タイトル
( 原題)
公開年
監督 出演俳優 ワシだけの評価・コメント
ヴァージン・スーサイズ
(THE VIRGIN SUISIDES)
99年米
ソフィア・コッポラ K・ダンスト
K・ターナー
J・ウッズ
J・ハートネット
M・パレ
S・グレン
★★☆
なかなか雰囲気があっていいんだけど、映画に音楽がついてるというよりは全体がサントラの為のビデオクリップみたい(サントラは文句ナシにグー!)。サラサラキラキラあこがれのおねえさんの想い出話はちとこっぱずかしくて私にはトゥースウィ〜ト。姉妹は美人ばっかとか言ってましたがでも実は長女はオカチメンコで末っ子はクリス・ペンそっくりだったぞ。
ヴァージン・フライト
(THE THEORY OF FLIGHT)
98年英
ポール・グリーングラス K・ブラナー
H・ボナム・カーター
★★☆
ポルノビデオをじーっと見つめ、ロストバージンしたいと言うジェーンが可愛くて。障害者もの=お涙ちょうだいはもう古いよ。いかにリチャードが成長したかというお話なんだもんね、これ。ちょっとしんみりできてちょっすがすがしくなってちょっと切ないちょっとだけケネス・ブラナー克服映画。でも、全部、「ちょっと」なんだけど。そこがいいのかもしんないね。たくさんだとうんざりなのかも(笑)
ヴァーチャル・シャドー/幻影特攻
(幻影特攻)
98年香港
ジングル・マ イーキン・チェン
チャン・シウチョン
ケリー・チャン
テレンス・イン
★★
ノリのいいアクションものかと思ったら、けっこう重い題材だったのねこれ。VR戦士なぞというSFなネタを使ってるのに中身はやっぱり「友情と幼なじみ」。香港映画だもんね。コハルちゃんがどうしてもチンピラ君にしか見えなくてまいったが、コードネームが「タンゴ」ってのが笑えるぞ。でもルンバとかマンボとかだったらもっとオマヌーだからこれでいいのか
ヴァンドーム広場
(PLACE VENDOME)
98年仏
ニコール・ガルシア C・ドヌーヴ
E・セニエ
ジャック・デュトロン
J・P・バクリ
★★
C・ドヌーヴやっぱり綺麗!やっぱり美人は違うわね〜まだ男がほっとかないもん。「一回寝たからって何よ」って、50過ぎて言えるのは彼女だけ。何かというとワインが出て来ちゃう気怠い上流階級の方たちと過去の男とスカした駆け引き、どれもこれもフランス映画以外ではあり得ないオ・ト・ナのドラマでしたね。でも風呂入らないよなあ〜あの人たち。
ウィズ・ユー
(DIGGING TO CHINA)
97年米
ティモシー・ハットン K・ベーコン
エバン・レイチェル・ウッド
M・S・マスターソン
★☆
すんごく困ったよぉ。「あんな障害者はいない」という福祉の現場からの声を聞いてはいたけど、まるでど素人の私でさえ、あんな人いないんじゃ…と思えてしょうがなかったっす。いくら私がK・ベーコンファンでもありゃあ…でもそれとは別に子役の少女、あの演技力はすごい。末恐ろしいという感じだね。でもデビュー作から出足不調とはかわいそうに(笑)
ヴィドック
(VIDOCQ)
2001年仏
ピトフG・ドパルデュー
G・カネ
イネス・サストル
アンドレ・デュソリエ
★★
ぎゃははは、しゅいーん、キラキラキラーっ!って、戦闘シーン?がすっごい笑えたよ〜、どぱるぢゅー、画面から顔はみ出しまくりだし。あの空の色ともったいぶった謎解きのやり方はすごく好きだし、面白かったんだけどさ。でも監督の名前が変だ、ピトフ。乙葉とか優香とか、このテの、名前だけの芸名イヤなのよ〜。
ヴィレッジ
(THE VILLAGE)
2004年米
M・ナイト・シャマランブライス・ハワード
ホアキン・フェニックス
ウィリアム・ハート
エイドリアン・ブロディ
シガーニー・ウィーバー
★★☆
相変わらずのこけおどしな勿体ぶり方、そろそろちと路線変えたらいかがかなあ。ちゃんと面白かったんだが、すっとこどっこい度が『サイン』ほどじゃなくてなんか物足りない、量を増やさないと満足できなくなる、すっとこどっこいは麻薬のよう。ホアの作文朗読は良かったけどね。『サイン』のミドリ男(ミドリン)の時も大ウケだったけど、今回の二人羽織のイノブタみたいな怪物もとってもグウ。アレ怖いですか?かおなしみたいで可愛くないですか?
ウインドトーカーズ
(WINDTALKERS)
2001年米
ジョン・ウーN・ケイジ
A・ビーチ
C・スレーター
P・ストーメア
ロジャー・ウィリー
★★☆
ワハハハほんとに伊達公子に似てる、アダム・ビーチ。世間の期待してるジョン・ウーっていうのはあんまり感じられないんだが、『プライベート・ライアン』以降お約束の長い長い戦闘シーン(これってみんな一度はやってみたいと思うんだろーか)の撮り方は、劇場ならではの迫力も手伝ってるが改めて力量あるんだよなと思わせられた、やっぱり誰にでもは作れんだろう、この臨場感は。ただ全体の3/4くらい戦闘シーンに費やしちゃってるんで肝心のストーリーがちょっと弱いんだよな〜、「虚しさ」を描いてるならもっとひたすら淡々としてていいし、泣かせるんだったらもっとベタベタでもいい。あとね、「ニコにそっくりな犬」を想像してうなされそうになったぞ。
ウーマン・オン・トップ
(WOMAN ON TOP)
99年米
フィナ・トレスP・クルス
ムリロ・ベニチオ
ハロルド・ペリノー
マーク・フォイアスタイン

ペネロペちゃん、ガリガリなだけかと思ってたら意外と胸もあってやっぱりカワイイ、カワイイし美人。あんなカワイイ子に上になられるならいいじゃん。でもさ〜こりゃ彼女が好きっていうんじゃないとどーしようもない映画っスね、せめて料理が美味しそうとかならいいんだけど、唐辛子の匂いクンクンやって妄想モード入ってるだけじゃあんた…
ウェイクアップ!ネッド
(WAKING NED DEVINE)
98年英
カーク・ジョーンズ イアン・バネン
デヴィッド・ケリー
スーザン・リンチ
★★☆
全裸でバイクにまたがるジイチャンがステキすぎる!ソーセージの皮のようなお肌がまぶしいっ!けっこうブラックな部分があるし、爆笑シーンというのはないんだけど、妙なほのぼの感が漂っててナイス。アイルランド音楽がいいっす。自分があの立場でも、やっぱり同じことやっちゃうよねえ(笑)全裸でバイクはマネできんが…
ウェディング・シンガー
(THE WEDDING SINGER)
98年米
フランク・コラーチ アダム・サンドラー
ドリュー・バリモア
ビリー・アイドル
★★☆
な、懐かしすぎる。80年代集大成のサントラが懐かしすぎて映画の間中ずっと歌ってる状態。アダムの髪型がまた80年代を物語っているぞ。ストーリーはコテコテなありがちラブコメでけっこうトホホだがドリューが首太いけどとにかくめちゃめちゃ可愛いので許す。ビリー・アイドルの老け顔が寂しかったぜモーモーモー。
ウェディング・プランナー
(THE WEDDING PLANNER)
2001年米
アダム・シャンクマン ジェニファー・ロペス
マシュー・マコナヘイ
ブリジット・ウィルソン
ジャスティン・チェンバース
★★
マッシモのプロポーズは今まで観た映画の中でも5本の指に入る出来。見どころ、以上終わり。一目惚れの相手はクライアントだった!って、驚きはわかるが取り乱しすぎ。ジェイロ、ホントにプロか?マコナ平は相変わらずサイコちっくな目つきが怖いし、お二人、勝手にくっついてて下さい。アタシは黄色いM&Mだって食べるぞ。
ウェルカム・トゥ・サラエボ
(WELCOME TO SARAJEVO)
97年英
マイケル・ウィンターボトム スティーブン・ディレーン
W・ハレルソン
マリサ・トメイ
ケリー・フォックス
エミリー・ロイド
★★
ストーンズなど、軽快なロックをバックに、生々しい、おそらく本物と思われる映像が淡々と流れるのがドキュメンタリーフィルムのような雰囲気を作っている。サラエボ・オリンピックは遠い昔。宗教への執着を持たない日本人には理解しがたい宗教戦争はなくならないのかなあ。エミラが幸せに暮らしていることを願います。
ウォーク・トゥ・リメンバー
(A WALK TO REMEMBER.)
2002年米
アダム・シャンクマン マンディ・ムーア
ショーン・ウエスト
ピーター・コヨーテ
ダリル・ハンナ
★★
ここまで堂々と王道な純愛見せられるとかえって清々しいですね。アイドル映画というと途端にトホホ化する日本映画と違って、しっかり作りこんであるので、鼻ほじりながらも脱力シーンは少なし。実際の闘病はあんなもんじゃないだろうとか、白血病ってことはマンディのフサフサ頭はヅラ?とか、いろいろツッコミどころはあるけども、そんなことよりダリル・ハンナかあちゃんが女装した男(詳しく言うとスティーブン・タイラー)にしか見えず、「ママね、実は・・・」といつ衝撃の告白をするのかが気になって仕方なかったわ。←後で『D・ウィンガーを探して』観たら、このママ役がダサかったと文句垂れてたのも発見(笑)
ウォーターボーイ
(WATERBOY)
98年米
フランク・コラチ A・サンドラー
K・ベイツ
ヘンリー・ウィンクラー
ファルーザ・バルク
ジェリー・リード
★★☆
電気を発明したのはママよ!父ちゃんのスーツが色違いで全部同じデザインなんだよワハハハ。しかもすごい色。口じゃ全然説明できないんだが突発的な爆笑シーンがたまらん!ドリフとかのナンセンスギャグに通じるのかねえ〜サンドラーの顔とか声とかもいいんだがファルーザ嬢のギンギラ笑顔も欠かせない。あー映画館で観とけば良かったのう。
ウォーターボーイズ
2001年フジテレビ他
矢口史靖妻夫木聡
玉木宏
平山綾
竹中直人
杉本哲太
★★★
ぎゃはははあのスローモーション、あの曲、あの頭!ノリといいテンポといいマンガみたい、絶妙のタイミングでギャグが入るので思わず爆笑。高校生と青江三奈っていいわねえ、若い男の子の半ケツっていいわねえ、演技の素人臭さとか棒読み加減とかもたまんなくいい。杉本哲太の引きつった顔もいい。以前の映画より派手にわかりやすくなってたけど、ポケットに突っ込んだ手が透けてるとかのチープさはしっかり健在で良かった。
ウォレスとグルミット 危機一髪!
(A CLOSE SHAVE)
95年英
ニック・パーク ★★★
最高。羊の鳴き声がめちゃめちゃ可愛い、グルミットの読んでいる新聞が「ひつじ新聞」だったり毎回ちがうのだ。四本指全部で押してしまうボタンもいいぞ。でもチーズ嫌いな彼女とはうまくいかないよねえ〜ウォレス(笑)
うちへ帰ろう
(THE AUTUMN HEART)
98年米
スティーヴン・メイラー A・シーディー
デヴィッド・リーウィルソン
ジャック・デヴィッドソン
マーラ・スカレッツァ
★★
そ、そんなに怒らなくても…性格の不一致だったわけなのよ、飲んだくれて子供殴ったとか、他の女に走ったとかじゃないのよ、わかってやれよ、いい年こいて。子供多いと小さい頃は大変だけど成長してから支えになってくれるから心強いね。バラエティーに富んだ姉妹のキャラクターとお嬢の婚約者がなかなかグウ。3女のプレゼント、開ける前からわかっちゃった私って(笑)
宇宙からのメッセージ

78年東映・東北新社・東映太秦映画村
深作欣二 志穂美悦子
真田広之
千葉真一
ヴィック・モロー
成田美樹夫

すんご〜い、素手で宇宙遊泳に素手で核廃棄物採集。ここまで科学考証無視していいのか?宇宙暴走族の真田広之、「ひゃっほうゴキゲンだぜぇ〜!」って、おまえはナイトライダーのハッセルホフか!これでスタッフ全員スター・ウォーズを観てないと言い張るのもすごいが、千葉真一の王子様ルックもすごすぎて捨てがたい。素晴らしい映画をありがとう>お灸さん
宇宙戦争
(WAR OF THE WORLDS)
2005年米
スティーブン・スピルバーグトム・クルーズ
ダコタ・ファニング
ジャスティン・チャットウィン
ティム・ロビンス
ミランダ・オットー
★★
ふははは、古典SFだから仕方ないよね、だよね、と自分に言い聞かせつつ、鼻の穴に指が。こんなお金かけた(よね?)大作なのに、例のこけおどし映画『サイン』(こちらは多分遙かに低予算)を彷彿とさせるのもちょっと悲しい。っていうか嬉しい。どっちなんだ自分。逃げ足むっちゃ早いトム・クルーズ、途中、ちょっと『コラテラル』のターミネーター走りも披露してくれるのでそこでもちょっとぷぷぷ。結局一番怖かったのは、事あるごとに大口開けて絶叫するダコタちゃんの顔(得に歯茎)かな。完全に楳図かずおのキャラみたいになってたもん。吹き出しは「ギャッ」←砂鉄が集まったみたいな字体で
海の上のピアニスト
(THE LEGEND OF 1900)
99年伊
ジュゼッペ・トルナトーレ ティム・ロス
C・ウィリアムス3世
★★☆
うむ、ティム・ロスに泣かされるには年をとりすぎたっ…が、泣かせる意図で作られた映画じゃないんじゃないかな、これ。やっぱり大ヒット映画を作ってしまうと後々までイメージがつきまとって大変。ティム・ロ スが奥行きのある演技をしていたのに新しい感動を覚えました。少女を見つめる彼の表情がメチャ良かったよ。感動の名作かどうかはおいといて、大人のおとぎ話として良く出来ていた映画 だったと思う。
海辺の家
(LIFE AS A HOUSE)
2002年米
アーウィン・ウィンクラーK・クライン
C・スコット・トーマス
H・クリステンセン
J・マローン
M・スティーンバーゲン
★★★
うぷぷ、ヘイデン、すげーメイク、今時ああいう方面へグレたりせんだろう、すぐ泣くし。こうあってほしいという理想を求めすぎてるなという気はするものの、メロメロベタベタな家族愛ドラマになりそうなところをしっかり抑えて余韻の残る演出。親は子供が幼子であった時の記憶をずっと持ち続け、その数年間の思い出をくれた我が子のために、どんな苦労をかけられても子供を許せるものなのだ、と何かで読んだんだが、息子が小さかった頃の海での思い出を繰り返し繰り返し思い起こすケヴィン・クラインの姿に思わずホロッと。
裏切り者
(THE YARDS)
2000年米
ジェームズ・グレイM・ウォールバーグ
J・フェニックス
J・カーン
C・セロン
F・ダナウェイ
E・バースティン
★☆
チンピラのすったもんだ話かと思ったらとってつけたみたいな社会派ドラマに変わってるし、何が言いたいんだかさっぱりわからん。豪華キャストでトホホのホ、あ、これって『誘拐犯』のトホホぶりと通じるものがあるかも。だいたい何がいけないって、ホアがあんだけ脱いでんのにマークが一度も脱いでないんだよ、脱がないマークなんてただのお猿なんだってば〜。
熟れた果実
(THE OPPOSITE OF SEX)
98年米
ドン・ルース C・リッチ
M・ドノヴァン
L・クドロー
★★★
この邦題なんとかしてくれって、なあマーティン・ドノバンよ。ゲイの三角関係に奇形に妊娠に殺人に、とんでもない内容なのにサラッと流してくれちゃってしかも爽やかな余韻が残るというすんごい珍品な青春映画。C・リッチ以外のどの子がやってもダメよね〜さすが。でもあの水着姿を披露しといてまだ太ってないと言い切るか、リッチ。
運動靴と赤い金魚
(BACHEHA-YE ASEMAN)
97年イラン
マジッド・マジディ ミル・ファロク・ハシェミアン
バハレ・セッデキ
アミル・ナージ
★★★☆
なんてカワイイ映画なの〜てっきりキアロスタミ系のぐっとがまんのアート映画だと思ってたら、中学校の授業で見せてもいいくらいの見やすくて面白い映画でしたね。靴が買えないような貧乏ってのがすでに涙ぐましいんだけど、父ちゃんには言えないよ〜と胸を痛めつつもヒネてなくて、きょうだい仲良く一生懸命になってるのがいじらしすぎて泣けてくる。いざインターホンを押すと口も利けなくなる優しいけど情けない父ちゃんにも泣けてくる。お兄ちゃんの泣き顔にも泣けてくる〜でも靴も買えない貧乏がこんなにすがすがしいのってやっぱりこの映画すごい。
運命の女
(UNFAITHFUL)
2002年米
エイドリアン・ラインリチャード・ギア
ダイアン・レイン
オリヴィエ・マルティネス
チャド・ロウ
★★
A・ラインの映画は、なんつーか、えげつな〜って感じるものが多くて好きになれないんだけど、やっぱりかなりえげつない。でもエロエロ描写はうまいな、さすが。エロエロドロドロのうちに終わるのかと思ったら、後半の急展開にちょっと笑っちゃったよ。ゴメン、ギア様大熱演。D・レイン、噂の熱演すごかったな、この人、綺麗だけど大根だと思っていたので意外。アイドルだった頃も巨乳で色っぽかったけど、中年になった今のほうが色気があって味が出てきた感じ。ギアも昔は自分がジゴロやってたのになあ、O・マルティネスの動物系フェロモンパワーの前には形無しってとこか。