その4のその2 『すてきな奥さん』実践編! 針金ハンガーでゴー


  
  『すてきな奥さん』は、まず節約をこころがけなければいけない。その第一歩として、リサイクルは基本中の基本だ。リサイクルといえば牛乳パックと相場は決まっているが、今回は『すてきな奥さん』に紹介されている中から、クリーニング屋さんでもらう、針金ハンガーに的を絞りたいと思う。


まずはこのキッチンハンガー。

「軽いものは端のほうに、重たいものは中央にかけるとバランスが保てる」のだそうだ。
でも、全部かかってる状態の時はいいが、何かひとつ使うのに外すと、がたがた〜んとずれてしまう。

いったいそんな苦労してこれを使う必要あるのか?

ツールをひっかける部分にはティッシュを巻き、上からテープを巻く。これは「セロハンテープでも良いが、カラーテープのほうがカラフルで見た目がよい」とか。ぶわはははは、見た目を気にする人がこのキッチンハンガーを使うのかどうかははなはだ疑問だ。   

そして次はこれ。毛糸のコップ磨きだ。
アクリル毛糸をハンガーに編みつけて、これでコップを磨くのだ。

なんで??なんで針金ハンガーなのか?普通のスポンジじゃ駄目なのだろうか?洗いやすいのか?しかしこのコップ磨きを洗うのが今度は異常に大変そうだ。ひっかけて手も傷つきそうだし、これがシンクに置いてあるのはかなりヘンなんじゃないだろうか。

そして今度は小物干しだ。

ひんまげた針金ハンガーにナイロンひもで洗濯ばさみを結びつけ、これに靴下やらハンカチやらを干すのだ。
別に…やったっていいんだけど…これを家の外に干して人に見られるのは非常に抵抗があるのは私だけだろうか。

それに、言っちゃあなんだが、小物干しがない家なんてないだろう。
こんなすごいものを作らなければいけないほど高いものじゃないぞ、小物干し。それくらい買いなよ…絶対、節約の意味が違うぞ。
 

この他にもぞくぞくとムリヤリなリサイクルグッズが紹介してあるのだが、この本の編集者は肝心なことを忘れているぞ。
それは、上に紹介したようなリサイクルを実践する奥さんは、絶対にクリーニングなんて出さないということだ。今は家ででき
るドライクリーニング剤があるのだから、家でする。イコール針金ハンガーは手に入らないのだ。どうだまいったかぶははは
は。