タイトル
( 原題)
公開年
監督 出演俳優 ワシだけの評価・コメント
レイト・フォー・ディナー
(LATE FOR DINNER)
91年米
W・D・リヒターブライアン・ウィマー
ピーター・バーグ
M・ゲイ・ハーデン
P・ギャラガー
コリーン・フリン
★★☆
暑い、溶けてるんだ、とか言ってた割には結局なんの後遺症もなかったんスか?とか、時間がずれてる人たちならではのギャグが全然足りなかったりとかいろいろアラは目立つんだけど、男二人があまりにオトボケでかわいいのと家族がみんな優しくてじーんと来させられちゃうのでそれも帳消しに。映画デビューのジャニーン・ガラファロとクドクドP・ギャラガーが観られたのもオトク。
レインディア・ゲーム
(REINDEER GAME)
2000年米
ジョン・フランケンハイマー B・アフレック
C・セロン
G・シニーズ
★★☆
だーいどんでん返し。雰囲気は全体的におBなんだが同じおBサスペンスの「ワイルドシングス」よりもずいぶんいい出来で退屈しないで観られました。。「MTM」でいい人やってた反動が出まくったのか(ってこっちのが先か(笑))G・シニーズ悪すぎ。ベンがアップになると顔の上下が切れるのが笑えてさあ。
レクイエム・フォー・ドリーム
(REQUIEM 4 A DREAM)
2000年米
ダーレン・アロノフスキージャレッド・レト
E・バースティン
J・コネリー
★★★
ああジャレット・レトにお化粧してあげたーい、チークとかマスカラ似合うだろうな〜…じゃなくて、うひゃーすんごく面白いがすんごくしんどいっす、どんどんぶっ壊れてゆくレトちんと楽しい(楽しいか?)仲間たち。言っても仕方ないと思うが言わずにはいられない、お前らちょっと止まれよ!ヤクをキメる同じパターン映像がガン、ガン、ガーンと入りまくるのがリズミカルでそのうちちょっと快感に。こっちもユンケル一本キメてかかんないと見るの辛いかも、ああ、すごいよ〜ハナタレエレン・バースティン、赤いドレスの呪いが私を襲う…つづく。
レザレクション
(RESRRECTION)
99年米
ラッセル・マルケイ C・ランバート
リーランド・オーサー
R・ジョイ
D・クローネンバーグ
★★★
副題をつけさせていただくと「セブン外伝:ランバート君の更正日記」。亜流「セブン」とは聞いていたけど、天気雨がざーざー降ってたり死体のメッセージ・聖書の引用などなど、あちこちで思いっきりセブンしていてワハハ。でもそこはランバート様のおB映画、これでもかってな具合にコテコテベタベタ刑事物路線で攻めていってくれてもうもう非常に好み。でもおBとはいえ、最近はやりのサイコ殺人もの映画の中でも拍手ものの「楽しい」出来だったと思うぞ。あーなんか「ハイランダー」が観たくなってきた。
レジェンド/光と闇の伝説
(LEGEND)
85年米
リドリー・スコット トム・クルーズ
ミア・サラ
ティム・カリー
★★
前に観た時は「トム・クルーズきもちわりい」と思っただけだったのだが、お金のたっぷりかかった綺麗なファンタジーに仕上がっている映画だった。ユニコーンが森の泉で戯れているところはとても綺麗。
レジェンド・オブ・ヒーロー 中華英雄
(中華英雄)
2000年香港
アンドリュー・ラウ イーキン・チェン
ニコラス・ツェー
クリスティ・ヨン
ユン・ピョウ
アンソニー・ウォン
フランシス・ン
★☆
「風雲」と同じ原作の漫画の映画化だが、相変わらず格闘ゲームのキャラクターのように飛んで跳ねてビーム光線を出し、テレポテーションのワザを使うイーキンたちがすっかり人間じゃなくなってる。その魔法はなんだ?名前も、「英雄」「無敵」とか、まんま漫画のノリ。生奴ってなんだ?でも舞台が20世紀のアメリカになっているところが「風雲」よりハチャメチャさを引き立てていて、最後のほうはもうヤケクソ。アメリカ人、いいのか、これを野放しにしてて。しかも詰め襟姿で広東語の日本の忍者って…けっこうしょうもない映画だけど、でもオールスターキャストだったので ニコラスやイーキンのファンにはとってもオイシイでしょう。
レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
(ONCE UPON A TIME IN MEXICO)
2003年米・メキシコ
ロバート・ロドリゲスアントニオ・バンデラス
ジョニー・デップ
サルマ・ハエック
ウィレム・デフォー
ミッキー・ローク
★★★
わりと不評のようだったので期待してなかったんだけど、どうしよう、面白かったんだけど〜。ものすごく大変そうなポーズでボロロン、とギターを弾くバンちゃんシルエットもステキ。どんなに使い勝手が悪かろうと、あくまで武器や火薬を仕込むのはギターケース、とっても職人気質なマリアッチ御一行様、あれが噂のこだわりのマリアッチ魂ってやつなのか。誰も噂してないし。でも締まりのない映画だったかな、チワワを抱えたど〜する?ミッキーロークは、ど〜する?って迷いっぱなしだし、ものすごく悪そうなW・デフォーは大して怖くないという、ちと中途半端な使われ方で不完全燃焼。デップは出てくると映画をデップ色にしちゃうんで脇役で使うならチョイ役程度しか向いてないよね。で、絶対、本人がやりたかったんだよね、あっ、見えネー、頭ゴーン、イテテテ、とか(笑)
レッサー・エヴィル
(THE LESSER EVIL)
98年米
デビッド・マッケイ コーム・フェオーレ
トニー・ゴールドウィン
アリス・ハワード
★★☆
ふむふむ、あっと驚くラストはあんまり大したことなかったけど、事件当時を暗く暗く回想してゆく展開と、醜く崩れていく友情の描き方はうまかったかも。いやー、でも、死にそうで死なない人を目の前にしてるのって…悪夢。
レッド・ドラゴン
(RED DRAGON)
2002年米
ブレット・ラトナーE・ノートン
A・ホプキンス
R・ファインズ
E・ワトソン
H・カイテル
F・S・ホフマン
★★
こ、こわ〜、犯人よりもクライマックスのE・ワトソンの顔のあまりの怖さにトラウマになりそう。R・ファインズ、ハダカ大サービス、オマケにホフマン@おっさんレオの素晴らしすぎる裸まで付いて来ちゃってすげえお買い得。レイフのサイコっぷりはハマってて見応えアリ、でも、なんだかなー肝心の犯行の動機がいまひとつはっきりしないんですが。それと、ノートン君@マヨネーズ容器、イェール大卒はわかるがひらめきすぎでは?ほんとは謎解きレクターに全部教えてもらってたんでしょ?あんたホントははらたいらなんでしょ?
レッド・バイオリン
(THE RED VIORIN)
98年カナダ・伊
フランソワ・ジラール ドン・マッケラー
S・L・ジャクソン
G・スカッキ
J・フレミング
★★
いろんな人といろんな運命をたどってきたヴァイオリン…なんだけどそれぞれがどーでもいいような話でさあ、いまいち入れ込んで見られないんだよ。木原敏江のマンガみたいって言ってた方がいましたがまさにそんな感じ(笑)ジェーソン・フレミングは色っぽかったっす。強引に全部英語で通しちゃうハリウッド映画と違って他の外国映画はちゃんと国が違えばその国の言葉で映画作ってくれるんでそこはグー。
レッド・プラネット
(RED PLANET)
2000年米
アントニー・ホフマン V・キルマー
C・アン・モス
T・サイズモア
B・ブラットサイモン・ベイカー
T・スタンプ
★★
「ミッション・トゥ・マーズ」と重なっちゃうなあ〜、キャリー・アン・モスが同じような無機質な空間で宇宙船をあれこれ操作してるので「マトリックス」とも重なっちゃう。とにかく息が苦しい映画だったわ〜あとトム・サイズモアがいい人やってるんで怖かった(笑)軍事ロボットの「エイミー」がグー、あの動き、いいぞいいぞ。ヴァルたちの宇宙服の胸のプレートが「TOSHIBA」だったね、あと50年は大丈夫らしいな、東芝。
レッドチェリー
(紅櫻桃)
95年中国
イエ・イン クオ・カーユイ
シュイ・シャオリー
★★
ナチスの侵略を描いた映画はたくさんあるが、舞台がロシアでロシア側の視点からというのは珍しい。演出に少々クサイところがあるし、どこまでが本当で脚色されているのがどの程度なのかはわからないが、あの恐ろしい刺青は紛れもなく本物なのね。実話なんだと思うと戦慄が走ります。
レッドロック 裏切りの銃弾
(RED ROCK WEST)
92年米
ジョン・ダール ニコラス・ケイジ
ララ・フリン・ボイル
D・ホッパー
J・T・ウォルシュ
★★
ニコ克服法なぞを書きながらもちゃんと見ていなかったこの映画。ニコちゃんの他の人たち、みんな出てきたなり悪人じゃん(笑)日本語の副題にも「裏切りの銃弾」なんて付いちゃってるから、おのずからオチが見えちゃったぞ?町から全然出られなかったり、女房殺しを頼まれたり、ちょっと前に観た「U?Turn」に似たところがたくさんありました。あ、「U?Turn」がこれに似ているのか。しかし、やっぱり困っているニコっていいなあ(*^-^*)
レディ・イン・ザ・ウォーター
(LADY IN THE WATER)
2006年米
M・ナイト・シャマランポール・ジアマッティ
ブライス・ダラス・ハワード
ジャレッド・ハリス
シンディ・チャン
★★☆
これまでのシャマラン作品のように、なんじゃそりゃー!というオチは用意されておらず、おとぎ話の謎解きモノみたいな感じ。すまん、私、バカすぎて細かいところがよくわかんないまんまだった。ガーディアンと、ギルドと?えーと?説明してるあたりでちょっと他ごとを考えてしまい、はっとしたらもうよくわかんなくなっていたというバカさ加減。なんであのケロッグの僕ちゃんは予言みたいなのしてたの?そこらへんもボーッと・・・すみません、すみません。と、わからんクセになんだが、シャマランって"超常的な存在の救世主"っていうテーマがお好きなようで、これもそれが主題のおとぎ話だった。あと、獣とか・・・今回はジェヴォーダンみたいなのが大活躍。『サイン』もショッカーの怪人みたいな宇宙人が出てきたりしてたし、こういうB級感がたまらなく好き。
レディ・キラーズ
(THE LADYKILLERS)
2004年米
ジョエル・コーエン トム・ハンクス
グレッグ・グランバーグ
イルマ・P・ホール
ライアン・ハースト
★★☆
わははは、ヘナチョコ・クライム・サスペンスでございます。『ビッグ・リボウスキ』とか『オー・ブラザー』で笑えた人は気に入るんじゃないかなあ〜、ぬる〜い笑いがたまらん。コーエン兄弟作品というのはそんなに意識しないでも楽しめそうではある、もちろん意識して観ると思いっきりそうなんだけど。トム・ハンクス、いかにもアヤしいだろお前って顔つきが良かったな〜芸達者ぶりはさすが。しかし、黒人のデブおばちゃんって、必ず息子くらいの年格好の男を容赦なくひっぱたくよね。
レディホーク
(LADYHAWKE)
85年米
リチャード・ドナーM・ブロデリック
R・ハウアー
M・ファイファー
★★
司教様、甘いな〜狼と鷹って、すげえカッコいいじゃん。私だったらシマウマとブタになるくらいの呪いはかけるけどなあ、そしたらレディポーク…うぷぷぷ。噂通りM・ファイファーはとても綺麗で、ルトガーとお似合いのカップルでござった。
レニングラード・カウボーイズ モーゼに会う
(LENINGRAD COWBOYS MEET MOSES)
94年フィンランド
アキ・カウリスマキ マッティ・ペロンパー
アンドレ・ウィルムス
カリ・バーナネン 
★★★
あう〜、もう前作に続いて最高に面白いロードムービー。サザエさんのエンディングのようにどんどんメンバーが入ってゆく魔法の壺のようなマイクロバス、治療代払ってホロッとさせたかと思うと缶詰はやっぱり独り占めのモーゼ。自由の女神の鼻。なぜ鼻なんだ、おもしろすぎ!バンドの「メキシコ部」ってのもたまんないし、CIAのオッチャンもロケンロールうまいしさあ。ア〜イア〜イテキーラ!
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
(LENINGRAD COEBOYS GO AMERICA)
89年フィンランド
アキ・カウリスマキ マッティ・ペロンパー ★★★☆
やっと見つけたのよ〜ん。期待に違わず大傑作でした。変な頭に変な靴、ものすごいコート。やっぱり口をきかないカウリスマキ映画の無表情な人々はアメリカに来ても一緒だ!(笑)下手なバンドもポーレシュカ・ポーレからテキーラ、ボーン・トゥ・ビー・ワイルドまで大笑いでノリノリ。集団農場を歌った「カントリー」が一番笑えたけど。こんな「間」のあるロード・ムービーならいつでもOKよ。
レ・ミゼラブル
(LES MISERABLES)
98年米
ビレ・アウグスト リーアム・ニーソン
J・ラッシュ
C・デーンズ
U・サーマン
★★☆
好きで好きで何回読んだかわからない「ああ無情」。”巨人”リーアム・ニーソンははまり役だしJ・ラッシュもネチネチとした演技でマル、U・サーマンはそのまんまでOK(笑)、キャスティングがずば抜けて良かった。ただコゼット=C・デーンズはちょっと…好きだけどごつすぎるぞ。原作の説教臭さが省かれていて良いが、ジャベルの人となりの描写が少し甘かったと思う。
恋愛適齢期
(SOMETHING'S GOTTA GIVE)
2004年米
ナンシー・マイヤーズジャック・ニコルソン
ダイアン・キートン
キアヌ・リーヴス
アマンダ・ピート
フランシス・マクドーマンド
★★☆
50過ぎていきなり新旧色男から引っ張りだこなおばちゃんの夢物語。黒木瞳よりは上手に年齢重ねてしかも知的・充分綺麗なD・キートンならまだ説得力はあるけど、今までの欲求不満が爆発したかのようなはしゃぎっぷりがちょっと怖かった。もうすぐ死にそうなJ・ニコルソンとピチピチのキアヌ、私なら迷う余地はまったくないが。だって、医者で36歳でキアヌだよ?迷うか?ってのは冗談として、大人の恋愛ファンタジーって感じで面白かったわ。
連弾
2000年松竹・TBS他
竹中直人竹中直人
天海祐希
北村一輝
及川光博
★★
天海祐希、意外にどっすん足なのを発見。登場人物みんながミョーな鼻歌を歌ってるのがおかしい。カアチャンが圧倒的に悪者になってんだけど、この夫婦、男と女が逆だったらフツーのどこにでもある話なんだよね〜。もうストーリーがどうとかよりも、何が気になるって、あの家だよ家。畳の部屋にごっついベッドとかヘンなツボのインテリアとか…なにやら謎が多い映画だった、そもそもなんでこの二人は結婚したんだろうとか(笑)