タイトル
( 原題)
公開年
監督 出演俳優 ワシだけの評価・コメント
垂直構造のリメーク
78年英
P・グリーナウェイ   
困った…
SWEET SIXTEEN
(SWEET SIXTEEN)
2002年英・独・スペイン
ケン・ローチマーティン・コムストン
ウィリアム・ルアン
アンマリー・フルトン
ミッシェル・クルター
★★★
低所得者層映画の巨匠ケン・ローチ、もう観る前からずんどこ満開映画なのは分かり切ってたんだけど、辛くて痛くて、たぶんこうなるんだろうと逐一わかってしまう暗澹たる展開は予想通り。でも、なんかこの映画の痛さというのは妙に甘美な痛さで、どこにもsweetな要素がないにも関わらず、タイトルの「SWEET SIXTEEN」に何故か納得してしまう後味アリ。頭が良く、度胸もあり、友達思いで性根は優しいリアム、その優しさ、才覚のすべてを母親のために注いでしまう純粋さと愚かさが痛い。この主役の子は俳優じゃないそうだが、度胸の座ったような演技と素人臭さが丸出しになっているところが交錯し、それがそのままこの15歳の未完成な少年の役柄にはまっていて、絶妙なキャスティング。
スウィート・ヒアアフター
(THE SWEET HEREAFTER)
97年カナダ
アトム・エゴヤン イアン・ホルム
サラ・ポーリー
★★
これは原作あるのよね。がんばっているんだけど、バスの事故のことはメインじゃなくて、心の闇みたいなものを中心に描写していくには、映画ではいまひとつ表現しきれてなかったという感は否めないんじゃないかしら。いや、しかし寒そうでした。
スウィート・ノベンバー
(SWEET NOVEMBER)
2001年米
パット・オコナーK・リーヴス
C・セロン
G・ジャーマン
J・アイザックス
F・ランジェラ
★★
特にけなすとこもないけど、悪くないけど、と「けど」の付いちゃう映画だったなあ、でもシャーリーズが絵に描いたような不思議ちゃんだろうがキアヌがまったくもって広告マンに見えなかろうがエンヤの曲がコテコテだろうがありえね〜な話だろうがそんなことはどーでもいい、J・アイザックスの女装とアフロ犬のヅラ&女王様のムチをご購入中のキアヌを想像できただけでもう元は取れたゾ、これ。でも美男美女の悲恋物語、目の保養にはなりました。
スウィーニー・トッド
(SWEENY TODD)
97年米
ジョン・シュレシンジャー B・キングスレー
C・スコット
ジョアンナ・ラムリー
★☆
暗くて何が起こってるのかよくわかんなかったぞ。これぞリアリズムってやつ?←違うな コメディみたいな演出のおかげでガンジーおやぢは笑えるだけだし、パイがやたらに美味しそうなのは私が人でなしのせいなのか?だいたい当時のロンドンの庶民って人肉ミンチくらいは平気で食べてても不思議はないと思うんだな、私。
スーパーサイズ・ミー
(SUPER SIZE ME)
2004年米
モーガン・スパーロックモーガン・スパーロック★★☆
1ヶ月マクドナルド生活。体重11キロ増、アル中と同等に近い深刻な肝障害が。いや、でもそれ当たり前だし・・・ただでさえクズ肉と炭水化物ばっかの加工食品なのに、3食マックじゃカロリー超過多、野菜皆無。結果はやる前からわかってたよねえ、本人も。しかし、アメリカって・・・いや、負けた・・・いいかげんデブ症のこの私が、観ていてすっかりげんなり。自分たちの肥満は遺伝のせい、と、嘆いてる母子もいかにもアメリカ人らしいし、3食マックを実践している監督の横で、やめろやめろとうるさく忠告している恋人がベジタリアンっていうのも、これまたアメリカ人らしい。
スーパーノヴァ
(SUPERNOVA)
2000年米
トーマス・リー J・スペイダー
A・バセット
L・D・フィリップス
R・タニー
ピーター・ファッシネリ
★☆
うわっはっは!! シザーハンズスペイダーに大ウケ!90分切ってる上映時間、安易なラスト、けっこうエキサイティング(でもどっかで何度も見たことある)な展開、どれをとっても木曜洋画劇場まっしぐらなおB映画だけど、はははは、いいじゃん、楽しかったわ。噂通りキャストの脱ぎ度が異常に高いし、梨ブランデーの作り方も覚えたし(笑)でもロビン・タニーが美人って発言、ちょっと待った。それはいくらなんでも女性とご無沙汰すぎるのでは…
ズーランダー
(ZOOLANDER)
2001年独・米・豪
ベン・スティラーB・スティラー
O・ウィルソン
C・テイラー
ウィル・フェレル
M・ジョボヴィッチ
★★★
もう、バカバカバカ〜バカすぎ(笑)ベン・スティラーがスーパーモデルってだけで大笑いなんだけど、ライバルのオーウェンがまたなりきっててすごい笑えるんだ、これが。オーウェン、前は別にって思ってたのに、最近大好きになっているらしい、自分…ゲスト出演の面々がまたすごくて、最近どうなってるんだろうとドキドキしていたデヴィッド・ボウイがカッコ良くて嬉しかった、この人衰えてないなー、すごい。ベンのキメ顔「マグナム」(「フェラーリ」「ブルースチール」と区別が付かない)がしばらくマイブームになりそうじゃん。
スカートの翼ひろげて
(THE LAND GIRLS)
98年英
デヴィッド・リーランド R・ワイズ
K・マコーマック
アンナ・フリエル
スティーブン・マッキントッシュ
★★☆
アハハ、夫婦じゃないと同じ部屋に泊まるのもはばかられる一方で、思いっきり「今夜やってくださる?」って言っちゃったりもするのがおかしい。のびのび、あっけらかんと開放的な一面と恥じらいとが同居してるみたいな娘たちがカワイイ。それと同時に、愛する人を無くしてしまう哀しさや、愛しているのに添い遂げられない切なさもじんわりと伝わってくる小品。K・マコーマックは老けて見えたり可愛く見えたりで不思議なお人である。しかし、初めてなのに2度目をせがむとはすごい(ボソ)
スカイ・キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
(SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW)
2004年米・英
ケリー・コンランジュード・ロウ
グウィネス・パルトロウ
アンジェリーナ・ジョリー
ジョバンニ・リビシ
★★
タイトルからしてデパートの屋上の100円入れて動かすお子様用遊具の名前みたいで、夢がいっぱいですね。しかも、50年代のニューヨークを皮切りに、ジャングルにシャングリラに海底世界、「ジュラシック・パーク」風味に「スパイダーマン」風味、「スター・ウォーズ」風味に「トゥームレイダー」風味と、一本で死ぬほど楽しめるんですよ、オトクです。J・ロウとG・パルトロウ、世紀の美男美女のトホホな恋の駆け引きもおなかいっぱい堪能できます。このへんは『こちらブルームーン探偵社』って感じです。もう、二人のレトロなイチャイチャぶりとスローテンポのギャグを目の前に見せられて、どうしていいんだかわからず、とりあえずズッコケながら『なぜか笑介』みたいなリアクションを取るしかなかった私を許してください。すみません、でも意外と楽しめましたです。
スクゥービー・ドゥ-
(SCOOBY DOO)
2001年米
ラジャ・ゴスネルフレディ・プリンツJr.
サラ・ミシェル・ゲラー
マシュー・リラード
★☆
M・リラードの歪んだ顔が好きなので前から観たかったんですが、スクービィーのCGがエグくて最後まで怖かった〜、妙な金髪のF・プリンツJr.やローワン・アトキンソンが出てたりして、アホアホ演技に徹してたんでけっこう飽きずに観ちゃったけどね、アハハハ、まあ小学生向けかなあ〜、それもアメリカ限定の。
スクール・オブ・ロック
(SCHOOL OF ROCK)
2003年米
リチャード・リンクレイタージャック・ブラック
ジョーン・キューザック
マイク・ホワイト
サラ・シルヴァーマン
★★☆
ロックの先生ジャック・ブラック先生、死にそうに暑苦しくてステキー!(笑)私もJB先生の下でロックのお勉強させてもらいたかった。今、ロック流行んないもんな〜。動きも喋りも暑苦しくて、すんごい上手な歌とギター演奏もこれまた暑苦しい、一人で1日5000キロカロリーくらい消費してそう。『ロックスター』も贔屓の引き倒しで大のお気に入りである私は、この映画も個人的にとってもツボ。サントラ買い。 「これ弾いてみろ」ってとこで「天国への階段」じゃなかったのが意外。コテコテすぎか。スティーヴィー・ニックスの大ファンのキューザック姉ちゃんの校長先生がグウ。この人はいっつもどこか途中で「プチッ」と切れて舞い上がっちゃう役をやってる気が。
スクリーム2
(SCREAM 2)
98年米
ウェス・クレイヴン N・キャンベル
コートニー・コックス
D・アークェット
H・グラハム
ジェイダ・ピンケット
トリ・スペリング
S・ミシェル・ゲラー
J・オコネル
★☆
もう、犯人は意外でさえあれば誰でもいいんだな?「1」でも思ったけどそりゃねえべ!と何故か訛ってしまうオチである。犯人が誰かは置いといて、13金ジェイソン状態の殺人鬼、神出鬼没すぎてまるでどこでもドア持ったどらえもんだ。ツッコミ甲斐は「ゲーム」よりあるかも。「1」では仕方なかったかもしれないけどヒロインが安すぎて安ホラーの雰囲気満点(笑)最初の映画が「1」そのまんまなのと映画に関してのウンチクをたれるところは買い。
スクリーム3
(SCREAM 3)
2000年米
ウェス・クレイヴン N・キャンベル
C・C・アークェット
D・アークェット
P・デンプシー
P・ポージー
★☆
はっろぉ?しーどにぃ?♪…みんな毎回毎回なんでネーヴなんかつけ回すんだよ。今回シリーズ完結編ということで新たな事実が次々と…って、クレイヴンもウィリアムソンも遊びすぎだって(笑)パーカー・ポージー&コートニーのコンビと、ニセ・キャリーフィッシャ ーには大笑い。でもどうして誰も電話の通信記録調べようとしないのかなあ…それ言っちゃおしまいかなあ…
スコア
(THE SCORE)
2001年米
フランク・オズR・デ・ニーロ
E・ノートン
M・ブランド
A・バセット
★★☆
おお〜なんか地味だけどハラハラドキドキ、地味だけどスカッと来るラスト、地味だけどあなどれない二人、とっても面白いじゃん、これ。なんだかんだ言ってもデニーロって好き。対するノートン君も、ナヨくて小狡い演技派知能犯って役、ハマりすぎ〜、脱いだらそれなりに鍛えててちょっと驚きだったんだけど、だからといってあんなに「見てくれデニーロ」って大サービスしてくれなくても…嬉しいけどさ。
スコーピオン
(3000 MILES TO GRACELAND)
2001年米
デミアン・リヒテンシュタインケヴィン・コスナー
カート・ラッセル
C・コックス
D・アークェット
C・スレーター
★☆
豪華キャストで映画ファンのオタク心をくすぐろうという狙いで作ったんだろうと思うんだが、見事にハズしてたかな〜、全然盛り上がらないし、強盗一味が意味なく人殺しをしすぎで、愉快痛快って気分にならないのもネック。ラスト、エルヴィスを熱唱するカート・ラッセルはやたらにカッコ良かったけど。ケヴィン・コスナー、B級映画でオレ様スター路線に転向か?でもキング・オブ・B級のカート・ラッセルと共演でそれやってもダメだよぉ。C・スレーターに至っては何しに出てきたのかと…せっかく久しぶりでワクワクしてたのにな〜、これ、スティーブン・ドーフで良かったよな〜、って、ドーフ出てたらもうちょっと面白い映画になったような気も。
スコルピオンの恋まじない
(THE CURSE OF THE JADE SCORPION)
2001年米
ウディ・アレンウディ・アレン
ヘレン・ハント
ダン・エイクロイド
シャーリズ・セロン
エリザベス・バークレー
★★★
ぎゃははは、「コンスタンチノープル・・・」「マダガスカル・・・」しばらく口グセになっちまったよ。往年のスラップスティックコメディから大げさなアクションを抜いて、W・アレンの喋りで補填しましたって感じかな。ああいうタイプ、催眠術かかりやすそうだよね。オチの付け方はちょっと投げやりな気もしたけど面白かったからいいや。いやしかしH・ハント、ゴツすぎ。途中何度も実はオカマじゃ・・・という疑惑が胸をよぎって困った。私コレばっかだな。
スズメバチ女
(THE WASP WOMAN)
58年米
ロジャー・コーマン スーザン・キャボット
アンソニー・エイズリー
バーバラ・モリス
★★☆
ううう、感動…ロジャー・コーマンは素晴らしい。解説にあったとーりスズメバチ女=仮面ライダーそっくりだ!全然怖くない!唐突に変身して、いつ元に戻っているのかさっぱりわからないのがウルトラB級のかほりをかもしだしていてまたまた良いぞ。
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
(STAR WARS EPISODE T THE PHANTOM MENACE)
99年米
ジョージ・ルーカス リーアム・ニーソン
E・マクレガー
N・ポートマン
J・ロイド
T・スタンプ
S・L・ジャクソン
★★☆
ウワサのE・Tは全然見つけられなかった…ちっ字幕そっちのけで探したのに(笑)話は最初からけっこうどーでもいいので、すごい映像と音響にどっぷりはまって楽しんで見たぞ。「U」は恋愛物語になるのか?ジャージャーは嫌われてるらしいがファッションがウッドストックみたいでけっこういいじゃん。しかしジェダイになるには年を取りすぎてるアナキン、そんなこといったらルークはどうなるんだってば。
スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐
(STAR WARS EPISODE 3:THE REVENGE OF THE SITH)
2005年米
ジョージ・ルーカスヘイデン・クリステンセン
ユアン・マクレガー
クリストファー・リー
ナタリー・ポートマン
サミュエル・L・ジャクソン
★★☆
ああ〜やっぱり観に行って良かった、オープニングのジャジャジャジャーンジャーン♪のところはやっぱりぞわぞわっと鳥肌が、今時の映像技術とR2やC3POのチョコチョコしたアナログな形と動きのギャップも楽しいし、ライトセーバーのぼぼぼぉ〜んという音はなんだか安心する(笑)何度観ても欲しい、ライトセーバー。ダースベイダー、そんな理由でダークサイドに落ちちゃってたんか、けっこう根に持つタイプだったんだな。そんなところもヘイデンはまり役。前にも思ったけど、ジェダイの評議員のメンバー、ヨーダだのキ・アディ・ムンディだの、特殊メイクorかぶりもののヤツらの中で、サミュエル演ずるメイス・ウィンドゥ一人だけが素顔で同列に並んでるのが笑える。素で充分って事なのか。いや、充分だけど。
スターウォーズ 特別篇
(STAR WARS)
ジョージ・ルーカス マーク・ハミル
ハリソン・フォード
キャリー・フィッシャー
アレック・ギネス
ピーター・カッシング
★★☆
オリジナル、最後はもう10年以上前に観たのだけどオープニングはやっぱり総毛立つ。でも観たのが前すぎて、肝心の手を加えた場面がどう変わってるのかあんまり確認できなかった(笑)今観るとチャチに感じる部分はたくさんあるけど、70年代にあれを作ったなんてやっぱりすごい。エピソード1の公開が待ち遠しいぞ。
スタークロス
(STARCROSSED)
85年米
ジェフリー・ブルーム J・スペイダー
ベリンダ・バウアー

ス、スペイダー…隠れてものすごい映画に出ているのね。いきなり異星人だって言われても…よく信じたよなあスペイダー、アタシだったら「手品でしょ」ってツッコミ入れちゃうな、きっと騙されてたんだよ、ね?だいだい異星人のほうも、できるんだったら自分でさっさと敵を倒せっての、車もアパートもなくなって所持金18ドルになっちゃったスペイダーの立場は…後に残るのはそよそよたなびく胸毛のみ。トホホ。
スターマン 愛・宇宙はるかに
(STARMAN)
84年米
ジョン・カーペンタージェフ・ブリッジス
カレン・アレン
C・マーティン・スミス
★★★
ああカワイイ、私も若くてもっさりしたいっこく堂状態のジェフ・ブリッジスにあれこれ教えたり慰めてもらったりしたい。カーペンターファンからはブーイングの嵐だと思うが私はスキだな、使い古されたステレオタイプの宇宙人像だし(でも20年も前だな)SFとしてもチャチなんだけど、ヒューマンドラマ(ヒューマンなのかどうかよくわからんが)&ラブストーリーとして観ると今観てもやっぱり一級品だと思うわ。カレン・アレンってどこ行ったんだろ?
スターリングラード
(ENEMY AT THE GATES)
2000年米
ジャン・ジャック・アノー J・ロウ
E・ハリス
J・ファインズ
R・ワイズ
B・ホスキンス
R・パールマン
★★
あれだけ押しに押していたドイツ軍がロシアの冬将軍に負けた壮絶な戦い。いつものことなんだけど、ドイツ人もロシア人もバリバリ英語なのがとってもヘンだし、フルシチョフが思いっきり器の小さいアホに描かれてたのも安易すぎ。でも役者がみんながんばっていて狙撃合戦も緊張感あってヨシ。英雄ヴァシリーことジュードももちろんがんばってるんだが、いかにもなドイツ人将校エド・ハリスの無表情ぶりがあっぱれで、やんわりと優しそうに懐柔していた小さなサーシャとのエピソードが際だってなかなか怖い。
スティグマータ/聖痕
(STIGMATA)
99年米
ルパート・ウェインライト P・アークェット
G・バーン
J・プライス
ニア・ロング
P・デ・ロッジ
★★☆
こっこええ〜。まんま、「エクソシスト」じゃん!「エクソシスト」よりもオチのスケールがバカ小さいんでそこのところがガクッとなあ、とツッコミ入れつつも25年前のネタでしっかり怖がらせられてるアタシ。オカルトに弱いんすよね…でも一番ガクッときたのはパットが23歳って豪語したとこかな。誰がじゃ。23はムリムリだが、ばりばりチープでケバい女の子をやらせたらやっぱ一番だね、パット。「聖痕が出るのは信仰のあつい人だ」って、ヒステリーを認めてるのが面白い。
ステップフォード・ワイフ
(THE STEPFORD WIVES)
フランク・オズニコール・キッドマン
マシュー・ブロデリック
くりすとふぁー・ウォーケン
ベット・ミドラー
ロジャー・バート
★★
なんか設定自体が時代遅れっつーか、古臭いな〜と思ってたら、原作自体が古くて、75年にも映画化されていたんですね。『永遠に美しく』とか『イーストウィックの魔女たち』と同じような雰囲気で、二作とも評価が高くて人気もある映画みたいなんだけど、私はこのテのがあんまり好きになれないんだよな〜、面白いって言えば面白いんだけど。しかしニコールは綺麗。デキる女のいでたちよりも、ステップフォードの妻になった時のピンク服に金髪ニコールのほうがカワイイので、うおっ、それいいよ、ステップフォードいいよと思ってしまった私はオヤジだ。M・ブロデリックはすっかり気持ち悪いとっちゃん坊や風なオヤジになってしまい、ニコールとの組み合わせが合わないなんてもんじゃなく、そこがまた映画の妙な雰囲気を助長していていいんだか悪いんだか。それにしても、アメリカ人もやっぱり女は中身はいらない、家事にいそしんで男に仕えろと思ってるんだなぁ、そんなこと言ったら総スカン決定だから誰も言わないけど(笑)
ステラが恋に落ちて
(HOW STELLA GOT HER GROOVE BACK)
98年米
ケヴィン・ロドニー・サリヴァン A・バセット
レジーナ・キング
W・ゴールドバーグ
テイ・ディグス
★★
A・バセット、相変わらずお美しい!ウィンストンじゃなくても惚れるでしょう、こんなイイ女。でも映画は途中までの展開は良かったんだけど、中盤以降なんかウダウダしてて尻すぼみ。いい曲使ってるのにダバダ〜♪な雰囲気のBGMになっちゃってるので笑いそうになっちゃうし。多分原作はもっと面白いんでは?
STEREO FUTURE
2001年東北新社
中野裕之永瀬正敏
桃生亜希子
緒川たまき
麻生久美子
竹中直人

『サムライ・フィクション』はギリギリですごく面白いっていう枠に収まってた気がしたんだけど、これはやりすぎでちっとも面白くない。色も綺麗っていうよりはどぎつすぎだし場面場面がてんでんバラバラで目も頭も疲れちゃうんだよな〜私がオバサン化してるだけ?
ストーカー
(ONE HOUR PHOTO)
2002年米
マーク・ロマネクR・ウィリアムズ
C・ニールセン
M・バルタン
G・コール
E・ラ・サル
★★
見てるうちに果てしなく孤独でミジメな気分になってきました、ルルル…邦題いけませんね〜、いわゆる「ストーカー」っていうよなイッちゃってる人じゃなくて、このおじちゃんは自分のしてることが良ーくわかってるし、自分が家族の一員なんかじゃないってちゃんとわかってる、わかってるだけにものすごく寂しい。ロビンが?って意外に思えるけど、ダサダサのポロシャツにマジックテープの靴、子供にまで寂しい人だって見抜かれちゃうようなショボい中年男役、開けてみたらロビンじゃなきゃっていう気も。あれ、ルーカス保安官、またしてもコイツ…(笑)
ストーリー・オブ・ラブ
(THE STORY OF US)
99年米
ロブ・ライナー B・ウィリス
M・ファイファー
ロブ・ライナー
リタ・ウィルソン
★★★
ああ、やられてしまった?。思わず泣けちゃったじゃないか。クサくなくて大袈裟に白けさせなくて、いろんなエピソードを交錯させていく見せ方はロブちゃん、ほんとにうまい。ラストはちょっと都合良すぎて彼らのその後が異常に心配だが、まあ映画だからいいや←おーい。M・ファイファーはますます綺麗でB・ウィリスのロンゲは必見。
ストーリービル 秘められた街
(STORYVILLE)
92年米
マーク・フロスト J・スペイダー
J・ワーリー・キルマー
J・ロバーズ
P・ローリー
★★
いったいどんなすごいことが?と期待していたらグネグネのたくった挙げ句にそのうち終わってましたという、まるでヘビ花火のような映画だなあ。わかってみると全然そんな大がかりな仕掛けをするほどのことでは…(笑)スペイダー&ジョアンヌ・ワーリーはこの頃が一番綺麗かも。ベトナム人が出てるからか知らないけどベトナムちっくな(どんなんだ)音楽がけっこうグー。
ストリート・オブ・ファイヤー
(STREET OF FIRE)
84年米
ウォルター・ヒル M・パレ
D・レイン
R・モラニス
A・マディガン
W・デフォー
★☆
は、恥ずかし〜っ、エイミー・マディガンのイキがり具合がこんなに恥ずかしかったとは、マイケル・パレの棒読み加減がこれほどすごかったとは、加えてこの映画がこんなにどうでもいい内容だったとは、ああ、けっこうカッコいいと思っていた自分が恥ずかしい!(笑)ダイアン・レインだけが今でもカッコ良かったし、曲がみんな懐かしかったのでそれは良かったんだけどね、あ、もう一つとっても良かったのはレイベンね。ハダカでサスペンダーのトムに対抗して、ハダカでツナギっていうのがイカしてたわ〜、魚屋さん?(笑)
ストレイト・ストーリー
(THE STRAIGHT STORY)
99年米
デヴィッド・リンチ R・ファーンズワース
S・スペイセク
H・D・スタントン
★★☆
オープニングのサントラが「ツイン・ピークス」そっくりだあ!これという事件も起こらないし会話もテンポもじいちゃんと同じく時速8キロなんだけど、不思議に退屈しないで観られるのだ。余計な盛り上げ方をしてないのと風景がとにかく綺麗なのもグーだし、ちゃんとあちこちでリンチリンチしてくれちゃってたので心配無用だったな(笑)ところで隣のオバチャンが食べてたピンク色のイチゴ大福のようなものはいったい!?
スナッチ
(SNATCH)
2000年
ガイ・リッチー ジェイソン・ステイサム
スティーブン・グレアム
D・ファリーナ
B・ピット
V・ジョーンズ
アラン・フォード
デデ・シャルベッジャ
B・デル・トロ
★★★
「ロックストックほにゃらら」とまったくおんなじヘナチョコ登場人物の入り乱れよう、怒濤の人物紹介、集まる期待の目、なのに前作にまったくひけをとってないのがスゴイ。相変わらず誰1人として女と縁がなさそうなのまで一緒だ。今回はワルそうな顔してポットカバーであえなくオダブツの紅とイッちゃってる度合いの激しかったV・ジョーンズに一票ずつ。マドンナ好きらしいし。え、ブラピ?浮かないようにがんばってたね〜でもJ・フレミングの胡散臭さにはじぇんじぇんかなわないね〜。
スネーク・アイズ
(SNAKE EYES)
98年米
ブライアン・デ・パルマ N・ケイジ
ゲイリー・シニーズ
★★★
やられた〜。デパルマ久々のハデハデお下劣路線がはじけていた映画。噂の13分間ノーカットシーンは必見。凝りに凝ったカメラワークは観てると眩暈がしそう。隅々まで観ていないと映画に負けてしまうという感じだった。ニコラス・ケイジの張り切りぶりはものすごかったぞ〜期待通りだった。それでこそニコ。しかしどれくらいの割合の人が例のミステリーは見破れたんだろう?
スネーク・フライト
(SNAKES ON A PLANE)
2006年米
デヴィッド・R・エリスサミュエル・L・ジャクソン
ジュリアナ・マルグリーズ
ネイサン・フィリップス
★★
いやあ〜大画面なのに木曜洋画劇場、映画館なのにお茶の間気分、すごいっす。ムチャクチャやってます、多分リアルなら乗員乗客全員死んでると思われますが、そこは木曜洋画劇場、思った通りの人が助かり、性格の悪いヤツは残らず死にます。もちろん、最初に死ぬのはマナー違反でイチャイチャしているバカップル。ヘビも木曜洋画劇場の性質をしっかり呑み込んでいるとみて(あっ、私うまい?)狙うのは股間・オッパイ・目玉等、エログロの需要も満たしています。おっさんが頭からヘビに飲み込まれるシーンは必見!『アナコンダ』のジョン・ボイトと競ります、いや、勝ってます。映像のチープさに目を見張る間もなく、次のトホホが襲ってくるし、おちゃらけキャラのCAは捕まえたヘビを電子レンジにかけるし、耐えきれなくて笑い出す人多数。観る前はてっきりB級パニック映画だと思ってたけど、E級だった、ゴメン。こんなおもろい映画がスパロウ船長抜いて全米1位って、アメリカってほんとにすげえな。デップもオーリーもサミュエルとヘビにはかなわなかったんだな。もうこんな仕事引き受けなくても選べる立場なんだろうに、サミュエルっていいヤツだな・・・
SPY_N
(雷霆戦警)
2002年米・香港
スタンリー・トンA・クォック
藤原紀香
ワン・リーホン
マーク・ダカスコス
★☆
アーロンのバイクアクション、爆笑。あのう、誰が黒幕で真相はどうとか、全部あらかじめわかっちゃうのは私が賢いからでもなんでもなくて、映画がトホホだからだよね?レーシングカーって初めて乗った人が街中爆走できちゃうような簡単な車なんでしょうかね?無理が通れば道理が引っ込む、という、香港アクション映画の不文律をきっちり守ってくれてた映画だったな、もちろん一番面白かったのは最後のNG集、マニマニ、ちゃんとフロッピー受け取れよ〜。
スパイキッズ
(SPY KIDS)
2001年米
ロバート・ロドリゲスA・バンデラス
カーラ・グギノ
A・カミング
アレク・ヴェガ
ダニエル・サバラ
★★☆
ぎゃははは、バンデラスの兄ちゃん!コイツのサワヤカな笑顔が見られるなんて、カヨちゃんカンゲキー。ガキんちょがブサイクなのもたまらんなぁ、やっぱロドリゲスってオモロイわ。ハチャメチャなスピード感も原色満載の画面も楽しいし、親指野郎に頭焦がしてるテリー・ハッチャーも見物だわさ、しかし、バンデラス出番ナシだったな〜、いただけ?
スパイゲーム
(SPY GAME)
2001年米
トニー・スコットR・レッドフォード
B・ピット
K・マコーマック
★★☆
目と耳を研ぎ澄ましてしっかり観てないとおいてけぼりを食らいそうだが見応え充分、目を離せない展開はさすが。ラストは思わず泣かせるぜ。でもレッドフォードの役が終始あまりにもカッチョ良すぎて「見て見て♪オレ様カッコイイだろ?」なプロモーション映画になってるのがクサいっす。でも25年前の時点ですでにコラーゲンだとか角質ケアとかという言葉が存在しないかのようなシワクチャ巾着口のCIAスパイがカッコイイかっていうとちょっとさあ…
スパイシー・ラブスープ
(愛情麻辣)
98年中国
チャン・ヤンワン・シュエピン
リウ・チエ
チャオ・ミアオ
ガオ・ユアンユアン
★★★
このオムニバス映画、音マニアのストーカーまがい君がちょっと気持ち悪かったり、カメラマンカップルがスカしすぎだったりはしたがどれもほんわりムードでちょっとスパイスの利いた、あったかい愛のお話で面白かった、最初に出てくる「火鍋」が内容をよく表してていい。おもちゃ好きの奥さんはちょっと松居直美に似てた。でもアタシったらこれてっきり台湾の話かと思ってたら北京。今の北京、ここまで生活水準高くなってるのか?っていうのにメチャメチャ驚いたわ〜。
スパイ・ゾルゲ
2003年
篠田正浩イェーン・グレン
本木雅弘
永澤俊矢
葉月里緒菜
椎名桔平
上川隆也
★★☆
モックン拷問シーン、「顔はやめておけ」って、三原順子でしょうか、ボディーだよボディー。ゾルゲ事件をメインに、昭和初期から大戦前までの世相・事件を挟み込んで鮮やかなCG映像で再現していて、大作ならではのずっしりした面白さが。ただ肝心のゾルゲ、男前だってことの他に魅力がイマイチわかり辛く、ただのプレイボーイ(死語)のような気がしちゃったのが残念。「ふみまろ」顔の榎木孝明など、キャスティングは良かったと思う、でも「イマジン」ないほうがいいです、監督浸りすぎ。
スパイダー
(ALONG CAME A SPIDER)
2001年米
リー・タマホリモーガン・フリーマン
モニカ・ポッター
マイケル・ウィンコット
ミカ・ブーレム
P・アン・ミラー
★★
このクロスって刑事、「コレクター」と同じ人だったんか〜。同じ人だけあって映画の面白さのほうもおんなじくらい、まあまあかなって(気乗りしない様子でお願いします)トコかも。私はあの「ライブ中継の部屋」の意味がさっぱりわかんなかったんだけど、誰かわかりますか?モニカ・ポッターっていつ見ても寄り目のジュリア・ロバーツに見えるんだよな。
スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする
(SPIDER)
2002年仏・カナダ・英
デヴィッド・クローネンバーグR・ファインズ
M・リチャードソン
G・バーン
ブラッドリー・ホール
L・レッドグレーヴ
★★★
レイフ・ファインズがうまい!彼にしかわからない脅迫観念に突き動かされた数々のいかにも精神病者、な異常行動が本物にしか見えない。レイフの目を通して見えている両親の像というのがとても面白くて、それと現実(実際)との区別が、曖昧に見えてその実とてもわかりやすく、入り込みやすくて、見た後は哀しい余韻が残る、傑作。
スパイダーマン
(SPIDER-MAN)
2002年米
サム・ライミT・マグワイア
W・デフォー
K・ダンスト
J・フランコ
★★☆
『ブラックマスク』のリンチェイは背丈でバレると思ったんだが、これのトビーは声でバレると思うんだけどいかがなものか?ゴメン、やっぱり私トビーはダメかも、髪型とか(笑)ビルからビルへびよんびよん跳び移るトビー、おお〜ライミな気分!って思うんだけど、ゴブリンとの格闘がちっとも大変そうに見えんのだよな〜もう一声、って言いたくなったのう。噂に聞いてたキルスティンのブスっぷり、うーん、確かに…この子パツキンじゃないとありがたみないのねえ、デフォーのハジケ具合はいつものことってコトで。J・フランコってカワイイ。
スパニッシュ・アパートメント
(L'AUBERGE ESPAGNOLE)
2002年仏・スペイン
セドリック・クラピッシュロマン・デュリス
オドレイ・トトゥ
ジュディエット・ゴドレーシュ
セシル・ドゥ・フランス
★★
面白いんかなあ、これ。主人公のグザヴィエ、好き勝手やっててけっこうヤなヤツだし、ルームメイトにもあんまり親近感わかなかった。クラピッシュの映画って大抵絶賛されてるけど、私にはいまひとつピンと来るモノがなくて、煩雑でまとまりがない印象。この映画は今まで観たクラピッシュの作品の中でも一番退屈だったなあ・・・。この人、群像劇ばかり撮ってるけど、同じ群像劇だったら、笑えるアルトマンのほうが好きだなあ、単純で恥ずかしいけど。J・ゴドレーシュ、相変わらず美人だけど、かなり大柄でダイナマイト・バディだったのね。R・デュリスが小男だから余計そう見えたのかしら。
スパニッシュ・プリズナー
(THE SPANISH PRISONER)
97年米
デヴィッド・マメット C・スコット
B・ギャザラ
S・マーティン
R・ピジョン
★★★
おお、これ面白い!さすがはマメットさん(コメットさん?ふふ…)C・スコットを筆頭に、登場人物全員にどこかしら体温を感じない奇妙な胡散臭さが漂っていて一種独特。騙し騙されの課程が、手に汗握るという感じではないがミステリー小説を読んでるようなワクワク感。S・マーティン、悪役やると怖いと思ってたけど、ほんと、こぇええ〜。
SPIRIT
(霍元甲)
2006年香港・米
ロニー・ユージェット・リー
中村獅童
コリン・チョウ
ミシェル・ヨー
原田眞人
★★☆
やっぱりリンチェイは辮髪が一番!けっこうトウが立ってるんで若い頃の役はちとキツいものがあったが、すんばらしい身のこなしは少しも衰えてないし、もう大コーフン。闘い始める時のあの構えのポーズがたまらん〜。ストーリー自体に目新しいものは何もないし(って実話か)、ありがちなんだけどね。彼のド迫力のアクションが、ちゃんと"武術"として披露されているのに感動。武術家・霍元甲のお話だけど、リンチェイ自身のメッセージとも取れる映画。しかし、あんまり意識したことがなかったけど、リンチェイって意外と悪声・・・あ、あと、こんなこと言っちゃあ身も蓋もないですが、リンチェイ、なんで店の中で決闘するんだよ。みんな外へ出ろ!って、お前が外に出ろよ。
スピリット
(SPIRIT: STALLION OF THE CIMARRON)
2002年米
ケリー・アスバリー(声)マット・デイモン
ジェームズ・クロムウェル
ダニエル・スタディ
★★
けっこう面白いんだけど、ウマの顔に最後まで馴染めなかったわ。眉毛描くなよ。これ、リアルな馬で描いたら同じストーリーでももっともっと感動的なドラマになった気がするんだが、ダンナに言ったら「アメリカ人はそれじゃ気付かないからダメ」って・・・B・アダムスがご健在で嬉しい限り。
スプリング・ガーデンの恋人
(HOPE SPRINGS)
2003年米・英
マーク・ハーマンコリン・ファース
ヘザー・グラハム
ミニー・ドライヴァー
メアリー・スティーンバーゲン
オリバー・プラット
★★
ラブコメなんだけど、テンポも登場人物の会話も全部ユルユルでぼわわ〜ん。さすがはM・ハーマン、舞台はアメリカだけど思いっきりイギリス風のユルユル加減。いつもながらむっつり石頭な風貌のコリン、泣いたりけっこうスケベだったりと情緒不安定でいい。"ちちくりマンボ"みたいなダンスしながらドアを開けるシーンに爆笑しちまった。そして開けた先にはミニドラが。またいい女役やってる、ミニドラ・・・このヘビースモーカーで毒舌で岩石みたいな顔の彼女にフラれて8000キロも旅してくるくらいショック受けてたって、いったいどういうことなんだろう。なんか憎めないキャラだったけど。M・スティーンバーゲンの顔が怖い。整形した?
スペース・カウボーイ
(SPACE COWBOYS)
2000年米
クリント・イーストウッド C・イーストウッド
T・L・ジョーンズ
D・サザーランド
J・ガーナー
J・クロムウェル
M・ゲイ・ハーデン
★★☆
カウボーイたちったらみんな嬉々としてじじいコントやってる…レッツゴー4匹って感じでしょうか、あ、違う?ソ連=悪者というアメリカ映画お得意の単純な図式はちょっとなあと思わされたけど、ホントにやってそうなのがソ連の怖いとこだ。夢をかなえるロートル宇宙飛行士たちのがんばりは応援したくなるし、ラストのファンタジー入った絵と音楽がすごくいい感じで、全体としてもそこそこの出来だったと思う。なんでNASA映画なのにエド・ハリスがいないのぉ〜?と思ったら「アポロ13」のローレン・ディーンがいたのね、NASA俳優の後継者はちゃんと育っているのだな(笑)最後にトミリー、ゲロを手で拭くな。
スペース・トラベラーズ
2000年東映
本広克行 深津絵里
金城武
安藤政信
渡辺謙
★★☆
ぎゃははははメチャメチャ笑わせてもらいました。「ホイでいい!」でも中盤までは爆笑モノなのに、クライマックスからラストがあまいあまーい。そういう展開が嫌いとは言わないけど、これの場合、あたしは絶対にそう持ってくるべき映画じゃないと思うぞ。アニメ「スペトラ」ってなんかモンキー・パンチ入ってるよね(笑)あの絵じゃ日本で大ヒットはしないって。あとね、警察が踏み込んできても解除されないスクリーンセーバーって…
スペシャリスト 自覚なき殺戮者
(UN SPECIALISTE)
99年仏・独・ベルギー・オーストリア・イスラエル
エイアル・シヴァンアドルフ・アイヒマン★★
実録ものって、あくびの出るような裁判の単調さがそら恐ろしい。今さらながらにナチスの絶滅収容所の存在は本当にこの世の出来事だったんだなと。この世の地獄が本当に存在したのね。赤十字の車がチクロンBを積んでるんだよ、ものすごい悪夢だよ。ところでアイヒマンってアセチレン・ランプに似てる。
スペッターズ
(SPETTERS)
80年オランダ
ポール・バーホーヴェンハンス・ヴァン・トニーレン
ルネ・ソウテンディック
ルトガー・ハウアー
★☆
すごーい、ルトガー・ハウアーがトップレーサー、白ブリ発見。はとりあえずおいといて、こ、このオチはいったい…これを青春映画と呼ぶにはあまりにも…はっ、もしかして観た人をイヤな気持ちにさせたくて撮ったとか、だってバーホーヴェンでしょ、そのくらいやるかも?みんなでちやほやしてるコロッケ姉ちゃん、これもあまりといえばあまりにも…オランダにはあんなのしかおらんのかい。レイプされて目覚めちゃう兄ちゃんもすごすぎ、んなわけないだろうっての。「人生はコロッケみたいなもの」の名台詞には爆笑させていただきました。
スポット
(SEE SPOT RUN)
2001年米
ジョン・ホワイトセルD・アークェット
アンガス・T・ジョーンズ
J・ヴィッテレッリ
P・ソルビノ
M・クラーク・ダンカン
★★
爆弾ボーン状態で真っ黒になってるカアちゃんに一番ウケた。うんうん、カアちゃんに取り入るには子供手なずけないとね〜、特に何がって事件も起きてないしギャグもサムいんだけど、まあけっこう楽しめるカワイイ映画でありましたわ。でもFBIがカネかけて訓練したベテラン犬があんなに簡単にガキんちょと胡散臭いあんちゃん懐いちゃうって、いったいあの犬のどこが優秀なんでしょうか?
スモーク・シグナルズ
(SMOKE SIGNALS)
98年米
クリス・エアアダム・ビーチ
エバン・アダムス
ゲイリー・ファーマー
★★★
あれ、こんなとこに江口洋介。よくあるネイティブの神秘性ばかりを押し出した映画とは違って、居留地に住むごくごく普通の人々の日常、お人好しでお喋りなトーマスと寡黙なヴィクターのつかず離れずの友情関係、浮き彫りにされてゆく父親像などが、過去と現在をランダムに映し出しながら語られていて、全然目立ったところがないのに最初からグイグイ引き込まれちゃった、すごいよ、傑作だよ〜。トーマスのおとぎ話が最高に面白い、よっ待ってました!って拍手したくなったよ私。
スライディング・ドア
(SLIDING DOORS)
97年英・米
ピーター・ホーウィット G・パルトロー
ジョン・ハナ
ジョン・リンチ
ジーン・トリプルホーン
★★★
グゥイネス克服映画その2(その1はシェイクスピア)。パラレルワールドものとしてはものすごくさりげなく、緻密に練った脚本と演出がすごい。作れと言われたらこのタイプの映画がいちばん難しいと思うね。誰も作れって言わないけどね。トリプルホーンとグゥイネスだったらさすがにあたしはグゥイネスを選ぶしね。しかし、仕事クビになったからって、いきなり時給ン百円みたいなパン屋でバイトっちゅーのも唐突なんじゃないか?三つ編みグゥイネスはキュートで克服に役立つぜ。
スリー・キングス
(THREE KINGS)
99年米
デヴィッド・O・ラッセル J・クルーニー
M・ウォルバーグ
アイス・キューブ
スパイク・ジョーンズ
★☆
意外にどころかメチャメチャ真面目路線の映画だったのね。期待してた路線と違いすぎてシュン。アクションも盛りだくさんではあるんだけど小出しにしてるのでどうも散漫。でも妙なカメラ使いとイメージ映像みたいなのは面白いし、いらんところで脱ぎ脱ぎサービスショットのマークに鼻血が噴水状態+クルーニーの下まつげにやられて、役者だけとるとヒジョーに美味しいわん。
スリー・トゥ・タンゴ
(THREE TO TANGO)
99年米
デイモン・サントステファ?ノM・ペリー
N・キャンベル
O・プラット
D・マクダーモット
★★
ここでもゲイに間違えられてるチャンドラー、ゴリリネーヴに一目惚れって、その女のシュミの悪さはやっぱりゲイなんじゃないのか?うーんやっぱりオリプいいわ、M・ペリーと並ぶと顔のサイズ違いすぎて遠近感おかしくなるのもいいわ。チャンドラー出てるせいでD・マクダーモットがロスに見えちゃってしょうがなかったわ(笑)
スリーピー・ホロウ
(SLEEPY HOLLOW)
99年米
ティム・バートン J・デップ
C・リッチ
C・ウォーケン
J・ジョーンズ
C・ヴァン・ディーン
M・リチャードソン
★★★
ぎゃははははデップ兄ちゃん!これよ、このあなたが見たかったのよ。ハトみたいな表情とかデリカット状態のメガネとかヒロインよりもバタバタ失神しちゃうイカボッド、ステキすぎる…やっぱりデップ兄ちゃんはバートンと組んで欲しいよ。バートンワールドは私としては充分堪能できたし、パツキンC・リッチも思いのほかキュート。このメンバーでオリジナル続編作って欲しいくらいだ。
S.W.A.T.
(S.W.A.T.)
2003年米
クラーク・ジョンソンC・ファレル
S・L・ジャクソン
O・マルティネス
M・ロドリゲス
J・チャールズ
★★☆
LAの街、あれじゃ治安が悪いを通り越してマッドマックスの世界だろ、爆発・発砲・カークラッシュ、何でもアリですげー派手。んなわけないだろ〜!ってところもいっぱいだけど、キャスティングが魅力的なのと、大画面ならではの迫力でそのへんはカバーできちゃってたかな。お笑いな見どころはOマルティネスの麻原彰晃写真と、あと、 エンドクレジット大笑いっス、サミュエルのヘア・スタイリストって一体…全編通してずっと坊主なんですが…どうスタイリングに違いが出てるのかが激しく疑問。