タイトル ( 原題) 公開年 |
監督 | 出演俳優 | ワシだけの評価・コメント |
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トイ・ストーリー (TOY STORY) 95年米 |
ジョン・ラセッター | トム・ハンクス他(声) | ★★★☆ 今まで観てなくてすみません。CGを見るだけの子供向け映画だと思っていたら、すんごい面白かったわ。笑わせて泣かせるというストーリーのメリハリもいい し、けっこうコアなギャグもやってくれちゃうのね。CGはもう言うことなし、自然光としか思えないライティング処理!ウッディも良かったねえ、「俺のブーツにゃガラガラヘビ」(笑) |
トイ・ストーリー2 (TOY STORY 2) 99年米 |
リー・アンクリッチ アッシュ・ブラノン |
(声)トム・ハンクス ティム・アレン |
★★★ 「オモチャの幸せ」を考えさせられちゃう映画なんてこれしかないでしょう。アンデルセンの「鉛の兵隊」は哀しくて嫌いだったけどこれは大好き。一作目ほどの感動はないかわりに笑いどころが増えていて、しょっぱなからパロディが飛び出しまくるわアクションはあるわ、「SW」ギャグには爆笑。NG集もグー。 |
トゥー・ウィークス・ノーティス (TWO WEEKS NOTICE) 2002年米 |
マーク・ローレンス | サンドラ・ブロック ヒュー・グラント アリシア・ウィット |
★★ S・ブロックとヒューの、アドリブか?と思えるような掛け合い漫才は面白い。あとは二人の好感度で保ってるような映画かな〜可もなく不可もなく。二人とも、最初から最後まで仲いいしなあ、これじゃ馴れ合いが愛に変わる課程がよーわからん。ライバルA・ウィットの、どこがってんじゃないけどそこはかとなくイヤミな感じの演技がウマかった。備品のホチキス持って帰るなよ(笑) |
10日間で男を上手にフル方法 (HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS) 2003年米 | ドナルド・ペトリ | ケイト・ハドソン マシュー・マコナヘイ アダム・ゴールドバーグ マイケル・ミシェル シャロム・ハーロウ | ★★☆ つまんないかと思ったら意外と面白かった。だってぶははは、ピンクのレース付きタオルに留守電攻撃にセリーヌ・ディオンのコンサート、そりゃイヤだわ、相手がK・ハドソンじゃなかったら10日持たないかも。「まだ我慢するの!?」って台詞に爆笑。それにしてもケイトは可愛い、もう見てるだけでいい。 |
東京物語 1953年 | 小津安二郎 | 笠 智衆 東山千栄子 原節子 杉村春子 山村聡 | ★★☆ いろいろとくどくて冗長なところがあるし、小津の故意の演出とわかってはいても、私には笠智衆の演技がただの大根に思えて仕方ない。しかし台詞の一つ一つがグサリと胸に突き刺さり、はっとさせられること数知れず、のほほんと淡々と過ぎていく場面の中に、真実がどっさりちりばめられている映画だと思う。しっかし昭和20年代、女の一人暮らしの部屋ってあんなスゴかったんですね。私こらえ性がないから暴れそう。 |
2 Days (2 days in the Valley) 97年米 |
ジョン・ハーツフェルド | D・アイエロ J・スペイダー T・ハッチャー E・ストルツ グレン・ヘドリー M・メイソン C・セロン K・キャラダイン ルイーズ・フレッチャー P・マザースキー J・ダニエルズ |
★★★ 笑った笑った。これは好き嫌いが分かれると思うけど「パルプ・フィクション」で寝たという人はこの映画でも寝るでしょう。「パルプ・フィクション」にバカウケした私には大変面白かったぞ。一分好きなストルツとか、料理上手なD・アイエロとか。スペイダーもまったくもって大マヌケだ。「BITCH」を「ブス」って訳してたけど女同士のケンカにはぴったりでうまい!T・ハッチャーはスキー長野オリンピック金メダルはとれたのか?(笑) |
トゥームレイダー (TOMB RAIDER) 2001年米 | サイモン・ウエスト | A・ジョリー I・グレン J・ボイト N・テイラー D・クレイグ | ★★ アンジェリーナがひたすらカッコ良くてスピード感あって、この映画それだけで保ってるんだけど、ララはインディと違ってあまりにカンペキでなんでも出来るのでハラハラドキドキしないのよねえ、ストーリーの謎解きなんかも「なんでそこにはめるってわかったの?」って思ってるうちララは一人でズンズン進んでっちゃう、観客ひたすらおいてけぼりな感じだ。ゲームに文句言うのも無粋だけど、5千年前のカンボジアにあの石像と建物って… |
東京攻略 (東京攻略) 2000年香港 | ジングル・マ | トニー・レオン イーキン・チェン ケリー・チャン 仲村トオル 阿部寛 | ★☆ 全然攻略しとらんだろう。派手にドカンドカンやってる割にはスケールが小さいっつーか、なんか仮面ライダーとか火曜サスペンスとかとあんまし変わんなかった気が・・・まったく必要性のないキレイどころのオネエちゃんにイーキンの浴衣姿、からくり屋敷みたいな事務所にベリベリ破れるトニー・レオンのアバンギャルドなコートと、相変わらず香港、ワケわからんサービス精神は満点(笑)ところでトニー・レオン様、もうちょっと日本語勉強しましょう、何言ってるかさっぱりわからんてば。 |
東京ゴッドファーザーズ 2003年 | 今敏 | (声)江守徹 梅垣義明 岡本 綾 | ★★★ うははは、クリスマス〜年末にかけてのお話だったので、ちょうどいい時期に観られたわ。偶然に次ぐ偶然の数々、ダンナはこんなに偶然を使い回す脚本家は〜なんて文句言ってたけど、このお話の場合、偶然なんじゃなくてキヨコちゃんの起こした奇跡なんだと思っておきましょう、だからクリスマス時期のお話なんだろうし。キヨコちゃんってどのキヨコだ(笑)登場人物たちのドタバタ喜劇な動きはアニメならではなんだろうし、夜がメインの東京の街並みがすごく綺麗で、写実的なのに、実写で見るよりもずっとインパクトがあって美しく、ちゃんとアニメで作っているという意味?が感じられて良かった。 |
同居人 (NATURAL ENEMY) 97年英・カナダ |
ダグラス・ジャクソン | D・サザーランド W・マクナマラ ジョー・パントリアーノ ティア・カレル |
★☆ うーん(笑)ネタと設定はいいと思うんだけどね〜。小僧がただのモンスターになっちゃってたから。なんであんなにあやしすぎる子にみんな気付かないんだろう?そりゃあねえべのラストはかなりトホホ。 |
多桑/父さん (多桑/A BORROWED LIFE) 94年台湾 |
ウー・ニェンジェン | ツァイ・チェンナン ツァイ・チョウフォン |
★★ 台湾の田舎ってこんなふうだったのね。父ちゃんのセガを中心に結婚式や兵役、近所の人たちとのつきあいなどが淡々と描かれていて、大きな感動はないんだけどなかなか楽しんで観られました。日本の影響が隅々にまで行き渡っているのね。台湾には日本贔屓の人が多いからな〜。 |
透明人間と蠅男 57年大映 |
村山三男 | 品川隆二 叶順子 |
★★ 透明人間がバナナを食べるシーンがシュール。「ハエ男にご注意下さい」って警察の車が拡声器でがなりながらパトロールするところは大笑いだ。 |
トゥリーズ・ラウンジ (TREES LOUNGE) 96年米 |
スティーブ・ブシェーミ | S・ブシェーミ S・カッセル ミミ・ロジャース D・ボールドウィン S・L・ジャクソン M・ブシェーミ |
★★ 言っちゃなんだが全然期待していなかったけど、俳優の自作自演監督作品としてはなかなか良くできているじゃないか。ぱっとしない、長いものにはクルクル巻かれちゃうしょーもない男をやらせたらブシェーミの右に出る人はいません。弟も顔そっくり(笑)でも、「俳優の監督作にしては」良いという域を出ないかな。 |
トゥルー・カラーズ (TRUE COLORS) 91年米 |
ハーバート・ロス | J・キューザック J・スペイダー イモジェン・スタッブス |
★★ ジョンQが野心家でスペイダーが地味な正義の見方って、なんとなくこのキャストが解せないじゃん(笑)でも、このふたりの魅力で可もなく不可もなく、の友情物語を面白く最後まで見せてくれるね。スペイダーって、良くも悪くもヤッピーやらせたら世界一かもね。 |
トゥルー・クライム (TRUE CRIME) 99年米 |
クリント・イーストウッド | C・イーストウッド J・ウッズ D・リアリー D・ベノーラ M・リビージ |
★☆ クリントじいさん、自分でモテモテ一匹狼役やっちゃだめだよ、もう。寝ぼけたようなブルゾン姿で新聞社の中ウロウロしても用務員のおじいさんにしか見えないよ。話はおBテイスト溢れまくってたけど、J・ウッズがものすごくいい。チョコバーくわえて「浮気なら俺の女房としろ」って、あの台詞が似合うのはウッズしかいないでしょう。ステキー! |
遠い空の向こうに (OCTOBER SKY) 99年米 |
ジョー・ジョンストン | クリス・オーウェン W・リー・スコット C・クーパー L・ダーン |
★★★☆ ロケットボーイズみんな可愛かったあ。それこそ血と汗と涙でがんばったボクちゃんたち、全世界のみそっカス君を元気づけてくれそうななんとも清々しい映画でした。でもテストで数学7点とって追試受けてた私には血と汗と涙は流せても頭脳が追いつかなくてどんなにがんばっても絶対ムリムリだな(笑)父ちゃんC・クーパー、岩石顔負けにガチガチにひきつった愛情表現がたまらん。これが自分の親だったらすごくイヤだが、同時に尊敬する人:父なんて履歴書に本心で書けてちょっといいかも。ああ、でも「アメ美」を先に観たのはやっぱり順番間違えたな、絶対(笑) |
トータル・バラライカ・ショー (TOTAL BALALAIKA SHOW) 93年フィンランド | アキ・カウリスマキ | レニングラード・カウボーイズ レッド・アーミー・アンサンブル | ★★☆ ようやく観られてとっても満足。レニングラード・カウボーイズのライブ行きたいよう。カウボーイズのヘタっぴ(でも大好き)なお歌とすんばらしいオペラ歌手(だよね?)や楽団のセッション、たまんないっす。 |
トータル・フィアーズ (THE SUM OF ALL FEARS) 2002年米 | フィル・アルデン・ロビンソン | B・アフレック M・フリーマン L・シュライバー J・クロムウェル | ★★☆ はっ、ベン、Eメールなんかできるんだ?すごいじゃん。以前は犠牲者が出る前に回避されるパターンが多かった戦争危機モノ、けっこう行くところまで行っちゃってるので思い切ってる。今回かなりオマヌーなJ・ライアン、恋人じゃなくてもベンがCIAだなんて誰も信じないってば。ドタドタ走り回ってるベン、どう見ても「たまたま重要情報を拾っちゃったトラック運ちゃん」にしか見えん。L・シュライバーがカッコイイ。 |
トーマス・クラウン・アフェアー (THE THOMAS CROWN AFFAIR) 99年米 |
ジョン・マクティアナン | レネ・ルッソ P・ブロスナン D・リアリー ベン・ギャザラ F・ダナウェイ |
★★☆ 「意外に」面白かったひろいもの映画。あそこまで思いっきりやられちゃうともうキザとかスカしてるとか洒落たとかそういう言葉もいいっこなしよという感じでなりきって観られちゃうね。ヒロインがレネ・ルッソじゃなかったらつまんなかったかもしんないけど。 |
ドク・ソルジャー 白い戦場 (ARTICLE 99) 92年米 |
ハワード・ドイッチ | K・サザーランド レイ・リオッタ F・ウィテカー リー・トンプソン キャシー・ベイカー ジョン・マホーニー |
★☆ 邦題悪し(笑)マシンガン持ってベトナムで暴れてる白衣の医者を想像してしまったぞ。題材はいいんだけど、話のまとまり方がご都合主義っぽすぎて拍子抜け。レイ・リオッタ顔怖いし。あ、関係ないね。ノルマンディー上陸作戦の勇士のじいさんにはほろっときた。 |
Dr.Tと女たち (Dr.T& THE WOMEN) 2000年独・米 | ロバート・アルトマン | R・ギア H・ハント K・ハドソン L・タイラー T・リード F・フォーセット | ★★☆ リブタイラー、やっぱ70キロクラスだわ、逞しい。竜巻だの大地震だの、好きだよなあ〜アルトマン。モテモテ産婦人科医で家族全員女、まさにギア様のためにあるような素晴らしい環境。普通、ひと月もすればこんな環境に嫌気がさすと思うが、気付くの遅すぎだってば、さすがはギア様。とりあえずアタシは友達のパパに婦人科の診察は絶対されたくない。 |
ドクター・ドリトル (DR.DOLITTLE) 98年米 |
ベティ・トーマス | E・マーフィー オシー・デイヴィス O・プラット P・ボイル |
★☆ おい、ドリトル先生と動物は動物語で会話してるんじゃないのかい、スペイン生まれのオランウータンとは話通じないってどういうこったい(笑)うーんエディ・マーフィーがやる必要じぇんじぇんナシだし話もぬるすぎてどーでもいいなあ〜犬が「カイザーソゼだ」って言ってるとこは笑えたが。 |
毒婦マチルダ 98年 | 松梨智子 | 松梨智子 細貝康介 市川しんぺー 荻久保則男 | ★★☆ 制作費50万円くらいですか?あの往年の戸川純とかゼルダとかを連想させる歌声が頭回ってて止まらん。やっぱりイルソンとジョンイルでしょうかねー、やばすぎですね、今観るとあまりにタイムリー。オスカルってんで実は女の子、とか、ブリキの太鼓とか、けっこうわかりやすく笑わせていただいてそのへんもおトク。 |
ドグマ (DOGMA) 99年米 | ケヴィン・スミス | L・フィオレンティーノ M・デーモン B・アフレック J・ミューズ S・ハエック A・リックマン C・ロック | ★★☆ アハハ、こりゃあ聖書にもキリスト教にもとんとなじみのない日本でヒットさせようというのがそもそも間違ってるよねえ。もちっと勉強しとけば良かった、でもこのノリ自体はすごく好きかも。マットとベンはつるんでチンピラやってる時が一番生き生きしてるよ、でもなんでふたりともゴリラなのに羽生やしてるのぉ〜?で、キリストは黒人だったんだよね、それくらい聖書に疎いアタシにだって明白だと思うんだが、いかが?(笑) |
独立少年合唱団 2000年サンセント・シネマワークス |
緒方明 | 伊藤淳史 藤間宇宙 香川照之 滝沢涼子 |
★★☆ 歌舞伎顔美少年のヤスオは気持ち悪いし、「全寮制男子校」という単語から連想するようなアヤシサは微塵もナシ、ちぇっ。でも30年前の中学生ってこんなに可愛かったのかしらねえ〜、邦画じゃないと出せない独特の間と笑いと澄んだ感じの空気がいい。主役の子は真面目な顔してると笑えるという感じで、香川照之もさすがは東大出、元学生運動の闘志役が似合うぞ(笑)でも個人的に半ズボンはいてるような子供とボーイソプラノって不気味なので、パスしときます。でも映画はマル。 |
閉ざされた森 (BASIC) 2003年米 |
ジョン・マクティアナン | ジョン・トラボルタ コニー・ニールセン サミュエル・L・ジャクソン ジョヴァンニ・リビシー |
★★ アハハハ、楽しみにしてたんだけど。私、どうも頭悪いみたいで、もう一番最後のあたり、何がどうなってるのかはっきりわからんかったです。どんでん返しもやりすぎると観客を苦笑させちゃうんじゃないかと思うんだけど。やたらと頭のキレが良すぎるC・ニールセンも、ちょっとクイズダービーのはらたいら状態だし。そんなヒントでわかるのか?レンジャーたちのメンバーの顔が、夜で暗いわ濡れてるわで最後まではっきり覚えられなかったのも難。 |
ドッグ・ショウ! (BEST IN SHOW) 2000年米 |
クリストファー・ゲスト | ユージーン・レヴィ K・オハラ M・マッキーン P・ポージー クリストファー・ゲスト ジェニファー・クーリッジ |
★★ なんかこれヘンな映画でしたわ〜、すごく面白いっていうわけでもないしすごく盛り上がるっていうわけでもないんだけど、じゃあつまらないかというとそうでもないという(笑)ドッグショーってああいうふうに審査するのか〜っていうもの珍しさも手伝ってると思うんだけど、けっこう楽しんで観られてしまった。でも、でっかいハウンド犬とテリアを同一線上に並べてどっちが優れているかを決めるって、ムチャクチャ無理があるんでは…で、この映画何に一番感動したかというと、プードルがあんなにでかい犬だったこと! |
ドッグヴィル (DOGVILLE) 2003年デンマーク |
ラース・フォン・トリアー | ニコール・キッドマン ポール・ベタニー ローレン・バコール パトリシア・クラークソン ステラン・スカルスゲールド |
★★☆ ラストは予測できなかったけど、クライマックスまでは予想通りのドロドロな展開。ラース・フォン・トリアー、つくづくマゾヒストすれすれの「聖女」を主役にするのが好きな人だな。見終わった後の後味の悪さも独特(私はこのテのが好きだが)。エンディングに妙に明るいデヴィッド・ボウイの『ヤング・アメリカン』が流れちゃうのが不気味なんですよまた。前衛モノの舞台調?なセット、全然お金かかってそうにないんだが、出演メンバーがかなり豪華だったので、ギャラに予算使っているのかも。でもちょっと長いかな、3時間は。しかしクロエ・セヴィニー、ニコールと並んじゃうとまるでジャガイモのようなもっさり感。 |
突入せよ!あさま山荘事件 2002年東映 | 原田眞人 | 役所広司 宇崎竜童 豊原功輔 遊人 天海祐希 藤田まこと | ★★★ この人の映画、『金融腐食列島』といいこれといい、いかにも「社会派」っていうタイトルが客に二の足踏ませてる気がしてもったいない。もちろん社会派ではあるんだけどエンターテインメントとしても一流なのに。長野県警と警察庁とのメンツメンツの意地の張り合いをはじめ、あの10日間は警察も混乱してメッチャクチャになってたんだなあ、「うるう年ですよっ、29日に殉職者出たら4年に一度しか命日ないんですよ、えらいことでしょう!」って、ぎゃははは。なんなんだ、それ。こんな内情知ってたら国民も怖くて警察に任せらんないよ(笑)サントラが妙にハリウッド映画っぽかったなあ。 |
どですかでん 70年四騎の会 |
黒澤明 | 伴淳三郎 田中邦衛 三波伸介 菅井きん |
★★★ さすがに面白い。スラムっていつ頃まで日本にあったんだろうか?映画は70年だけど、内容は30年代だと思われる。子供の浮浪者というのはいつ頃まで? |
隣のヒットマン (THE WHOLE NINE YARDS) 2000年米 |
ジョナサン・リン | M・ペリー B・ウィリス N・ヘンストリッジ M・C・ダンカン アマンダ・ピート K・ポラック R・アークェット |
★★☆ ただのドタバタコメディーかと思いきや、けっこう起承転結がしっかり作り込まれた面白い映画だった〜♪久々にお笑いなB・ウィリス、ブチ切れ具合がとってもいいぞ。ナターシャ"スピーシーズ"ヘンストリッジも今回は清楚な感じに決めててグウ。ひとりで早送りのように慌てまくるチャンドラー、カワイイし面白かったけど、やっぱり他のメンツと比べると格が落ちるんだよね〜で、なんでもいいけどチャンドラー太りすぎ! |
ドニー・ダーコ (DONNIE DARKO) 2001年米 | リチャード・ケリー | ジェイク・ギレンホール ジェナ・マローン メアリー・マクドネル ドリュー・バリモア P・スウェイジ | ★★★ 完全にはこうだという説明は多分つかない、が、多分こうだ、というのは二通りの解釈ができそう。どっちの解釈にも矛盾点が出てくるんだけど、でもこれはわざと完全につじつまがあわないように意図して作られてる気がするのでまあいいや、どっちかなんだよね。88年という時代設定は、劇中使われてたエコー&バニーメンとかティアーズ・フォー・フィアーズとか、このへんの曲を使いたかったからなんだろーか、よく晴れたキャンパスにエコバニの曲、妙な雰囲気は出てたと思いますが。ジェイク・ギレンホールは一貫してアイドル路線からは外れた、精神的な演技を要求される焼役やってるよね、このコうまいわ、すごくそれらしい表情をするし。 |
飛べ!フェニックス (THE FLIGHT OF THE PHOENIX) 65年米 |
ロバート・アルドリッチ | J・スチュワート R・アッテンボロー A・ボーグナイン J・ケネディ |
★★ J・スチュワート扮するベテラン機長をはじめ、模型飛行機のデザイナーも軍曹もみんなとっても性格が悪いのだ(笑)力を合わせて飛行機を作り上げるという設定を聞いて想像したのとはだいぶん違うドロドロした人間ドラマが展開されてました。J・ケネディはこの経験を活かして後にパニック映画に収拾をつける人としてなくてはならない存在になったんだね←冗談 |
富江 98年大映 |
及川 中 | 中村麻美 洞口依子 田口トモロヲ 菅野美穂 |
★★☆ 菅野美穂!映画のテンポはけっこうたるくて、素材はいいのに作り方がもったいないのであんまり面白く仕上がってないぞ。でも富江のテーマ(笑)がなかなか怖くてグー。原作読んでないけどすんごい怖いんだろうなあ。たいしたことなかったけど、菅野の富江を観られただけで充分いいや、この映画。 |
ドメスティック・フィアー (DOMESTIC DISTURBANCE) 2001年米 | ハロルド・ベッカー | J・トラボルタ V・ボーン M・オリアリー T・ポロ S・ブシェミ | ★★ 勝手にビンボの継子虐待映画かと全然違ったのね。うーむ、バカばっかの映画だったような…あんなとこに呼び出されてホイホイついてゆくブシェーミもバカ、いっつも狼少年やってて殺人の目撃談信じて貰えなかった息子もバカ、ちゃんと調べない警察もバカ、あんなのにダマされて結婚までしちゃう元妻もバカ。っていうか、アメリカ人は結婚するっつうのに相手の身元調べないのか?でも一番バカなのはやっぱビンボでしょう、燃えるに決まってんじゃん、それ… |
友引忌 (悪夢/カウィ) 2000年韓国 | アン・ビョンギ | キム・ギュリ ハ・ジウォン チェ・ジョンユン ユ・ジテ ユ・ジュンサン | ★☆ 爆笑ホラー?ギャー!ギャー!って、こいつら、ココリコミラクルタイプの中の寸劇(言うか?)かと思った。あのテープ、一体誰が撮ってたんだかさっぱりわからんし・・・一番気になったのは謎解きより何より、ヘジンの唇にいつも黒く輪郭が描いてあったことだ。ギョンア、さしずめ貞子なんだろうけど、意味なく扱い酷すぎてこっちが泣けてきたよ。 |
友へ/チング 2001年韓国 | クァク・キョンテク | ソ・テファ ユ・オソン チャン・ドンゴン チョン・ウンテク | ★★★ ジュンソクって、田舎の親戚みたいなヤツだよなあ、チングチングって時々煩わしい反面、チングとの友情を自分をどんなに犠牲にしようとも守り抜く。前半、サンテクサンテクと慕っているジュンソクにサンテクが冷たすぎるように思えたのが、後半却って絆の深さを出す効果を上げてたと思う。そして、ラストのモノローグの一言が利いてる、いい!コイツで☆一個分アップ。 |
DRIVE 2002年 | SABU | 堤真一 大杉漣 筧利夫 安藤政信 寺島進 柴崎コウ | ★★☆ 今までのSABU映画とちょっと違うんだね、真剣な顔で固まってる堤真一とか、相変わらず走ってる登場人物たちの顔ぶれなんかは一緒だけど、監督、今まで勢いで突っ走ってきたのが、ちょっとここらでスピード緩めてみよか、と思い立ったのかなあという印象。こっ恥ずかしい言い方だけど、円熟期?っていうのに入って行こうとしてるのかも。 寺島進のライブも観られます(笑)あまりのカッコ良さに爆笑、願わくば、最後は「あんた、あのコの何なのさ。」でシメて欲しかったわさ。 |
ドラえもん のび太の結婚前夜 |
(声)大山のぶ代 小原乃梨子 |
★★ 子供向けにしては内容が大人すぎ、大人向けにしては子供騙しで中途半端。どらえモンは笑わせてくれなきゃ。大人になってピアスしたスネ夫とジャイアンが見られるのは儲けものだったけど、のび太がジャイアンのことを「剛田」って呼んでるなんて?(笑) |
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ドラキュリア (DRACULA 2000) 2000年米 | パトリック・ルシェール | ジェラード・バトラー C・プラマー J・リー・ミラー ジャスティン・ワデル O・エップス | ★★ ジョニー・リー・ミラー、仕事選べってば。話はけっこうちゃんとしてんだよね、コスプレもんのゴシックホラーにしたらヒジョーにお耽美で良かったんじゃないかい?と思われるんだが、なんか最近のやっすいホラーって必ずBGMがヘビメタなんだよなあ〜。まっかっかな廊下?のシーンがアルジェントみたいでちょっと良かったんだけどね。 |
ドラッグストア・ガール 2004年 | 本木克英 | 田中麗奈 柄本明 伊武雅刀 三宅裕司 徳井優 荒川良々 | ★★ ちょっと中途半端だけど、アホアホで軽くて見やすかったなあ〜、マンガみたい。これがクドカン・ワールドってやつなのか?田中麗奈ちゃん、若くて可愛くてちょっとずうずうしい、今時の女の子って感じだったなあ〜、でも超可愛いから商店街のオヤジたちが夢中になるのも無理はないわな。麗奈ちゃん、「土用の丑の日にうなぎを食べる」ということをマジで知らなかったようなので、バカなんだ・・・とちょっとがっかりしたけど、可愛いからいいや←オヤジと同レベル ラクロスはユニフォームも可愛い。ジェロニモ役やってる人、この顔どっかで〜、と考えてたら、「引っ越しのサカイ」のオヤジだったんだね(笑 |
トラフィック (TRAFFIC) 2000年米 |
スティーブン・ソダーバーグ | M・ダグラス B・デル・トロ K・ゼタ・ジョーンズ ドン・チードル E・クリステンセン A・アービング |
★★★☆ 観てみてアカデミー監督賞に至極納得。ドキュメンタリーフィルムのようなハンドカメラのどアップの連続にまずドキドキ、そいでもってメキシコは赤、オハイオでは青、サンディエゴではくっきり天然色と、場面ごとに画面の色が分けられてるのがそれぞれ進行するお話の性質にもぴったり合っているし、場面の切り替わりがはっきりわかってマル。ラスト近くのドン・チードルを見て「麻薬戦争は終わらない」というキャプションが頭にぼわわんと浮かんできたぞ。しかし紅千代、そのスジのバーで速攻で殺し屋の兄ちゃんひっかけてたわね、あんた、慣れてるね? |
トラぶるモンキー (MONKEY TROUBLE) 94年米 | フランコ・アムーリ | ソーラ・バーチ H・カイテル M・ロジャース A・エリオット | ★★ 「リドリー・スコット製作総指揮」って、その謳い文句どうなの?ソーラ・バーチめちゃカワイイよ〜クルクル巻き毛にぽよぽよほっぺ。今の彼女と同一人物だとは言われないと絶対わかんない。H・カイテルとかA・エリオットとか、なかなかキャストが豪華でサルも芸達者なので楽しい映画でした。 |
どら平太 2000年東宝 |
市川 崑 | 役所広司 宇崎竜童 浅野ゆう子 片岡鶴太郎 菅原文太 |
★★☆ 笑わせてもらいましたわ。コピー通り「痛快・愉快・豪快」ではあるんだけど、ちょっと、まあ、テレビでいっか、ってな感じ。さらっと流してくれるのはいいんだけど、どうせああいう突拍子もない技を出すんならもっとコテコテに仕上げてもいいよな気もするけど、市川崑でそれはないよね。「千両箱」っていう言葉久しぶりに聞いたよ。そういえば、後ろのねえちゃんってば「どらひらた」って言ってた(笑) |
ドラムライン (DRUMLINE) 2002年米 | チャールズ・ストーン三世 | ニック・キャノン ゾーイ・サルダナ オーランド・ジョーンズ レナード・ロバーツ | ★☆ ストーリーが甘いのはこの際仕方ないとして、あの・・・なんかあのバンド、変・・・どうもあの人たちのやってるマーチングバンドというものの位置付けや、試合(?)のシステムがわかりにくく、向かい合っての対決シーンも、ケンカ祭り?っていうか何やら「YOSAKOI」に通じる匂いが・・・あの独特のパフォーマンスはブラックムービーだからでしょうか?イマイチ(いやイマ3くらい)乗れなかった私って心狭いだけなんでしょうか?マーチングバンドの対決って全米でメジャーなんですか?南部だけなのでしょうか?質問責めはこのへんでやめるべきでしょうか? |
トランス・愛の晩餐 (TRANCE) 82年西独 |
エックハルト・シュミット | デジル・ノスブッシュ ボド・スタイガー |
★ グーグー……はっ!ああ寝ちゃった?。スローモーションのようなテンポに思わず…古いだけあって「R」のロックはクラフトワークのまがいもんってな感じだ。顔は林家ペーだしさ?。あいつのどこが食べちゃうくらい良かったの? |
トランスポーター (LE TRANSPORTER) 2002年仏 | ルイ・レテリエ | ジェイソン・ステイサム スー・チー マット・シュルツ フランソワ・ベルレアン リック・ヤン | ★☆ スーチー、マドレーヌ焼いちゃった、テヘッ!アチチッやけどしちゃう。シャツ借りちゃった、テヘッ!・・・耐えられん。目の前でこんなことやられたら、後先考えずにその場でグーで殴り倒しそう。あとね、J・ステイサムがどんなにアクション頑張ろうと、メイクバッチリなスーチーパパの顔のインパクトがすごすぎて、きんどーさん似なのか赤木春恵似なのか鳳啓介似なのか橋田寿嘉子似なのか、見極めようとしてるうちに全部かすんじゃってました。とりあえずトホホ。 |
ドリヴン (DRIVEN) 2001年米 | レニー・ハーリン | S・スタローン K・パルデュー T・シュヴァイガー E・ウォーレン B・レイノルズ | ★☆ マンホール飛んでるよ!スタローン、もう感覚古すぎるのかも、今時そういう男の友情って…くわえてレニー・ハーリンが映像化すると全部『ダイ・ハード2』みたいになるっていうか(笑)全編ビデオクリップみたいでノリノリで楽しめばいいんだけど肝心の音楽も「想い出…ダバダ〜♪」みたいなヘンな使われ方してたりして笑っちゃうのよ、車好きな人が見てもおいおいって感じだと思うし、内容限りなくゼロに近いっす、でもまあ観てる間は大画面で楽しいよ、キップ可愛いし。時々森進一入るんだけどねコイツ。 |
トリコロール/青の愛 (TROIS COULEURS:BLEU) 93年仏 |
クシシュトフ・キェシロフスキ | ジュリエット・ビノシュ エマニュエル・リヴァ |
★★☆ ビノシュは映画によって綺麗に見えたりもっさり見えたりする。この映画の彼女は綺麗。そして、彼女が綺麗に見える映画の彼女は、好きになれないのだ。夫に愛人がいたということが、立ち直るきっかけになったというのが皮肉で面白い。ラストが素晴らしい。でもやっぱり「赤の愛」がいちばんいいね。 |
トリック大作戦 (整蠱専家) 91年香港 |
バリー・ウォン | アンディ・ラウ チャウ・シンチー ロザムンド・クァン ン・マンタ チンミー・ヤウ レイ・チーホン |
★★★ 今観ると、『アンディ・ラウのハルク』っていう邦題付けたくなったが、改めて観たけど、・シンチーもアンディもわっか〜、もう二人ともかわいすぎて萌え萌えって感じ。シンチー、どんなにバカやっても、決して笑ってない目がたまらん。冷たい流し目がキラーン☆詐欺師対決シーンも大バカで、もう開いた口が塞がらないが大笑い、しかもお話はちゃんとまとまってる。アンディ、この人お宝映像ありすぎっていうか、普段の出演作なんかが全部お宝だったりするが、この映画でもン・マンタと二人でヘンなダンス踊ってみたり、シンチーとチューしてたり、ハルクになってみたり京劇ふうの節回しで歌ってみたりと、お宝てんこ盛り。まー、鼻血出てないのがちょっと物足りない気がするが。 |
トリプルX (xXx) 2002年米 | ロブ・コーエン | ヴィン・ディーゼル A・アルジェント S・L・ジャクソン マートン・コーカス | ★★★ 徹底的におBなとこが頭カラっぽで楽しめてグウ、でも誰も通らんと思うわ、あのテスト(笑)コロンビア人が観たら抗議デモ起こされそうだってば、今さらだけどアメリカって自分とこ意外じゃ何でもアリだと思ってるのねえ、なんかヌケ作っぽくてアホっぽいとこがカワイイヴィン・ディーゼル、いくらアルジェントの娘だっっつっても、そいつでいいのかザンダー、目を覚ませ、こりゃまだ薬効いてんな〜。007もどきが出てきて「あのタイプはもう古い」って言ってたけど、敵方のおネエちゃんがゴージャス美女じゃなくてやっすいゴス娘なのも新しさ狙ってたのか?ザンダーのハデハデパラシュート見て「トーキーオ♪TOKIOが空を飛ぶ〜♪」って歌いそうになった私はオバハン。それにしても携帯パカッと開けたらサミュエルジャクソンが睨んでるってすっげえ怖い待ち受け画面なんですけど…(なんか違うけど) |
トレーニング・デイ (TRAINING DAY) 2001年米 | アントワーン・フークア | デンゼル・ワシントン イーサン・ホーク スコット・グレン エバ・メンデス | ★★ 一日でこれかよ(笑)デンゼル、これってウマイとかそういうんじゃないだろ、お笑いスレスレの熱演ぶり、そこはかとなく『クイルズ』のジェフリー・ラッシュ入ってます。ターミネーター捜査官のイーサンも捨て身の演技で大ハッスル(死語)、柳沢慎吾っぷり健在です。ランス・ヘンリクセンと区別つかないスコット・グレンももれなくついてきます。内容はツッコミ満載、でもお笑い演技合戦で楽しめたコトよ、うん。 |
トロイ (TROY) 2004年米 |
ヴォルフガング・ペーターセン | ブラッド・ピット エリック・バナ オーランド・ブルーム ブライアン・コックス ピーター・オトゥール |
★★☆ いや〜、巻き毛率、90%くらいでしょうか、おまけに男性陣全員肩丸出しミニスカ鎧姿、筋肉大サービスの映画ですっかり目がはあと♪ヘクトル様ことエリック・バナもチョーかっこいい役だったので、わたくしこれだけで満足ですわ。今回、主役なのか?ブラピ様ったら飛んだり跳ねたり全力疾走したり、一人でずーっとカッコつけてたのでいろいろと観察できて見応えあり、顔も笑えます。でも何がやりたいんだかさっぱりわからんヤツだった、アキレスって。今回もまた右往左往して足手まといになっているO・ブルーム、またしても王子様なんだかお姫様なんだかよくわからなくなってたわ、今にも「キャー」とか言いそう。感想、そんだけかよ〜、そんだけだよ。 |
永遠の愛に生きて (SHADOWLANDS) 93年米 |
リチャード・アッテンボロー | A・ホプキンス D・ウィンガー J・フレイン J・マッゼロ |
★★ なんて気丈な女性なんだろうか、このヒト。私なら取り乱して残された日々を嘆き悲しみながら過ごすに違いない。デブラ・ウィンガーって前は嫌いだったんだけどトシとって良くなった気がする。ダンナの嘆きっぷりはごくごく自然で、妙にさっぱりと吹っ切れたりしてないのがいい。マッゼロ君はやっぱりうまいなあ。 |
トンネル (DEL TUNNEL) 2001年独 |
ローランド・ズゾ・リヒター | ハイノー・フェルヒ ニコレッテ・クレビッツ アレクサンドラ・マリア・ララ |
★★☆ 映画として出来がどうかというといろいろと疑問、何しろ長すぎるし。でもこれが実話であるという驚異がラストまで引っ張って行ってくれるんである、手作業で140メートル超、よく掘った、危険を省みずによく連絡をとり続けた。「映像の世紀」にあった、鉄条網を飛び越えて亡命する東ドイツ兵士の映像がそのまんま出てきたのに感動。 |