タイトル ( 原題) 公開年 |
監督 | 出演俳優 | ワシだけの評価・コメント |
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ダークシティ (DARK CITY) 98年米 |
アレックス・プロヤス | ルーファス・シーウェル ジェニファー・コネリー キーファー・サザーランド W・ハート |
★★☆ 「クロウ」のA・プロヤス、映像は期待通り。ストーリーがあっけなくハッピーエンドなところが物足りなかったけどまずまず。白塗り「パウダー君」が面白い。サザーランドはいきなり怪優に。 |
ダークネス (DARKNESS) 2002年スペイン | ジャウマ・パラゲロ | アナ・パキン I・グレン L・オリン J・ジャンニーニ | ★★ ラストのラストで急におお?と面白くなってきたんだけど、そこに至るまでが冗長で退屈、なのに説明不足だという、3分の2までは全然面白くないという妙な映画。もちろん意識してやってるんだろうけど『シャイニング』に『エクソシスト3』『家』などなどポイポイと既存のホラー・オカルト映画が思い浮かんできたのは私だけじゃないハズ。でもスペイン映画だからなんだろうけど、スペインが舞台っていう設定が全然活きてないのが痛かったかなあ〜、なんであの人たちがあんなに言葉に不自由してないのかが一番不思議だったわ。蜘蛛女にガチョウ少女に愛と野望のイェーン・グレン、はるばるスペインまでやってきてこれじゃかわいそう。 |
ターゲット・ブルー (中南海保(金慮)) 94年香港 | バリー・ウォン | ジェット・リー クリスティ・チョン シン・イェン | ★★ リンチェイにかかるとパリも香港もところかまわず無法地帯になるらしい。ショッピングモールで殺人しまくり、普通に考えるとヤンさんもボディガードも二人とも最重要指名手配犯になってるはずだと思うんだが…しかし弾丸よりも早い身のこなしって…ウソつけっての、さすがは中国人、なんでもアリ。場面にも雰囲気にも一切関係なくずーっと流れ続ける昔の火曜サスペンスのようなダバダなBGMもグウ。 |
ターザン (TARZAN) 99年米 |
ケビン・リマ クリス・バック | 声)T・ゴールドウイン M・ドライヴァー G・クローズ R・オドネル R・ヘンリクセン | ★★☆ 密林に響きわたるミニドラのしゃがれ声(笑)F・コリンズのお歌も内容説明しまくってはいたけど、ミュージカルじゃないディズニーアニメ、いいじゃん。生身の人間じゃ絶対できないスピーディな動きは、アニメにした意味がちゃんとあったと思えるしね。ファミリー向けだからしょうがないけど、もうちょっと長くしてターザンをロンドンまで連れてってくれるとこまであると面白かったな。 |
ターニング・ラブ (BREAKING UP) 97年米 |
ロバート・グリーンウォルド | ラッセル・クロウ サルマ・ハエック |
★ 失われた私の90分を返せ(笑)こういうのはね、会話が面白くないと致命的なんだよ〜。昔のA・マッカーシーみたいな髪型して悶々してるラッセル・クロウは大バカ男だし(だいたいなぜラッセルなんだい?)サルマは理屈ばっかりコネてて、ふたりで相手をわざと怒らせてるとしか思えないんだってば、うまくいくかっての。ワイプとかストップモーションとかのヘンな技法使ってるのも全然生きてなくてダメダメ。で、あのラストはいったい何?ふう。 |
ターン 2001年アスミック・エース | 平山秀幸 | 牧瀬里穂 中村勘太郎 北村一輝 倍賞美津子 | ★★☆ コードレス、充電は?ぶははは、北村一輝、あやしすぎ!観てるうちにどんどんいっこく堂にしか見えなくなってきて笑いが止まらない。マキちゃん、えらいな、この世に自分しかいないのにちゃんとお金払ってるよ。私ならとりあえずディーラーでボルボ盗んでその足でエルメス入ってバーキンを拝借、酒屋でドンペリもらって温泉宿でひとりカニ食べ放題やって、それから考えるけどなあ〜。牧瀬里穂のヘタだがハキハキと誠実そうな演技がなかなか良かったわ、誰も見てないのにブリっ子(死語)すぎだけど。 |
ターミナル (THE TERMINAL) 2004年米 | スティーブン・スピルバーグ | トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ スタンリー・トゥッチ チー・マクブライド ディエゴ・ルナ ゾーイ・サルダナ | ★★☆ スピルバーグはうまい、必ず一定水準以上の面白さは保証してくれるすごい映画職人さんだ。そしてT・ハンクスも、コメディアン時代から培ってきた芸をくまなく活かしていてやっぱりすごい。この人たちの映画は安心して観られる。ちょっと英語覚えるの早すぎだけど。でも、ソツなく仕上げるという予定調和がきちんとしすぎて、すご〜くいい!というところまではいかないのが惜しいとこかも。あとちょっと仕上げ部分が長すぎて、どこで終わらせるんだろ?と思ってしまったのもちょっとナニ。S・トゥッチの小賢しい悪人っぷりがいいんだが、ステレオタイプに意地悪すぎてちょっと無理がないか? |
ターミネーター3 (TERMINATOR 3) 2003年米 | ジョナサン・モストウ | A・シュワルツェネッガー C・ローケン ニック・スタール クレア・デインズ | ★★☆ 手に汗握るアクション、新型ターミネーター、お話は地球規模、制作費1億ドルクラスの超大作なのになぜかこぢんまり、この小物感はいったいなんだろう?やっぱすべての責任はニック・スタールのブラックホール鼻にあるかな…「あなたジョン・コナーね?」って、ファーロングがコイツになってんのによくわかったな、クレア。となんだかんだ言って面白かったんだよ〜アクションシーンはすごい、3でここまでダレない出来になってるなんてすごい。 |
大安に仏滅!? 98年TBS他 |
和泉誠司 | 橋爪功 吉行和子 酒井美紀 京本正樹 左とん平 伊藤かずえ |
★★ 欠陥住宅つかまされてああだこうだと悩む父親。うちのおやじだったらそんなもんただじゃ置かないぞとツッコミながら、ちょっとああいうお父さんいいなと思ってしまった。ちょっとストーリーにメリハリなくて残念。でも、中流というには東京にあの家、ちょっと立派すぎなかった? |
大英雄 (新射雕英雄傳之東成成就 THE EAGLE SHOOTING HEROES) 93年香港 |
ジェフ・ラウ | トニー・レオン レオン・カーフェイ カリーナ・ラウ ブリジット・リン ジョイ・ウォン レスリー・チャン ジャッキー・チュン ヴェロニカ・イップ マギー・チャン |
★★★★ す、すごすぎる!うるさすぎる!聞きしにまさるものすごさ。オープニングからいきなりワイヤーで吊りまくりの早送りしまくりだし、ターバンした梁朝偉のはじけぶりはいったい??「イヒヒヒヒヒヒヒヒィ〜!」っていうものすごい声が耳について離れないぞ。あの豪華キャストは、日本人で言えば竹之内豊と唐沢寿明に鈴木京香に松たか子あたりが総出演で大バカをやっているようなものなんじゃないだろーか。もうすっかり梁朝偉と家輝のファンになってしまったかも、というかあれに出てる人全員好きかも。無人島に持っていくのはこれに決まりだな(笑) |
タイガーランド (TIGERLAND) 2000年米 | ジョエル・シューマッチャー | コリン・ファレル マシュー・デイヴィス クリフトン・コリンズ コール・ハウザー | ★★☆ シューマッチャー、コリンはタイプなのかな…見れば見るほど「クマゴロウ」って名前が頭にちらつくし、顔はマユゲぼーんだしかなり暑苦しいし、でも何がっていうんじゃないけど観ている人を惹きつけるところがあるんだな。でもよく考えると、ボズがあれこれ引っかき回さなければあんなに脱落者とかサイコ野郎はたくさん出なかったんでは、という気がしてしょーがないんだが…過酷なシゴキ描写や落ちこぼれ兵士が追いつめられていくところは『フルメタル・ジャケット』を彷彿とさせるんだが、あの映画みたいな視点の冷淡さはないので感情移入はしやすいかも。 |
大怪獣東京に現る 98年松竹 |
宮坂武志 | 桃井かおり 本田博太郎 田口トモロヲ 竹内力 |
★★☆ すごいぞ。とにかくすごいインパクトなんだけど怪獣が一回も出てこない。怪獣は矢印のみ。しかも舞台が福井県だっていうのがまたすごい。自分から遠く離れたところに怪獣があらわれたら実際の反応はあんなものなのかもしれないな〜。でもNHKはきっと「怪獣」って言わないと思う。未確認巨大生物とか? |
大錯乱 (BRAIN DONORS) 92年米 |
デニス・デューガン | J・タトゥーロ | ★☆ 出る映画全部で全然違う人になっているタトゥーロ、ここでは機関銃のようにしゃべくりまくり、これでもかこれでもかとバカパワーを炸裂させている。はじめは呆れていたがだんだんダマされて、クライマックスの舞台シーンでは大笑いしてしまった。タトゥーロファンはとりあえず観るべし。ザッカー兄弟、ファレリー兄弟、兄弟ってバカ映画ばっか?(そんなことないぞ) |
大丈夫日記 (大丈夫日記/THE DIARY OF A BIG MAN) 88年香港 |
チョウ・イェン | チョウ・ユンファ サリー・イップ ジョイ・ウォン レイ・チーホン |
★★ 前に観た時もなかなか感動したが、やっぱり…ユンファって、これのイメージがあるから二丁拳銃持っててもそのまま踊り出すんじゃないかといつもビクビクしてる←ちょっとウソ 部屋のインテリアが一時期の日本のトレンディ・ドラマみたいで影響受けてるのかな、なんて思ってしまった。サリー・イップって吉行和子に似てない? |
だいじょうぶマイ・フレンド 83年キティフィルム |
村上龍 | P・フォンダ 広田伶央名 渡辺浩之 乃生佳之 根津甚八 |
★ げらげらげら。全然だいじょうぶじゃないぞマイフレンド!トマトに囲まれて白目剥いてるピーター・フォンダは涙なくしては直視できません。ファンタジーSFかと思いきやいきなりミュージカルになるし、オカマ軍団の合い言葉はキン○マ。「スーパージルバ」はまれにみる名曲っすね。村上龍って、ただのバカ? |
タイタス (TITUS) 99年米 |
ジュリー・テイモア | A・ホプキンス J・ラング マシュー・リース J・リース・マイヤーズ ハリー・レニックス |
★★☆ 噂のジュリー・テイモアの演出、スゴイスゴイ。マトリックスのキアヌみたいな軍服(?)もカッコいいし、遺跡が出てくるかと思えばゲームセンターも出て来ちゃうというハチャメチャな画面が目に楽しい。お前はミッチーか?っていうようなアラン・カミングも良かったしジェシカ・ラングの鬼婆ぶりもジョナさんのニキビ面もとってもナイス。でも肝心のタイタスことアンソニー・ホプキンスがただのしみったれたおじいちゃんにしか見えなくて、そんなんでレクター博士は大丈夫だったのか?と先の映画のことが心配に(笑) |
タイタンズを忘れない (REMENMBER THE TITANS) 2000年米 |
ボアズ・イェーキン | W・パットン D・ワシントン ドナルド・フェゾン ニコール・アリ・パーカー キップ・パルデュー |
★★★ やっぱりスポ根感動映画はサワヤカでいいでわねえ〜、普通の映画だと恥ずかしくなっちゃうベタベタな展開やお約束の人種を越えた友情物語、場を盛り上げる大げさな音楽もスポ根ものだと許せちゃう、というかスポ根ってそういうものなんだけど(笑) ほんとは悪巧みしてんじゃないの?のウィル・パットンも今回ポイント高いし、えっほんとか?と度肝を抜かれるキャプテンの劇的すぎる人生もすごい。噂のキップ・パルデュー(キム・ベイシンガー似)をはじめチームのメンバーはみんな素直でカワイイし、71年っていう時代を感じさせるアフロデンゼルもサントラもいい感じ、ナナナ〜ナ、へイヘ〜イ、グッバ〜イ♪ |
タイフーン TYPHOON (TYPHOON) 2005年韓国 | クァク・キョンテク | チャン・ドンゴン イ・ジョンジェ イ・ミヨン キム・ガプス | ★★ 韓国映画ってすぐこれなんだな〜、またしても南北朝鮮ネタ、北の逆恨み野郎のお話。『リベラ・メ』や『ユリョン』でも思ったけど、韓国映画は、アクションシーンで何が起こってるかわからないことが多くて、これも誰がどうなって何をやってるんだかがちっともわからんので眉間にシワが寄っちまった。音楽も壮大なダバダっぽくてちょっとクサい。二人の男の宿敵?めいた関係も描かれてるけど、香港のようにグッと来るものもなく。「俺たち、生まれ変わったら・・・」って、やっぱ後に続く台詞は「一緒になろうね」だろうか。とかなんとか言いながら、ラストでは泣かされちゃったんだけど。チャンドンゴン、パーマかけすぎ。 |
タイムトラベラー きのうから来た恋人 (BLAST FROM THE PAST) 99年米 |
ヒュー・ウィルソン | B・フレイザー A・シルバーストーン C・ウォーケン S・スペイセク |
★★★ このアホ映画、たまらん〜。世間知らず純粋培養男をやらせたらB・フレイザーの右に出るものはいないゾ。でもそれよりウォーケン&スペイセクのぶっとび両親がとにかくグー。アダルトショップから毒ガス(笑)地下から「ファザー」が上がってくるとこなんてこの映画だけのネタにはもったいないくらいだ。アリシアちゃんはC・リッチに声が似ていて小ビッチぶりが可愛くていいぞ。大金持ちのフレイザーと結婚なんて夢のようじゃん。チッ羨ましいなぁ。 |
ダイヤルM (A PERFECT MURDER) 98年米 |
アンドリュー・デイヴィス | M・ダグラス G・パルトロウ V・モーテンセン |
★★ みんなプッシュホンだよ、どのダイヤルがMなんだよ。グウィネスって悪いヤツにはめられて酷い目に遭う役ばっかな気がする。サスペンスというにはみんな最初からボロ出しまくりであやしすぎ。財産がどうとか浮気がどうとかって、だいたい警察がもちっとちゃんと調べるんじゃないの?まあ雰囲気はあって良かったんだけどね、この映画、ヴィゴがものすごくカッコ良かったし。 |
太陽に抱かれて (THE PEREZ FAMILY) 95年米 |
ミーラー・ナイール | A・モリーナ M・トメイ A・ヒューストン T・アルバラード C・パルミンテリ V・ギャロ |
★☆ マリサ・トメイ、全身黒塗りでがんばってます。題材も大筋もけっこういいんだけどテンポが悪すぎ。時が隔ててしまった夫婦、心変わりは仕方ないとして、20年も待ってそんな唐突にお互い違う相手と都合良くくっつくなっての(笑)だけど自由の国アメリカでも、移住した難民ははやっぱり大変な思いをしてるんだよね。あっチョイ役ギャロ発見。あらこんな〜ところにギャロンパが♪ |
太陽は、ぼくの瞳 (THE COLOR OF PARADISE) 99年イラン | マジッド・マジディ | ホセイン・マージューブ モフセン・ラマザーニ エルハム・シャリフィ | ★★☆ 神様は目の見えない人のほうが好きなんだよ、の台詞が泣かせどころだわね。主人公は実は自分の人生の失敗を全部母親や盲目の息子に責任転嫁して人生に恨みつらみを抱えていた父ちゃんだったんだ。心の底で自分がどんなに息子を愛してたのか思い知らされる時、この親子にひとすじの光が差す。ラストまで一切余分な演出がないぶん余韻が大きい。それにしてもイランの女性はみんな美人だ。 |
太陽の雫 (SUNSHINE) 99年オーストリア・カナダ・ドイツ・ハンガリー | イシュトヴァン・サボー | R・ファインズ J・エール J・フレイン R・ワイズ W・ハート D・カーラ・アンガー | ★★ ハンガリー近代史のお勉強にはなるし見応えはあるんだが、3時間で収めるには辛い内容だし、でも3時間観ちゃうとぐったりしちゃうという。レイフ@3役、大熱演なのは買うんだけど、この3人が何を考えて何に憤ってるのかイマイチ伝わってこなかったのが残念。熱演ついでに脱ぎまくってくれてましたが、この人鍛えるとめちゃくちゃカッコいいんだけどユルい時はとことんユルいんだよな〜、ディカプリオとかキアヌタイプ。いやレオはいつでもユルいか。激動のヨーロッパ歴史大河ドラマを観て、こんな感想しか出てこない私って…あ、W・ハートはさすが。 |
太陽を盗んだ男 79年 | 長谷川和彦 | 沢田研二 菅原文太 池上紀実子 北村和夫 佐藤慶 | ★★★☆ ぶたぶたジョッキー…いやあ久しぶりに観たら前よりさらにトンデモ感増してるわ、映画変わってないのになあ、お耽美なのにドリフ、もー面白すぎ。文太とジュリーの不死身の「翔んだカップル」っぷりもナイス。いくぞぉおおおお!ヒャァアアア〜!って、行ってどーすんだよ、文太!しかし、こんな麗しいジュリーですが、やってることはやっぱドリフ。よく鼻に割り箸突っ込んでたよな〜、そんなジュリーが好きだった。 |
ダウン (DOWN) 2001年米・オランダ | ディック・マース | ジェームズ・マーシャル ナオミ・ワッツ M・アイアンサイド ダン・ヘダヤ ロン・パールマン | ★☆ 何で?何でエレベーターなのか?その一言に尽きるっす、だって、どんなに凶暴だろうと乗らなきゃ済むんだもんなぁ、も〜終盤笑いっぱなし、なんだ面白いジャン、って、そういう意味で面白くてどうする、ホラーだろこれ。しかしM・アイアンサイドにロン・パールマン、どんなすごいメンツの記者会見だよ。 |
ダウンタウン・シャドー (神偸諜影) 97年香港 | テディ・チャン | 金城武 チャン・シウチョン チャーリー・ヤン テレサ・リー | ★★ 香港版『M:I』なんだろうけど…香港映画でハイテクものはやっちゃダメだってば、何度言ったらわかるの〜、アクションと義理人情の他には予算も構成力もないんだから。フェニックスが聾唖って設定もまるで意味ナシ、相変わらずいいかげんだなあ。でもアクションはさすがの迫力、チャーリー・ヤンも綺麗だし金城君も絵になるんで、まあ目の保養になはるっス。 |
タオの月 97年バンダイビジュアル | 雨宮慶太 | 阿部寛 永島敏之 吉野紗香 森山祐子 谷啓 榎木孝明 | ★★ あれ?文芸映画なんだと勘違いしていた私って…「ゼイラム」と監督・脚本おんなじだったのね。なんかさあ〜宇宙人の女(ひとり3役)のメイクといい服装といい、まるで「女の子だけでバンド組んでま〜す♪今度ギグやんの」みたいなんだよね。でもあの怪物の戦闘シーンはチャチくて大好きよ。永島敏之がまじめな顔でやってるのも笑えてヨシ。 |
タキシード (TUXEDO) 2002年米 | ケヴィン・ドノヴァン | J・チェン J・L・ヒューイット J・アイザックス D・メイザー P・ストーメア | ★★ 相変わらずバキボキと痛そう+アワワワワ、っていっつも慌ててる感じのジャッキーのアクションだけど、彼のいいところをあんまり見せてないのでもったいない、それに童顔とはいえ、ちょ〜っともうトシ行きすぎでは。でもJ・ラブ・ヒューイットが自他共に認めるおっぱいねえちゃん役で今回けっこうグウ。脇役のジェイソン・アイザックスとピーター・ストーメア、デビ・メイザーも美味しい役で、ワッキーチェックにはウシシシな持ってこいの一本。あ、J・ブラウンファンには美味しくないよ。 |
抱きしめたい (I WANNA HOLD YOUR HAND) 78年米 |
ロバート・ゼメキス | N・アレン ウェンディ・ジョー・スパーバー スーザン・ケンダル・ニューマン |
★★★ んぎゃははは爆笑!おお、「デトロイト・ロック・シティ」はこの映画を土台にしてたのか。女の子も男の子もみんな可愛くて面白いんだけど、おデブのロージーちゃん、あんたはすごい!動きがまるでマンガのよう。これぞ体当たり演技って感じでしょうか。エド・サリバン・ショーのビートルズの登場シーン、「フォレスト・ガンプ」の合成映像みたいで楽しかったわ、やっぱり見せ方がうまいわね〜ゼメキス監督弱冠26歳、さすがだわ。ロージーたちと一緒にショーを見てる気分で幸せだった〜「She loves me」をこんなにノリノリで聴いたのははじめてかもね。 |
TAXI (TAXi) 97年仏 |
ジェラール・ピレス | フレデリック・ディーファンタル サミー・ナセリ |
★★ ベッソンはこういうノリの脚本を書くところでアメリカにあこがれてるのがよくわかる。でももう少し演出をうまくするともっと面白くなったのでは?やたらにリアリティあるカーチェイス場面、監督さんは元レーサーだということで納得。プジョー欲しくなったよ(笑)タクシー運チャンは顔が絶対谷隼人。 |
TAXi2 (TAXi2) 2000年仏 |
ジェラール・クラブジック | サミー・ナセリ フレデリック・ディーファンタル ベルナール・ファルシー エマ・シューベルイ |
★★ コンニショワ〜♪わはは、だから日本人だからってそんなにお辞儀ばっかしてないっつーの。前作よりもアホアホ度パワーアップ。あまりにも内容軽くなりすぎててなんにも残らないなあ〜まあそんなものを求めちゃいけないのでこれでいいんだけどね、車のクラッシュシーンはさすがの迫力で愉快ツーカイ。でもせっかく出した黒塗りVIP車、もちっと生かして欲しかったわねえ〜。やっぱり運ちゃんは谷隼人に似てる!ペトラはオカマに見える! |
TAXi 3 (TAXi 3) 2003年仏 | ジェラール・クラヴジック | サミー・ナセリ フレデリック・ディーファンタル ベルナール・ファルシー バイ・リン エマ・シューベルイ | ★★ 使用済みの妊娠検査スティックくわえるのはよせ。普通、2とか3とか、続編の後のほうになるにつれて面白くなくなっていくものなのに、このiシリーズは、一作目から通してずっと同じ水準を保ってるのはエラいかな、大バカでそこそこ面白くて短いので飽きずに観られる。すごく面白いというわけでもなく、愛とか友情とかの深いものがまったく出てこないからこそなんだろうな、観ないなら観ないで全然平気だし。なんか全然誉めてませんが面白かったよ。実際、マルセイユ警察の公用車ってあんなにプジョーばっかなの?プリンセス・テンコーみたいなあんな東洋人、ホントに欧米ではああいうのがウケるの? |
タップ・ドッグス (BOOTMEN) 2000年豪 | デイン・ペリー | アダム・ガルシア ソフィー・リー サム・ワーティングトン | ★☆ ぶははは、タップのシーンはすごいんだけど、ストーリーと展開はなんかしらんが懐かしの青春映画みたいでこっぱずかしい。まるで大学生の自主制作映画みたいだったぞ。まさか妊娠するのでは・・・まさかここで兄ちゃんが・・・するのでは、とか、思ってたらどんどんその通りになるので、う、うそ??って感じだ。ヒロインがダサダサイモ姉ちゃんなのもオージー映画っぽくてグウ(グウなのか?) |
TATARI (HOUSE ON HAUNTED HILL) 99年米 |
ウィリアム・マローン | J・ラッシュ F・ヤンセン A・ラーター P・ギャラガー B・ウィルソン |
★☆ ぎゃははは、笑いっぱなし。たたりって、ジェフリー・ラッシュの顔がたたられてるよ、これ。ファムケ・ヤンセンもややたたられてるかな?冒頭の瘋癲病院のシーンはけっこう好みなんだけどなあ。がんばればがんばるほど遊園地のお化け屋敷みたいなノリになってゆく映画だわ〜、あ、そのつもりだった?ごめんごめん。 |
たたり (THE HAUNTING) 63年米 |
ロバート・ワイズ | リチャード・ジョンソン クレア・ブルーム ラス・タンブリン |
★★ ど派手なCG使ったくせにじぇんじぇんダメだった「ホーンティング」よりは確実に怖くて面白いです、はい。主人公ネルと館との関係がみっちりしていて、いかにもな幽霊の姿がなかったのと、あっさりと因果関係の説明がされたりしてないとこがいいわ。でも、ぬるい、やっぱ |
卓球温泉 98年大映 |
山川 元 | 松坂慶子 蟹江敬三 牧瀬里穂 大杉蓮 桜井セリ |
★★ 温泉といえば卓球さ!卓球温泉ラブ・オールの看板がカワイイ。さびれた温泉街に主婦が家出するという設定がすっとんきょうで面白いが、後半ちょっと退屈だったかな。牧瀬、台詞棒読みは勘弁せい。松坂慶子の後ろ姿がたるんだおばさんに見えてしまったのが、演技なのかほんとなのかが気がかり。 |
タッチ (TOUCH) 96年米 |
ポール・シュレーダー | スキート・ウーリッチ C・ウォーケン B・フォンダ T・アーノルド G・ガーション P・マザースキー ジャニーン・ガラファロ ロリータ・ダビドビッチ タムリン・トミタ |
★☆ エルモア・レナードの原作を読んでいないのだがそっちは面白いのか?くすくす、という笑いを狙っていたのかもしれないけどくすりとも笑えないのがちょっと…ウォーケンのスーツ+ブーツの定番ファッションの足もとを必ずうつすとか、そのへんは凝っているんだけどスキートがどうもネズミに見えてしまってどーしてもダメ。ブリジット・フォンダの曖昧なルックスがまたマイナスだったような。せっかくジャニーン・ガラファロ、G・ガーションを持ってきているのに全然活かされてなくて残念。 |
ダドリーの大冒険 (DUDLEY DO-RIGHT) 99年米 | ヒュー・ウィルソン | B・フレイザー A・モリーナ S・J・パーカー | ★★ ぶははは、このナレーションといい、『ジャングル・ジョージ』の2匹目のドジョウを狙ったんかなあ?A・モリーナ、なんちゅう役をやっとんじゃ、『WWW』のケネス・ブラナーのパロディか?(笑)でもまあ相変わらず純粋培養バカが似合うB・フレイザーの全身真っ赤な赤パッチ姿見られたし、そんだけでいいや、これ。 |
ダニー・ザ・ドッグ (DANNY THE DOG/UNLEASHED) 2005年仏・米・英 | ルイ・レテリエ | ジェット・リー モーガン・フリーマン ボブ・ホスキンス ケリー・コンドン | ★★ ダニー・・・何歳の設定なんだ、これ。18歳のヴィクトリアにチューされてデレデレってことは、せいぜい二十歳ってところか。ヴィクトリア、よ〜く見るんだ、相手は犬のふりした40過ぎのおっさんだ。リンチェイ、犬っていうよりサル状態で、欧米人から見れば子供なんだろうけど、ワシらから見れば立派なおっさんなので、首かしげてみたり、アイスクリームに夢中になったりというブリブリな仕草がすごすぎてもう見てられん。ちょっと前に『SPIRIT』で感動したばっかりなのに、同じリンチェイなのにこの映画の犬コロはいったい。欧米人には、子供みたいな東洋人がバッタバッタとデカい男を倒していくのが不思議面白いんだろうなあ、実際はおっさんだけど←しつこい |
007 ダイ・アナザー・デイ (007 DIE ANOTHER DAY) 2002年米・英 | リー・タマホリ | P・ブロスナン H・ベリー T・スティーブンス リック・ユーン R・パイク | ★★☆ 毎度お馴染み世界一本名を名乗るスパイ、ジェームズ・ボンド。冒頭からいきなりゴゴーンと鐘突きしちゃったりして、ギャグも(っていうか映画全部ギャグのような気もしますが)快調っす。下半身も相変わらずの大暴れ、しかも今回のボンドカーは透明になる!すばらしい。目に見えないんだよ、車なのに。危ないよ。ジンクスことハル・ベリー、海から上がって来るシーンは、おお!とコーフンしたけど、なんだか後はけっこうマヌケだったような。クライマックスで意味もなくもろはだ脱ぎ状態になってるもひとりのお姉ちゃんのほうが個人的にはポイント高かったな。 |
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ (THE WORLD IS NOT ENOUGH) |
マイケル・アプテッド | P・ブロスナン S・マルソー R・カーライル D・リチャーズ J・デンチ |
★★☆ ぼぉぉ〜んど。じぇいむず・ぼぉぉ〜んど。これはもう言うまでもない映画でしょう。ピアースの代になってボンドのスカし具合も極まったという感じだね。相変わらずの火の中水の中パイプラインの中をかいくぐるボンド、かっこいいがちょっとドンキーコングのようだったゾ。ストーリーもなかなかヨシ。ソフィー・マルソー&カーライルはこんな映画で何やってんの?と言いたくなるが、ソフィー、ものすごく綺麗だった?。髪型が昔の中森明菜だったけどね。 |
007 カジノ・ロワイヤル (CASINO ROYALE) 2006年英・チェコ・独・米 | マーティン・キャンベル | ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン ジュディ・デンチ ジャンカルロ・ジャンニーニ ジェフリー・ライト | ★★☆ ここんところずっと、007は笑える映画という認識があったんだけど、ゴメン、スパイアクションだったね。ツッコミどころはいつも通りザクザクだけど、ちゃんとスパイアクションだったし、強いながらも哀愁漂う007で、なかなか良かった。ここで終わりかと思ったらまだ続きがあり、今度は終わりかと思ったらまだ続くという調子で、映画ちょっと長かったんだけどね。新生ボンドのクレイグ、ヨーロピアンな雰囲気の人で、思ってたより違和感なく。顔は細いのにムキムキゴリで、逞しい通り越してめちゃめちゃゴツいのがちょっとタイプじゃないのだが。私のタイプはどうでもいい。P・ブロスナンの時は「スケコマシ」っていう単語がはまりまくってて、余裕持ってニヤけながら観られたんだけど、今回はかっこいいんだけどあんまり冗談通じなさそうなボンドで、ちょっと冷酷さが目立った感じ。オープニングのおねえちゃんのクネクネシルエットショーもなくなってるし、 用途のわからんひみつへいきも出てこないので、そのへんが寂しかったなぁ・・・次回からは是非ひみつへいきをお願いします。 |
007は二度死ぬ (YOU ONLY LIVE TWICE) 67年米 |
ルイス・ギルバート | ショーン・コネリー 丹波哲朗 浜美枝 |
★☆ 子供の頃テレビで観たときはここまでアホな映画だとは気付かなかった。せいぜい人力車がヘンだと思ったくらい。でもでも、アホだああ〜(笑)監督さんは「月下の恋」の人…忘れたい過去か? |
ダブル・ジョパディー (DOUBLE JEOPARDY) 99年米 |
ブルース・ベレスフォード | アシュレー・ジャド T・L・ジョーンズ アナベス・ギッシュ ブルース・グリーンウッド |
★★ ちゃーんちゃーんちゃーん♪火曜サスペンス劇場「女復讐士アシュレー」。別タイトルで「トミー・リー・ジョーンズの追跡者リターンズ」でもいいな。わははは予告が一番面白かったわねこの映画ってばさ。はっと気付くと一瞬で6年経ってたり「イカしたバーで一杯やらないかい」などのシビれる字幕も泣かせるぜ。"ダブル・ジョパディー"が全然意味をなしてないのがもったいないんだなあ。シドニイ・シェルダンの映画版ってな感じでした、ちゃんちゃん。 |
ダロウェイ夫人 (Mrs.Dalloway) 97年英・オランダ | マルレーン・ゴリス | V・レッドグレーヴ N・マケルホーン M・キッチン R・グレイヴス | ★★ R・グレイヴス久しぶり、でもやっぱりけっこうオッサンに…花をいっぱい使った画面やあの当時のイギリスの雰囲気みたいなのは良く出てると思うんだよね。でも、映像化には成功してるんだけど心の動きが説明口調、なのに説明が足りないっていう、帯に短し襷に長しみたいな。ってアタシ原作読んでないのにこの暴言。V・レッドグレーヴはダロウェイ夫人にぴったりだ、でも娘時代がN・マケルホーンってのはちょっとな〜。 |
ダンサー・イン・ザ・ダーク (DANCER IN THE DARK) 2000年デンマーク |
ラース・フォン・トリアー | ビョーク C・ドヌーヴ D・モース P・ストーメア J・M・バール |
★★★☆ 思った通りのヘビー級チャンピオン映画、濃くて重くて哀しくてすんばらしい。自分に想いを寄せる男にも心から心配してくれる友人にも目を向けることなくひたすら理不尽とも思える自分の信念を文字通り死んでも貫き通す愚直なヒロイン像が「奇跡の海」のエミリー・ワトソンにそっくりだ。ミュージカルシーンもいわゆるミュージカルではなくて、彼女の、悪く言えば現実逃避、良く言えば処世術のあらわれとして差し挟まれているのがとても面白い。ただビョークのマンガの犬みたいな顔には何時間経っても慣れない、あ、それと、カトリーヌ・ドヌーヴが工場で夜勤やってるわけないだろう(笑) |
箪笥 (A TALE OF TWO SISTERS) 2003年韓国 | キム・ジウン | イム・スジョン ムン・グニョン ヨム・ ジョンア キム・ガプス | ★★☆ これはホラーっていうか、ミステリーのほうがメインだな。ラストであっ、そうだったのか、と真相がわかるんだけど、後で考えるとそれも別の解釈できそうな感じ。いちおう貞子っぽいお化けは出てくるんだけど、怖いってのとはちょっと違うかも。でも、真相は!?と中盤までは訳がわからず、ちょっとイライラしちゃったかなあ〜、重苦しいのに物悲しさが漂っていて、面白かったんだけどね。色使いがダリオ・アルジェントの映画みたいで毒々しかった。 |
ダンス・ウィズ・ミー (DANCE WITH ME) 98年米 |
ランダ・ヘインズ | V・L・ウィリアムズ シャイアン C・クリストファーソン J・クラコフスキー |
★★ ちょっと話散漫だよね、ダンスと親子の絆と恋愛とスタジオの存続と、てんこ盛りにしすぎてて、それのまとめ方がてんでんバラバラなのさ。でもラテンに限らずダンスってほんとに楽しそうだよね〜。きついけどやってて一番楽しいスポーツなんじゃないかな?V・L・ウィリアムズってちょっと怖くて苦手なんだけどダンスはすごかった、綺麗。ジョアン・プローライトっていっつも思うんだけど朝香光代に似てるんだよ… |
タンポポ 85年伊丹プロ | 伊丹十三 | 宮本信子 山崎努 安岡力也 渡辺謙 | ★★☆ メインの話はコテコテなんだけど、脇に出てくるショートコント?みたいなのが面白〜い。なんでもかんでも指で押すババ、いるよ、いる。夜の11自すぎにラーメン食べたくなってしょうがなかったけどさあ。 |