タイトル ( 原題) 公開年 |
監督 | 出演俳優 | ワシだけの評価・コメント |
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マーサの幸せレシピ (BELLA MARTHA) 2001年独 | サンドラ・ネットルベック | マルティナ・ゲディック セルジョ・カステリット マクシメ・フェルステ | ★★ ドイツのレストラン厨房にてニセものタトゥーロ発見。姪っ子とマーサとの温度が徐々に暖まってゆく描き方は良かったし、この不器用で偏屈なマーサのキャラクターには共感持てるとこいっぱいあったんだけど、果たしてマーサが料理人である必要ってあったのか?天才シェフのマーサ、彼女の作る料理に、まるで心が入っていないように見えてしまった。あ、実際入ってなかったんだけど、始めからこんなふうだったわけじゃないだろうし、そうなるまでの課程ってものがあったはずで、それをもう少し細やかに見せてもらいたかった気が。 |
マーシャル・ロー (THE SIEGE) 98年米 |
エドワード・ズウィック | D・ワシントン A・ベニング トニー・シャルホウブ サミ・ボージラ |
★★ NYに戒厳令が…という突拍子もないネタと派手な爆破シーンのわりには、これってアクションじゃなくて人間ドラマなんだよね。重い、重いぞ。ヒゲを生やしたアラブ人がみんなホメイニに見えてしまう私の識別能力にも問題アリという感じだが、いまひとつ人間関係が掴みにくかったなあ。B・ウィリスはとっても似合っていて良かったんだけどアネット・ベニングがCIAって全然説得力ない。 |
マイアミ・バイス (MIAMI VICE) 2006年米 | マイケル・マン | コリン・ファレル ジェイミー・フォックス コン・リー シアラン・ハインズ | ★☆ リアリティ追求派なのはわかるし、C・ファレルのソニーも意外と役に合ってる(いかにも素足で靴履きそう)んだけど、重く作りすぎたせいか長っ尻でダレダレ、盛り上がりもなし、わざわざ映画として復活させる意味がなし。出てくる車や武器には多分こだわっているんだろうけど、そのへんは私にはよくわからんし。曲も気になって。テレビ時代のように、最新の曲を当ててたのかもしれないんだけど、合ってなかった気がする。敵方として登場する美女がコン・リーっていうのもなぁ〜、美人ではあるけど、あまりにも地味すぎ。リコは全然存在感なしで、J・フォックスでもいいけど、他の人がやっても別に・・・って感じでありました。 |
マイ・スウィート・ガイズ (PLAY IT TO THE BONE) 99年米 |
ロン・シェルトン | W・ハレルソン A・バンデラス R・ダビドビッチ T・サイズモア L・リュウ |
★★☆ キリストを見ちゃうウッディに何でもウッディのマネしちゃうバンデラスの兄弟ぶりがカワイイ!バンちゃん、泣いてるし。二人を手なずけてるR・ダビドビッチがピチピチに若いんじゃなくてかなりトウが立ってる美人なのがいいんだなあまた。ルーシー・リュウのビッチぶりも楽しい。R・スチュワートの財布盗ってたけど(笑) でもウッディ、カッコいいんだけどその胸板でボクサーってのはちょっとキツくない? |
マイ・ドッグ・スキップ (MY DOG SKIP) 2000年米 |
ジェイ・ラッセル | フランキー・ミューニック K・ベーコン D・レイン L・ウィルソン |
★★★ アメリカ人といったら犬。犬好きだよねえ〜日本人も好きだけど、ちょっとアメリカ人の犬に対する愛情のかけ方と全然違うんだよね。犬、ハチャメチャにカワイイ!ついでに男の子もやんちゃそうで頭良さそうでカワイイ。どうってことない子供時代の想い出というやつなんだけど、全体的にイヤミじゃなく田舎町のいい部分をピックアップして作られていてグウ。口数少なく人生や世の中について教えてゆくケビン父ちゃんがポイント高くて、これが泣けるんだよな。優しいママのD・レインも綺麗で良かったわあ。 |
マイ・ネーム・イズ・ジョー (MY NAME IS JOE) 98年英 |
ケン・ローチ | ピーター・ミュラン ルイーズ・グッドール ゲイリー・ルイス |
★★☆ 抜け出さなきゃとわかってても貧しさのあまり抜け出せない、2000ポンドのお金が工面できなくて死んじゃう人たち。底辺の労働者階級を描いていて辛い題材に辛い話なんだけどどっか愛情深くて希望が感じられるんだよね、これ。会話に温かみがあるからなんだろうか?やっぱりうまいです、ケン・ローチ。 |
マイノリティ・リポート (MINORITY REPORT) 2002年米 | スティーブン・スピルバーグ | T・クルーズ C・ファレル S・モートン M・V・シドー | ★★★ ギャー、スパイダー、気持ち悪いっ。超能力者の予知夢で市民タイホしちゃうってあんた、今から50年経とうが100年経とうがそんな法案成立するわけないって!といういかにもぉ〜、な未来SFなんだけど、さすがはスピルバーグ、まったく退屈させずに引っ張ってくれちゃいますわ、泣かせもしっかり入ってます。今とまったく変わらない生活空間っていうのがベースになった上で、『ブレードランナー』ばりのダークな雰囲気もあるのに、鉄腕アトムに出てきそうな、ダサ…っていういかにもな未来グッズ?もあり、そのへんがミックスされてて面白い。でも、あの予知イメージが映し出される透明パネルみたいなの、あれって却って見にくいんじゃないのぉ〜? |
マイ・ハート,マイ・ラブ (PLAYING BY HEART) 99年米 |
ウィラード・キャロル | S・コネリー G・ローランズ A・ジョリー R・フィリップ D・クエイド M・ストー |
★★☆ 特にオシャレというわけでも奇をてらった演出もないけど、登場人物それぞれが絆を取り戻したり愛を育んだりする様子を優しく描いていて好感大。特にA・ジョリーとR・フィリップのカップルは可愛すぎてウルウル。ライアン脱ぎが全然たりないけどさあ、チェッ。あとスカリーはちょっと髪型変えなさいね。それにしてもエイズはもう当たり前のように映画に出てくるようになったなあ。 |
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング (MY BIG FAT GREEK WEDDING) 2002年米 | ジョエル・ズウィック | ミア・ヴァルダロス ジョン・コルベット マイケル・コンスタンティン レイニー・カザン | ★★☆ ぶははは、ギリシャ人がみんなあんなだったらすごすぎる。日本の田舎の親戚っていうのもすごいけど、けっこう似たようなものかも。夫になるイアンとイアンの両親がおとなしすぎてちょっと物足りなかったかな〜、あそこまでギリシャ流で仕切られたら、いくらおとなしい人たちでももうちょっと文句言うんでは、と思うんだが、おハイソっぽかったし、一人息子だし。で、白パンのサンドイッチよりもムサカのランチのほうが美味しそうでいいじゃん、ムサカ大好き。 |
マイ・フレンド・メモリー (THE MIGHTY) 98年米 |
ピーター・チェルソム | キアラン・カルキン エルデン・ヘンソン S・ストーン G・ローランズ H・D・スタントン |
★☆ …なんて言っていいんだかコメントに困る映画。馬がわりにされて嬉しいんかい?肩車でおトクだったのはダンクシュートくらいのもんでしょうか。製作側の努力は認めるが、「感動の名作」としても「小さな冒険モノ」としても「少年の成長の1ページ」としてもメチャメチャ中途半端。鼻ほじりそうになっちゃったよ←人でなし! 「マイシリーズ」(笑)中では一番スカな映画かもね。カルキン弟のコルレオーネのモノマネが一番面白かったぜ。 |
マイケル (MICHAEL) 96年米 |
ノーラ・エフロン | J・トラボルタ A・マクダウェル W・ハート ボブ・ホスキンス |
★ どーしようかと思ったぞ。かなり覚悟はして見たものの、これじゃあんまりじゃねえか?←ガラ悪くなってるよ トラボルタを天使に持ってきたところで笑いを取ろうとしてるのがまずあざとい。でもさっぱり盛り上がりもしないし、あ、私ってアンディ・マクダウェルとノーラ・エフロンが嫌いだからこんなこと言ってるのか?監督とキャストが違ったら面白かったかな?いやそんなことないに違いない(笑) |
マイ・ボディガード (MAN ON FIRE) 2004年米 | トニー・スコット | デンゼル・ワシントン ダコタ・ファニング ジャンカルロ・ジャンニーニ クリストファー・ウォーケン ミッキー・ローク | ★★ なんじゃこの邦題は。しょーもないラブコメと勘違いしそう。T・スコット、いつものキレが無かったな〜残念。ちょっとテーマが重すぎて、見てるのがしんどい。長いのでダレるし。アメリカ映画におけるメキシコってとこは何でも有りの無法地帯ってのもあるけど、警察の腐敗は想像以上にスゴそう。デンゼルにあそこまでやらせるダコタちゃん、魔性の少女か? |
マキシマム・リスク (MAXIMUM RISK) 96年米 |
リンゴー・ラム | J・クロード・バン・ダム ナターシャ・ヘンストリッジ J・ユーグ・アングラード |
★★ バン・ダムの映画はどれもこれも全部おんなじ(笑)そこそこにうまく出来たストーリーと派手なアクションと得意の格闘。でもどうしていつもちゃんとフランス系の役なんだろう?欧州車が欲しい私はプジョーやルノーが壊されまくるといたたまれない〜私にくれ!(笑)兄弟愛で泣かせるところあたりがリンゴー・ラムの趣味っぽい。それにしてもますます気持ち悪いぞ、ジャン・ユーグ・アングラード!(笑) |
マグダレンの祈り (THE MAGDALENE SISTERS) 2002年英・アイルランド | ピーター・ミュラン | ノーラ=ジェーン・ヌーン アンヌ=マリー・ダフ ドロシー・ダフィ アイリーン・ウォルシュ | ★★★ 世界中のいろんな国や地域で、なぜか姦淫の罪に問われるのは女性のみという慣習が残っているところが今なおあるんだよな〜、、こういう話を見たり聞いたりするたびに一日落ち込んじゃう。聖職者の腐敗の犠牲になるのも女性。でも、女性だけに罪を負わせる男性はもちろんですが、女の妬み・嫉みはある意味もっと怖いかもと思わされる作品。シスターたち、半分くらいは正義を行っていると信じてやってたのかもしれんが、半分は若くて美しくて男性を惹きつける魅力のあった彼女たちが憎くてしょうがなかったんでは。でも、一番堪えたのは、あんなところに彼女たちを連れて行ったのが、他ならぬ家族だったということかな。見応えある力作で、おかげでどーんと気分は落ち込んだんだが、強欲院長をはじめとする修道院スタッフたちの悪者っぷりが強調されすぎていてマンガのようでここが残念。銭亡者の院長にセクハラシスターなど、まるで『スケバン刑事』に出てくる女子少年院みたいでさ〜。 |
マグノリア (MAGNOLIA) 99年米 |
ポール・トーマス・アンダーソン | T・クルーズ F・S・ホフマン J・C・ライリー J・ムーア W・H・メイシー J・ロバーズ |
★★☆ 3時間チョイ、すっかりのめり込んで観てしまったぞ。それぞれの苦悩と優しさと挫折と邂逅とがものの見事に交錯して描かれてます。実のところ私にはちょっと音楽がうるさすぎたんだけど、トム・クルーズの熱演は音楽にも股間のトップガンに全然負けてなかったし、その他のキャストも息苦しいほどの名演。こんなことだって起こるんだぜ、の衝撃のラストはアゴはずれまっせ。 |
マジェスティック (THE MAJESTIC) 2002年米 | フランク・ダラボン | ジム・キャリー M・ランドー ローリー・ホールデン D・オグデン・スティアーズ | ★★ ハリウッドで赤狩り旋風の吹き荒れた50年代、いまだ戦争の傷跡が残る田舎町、知っているわけじゃないのに妙に懐かしいアメリカ。映画館で上映してる作品が爆笑映画の『地球が静止する日』だったりして往年の映画ファンの心もちょっとくすぐる演出もアリ。灯台でキスをするジム・キャリーと恋人のバックに見える夕焼けがバリバリ合成だったりして、映画のつくりまでわざと古いアメリカ映画のようにしてるのか?とか。で、そこそこいいお話なんだけど…妙にぼんやりしてるんだな、2時間半は長すぎるでしょ、どこらへんで盛り上がればいいのか良くわかんない。F・ダラボンの映画、雰囲気は満点なのにいつも引っ張りすぎるのが悪いクセのような気が。 |
マスク (MASK) 94年米 |
チャールズ・ラッセル | ジム・キャリー C・ディアス P・リーガート |
★★★ 時間ないのについついまたバカ笑いしながら全部観てしまった。私はやっぱりジム・キャリーがスキだ。ま、ホントの主役は犬のマイロなんだけどね(笑)C・ディアスってあんまり変わってないと思ってたら、この頃はけっこうムチムチのおねえちゃんだったのね。 |
マスター・アンド・コマンダー (MASTER AND COMMANDER) 2003年米 | ピーター・ウィアー | ラッセル・クロウ ポール・ベタニー ビリー・ボイド ジェームズ・ダーシー | ★★☆ えーと、まあまあ。←えらそう 噂になってた予告と全然違ってたんでびっくり。嵐や戦闘シーンは大作ならではの迫力、船が立ち寄るガラパゴス諸島のシーンも面白い、でも終わり方が呑気すぎてちょっと脱力、やっぱり戦争好きなんだね。狭い船内にぎゅうぎゅうに詰め込まれた図体のデカいラッちゃんはじめ海の男たち、あまりにむさ苦しすぎて、なんか途中で息抜きに綺麗な女の人見たいな〜と思ってしまった、ベタニーは黒髪のカツラを着用していたら誰だか最初わかんなかったが、立ち姿や仕草が繊細さを醸し出していてステキ。 |
マタドール 炎のレクイエム (MATADOR) 86年スペイン |
ペドロ・アルモドヴァル | ナーチョ・マルティネス A・バンデラス アサンプタ・セルナ エヴァ・コーボ カルメン・マウラ |
★★☆ 若くてういういなバンデラス、カワイイんだか気持ち悪いんだか、キャー。登場人物がみんな異様につっけんどんなのはスペイン人だからなのか?(笑)常軌を逸した情熱と愛情で結ばれたすごーく濃いカップルのああだこうだにアンヘルことバンデラスの超能力まで加わっちゃって、すごいっす、ジャンル分け出来ない。あんなにバレバレなのに犯人が突き止められない警察もすごいっす。アンヘルって英語でエンジェルのことよね〜バンデラスが天使って、それもすごいわ。 |
マチルダ (MATILDA) 96年米 |
ダニー・デビート | D・デビート マーラ・ウィルソン |
★☆ 天才少女マチルダちゃんなんだけど天才にしてはスケール小さすぎてお話にならないぞ。校長先生は動物だし、低調なコメディでした。マーラ・ウィルソンはかわいいよ。 |
M★A★S★H (M★A★S★H) 70年米 | ロバート・アルトマン | D・サザーランド E・グールド トム・スケリット R・デュバル サリー・ケラーマン | ★★★☆ 何度見てもいいわ、ホットリップス、全然めげないし。「何で軍医になったんだ」と訊かれたホークアイが「徴兵されたから」っていうのがいいんだよな〜、医者としてはすんごく優秀、実はモラリスト、課せられた仕事には最前を尽くす。でもやることは徹底的に不遜でバカ。手術シーンがやたらリアルで、自殺ごっこ(最後の晩餐(笑)にうつつを抜かす軍医チームの姿との対比に強烈に斜にかまえたブラックユーモアを感じるのよね。自殺の歌、本気でCD欲しいんですが。しかしいいかげん日本じゃ銅鑼は使わないんだって誰か教えてやってくれ。 |
マッチスティック・メン (MATCHSTICK MEN) 2003年米 |
リドリー・スコット | ニコラス・ケイジ サム・ロックウェル アリソン・ローマン |
★★☆ あっと驚くラストが、と評判を聞いちゃっていたので、なんとなく予測がついたし、かなり無理があるな〜と思いつつ、でも面白かった。なんかニコラス・ケイジが怪演って感じで潔癖症の強迫神経症?の詐欺師をやってんだが、この神経症と話の筋とがあんまり関係なくて、でもやたら笑えるんだな、発作が。アリソン・ローマンって『ホワイト・オランダー』でも思ったけど、美人っていうわけじゃないけど存在感のある子で、今後も期待。 |
マッド・モンク 魔界ドラゴンファイター (濟公/MAD MONK) 93年香港 |
ジョニー・トー | チャウ・シンチー ン・マンタ アンソニー・ウォン カーク・ウォン アニタ・ムイ |
★★★ ああ、涼しい目で毎回必ず相手を袋叩きにしてくれちゃうチャウ・シンチー。ステキすぎる。メチャメチャ汚い格好しててもやっぱりカワイイ。中国の神様がわからないとなかなか全部は理解しにくいんだけど、ラスト近くは「プルガサリ」みたいだし、やたらにバナナ食べてるし、充分楽しめたぞ。ところどころ爆笑。アンソニー・ウォンもけっこうかわいいしね。 |
マトリックス (THE MATRIX) 99年米 |
ラリー&アンディ・ウォシャウスキー | キアヌ・リーブス L・フィッシュバーン キャリー・アン・モス ジョー・パントリアーノ |
★★★☆ すごい!予告でさんざん見せられて、これ以上のものは期待できないのかと思ったあたしがバカでした。めちゃめちゃ面白かったぞ。あの監督兄弟のオタクぶりはすごいかも。デジタル時代の「救世主」に、キアヌの東洋人っぽい無機質なルックスはまさにはまり役。カンフーキアヌも楽しめて二度美味しいが、相変わらずのO脚どっすん足なのが玉に瑕〜。いちばんカッコ良かったのはトリニティ。でもあのサングラスはあたしじゃ鼻が低すぎてひっかからないわね。あの携帯は何番にかけてるんだろう? |
マトリックス・リローデッド (THE MATRIX RELOADED ) 2003年米 | ラリー&アンディ・ウォシャウスキー | K・リーヴス C=アン・モス L・フィッシュバーン H・ウィービング J・ピンケット・スミス | ★★☆ スミスてんこ盛り、大笑い、ほらほらみ〜んなボクになる。ミスター・アンダーソン、君は頭の筋肉はさっぱりのようだね、って、キアヌに向かって何当たり前のこと言ってんだか。相変わらず惚れ惚れするカッコ良さ、高速のバイクシーン、スゴイよ!でもムダなシーン多すぎて、「愛」もそこまで行くと身勝手です、ネオ様。マトリックスの住民がオモロイので、次回も是非出して欲しいものなんですがどうなんでしょ。 |
マトリックス・レボリューションズ (THE MATRIX REVOLUTIONS) 2003年米 | ラリー&アンディ・ウォシャウスキー | キアヌ・リーヴス C・アン・モス L・フィッシュバーン ヒューゴ・ウィービング J・ピンケット・スミス | ★★ わかりやすくSFアクション映画になってたね〜、終始「水」のイメージ、ウニも出てきてたしな〜、で、あれはマグロとかイワシとかっていうか、なんか不気味な深海生物って感じで気持ち悪くて良かったな、ちょっとイナゴの大量発生とかも連想。『エイリアン』シリーズにも出てきてた、人間が操縦する=アナログな戦闘ロボみたいなのっていうの、好きだよね。壮大な合唱をバックに、やってることはドラゴンボールのカメハメハー!とか思うと個人的に我にかえっちゃったんだけど。 |
真夏の夜の夢 (A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM) 99年米 |
マイケル・ホフマン | K・クライン R・エヴェレット S・トゥッチ C・ベール C・フロックハート M・ファイファー D・ストラザーン |
★★ この話、もうちょっと面白かったと思ったんだけど?舞台観に行ったならあれでもいいんだけどね、セットばりばりなのが映画っぽくなくてワシ個人としてはちょっと。シェイクスピアの台詞まわしが浮いてる気がして酔えないのも残念。でも自転車を持ってきたところと、衣装とサントラとどろんこプロレスはすんごく良かった。ケビン・クラインは顔毛むくじゃらでもそうでなくても違いはないような… |
マネートレーダー 銀行崩壊 (ROGUE TRADER) 98年英 | ジェームズ・ディアデン | E・マクレガー アンナ・フリエル トム・ウー ダニエル・ヨーク ナイジェル・リンゼイ | ★★☆ 先物取引っつったら悪徳商法の代表格みたいに言われてたんで、名前聞いただけで「あぶない」とか思っちゃうんだよねえ。アハハハ、でも感想としては、大銀行ぶっ潰しても大したおとがめはないんだなーって…全然教訓になってないかも(笑)ユアンがエリート銀行員って、なんて説得力ないんだと思ったら、ケツ出しで逮捕されてやんの、そっか〜このためにユアン使ったんだね、納得(そうなのか?)いやあ、タイガースの応援団か激安家電ショップの店員さんみたいなダンダラの勝負衣装、似合ってましたがな。 |
マネキン (MANNEQUIN) 87年米 |
マイケル・ゴッドリーブ | A・マッカーシー K・キャトラル J・スペイダー |
★★ 前に観た時はすごくいいと思っていたんだけど、こんなんだったのね〜、アイドルピカピカマッカーシーは可愛いけどこの映画けっこう恥ずかしいわ。ウィンドウディスプレー全然大したことないし(笑)7:3ヘアでカメのように首すくめてるスペイダーもアホすぎだけど、生まれ持った美しさは隠せないわね(笑) ヒロインが寝ぼけた美人のキム・キャトラルってのがどうかなあ、80年代のジュリア・オー モンドと呼んであげましょう。 |
まぼろし (SOUS LE SABLE) 2001年仏 |
フランソワ・オゾン | シャーロット・ランプリング ブリュノ・クレメール ジャック・ノロ |
★★★ 珍しく邦題グウ。なんとお耽美な物語。夫は事故に遭ったのか、それとも自殺だったのか、25年連れ添った夫との「あうんの呼吸」も錯覚だったのか。死にざまを目の当たりにしても夫が帰らない事実を受け入れられずに「まぼろし」を見続けるマリー。美しくて哀しく、どっぷり浸りそうな自分がコワかったわ、戻ってこれなくなりそう。F・オゾン、4本見たけどほんと〜に作風がわからない、驚き。余計なお世話だが、スパゲティはもっとバラして入れたほうがいいよ。 |
守ってあげたい! 99年ゼアリズ&日本出版 |
錦織良成 | 菅野美穂 杉山彩子 宮村優子 白川みなみ 古尾谷雅人 |
★★☆ マンガの映画化とあって思いっきりマンガしてたけど、インパクト大のキャラクターとなじみのない婦人自衛官の訓練の様子がけっこう面白いぞ。全部訓練シーンだけで通しても良かったのでは?とも思うのでちょい残念。あれが噂の「みやむー」ね。さすが、声が浮 いてたわ(笑) |
真夜中のサバナ (MIDNIGHT IN THE GARDEN OF GOOD AND EVIL) 97年米 |
クリント・イーストウッド | J・キューザック K・スペイシー J・ロウ J・トンプソン ザ・レディ・シャブリ |
★★☆ うひゃひゃひゃ、ケビン・スペイシー、もう絶対ゲイだわ、間違いナシ。Qザック、貞操の危機!←はあ?原作、ベストセラーらしいので読んでみたいんだけど、この映画では話の焦点がどこにあるのかいまひとつ理解できず。個人的に、変な街の人々の様子みたいなのは面白いと思うんだけどね。 |
真夜中の虹 (ARIEL) 88年フィンランド |
アキ・カウリスマキ | トゥロ・パラヤ マッティ・ペロンパー スサンナ・ハーヴェスト |
★★★ ここにも雪だるま式に不幸が畳みかけてくるどうしようもないずんどこ男が。名前からしてカスリネン、ツイてるとはとても思えないぜ。脱獄しても、人殺しをしても、天使のように優しい中年女と利発な息子がついてきてくれるんだもん、カスリネンよ、がんばれ。アリエル号に希望を託して。 |
マリー・アントワネットの首飾り (THE AFFAIR OF THE NECKLACE) 2001年米 | チャールズ・シャイア | H・スワンク S・ベイカー J・プライス E・ブロディ J・リチャードソン C・ウォーケン | ★★ ワハハ、こんな茶番が実話だってのがすごいな〜、しかもどう考えてもいずれバレるのに、何を考えてこんなことしちゃったのか理解不能。フランス貴族ってアホだったんでしょうか?気付けよ、枢機卿。H・スワンク、がんばってるんだけどこの役のイメージとは全然違うんで、そこもなんだかな〜。E・ブロディをチェックしたってことで。以上。 |
マルコヴィッチの穴 (BEING JOHN MARKOVICH) 99年米 |
スパイク・ジョンズ | J・キューザック C・ディアス K・キーナー J・マルコヴィッチ |
★★☆ ぎゃははは、マルコヴィッチ?マルコヴィッチ。どっからこの発想が出てきたんだろう、アイデアには満点。ジョンQとキャメロンのこぎたないナーズ夫婦もビッチなキャスリーン・キーナーもどっかネジがずれた性格してて、観ていて感情移入できないようになってるのもわざとって感じ。でも一番がんばってたのはやっぱマルコヴィッチ(笑)そんなすごいガタイして踊らないで〜なんか見ちゃいけないものを見てしまった気分っす。IラブNY。あすこのオフィス、私なら余裕でまっすぐ立てそうなのが哀しい…カーン(石蹴ってる) |
マルサの女 87年伊丹プロ | 伊丹十三 | 宮本信子 山崎努 大地康男 津川雅彦 桜金造 | ★★★ さすがは大ヒット作、面白い!全然そんな心配いらないのに、アタシだったらどこにカギ隠す!?と必死で考えちゃったじゃん、なんかタイムリーにサッチーの脱税騒ぎもあって、まんま登場人物になってほしかったわさ。でっかい自動車電話が時代を物語ってたわね。 |
マルホランド・ドライブ (MULHOLLAND DRIVE) 2001年米・仏 | デヴィッド・リンチ | N・ワッツ ローラ・ハリング ジャスティン・セロー ダン・ヘダヤ | ★★★ ぜんっぜん関係ない人や物のトホホエピソードにやたら時間かけるわ、赤カーテンのステージ大好きだわ、登場人物みんな変だわ、リンチ、以前のリンチに戻ってる、いい!なぜかこのストップモーションナイトメアって感じの世界に参加したくなるワシ。さんざん聞いてはいたけどほんとわけわからんなあ、でもリンチなんだからわからんのは最初からわかってるし、多分本人も真相わかってないでしょ、これ?当たりでしょ? |
マルメロの陽光 (EL SOL DEL MEMBRILLO) 92年スペイン |
ビクトル・エリセ | アントニオ・ロペス・ガルシア | ★★☆ A・ロペス・ガルシアは画家。彼が数ヶ月にわたって、マルメロの木と実を描いてゆくさまをほとんどリアルタイムで観ているような錯角に陥る。街の音や通りがかる人々、ぼんやり観ている うちにマルメロの実は熟し切って落ちてしまった。 |
マレーナ (MALENA) 2000年イタリア |
ジュゼッペ・トルナトーレ | モニカ・ベルッチ ジュゼッペ・スルファーロ |
★★ マレーナ綺麗だった〜、アップになるとちょっとシワができかけてくたびれかけてるところがまた色っぽい。でも私はこの映画、ひたすらあの町の人たちが怖かった。嫉妬してギャーギャー言ってる時はまだいい、ラストのあの人たちの態度が…怖かったー、田舎町の人間の群集心理。よくぞあの中で耐え抜いたと思うと何の言い訳もせずに凛とした態度をずっと貫き通したマレーナがまたすごく強く高潔に見えてきて良かったんだけど。レナート少年の父ちゃんが大笑いだったわ〜あの手つき。 |
マン・オン・ザ・ムーン (MAN ON THE MOON) 99年米 |
ミロシュ・フォアマン | J・キャリー D・デビート C・ラブ P・ジアマッティ |
★★★ すごいよ、ジムさん、大熱演。ちょっとジムキャリー入ってたけどさ(笑)ミロシュ・フォアマンってやっぱり名監督よね、知らないのにふかーく頷いてしまうような演出が多々あり。客に嫌われたいコメディアンってのはすごすぎる、全人生をネタにかけた男だったんだよね、コイツ。ちょっとアタシ、波長が合いそうなのが嬉しいというか怖いというか…本物のカフマンが見たいぞ!ところで彼のギャグは新しすぎたってのはほんとなのか?あれってそういう問題か?(笑) |
MONDAY 2000年シネカノン |
SABU | 堤真一 松雪泰子 大杉蓮 寺島進 田口トモロヲ |
★★☆ ワッハッハ!毎回絶対に期待してる線までは観せてくれるよね、SABU監督。堤真一ってほんっと芸達者だわ、酔っ払い演技ってすごい難しいんだよね、踊りもね(笑)クライマックスがすんごい笑えたのでラストまでトホホっぽく決めてくれるともっと面白かったかな、好きなんだけどね、あの終わり方も。みんなもペースメーカーには気をつけようね。 |
マンハッタン・ラプソディ (THE MIRROR HAS TWO FACES) 96年米 |
バーブラ・ストライサンド | バーブラ・ストライザンド J・ブリッジス ローレン・バコール ミミ・ロジャース P・ブロスナン |
★★ そんなアホな話あるわけないだろ〜!バーブラが自分で監督してるからすごいご都合主義なナルナル映画という感じなんだけど、自分がブスだと思って悩むバーブラの姿が妙に印象深くて、ここは地でいってるのか?といらんところで考え込んでしまった。ピアース・ブロスナンのアホアホ色男がはまりすぎ!今にもカバンからエルセラーン化粧品出すかと思ったよ。 |
マンハッタン恋愛事情 (TWO GIRLS AND A GUY) 97年米 |
ジェームズ・トバック | R・ダウニーJr. H・グラハム N・G・ワグナー |
★☆ アハハハダウニーJr.ってほんとにこういういいかげんな軽いヤツの役が似合うなあ〜鏡に向かって熱演はさすが。後のふたりも長い長い台詞をがんばってこなしてるけど、ごめん、つまんないわ(笑)こういうのって会話だけで成り立ってるんだから会話が面白くないとね〜。改めてウッディ・アレンとかE・バーンズってすごいと、関係ない人たちを見直した映画でした。 |
マンボ!マンボ!マンボ! (MAD ABOUT MAMBO) 2000年英 | ジョン・フォルト | ケリー・ラッセル ウィリアム・アッシュ ブライアン・コックス テオ・フレイザー・スティール | ★★ フェリシティの他には美男も美女も一人も出てこない、さすがイギリス映画は違うな〜だってダニーとオリバー、この二人に迫られても別の意味でどっちも選びようがない(笑)道路封鎖の英国軍に「バスはカトリックが焼いちゃったんでしょ」なんてすげえジョーク、北アイルランドならではの名物もんがコメディタッチで見られてちょっと新鮮。できたらもうちょっとダンスシーンをワクワクする見せ方して欲しかったな。 |