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タイトル ( 原題) 公開年	監督	出演俳優	ワシだけの評価・コメント
Dear　フランキー (DEAR FRANKIE) 2004年英	ショーナ・フォーバック	エミリー・モーティマージェラルド・バトラージャック・マケルホーンシャロン・スモールメアリー・リガンズ	★★☆ わざわざ外国の切手を買って父親の手紙を書き上げるかーちゃん、本当は存在しない、愛情深い父親がいるかのようにように書くことは、フランキーのためなのはもちろん、自分のためでもあったんだろうな。英国の映画は、過酷な現実を描いたものが多いいっぽう、優しい人が多く出てくると思う、その優しさはファンタジーではないので、じかに響いてくる感じ。E・モーティマーって可愛い系の顔なんだけど、困り顔で、ちょっとすっぴん＆ジーンズみたいなカッコすると、とたんに生活に疲れたみたいに見えるので、モテたんだろうけど貧乏くじ引きというこのフランキーの母親役に、すごくハマってた。しかし、いくら疲れて心配事が多いといっても、週に３日もチップスの夕食ってのはあり得ないぞ、かーちゃん。
Dear フレンズ (NOW AND THEN) 95年米	レスリー・リンカ・グラッター	C･リッチ G･ホフマン S･バーチ R･オドネル D･ムーア R･ウィルソン M･グリフィス G･ガラファロ B･フレイザー D･サワ	★★ よくある青春時代の想い出映画。ちょっと甘ったるいノスタルジーと、友情を確かめあうプロセスはなーんのひねりもないけど、子役と成長後の組み合わせキャスティングがうまくて唸らせられるのと、何気なくキャストが豪華なのが美味しいね。まだまだ細くて子供っぽいC･リッチとサワ君のキスシーンは、とってもキュートだ。
ディナーラッシュ (DINNER RUSH) 2001年米	ボブ・ジラルディ	ダニー・アイエロエドゥアルド・バレリーニヴィヴィアン・ウーサマー・フェニックスサンドラ・バーンハードジョン・コルベット	★★★ レストランのとある一夜が舞台で、いろんなドラマが交錯するという作り方の映画ってけっこうたくさんあるよね、で、この手の映画はみんな面白いんだな。ダニー・アイエロが穏やかで人徳のある、昔かたぎな店のオーナーをやってて良かった、息子もタイプだしなー、はあと。しかし、この店で作ってる料理がむっちゃくちゃ美味しそう、もうオナカすいて死にそう、イタリアンでワイン、じゅるじゅる～！と、最高潮に達したところで、そういう日の晩御飯は魚とゴボウの煮付けだったりするんだな。美味しかったけど。
ディープ・エンド・オブ・オーシャン (THE DEEP END OF OCEAN) 99年米	ウール・グロスバード	M・ファイファー T・ウィリアムズ W・ゴールドバーグジョナサン・ジャクソン	★★ 気持ちはわかるんだが、ミシェル母さん、あんたワガママすぎ。子供は何人いたってみんな同じように可愛くて大切なのはよくわかるが、哀しいのはあんただけじゃないんだからさあ、長男よくグレなかったなあ。でも小さい頃はけっこう可愛かったのに、帰ってきたベンはそのまま黙って返却したいような顔になってたよなあ、なんか鼻の穴がでかくてリンダ・ブレアーみたいだったよ。私はヴィンセントだけでいいや。
ディープ・ブルー (DEEP BLUE SEA) 99年米	レニー・ハーリン	トーマス・ジェーン LLクールJ J・マッケンジー S・L・ジャクソン S・スカルスゲールド	★★ これ映画館で観るべき映画だと思うけど、映画館で観てたら爆笑しちゃって大ヒンシュクだったと思うわ、だってサミュエル…巻き戻して何度も見ちゃったしね。死ぬ人と絶対助かる人っていうのの定石をちょっと外してたのが意外で新鮮。映画は派手で突拍子もなくて相変わらず…って感じなんだけど、楽しめちゃったわ、わかってるんだけどなんか好きなんだよね～レニー・ハーリン。
ティコ・ムーン (TYKHO MOON) 97年仏・独・伊	エンキ・ビラル	ジュリー・デルピーミシェル・ピコリリシャール・ボーランジェ J･ルイ･トランティニャン	★★ つまんないと聞いていたので期待しなかったらけっこう面白かったよ。ティコ・ムーンっていう名前がちょっと好き。青い痣を持つ一族というのが面白いし、デルピーも金髪より黒髪・赤毛カツラのほうが似合っていてかっこいい。でも、舞台が月である必要がいったいどこにあったのか？エンキ・ビラルって前のも要チェックかな。
ディディエ (DIDIER) 97年仏	アラン・シャバ	アラン・シャバＪ･P･バクリ	★☆ 犬のディディエが人間になっちゃうという設定は面白いんだけど、ディディエが濃いおっさんで気持ち悪いのよ（笑）人間になったからといって知能は犬のまんまなのがかわいいところなんだけど。なんにしろフランスのコメディは派手なわざとらしさがなくていいので、もっとがんばれ。
ディボーシング・ジャック (DIVORCING JACK) 98年英	デヴィッド・キャフリー	D・シューリスジェイソン・アイザックス R・グリフィスローラ・フレイザー	★☆ 惜しい、後になると面白いのに前半たるすぎ～、映画館ならいいがビデオだと早送り入る人多数とみた。なんとなくモテててヘロヘロ飲んだくれて、あちこちで殴られたり縛られたりしてるヘナチョコでびしゅー様、すっげえ似合ってるわ、ステキ。でもでびしゅーのヘロヘロ具合とは裏腹にかなりシビアに人が殺されてっちゃうのでドキドキしたりもして。銃持った尼さん姿のレイチェル・グリフィスを見て『二代目はクリスチャン』を連想した人けっこういるんでは。
ディボース・ショウ (INTOLERABLE CRUELTY) 2003年米	ジョエル・コーエンイーサン・コーエン	ジョージ・クルーニーキャサリン・ゼタ・ジョーンズセドリック・ジ・エンターテイナービリー・ボブ・ソーントン	★★ コーエン兄弟にかかるとジョジクルもマヌケな男前になっちゃうなあ、目剥いた顔が面白すぎる。婚前協定とか、富豪の離婚訴訟とか、日本人の私にはあまりピンとこなくて、弁護士の腕に左右されるアメリカの裁判ってどうなの？といつもながらちょっと呆れる。まあブラックジョーク風味に仕立ててあるので笑って済んじゃうんだけど、ちょっとユルいかなあ。でも、腹黒オンナとわかっていても夢中になっちゃうの、キャサリン＝ゼタ・ジョーンズならわかる。ここ数年の彼女は神懸かり的に綺麗ですわ。
テイラー・オブ・パナマ (THE TAILOR OF PANAMA) 2001年米	ジョン・ブアマン	J・ラッシュ P・ブロスナン J・リー・カーティス B・グリーソン	★★☆ ぎゃははは地味で渋いスパイ映画なのかと思いきや、これがなんと全編お笑いの大スペクタクルすっとこどっこい！「ピアース・ブロスナンの流されてパナマ・仕立て屋に気を付けろ！」って副題つけたいとまで思ってしまったわ、やたらにオッパイを出しまくるいらんサービスショットのJ・リー・カーティス、挙動不審で大熱演のJ・ラッシュ、愛国心ゼロの英国左遷スパイのピアース、いやはやみんなおかしすぎ。娼婦ベロニカはどっかの魔法おばばみたいになってて怖かったけど。怪しげなラブホテルの振動ベッドの上で、情報よこせ、よこさないのたぬき合戦をしてる時のピアースとJ・ラッシュの顔といったらも～、すごい組み合わせのダンスも秀逸(笑)すまない、私がスーツさえ仕上げていたら…！
ティングラー　背筋に潜む恐怖 (THE TINGLER) 59年米	ウィリアム・キャッスル	ヴィンセント・プライスジュディス・イヴリン	★★★ うわはははは、背筋に潜んでいたものがすごすぎました、あんなもんが潜んでたら確かにすっげえ怖い！サイズといい突拍子のなさといい、もう申し分なし。うーん、やっぱりあの時代の失神の仕方っていいのよねえ、バタッ！とかじゃないもんね、ハラハラーッと床に崩れ落ちるあのおしとやかさ。顔はすごいんだけどね。でもあんなもんが出た後で普通に映画の上映続ける映画館っつーのもすごいが、そのまんま映画見続ける観客もすごい、負けたわ。
テープヘッズ (TAPE\|HEADS) 88年米	ビル・フィッシュマン	ジョン・キューザック T・ロビンス	★☆ 予想はしてたがジョンＱもT・ロビンスも全然変わってない。DVDが主流になりそうな今、「これからはビデオさ」なんて言っちゃってるのが感慨深いわね～すでにカセットテープもなくなりつつあるのにタイトルはテープヘッズ。10年一昔。デュランデュランだのデフ・レパードだののMTVに夢中だった頃を思い出しちゃったよ。
テシス　次に私が殺される (TESIS) 96年スペイン	アレハンドロ・アメナバール	アナ・トレント	★★☆ スペイン映画のサスペンスは初めて観たが、文句なく楽しめた作品。「ミツバチのささやき」のアナ・トレントが老けていたのがちょっとショックだったが、あれだけ少ない登場人物なのに犯人がなかなか当てられない構成はさすが。めがねの「ナーズ君」に感情移入しちゃったね（笑）
テス (TESS) 79年英・仏	ロマン・ポランスキー	N・キンスキーピーター・ファースジョン・コリン	★★☆ とにかくナス・キンが綺麗、音楽が綺麗、風景が綺麗。ナスキンのしっかりしたお顔にロリっぽい声もたまらんです、イチゴを食べるあまりにも有名なシーンはクラクラ来ちゃうくらい。でもお話がたるいのよ～ヨーロッパの19世紀以前のお話っていうのはやることなすことが宗教に支配されてるので、キリスト教徒じゃないワシには理解不能だったりする。「シャロン・テートに捧ぐ」っていうのがしんみり来ちゃうね。
デス・レース2000 (DEATH RACE 2000) 76年米	ポール・バーテル	D・キャラダイン S・スタローンシモーヌ・グリフィス	★★★ す、すごい、チキチキマシン猛レース実写版、面白すぎる。時々車がラジコンになるわ人がポンポン空中に飛ぶわ、イッちゃったアナウンサーにモジモジ君覆面レーサーＤ・キャラダイン。でも一番の注目株は全然変わってないスタローン。あんたフランケンシュタインに勝とうと思うなら、まずネクタイなんとかしたほうがいいと思うがどうか？で、この映画、スタローンがブラック魔王でしょ、ケンケンは誰だったんだ？
DEAD OR ALIVE 犯罪者 99年大映	三池崇史	竹内力哀川翔大杉蓮石橋蓮司鶴見慎吾杉田かおる	★★☆ とにかく観て下さいっ！としか言いようがないっすこの映画。えげつなさは保証付き、撃たれたら腹からラーメンが出てくるなんてお初でしょ。でもでも、もう、衝撃の(?)ラストはなんでぇ～!?と絶叫間違いなしのインパクト。三池崇史、こいつ、ただものではない。
DEAD OR ALIVE 2 逃亡者 2000年	三池崇史	哀川翔竹内力遠藤憲一手塚晋也青田典子エディソン・チャン	★★☆ うわあ、どう観てもこれはいわゆるボーイズラブってやつだと思うんだが…誰がボーイだ、って感じではあるが、すごいわ、竹内力と哀川翔のボーイズラブ。ラブラブアイテムはきつねうどん。相変わらずメチャクチャなことをそのまんま映像にしてしまうあのセンス、それを納得させてしまうところは三池監督、すごいな～、孤児院育ち・幼馴染み・変わらぬ友情という、体中カユくなるようなこのベタな設定を、ベタベタながらきちんと感動させてしまうというところもうまい。ただラブラブ描写を引っ張りすぎてちょっとクドかったかな、一生やってろ、という気分になりかけちゃったのが残念。
デッドマンズ・カーブ (THE CURVE) 98年米	ダン・ローゼン	M・リラード M・バルタンＫ・ラッセルランダル・バティンコフ	★★ ぶははは５回も６回もどんでん返しがあるんでしまいには笑えて来ちゃったじゃん、もうすでにどんでん返しでも何でもなくなってて全然驚けなかったりして。マシュー・リラード、見るからにアヤシイんだもんな～、「わるもの」と「いいもん」に別れたみたいな見事すぎるキャスティング見ちゃったら、ホントに悪いのはコイツじゃないに決まってるってすぐわかっちゃうんだよな～、キミたち、そんなことで神経すりへらしてないで真面目に勉強してハーバード大学院目指した方が早いよきっと。
デトロイト★ロック★シティ (DETROIT ROCK CITY) 99年米	アダム・リフキン	E・ファーロングサム・ハンティントンジェームズ・デ・ベロジュゼッペ・アンドリュース	★★★ ぎゃはは、カ、カワイイ…ヘタレ四人組のデトロイトゴーゴー物語、ＫＩＳＳのためならオレたち体はっちゃうよ。アタシだってヤングな頃は公衆電話占領して死ぬ気で電話かけまくったり夜食持ち寄って徹夜でチケット売り場に並んだりしたもんなあ、わかるよ君たちのその気持ち。エディの裸踊りが目に焼き付いて離れない、あんたハタチ過ぎてんじゃないのか、その体！(笑)ディスコブームを描いた70年代映画は多かったけど、不思議とハードロックはなかったんだよね～。ＫＩＳＳはもちろんのことシン・リジィにラモーンズにチープ・トリックなどなど、これでもかってなくらいに続々出て来ちゃう懐かしいサントラがもう最高。
てなもんや商社 98年松竹	本木克英	小林聡美渡辺謙柴田理恵桃井かおり田中邦衛	★★☆ 評判悪かったという話だけどなかなか面白かったぞ。小林聡美がいいので、同じ脚本でも彼女じゃなかったら面白くなかったかも。ものすごいいいわけを通そうとする中国人も感じが出ているし、ワン課長こと渡辺謙のつくるショウロンポウが美味しそうで困った～。
テナント　恐怖を借りた男 (LE LOCATAIRE) 76年仏	ロマン・ポランスキー	ロマン・ポランスキーイザベル・アジャーニ	★★★ わはははアパート住人の陰謀にかこつけて自分の女装趣味を正当化するなよポランスキー！ハーベイ・カイテルに似てるんだから女装したら怖いんだってば。大家も住人も最初から充分ヘンチクリンなので、どっからがヤツの完全な被害妄想なのかはっきりわかんないとこがキボチ悪くていいんだな。ラストもすごくいい、なんかドグラマグラみたいで。それにしても２度落ちするとは敵ながらあっぱれ←敵じゃないって
デビルマン 2004年	那須博之	伊崎央登伊崎右典酒井彩名渋谷飛鳥宇崎竜童阿木燿子富永愛	☆ 見終わった後でダンナも私もすっかりデーモンになっちゃってたよ。何でこんなに腹立つんだ？←サタンだからな、とか言われそう　原作ファンには許せないとかそういうレベルじゃなく、劇場で観たお客さん、デーモンになって暴動起こさなかったのか？ってくらいの酷さ。まともな俳優が一人も出てないっていうのもあるけど（あっでも本田博太郎出てた。そういや北京原人にも･･･）、アクションがちゃんと出来る人も一人もいない。まあ全員すごいんだが、主役の二人の演技があまりにもすごすぎる。こいつらが喋るたびに笑いっぱなし。「あ゛ーー！あﾞーー！あﾞーー！」って、何？悲劇のシーンなのに爆笑しちまったんスけど。カミハイタカー(笑)
デブラ・ウィンガーを探して (SEARCHING FOR DEBRA WINGER) 2001年米	ロザンナ・アークェット	パトリシア・アークエットデブラ・ウィンガーエマニュエル・ベアールローラ・ダーンロビン・ライト・ペン	★★ 皆様、いいこと言ってるとは思うが全然頭に入ってこない。彼女たちも自分がその歳になったからああ言えるのであって、20代ピチピチの頃は自分たちも年増女優を蹴落として来たわけだし。元から性格俳優だったＴ・ガーやＴ・ウルマンはちと違う気がするし、J・フォンダは引っ張りすぎてテカテカの顔が怖くて話聞くどころじゃないし、メグっぺの負け惜しみ炸裂もスゴかったし。でもM・プリンプトン（思ってた通りのキャラだ）の「個性のあるオンナが見たい」ってのは面白かったかも。D・ウィンガー、太っちゃいたけどあんまり綺麗なんでびっくりだったわ。K・カートリッジはこの直後に亡くなったんだよね。
デュース・ビガロウ　激安ジゴロ！？ (DEUCE BIGALOW : MALE GIGOLO) 99年米	マイク・ミッチェル	ロブ・シュナイダー W・フォーサイス O・フェールゲイル・オグラディー	★★☆ 激安ジゴロなだけあって内容も激安かと思ったんだけど、まあ激安ではあったが安いなりにはお買い得って感じ？←何言っとんじゃ　ユルユルのコメディなんだけど、○○舐め野郎！って叫んじゃうお姉ちゃんとか、ところどころ爆笑だったりして、ワハハハ、好きだ、こういうの。
デュエット (DUETS) 2000年カナダ・米	ブルース・パルトロウ	H・ルイス P・ジアマッティ M・ベロ G・パルトロウ	★★☆ 「コパカバーナ」とかって、日本で言うと『君の瞳は10000ボルト』とか『勝手にしやがれ』みたいな存在だとみたんだが、いかがなものか？地味ぃ～だけどほんのちょっとだけほろっと来させられるってとこを狙ったドラマっすね、狙いが当たったようでちょっとだけ良かったっす。噂のグゥイネスの美声、ほんとだ、素人のカラオケとしてはなかなかのモンだったわ～、願わくばもっとヒューイ・ルイスの歌が聞きたかったなあ。ところでポール、ひとつ訊きたいんだが会社の出張で貯めたマイレージ個人的に使っちゃダメなんじゃないか？
テルミン (THEREMIN AN ELECTRONIC ODYSSEY) 93年米	スティーヴン・M・マーティン	レオン・テルミンクララ・ロックモアロバート・モーグ	★☆ あ、なんか眠気が…はっと気付いたらどっかのおばあさんがテルミンを演奏してました。テルミンの演奏姿って、イッちゃった霊媒師みたいでちょっと怖いです。以上。
DENGEKI (EXIT WOUNDS) 2001年米	アンジェイ・バートコウィアク	S・セガール DMX アイザイア・ワシントン A・アンダーソントム・アーノルド	★★ 沈黙の刑事も交通整理は苦手だったもよう。相変わらずのコテコテ勧善懲悪、悪いヤツはどんなむごい殺され方してもオッケー、ヴァン・ダム映画としのぎを削っとります。相手がセガールだってのにわざわざマスク取って見せたり、公道で犯人まるわかりの市街戦始めたりと大バカ全開のワル一味、クルマ壊しまくってたな～さすがは自動車の町デトロイト(笑)でもさ…とりあえず何を置いても署長でしょ…まるで香港映画の恋人役のような扱われっぷり。あんまりだわさ。沈黙野郎もイザという時には守ってくれないヤツなんだということがこの映画でわかりました。
天国の口、終りの楽園。 (Y TU MAMA TAMBIEN) 2001年メキシコ	アルフォンソ・キュアロン	ガエル・ガルシア・ベルナルディエゴ・ルナファン・カルロス・レモリーナマリベル・ベルドゥー	★★☆ 前半つまんなくて困ったんだけどね。下品なバカ話とケンカに明け暮れるワンコロみたいな二人、カワイイなぁ、果てしなく若くて果てしなくバカ。対して、淡々とした語りとブツッと切られるようなぶっきらぼうなミュート部分がザラザラと無気力な感じを出していて面白い。夏という季節はある時期における人にある作用を及ぼす気がする。きっかけは些細なことに過ぎず、他に説明するに足る理由もないまま、人生における熱に浮かされたようなひとつの季節が確実に終わりを告げる。彼も自分も依然同じ人であって、でももう同じではない。
天国の日々 (DAYS OF HEAVEN) 78年米	テレンス・マリック	リチャード・ギアサム・シェパードブルック・アダムスリンダ・マンツ	★★★ ずいぶん前に一度観たきりだったけど、改めて観てみても、他にはちょっと思いつかないくらい美しい映画。地平線が見える広大な麦畑、風にそよぐ麦と濃いオレンジ色の夕焼け、死病を煩う孤独な若い農場主と粗野な季節労働者。S・シェパードはこの映画の時が一番美しいんじゃないかな～、たいていの映画では歯抜けのおっさんだけど、神経質そうな美青年の風情に萌え～←言うな　ギア様も粗暴で肉体派、今のロマンスグレーなおじさまとは180度役柄が違う。近頃よく思うけど、若いって美しいんだなぁ･･･そんな若者二人に引っ張りだこな美女役がなぜか安室奈美恵風な原人顔なのがいまだにひっかかるが。
天国の門（完全版） (HEAVEN'S GATE) 81年米	マイケル・チミノ	C･クリストファーソン C・ウォーケン J･ブリッジス J･ハート	★★ ちゃんと観ていなかったこの映画、内容は決して悪くないけれどM・チミノがホサれてしまったのも仕方ないかも…３時間40分はいくらなんでも長すぎ。劇場公開版は１４９分だということなのでそちらを観たら評価はあがるかもしれない。若すぎるウォーケンはちょっと気持ち悪い（笑）
天使のくれた時間 (FAMILY MAN) 2000年米	ブレット・ラトナー	N・ケイジ T・レオーニ D・チードルジェレミー・ピヴェン	★★☆ いきなり冒頭から黒パン一丁で熱唱しまくるニコ、こんなヤツがウォール街でブイブイ言わしてるなんて絶対ウソだ。どっちが架空の世界だかわからんってば。なんか全体的にぬるいし、女トムクルーズことティア・レオーニ、美人の上に性格も良すぎてウソ臭く（ウソなんだけどね）ちょっと待てって感じだ。でもなんとなくお手軽に優しい気分になれる映画だ、クリスマスあたりに観るとちょっとシアワセでちょうどいいかもしんない。ところで天使って…ドン・チードルのこと？
電車男 2005年	村上正典	山田孝之中谷美紀佐々木蔵之介木村多江西田尚美国仲涼子	★★☆ オタクって言っても、所詮はホントはかっこいい山田孝之君がやるんだもんな～、なんて思ってたら、山田君たらなんとまあ、見事なキモオタに。オタクファッションの時には端正な顔が余計気持ち悪さを引き立てていて、すごい人選だ。挙動不審ぶりも筋金入りで、本物の電車男、ここまでキョドってはいなかったんじゃ、と気の毒になったぞ。映画は面白かったので良かったんけど、おとぎ話としては最高だけど、このキョドりまくりの山田君に本気で惹かれるエルメスってちょっと･･･彼氏ができなかったのはそのせいかと･･･
デンジャラス・ビューティー (MISS CONGENIALITY) 2000年米	ドナルド・ピートリー	S・ブロック M・ケイン B・ブラット K・バーゲン W・シャトナー E・ハドソン	★★☆ アッハッハ、ギャグもお話もコテコテで簡単に展開わかっちゃうんだけどね～なんか久々にちゃんとはまり役のサンドラ・ブロックを見たかなっていう感じで笑えるわ、キャンディス・バーゲンがこんなところに出てるのがびっくり。でもさあ～あのミスコン、異常にレベル低いんスけど(笑)私も今日から火のついたバトンで練習練習、「私の望みは世界平和です」（キラキラ～）っていう発声練習もしとかなきゃね。オネエ言葉でクネクネしてるマイケル・ケインがナイス。
天井桟敷のみだらな人々 (ILLUMINATA) 98年米	ジョン・タトゥーロ	J・タトゥーロキャサリン・ボロウィッツ C・ウォーケン S・サランドンビバリー・ダンジェロルーファス・シーウェル	★★ ぶははは、ホモホモウォーケン、あやしすぎ！ガーター付けてるんじゃないってば。でもよく似合ってたわ。あちこちてんでんバラバラに思惑と策略を練り練りするみだらな人々。邦題がうまいですね。タトゥーロと彼女との関係は面白いんだけど、ちょっと慣れないと話の流れが掴みにくいので集中して観ないといけないのが難ってとこかな？ルーファス・シーウェル、初めてちょっとカッコいいかも、って思った。
電話で抱きしめて (HANGING UP) 2000年米	ダイアン・キートン	M・ライアン D・キートン L・クドロー W・マッソー	★☆ ああ～うちのとタイプは違うが困った父ちゃんを持った娘の気持ち、痛いほどよくわかるわ。これ3人姉妹全員のお話かと思ったら主役はメグっぺだったのね。でもこのキャラクターはメグっぺじゃないでしょ、バリバリキャリアウーマンで洗練されすぎてるもん、父ちゃんの看病押し付けられてるタマじゃないって。ノーラ・エフロンものだからメグっぺなの？