホプキンス | バル・キルマー マイケル・ダグラス |
★ 噂には聞いていたけど…どうしてくれようか。実話ベースらしいが一発でライオン仕留めてみんなに尊敬されるあたりは絶対バルが作ってるだろ〜という感じだ。なんでもいいけどモタモタやっとらんと30人も食いころされる前に早く撃てっちゅーの(笑)あーイライラした。バル・キルマーのステキなガタイに免じて許してやるが次回は命はないぞ。 |
ゴーストシップ (GHOST SHIP) 2002年米 | スティーブ・ベック | ジュリアナ・マルグリーズ ガブリエル・バーン アイザイア・ワシントン カール・アーバン デズモンド・ハリントン | ★★ 冒頭の惨劇シーンはすんげー面白かったんだけどなあ、どんどん尻がすぼまっていって出口なくなっちゃったって感じ。お通じ良くないです。真相もキリスト教国の映画だからいいんだろーけど、日本人の私にとっては脱力モノ。G・バーン、G・オールドマンと並んで、そろそろ出てるだけでトホホな香りのする男になりつつあるかも。しかし、あの純金の塊、やけに軽そうだったけどいいんかな〜、金の延べ棒のマイ・イメージ=持ったらドゴォン!と床抜けちゃう なので気になった。 |
ゴーストワールド (GHOST WORLD) 2001年米 | テリー・ツワイゴフ | ソーラ・バーチ S・ヨハンスン S・ブシェミ B・レンフロ | ★★★ なんてキュートなの〜ソーラ・バーチ。自分よりモテる友達にちょっとジェラシー、クールぶったスタンスで実はダサダサレンフロ君が好き、優しきオタク男ブシェーミにケーキを作る、どこをとっても純情一直線が全然隠せてない。同年代の友達と何故かなじめない、だからといって無理に合わせようともしない気高きゴスっ娘の多感な夏。出てくる小物もいちいちカワイイし、ソーラの服がこれまたキュート。着やせする服・太って見える服が一目でわかるのでお勉強にもなりますね。あたしもハンガーですてきな奥さん細工作ったらイレーナ・ダグラスに誉められるっすかね? |
コード (HIDE AND SEEK) 2000カナダ・米 | シドニー・J・フューリー | D・ハンナ J・ティリー V・ギャロ B・グリーンウッド | ★★ ぎゃははは、なんだか知らんが、全員ブチ切れまくってます。まるでドリフのコントのようなJ・ティリーのトンデモ妻に引きずられてだんだんテンションが上がってくるダリル・ハンナ、しまいにはどっちが怖いかよくわかんなくなってるのがすごすぎる。ジェニファー妻にやられっぱなしのギャロンパがかわいそうになってきたくらいだ、しっかしあんなことしても子供って無事に生まれてくるんだな、すげえや(笑) |
コール (TRAPPED) 2002年米 | ルイス・マンドーキ | C・セロン ダコタ・ファニング ケヴィン・ベーコン S・タウンゼント | ★★ うん、まあこんなもんでしょ〜、ってえらそう。大筋は原作に忠実に作られていて、くどくどしたディテールを省いてうまく話をつなげていたとは思う。家族を守るという正義のためなら何やっても許されることになってるという、ハリウッド映画の醍醐味がギュッと凝縮されたクライマックスは必見(笑)いやあ、K・ベーコンバッチリだね、ファッションは妙ちきりんだわ女にグーで殴られるわ、すっかり板についた卑怯者っぷりがみっともなくてステキ。噂のダコタちゃんの名演技は不気味なほど達者で、目の周りにクマつくって呼吸困難でヒーヒー(これはホントに苦しいです、ワシも喘息だった)言ってるところは、楳図かずおの漫画に出てくるおんなのこのようでちょっとだけ怖かった、「ギャッ」とか言いそうで。 |
コーンウォールの森へ (ALL THE LITTLE ANIMALS) 98年英 | ジェレミー・トーマス | C・ベール I・マッケラン ダニエル・ベンザリ | ★★☆ コーンウォールにジョン・ハートと来てるんで、風景が綺麗な心温まる映画かしら、なんて思ったら大間違い。地味なくせにどういう展開になるのかさっぱり読めないわ起こる事件はよくよく考えるとかなりエグいわでなんだかヒジョーに変わった映画、でも要点がようわからん割にはなかなか面白いんだなあこれ。カアちゃんがホントにデブに殺されたのかどうかが謎。 |
氷の接吻 (EYE OF THE BEHOLDER) 99年米 |
ステファン・エリオット | ユアン・マクレガー アシュレー・ジャド J・ビジョルド |
★☆ うう、邦題からして滑りまくってるが、いろんな要素とテクニックを詰め込みすぎてどれも中途半端になっちまっている?。アシュレー・ジャドが魔性の女ってのにどうも賛成できないってのもあるんだけど、ストイックで対人恐怖症でメガネでヘンタイなユアンを見たいならこれ一本でOK。アシュレーなんかやめてアタシにしなよ、ユアーン。ラストのふたりの顔には思わず爆笑。そう、私はひとでなし…ルルル〜♪ |
ゴールデン・ボーイ (APT PUPIL) 98年米 |
ブライアン・シンガー | ブラッド・レンフロ イアン・マッケラン デヴィット・シュワイマー |
★★ う〜、期待大きすぎたようです。原作に入れ込んでいたので、かなりがっかり。きっとどんなふうに映画化しても気に入らなかったとは思うんだけど、それでもちょっとなあ〜。もっともっとエグい展開を予想していたので、最後まで拍子抜けでした。ああ、けなしすぎだわ(笑)坊やはもっと一見明るくてすごい人気者の子という設定じゃないとつまんないんじゃないかな? |
コールド・マウンテン (COLD MOUNTAIN) 2003年英・伊・ルーマニア | アンソニー・ミンゲラ | ニコール・キッドマン ジュード・ロウ レニー・ゼルウェガー キャシー・ベイカー ブレンダン・グリーソン | ★★★ 時代に翻弄される登場人物たち、原作は山崎豊子の小説だよって言われたらそうかなと思ってしまいそう。目と目が合っただけでダバダ〜♪な題材も、ジュード(天然剃り込みアブなすぎ)とニコールの輝かんばかりの美しさに加えて、アンソニー・ミンゲラが格調高いメロドラマに仕立てているんで見ごたえのあるエンターテインメント作品に。戦争の地獄絵図、働き手を失い、生活苦と脱走兵狩りにおびえながら暮らす残された家族などの描写が相当なリアリズムで描かれており、南北戦争、当時はこんな状態だったんだな〜と驚きまくり。R・ゼルウェガーの肝っ玉南部娘はさすがのうまさ、訛りすごすぎて何言ってるかわかんなかった(笑) |
極道恐怖大劇場 牛頭 2003年 | 三池崇史 | 曽根英樹 哀川翔 吉野きみ佳 石橋蓮司 火野正平 富田恵子 | ★★☆ 実はつまらんのかと思ってたんだが、このヒト特有のえげつなさはバッチリ残しながら、なかなかどうして、けっこうアート(笑)『けものがれ〜』なんかよりかはずっとオモロイと思う。あんた名古屋の人間ちゃうやろ、って・・・お前もな、かんぺー。あのアルマイトのお玉はちょっと「ハード」だしなあ・・・でもね、コーヒーに茶碗蒸しはね、シュールじゃないのよ、マジであんのよ、名古屋って。「ヤクザカー」、ウケた。 |
獄門島 77年東宝 | 市川崑 | 石坂浩二 大原麗子 太地喜和子 東野英治郎 司葉子 草笛光子 ピーター | ★★☆ 今観るとムダにダラダラ長いな〜、ここにツッコんだら映画終わっちゃうけど、娘3人命が危ないってわかってるのに、金田一、何やってんでしょうか?いつものことだがほんと使えねー(汚ギャル風に)死んでるのに血が吹き出ちゃう首チョンパ映像も爆笑モノだったりして。でも「このへんは土葬が普通であった」とかデカいキャプションが出たりするのが、古いクセに面白いんだよね、昭和20年代のド田舎ならではの「おどろおどろしい」雰囲気は満点。大原麗子、ものすごくキレイだった。 |
極楽特急 (TROUBLE IN PARADISE) 32年米 |
エルンスト・ルビッチ | ミリアム・ホプキンス ケイ・フランシス ハーバート・マーシャル |
★★★ スマートでお茶目でロマンチック。「桃色の店」でも思ったけどとにかく台詞回しが素晴らしい。まったく古さを感じさせず、台詞を抜きにしても表情だけでもしっかり笑わせてくれちゃうのね。ルビッチルビッチと言われているだけのことはあるんだわ。ガストンは映画で観た中では一番スマートな詐欺師さんだったかも♪ |
ココニイルコト 2001年 | 長澤雅彦 | 真中瞳 堺雅人 中村育二 小市慢太郎 黒坂真美 | ★★☆ こんな楽チンな職場、私も是非勤めたいです。この映画の大阪人、通天閣にくいだおれ、ボケツッコミにあふれる人情、他の地方に住んでいて思い描く、大阪っていいなあという大阪。プロモーション映画って感じで楽しかったなあ。真中瞳、美人だなあ〜、今まで細身だけどゴツゴツしてる大味なコだなあというイメージだったんだが。こんな物静かな演技をしていると別人のようで、とても繊細そうに見えてくるから不思議。それにしても、あの一千万のゆくえが気になる…私なら男にフラれていかに落ち込んでいても、万馬券なんて当てちゃったら即座に立ち直って「よっしゃ運が向いてきよった、やりまっせ〜!」と絶叫すること間違いナシだ。 |
地上より何処かで (ANYWHERE BUT HERE ) 99年米 | ウェイン・ワン | S・サランドン N・ポートマン B・ベデリア シャーン・ハトシー | ★☆ 邦題えらい古くさくて大げさなんですけど、ケーリー・グラント出てそうだったりして。エキセントリックな親に振り回されて「普通がいい」って思ってる気持ち、よくわかるんだよね、自分がそうだったから。親は選べないのよ。でも、反撥しあいながらもお互い愛してる、っていうことが言いたかったんだろうけど中途半端。あのカアちゃんの良さは私にはやっぱりわからんち。 |
ゴシップ (GOSSIP ) 2000年米 | デイヴィス・グッゲンハイム | J・マースデン レナ・ヘディ ノーマン・リーダス ケイト・ハドソン J・ジャクソン | ★★ メインがマースデンから見た視点なのかルームメイトの女の子の視点なのかがはっきりせず、誰に感情移入していいのかよーわからん。全員ロクデナシキャラで作ってるような『ラストサマー』みたいなのなら徹底して欲しいし、そうじゃないならみんな曖昧すぎかな。オチは読めちゃったし、ノーマン今回もなんかモニョモニョしたヘンな役だし…私が思ってただけで、ほんとはコイツってカッコ良くないんだろうか(笑) |
GOJOE 五条霊戦記 2000年東宝 |
石井聰互 | 浅野忠信 隆大介 永瀬正敏 勅使河原三郎 細山田隆人 |
★★☆ 京の五条の橋の上〜♪浅野君、すげえトウの立った「元服前のこわっぱ」だなあ。ムチャクチャかっこいいし映像センスは抜群、話も面白いんだが、ハンドカメラ使いすぎで酔いそうなのと、長い、長いんだよ〜2時間超は長すぎ、途中カッコつけすぎスカしすぎでダレダレ。おまけに邦画の必殺技・「何言ってるのかさっぱり聞こえない攻撃」まで出ちゃったぞ。でもド派手な五条の対決シーンは圧巻なのでここだけでも観る価値アリ。けどさ…牛若は女装してくんなきゃなあ〜。 |
ゴスフォード・パーク (GOSFORD PARK) 2001年英・伊・独・米 | ロバート・アルトマン | M・ガンボン C・S・トーマス M・スミス E・ワトソン H・ミレン R・フィリップ | ★★★ うわあ、1回じゃ絶対人間関係わかんないよ〜、でも2回観たらあちこち芸が細かくて唸ってしまった。これ、犯人・真相っていうのは二の次の映画だよね、ご主人もメイドも豪華キャスト、英国貴族をネタにしててもやっぱりアルトマン、登場人物がみんな薄っぺらで利己的なアホに描かれてて面白い。英国の朝ご飯、貴族でもビュッフェスタイルで食べるなんて知らなかった〜。 |
ゴッド・ギャンブラー 賭神伝説 (賭神3之少年賭神) 97年香港 |
バリー・ウォン | レオン・ライ ン・ジャンユー アニタ・ユン チャン・シウチョン ジジ・リョン |
★★☆ ぎゃはははレオン・ライのロンゲカツラ!ジャンユーさんがやってるのはコロッケが高見沢のモノマネしてるだけって感じだったんだけどレオン・ライのはトチ狂った石田純一だった。いいもん見せてもらったわ〜でも「その髪型はいただけないな」ってあんたにだけは言われたくないぞ、ジャンユー!笑いすぎて映画の感想そっちのけなんだが、お話はけっこう面白いです、でもセブンちゃんがいきなりああなってるのはちょっと酷すぎないか? |
ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝 (ALL FOR THE WINNER) 91年香港 |
ジェフ・ラウ | チャウ・シンチー ン・マンタ チャン・マン チュン・プイ |
★★★ だああああああかわいすぎるう〜。こいつはたまらん。鼻くそほじってるしタオル離さないしホクロに話しかけてるし。このギャグはチャウじゃなきゃできないっす。どうしてこれがレンタル屋さんにないの?面白すぎるのに〜。この後「ゴッド・ギャンブラー2」に続くのね。 |
ゴッド・ギャンブラーU (賭侠/GOD OF GAMBLERS U) 90年香港 |
バリー・ウォン | アンディ・ラウ チャウ・シンチー |
★★★ チャウチャウが出ていたのは知ってたけどこんなにおバカな主役級で出てるなんて〜。もっと早く観ればよかったわ。ポカやった時のチャウの顔がもうたまらん。監督はちゃんといるのにすっかりコッテコテチャウ・シンチーの世界になってる。買い!(笑) |
ゴッド・ギャンブラー3 (賭侠U之上海灘賭聖 GOD OF GAMBLERS V BACK TO SHANGHAI) 91年香港 |
バリー・ウォン | チャウ・シンチー コン・リー |
★★ これは「ゴッド・ギャンブラー」の続編じゃなくて「U」の続編なんだね。冒頭からアホ炸裂、ヒロインはまさかと思ったらコン・リーだし、こんなに爆笑バカ映画なのに何故日本でブレークしないの? |
ゴッド・ギャンブラー リターンズ (賭覇) 91年香港 |
0:00:00 | ドゥドゥ・チェン アニタ・ムイ ン・マンタ チャウ・シンチー |
★★★ ぎゃはははは〜!チャウ・シンチーにつられて借りてきたら全然彼が出てないのでがっくしきかけたら、これ、面白いじゃん!このヒロイン、誰?志村けんみたいでムチャクチャいい顔するぞ。アニタ・ムイもなんだか可愛かったし、主人公が女ふたりで友情ものっていうのも珍しくて、これはひろいもの。 |
ゴッドandモンスター (GODS AND MONSTERS) 98年米 |
ビル・コンドン | I・マッケラン B・フレイザー リン・レッドグレーブ L・ダビドビッチ |
★★★ この映画を公開しないなんて、日本の配給会社は何を考えてるんだ?イアン・マッケランはなんてすごい俳優さんなんだ〜彼じゃなかったらここまで切なく奥行きのある映画には仕上がらなかったでしょう。庭師の圧倒的な若さと肉体を前に、抑えがたい欲望と呼び起こされる過去の記憶とに懊悩するさまは見事。対するB・フレイザーも、大きな体で老人への尊敬と畏怖と嫌悪と戸惑いの複雑に入り混じった感情を体現していて素晴らしかった。いいもん見せてもらいました。 |
コップランド (コップランド(COP LAND)97年米) 97年米 |
ジェームズ・マンゴールド | S・スタローン H・カイテル R・デニーロ レイ・リオッタ R・パトリック M・ラパポート A・シオラ J・ガラファロ |
★★☆ なんだかけなされまくっていたけど、ワシとしてはけっこう良かったと思ったぞ。敗因は豪華キャストがひしめいているのにこれといった派手な展開がなくストーリーが進んでいくからだろうな〜。スタロ−ンが思慮深い保安官っつーのはどうかと思うけど、あとなんでスタローンがいつまでも消されなかったのかがよくわからんけど、耳が不自由になったいきさつ・NY市警と町の保安官の歴然とした差とかが興味深く描かれていて良かったね。でもカイテルの役はハックマンだったと後で言われても「そうだったね」とそのまま納得しそうだったぞ。 |
ことの終わり (THE END OF THE AFFAIR) 99年米 |
ニール・ジョーダン | R・ファインズ J・ムーア S・レイ I・ハート ジェイソン・アイザックス |
★★☆ これ観て気付いたんだが、私は不倫ものが嫌いなんじゃなくて、たいていの不倫ものは、不倫してる結ばれない自分たちっていうのに酔ってるよろめき主人公たちをすごく浅はかに薄っぺらく扱ってるのが嫌いなだけだったのだわ。今でも、好きなジャンルとは言い難いけど。ニール・ジョーダンはさすがにうまい演出だし、役者もがんばってる。レイフはまあ置いといていいんだけど、ジュリアン・ムーアがうまい!脇にいながらもお約束のスティーブン・レイがこれまたうまい、シツこい役でいいんだよなあ〜。ラストの冗談みたいな「奇跡」もいかにもN・ジョーダンの、っていう気がして許せたな、私は。 |
御法度 99年松竹 |
大島 渚 | 松田龍平 ビートたけし 崔洋一 浅野忠信 武田真治 トミーズ雅 坂上二郎 田口トモロヲ |
★★☆ 渚映画にしては俗っぽい出来になってたような。言葉や字面の説明が多かったので、もっと画面で勝負して欲しかったなあ?、とはいえワダエミの衣装がすんばらしくて、日本なのにすごくエキゾチック(いい意味で)な味が楽しめたよ。松田君は全身ロングがステキ、でもアップはカンベン(笑)武田真治の沖田がナイス!かわいい、欲しい!しかし日本ではいつ頃からホモが「御法度」になったんでしょうか? |
コヨーテ・アグリー (COYOTE UGLY) 2000年米 | デヴィッド・マクナリー | パイパー・ペラーボ A・ガルシア J・グッドマン マリア・ベロ | ★☆ …とほほ…なぜあの店がそんなに繁盛してるのか、なぜジャージーがあのオーナーにそんなに気に入られてるのか、なぜあの店にそんなにいたがるのか、そもそもなんでこの映画のタイトルがあの店の名前なのか、すべてがナゾ…ブラッカイマー、この映画、たぶん『フラッシュダンス』の感動をもう一度、ってところだったんだろうがあっちのほうはヒロインがこんなにヘロヘロしてなかったしサクセスストーリーのお話自体もずっとちゃんと出来てたよなあ。っていうか、したのか?サクセス。ここまで来たら〜サクセース。ブラッカイマー、この映画、きっと酔った勢いで「オラっちがプロデュースしてやっからまかしとき」とかなんとか安請け合いしちゃったに違いない。もしくはパイパー・ペラーボに「裸にギター」姿で迫られたとか。 |
コラテラル (COLLATERAL) 2004年米 | マイケル・マン | ジェイミー・フォックス トム・クルーズ ジェイダ・ビンケット・スミス マーク・ラファロ | ★★☆ うわあ笑える〜、マイケル・マンの映画で笑っちゃうとは予測できんかった、トムちん面白すぎ。いきなりトランプのように札ビラ切って「600ドルでどうだい?」って、もうあたしはトムの虜。トムちんたらホントにターミネーターになっちゃってたね、しかもR・パトリックがやってた新型のほう。妙に丈の短いズボン、スーツをビシッと着こなすには鍛えすぎな体+ちと足りない身長、キラキラオメメ、それでシャカシャカシャカシャカーー!っと全力疾走してるトムちん、殺し屋だとかそんなのとは全然別の意味でものすごく怖かった。ヘタに演出されてたら退屈しそうな展開、でも演出がうまい。LAの長い夜を彩る音楽も効果的、実際はうるさいくらいなのに、トムちんの存在が負けないアクを出していてバランスしっかり取れてたね、さすがはトム、ブラボー・トム! |
コラテラル・ダメージ (COLLATERAL DAMAGE) 2001年米 | アンドリュー・デイヴィス | A・シュワルツェネッガー エリアス・コーティアス クリフ・カーティス フランチェスカ・ネリー | ★★ 普通にバスに乗っても殺されそうになる国、コロンビア。テーマはヒジョーに重く、失うものが多すぎて、不毛な争いはやめようよ、と暗澹たる気持ちにさせられる。なのに大笑いなのはナゼ?シュワ、なんかベルト外してセクシーコマンドーやってるし、せっかく爆発止めたのにまたガス撒いてるし、プレデターだし… |
コレリ大尉のマンドリン (CAPTAIN CORELLI'S MANDOLIN) 2001年米 | ジョン・マッデン | N・ケイジ P・クルス J・ハート C・ベール | ★★☆ ニコちゃん、『月の輝く夜に』の「好きなのはキミとオペラだ」っていう台詞、再び言ってたね、今度は目で。C・ベール、ケツ出してがんばったのに屋根の上のバイオリン弾きならぬハゲのイタリア人のマンドリン弾きに負けちゃってちょっとかわいそう。のどかさと後半の目を覆いたくなるような悲劇との対比の描き方がうまいわ〜、主役二人もさることながらリーアムもどきのドイツ人将校のどうしようもなく辛い立場やC・ベールの男気なんかがズキンと来させられる。ペネロペはちょっと痩せすぎてて怖いな、もちっと太ってほしい。 |
殺し屋1 2001年日・韓・台湾 | 三池崇史 | 浅野忠信 大森南朋 塚本晋也 寺島進 SABU | ★★★ ぎゃははは、あの額の割れ方!足の切れ方。大林宣彦の『HOUSE』か?まあそのへんは大笑いで、さすが三池崇という感じでイチのキャラクターとおじさん?も大変面白いんだが、その他の拷問シーンや殺人シーン、ちょっと痛すぎ。とりあえず胎動感じながら妊娠中に観る映画じゃないだろ、これ。 |
コントラクト・キラー (I HIRED A CONTRACT KILLER) 90年フィンランド・スゥエーデン |
アキ・カウリスマキ | J・ピエール・レオー マージ・クラーク ケネス・コリー |
★★★ ワハハハ、「なぜ国を出たの?」「皆に嫌われてね」。ストレートすぎる!首吊ろうと思えば床に落ちる、オーブンに顔突っ込めばガス屋はスト。いくらでも出来そうなのにモタモタと殺し屋を解約できないのがまたトホホ。ダメダメ男のダメダメ話、舞台はイギリスなのにやっぱりアキが作るとヘンチクリンなフィンランドになってるとこが面白い。 |