2007/04/10
俺たちの作った部品が製品となって海外で動いている。
当然、それは店先で買われた物もあるかもしれないが、海外拠点や現地のセールスマン、協力会社などの努力による物だ。
たまに「その製品はちゃんと機能しているんだろうか。」と思うことがある。
自分たちが作った物で不具合が起きても、納得して何とかしようと思うかもしれない。
だが、海外で作られた物を客先に納めて、それが不具合を起こした時、どんな気持ちなんだろう。
「なんだよこれ!」って思ったり、「なんで俺がフォローするんだよ。」って気持ちになったりすると思う。
俺たちの作っている部品は重量物を持ち上げる揚重機の個々の部品。
重要保安部品と言われる物も多く、不具合や不良品があってはいけない。
小さい物はトラックの荷台にぶら下がっている物から、大きな物はジャンボジェットのエンジン整備用、原子力発電所等々。
我々工場の人間は、見えない先のお客様を意識して部品を加工しなければいけないんだ。
新しい工場にクレーンが設置されて、最初に操作した時、うれしくて微笑んだりする。
そんなお客さんの様子は、我々にはわからないけれど、そのお客さんの微笑みを絶やさない製品を作らなければいけないんだって思う。
俺たちが加工する部品に不具合があれば、お客さんに迷惑がかかるのはもちろん、自分の会社の品質管理や営業にまで迷惑が及ぶ。
そんな想いも手伝って、夜遅くまで加工を行っても、苦しいとかつらいとか感じない。
この情が若い層にまで伝わってくれるとうれしいと思う。
ホイスト機器メーカーナンバー1を目指す。
その中で、「部品を加工しているのは俺たちだ。」と胸を張っていえるようになりたいと思う。