OPAMP+Tr Buffer HPA

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HPA自作サイトを見ているとオペアンプ+トランジスタバッファという構成の作例が多く有りOPAMP単体よりドライブ力がが有るので音に厚みがあり低音が豊で力強いという事なのでコレは試してみようと製作に取りかかりました。

 

コンプリメンタリートランジスタによるプッシュプルエミッタフォロア

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白ケーブルさんページの回路を参考に製作しました、ゲイン以外そのまま真似しただけです(^^;;
回路自体はヒロさんのお気楽HPAに近い様なので音質も期待できるのではないかと思います。
気に良いったら通勤時に使いたいのでサイズは前作とあわせたいと思いケースはCmoyの時と同じテイシンTC-2としました、高密度実装への挑戦ってのもちょっと有りますw

ちょっとトラブルも有りましたが何とか完成、参考回路のNE5532で動作確認してOPA2134に差し替えています。 ゲインが変更できるよう抵抗を差し替え式にしてあります。 回路の解説については参考にさせて頂いたサイトにてわかりやすい解説が有りますので省略させて頂きます、ってか自分は人に説明できるほど理解していないです(;´Д`)

しかし、なんか不安定なんですよね〜 電源電圧をチェックしてみると電源投入当初は問題無いっぽいんだけど、だんだんと中心がずれてしまい音もボコボコで聞けた物では有りません。 抵抗分圧式の仮想GNDでは安定性に欠けるのか? それとも何か間違えているのか? 分圧方法を変えるにしてもオペアンプ使う方法じゃスペース的に難しいし....

解決方法は無いかとWEBを徘徊していたところTr4石で分圧回路を製作する作例を発見しました。
コレなら小型化して内蔵できそうだし手持部品で作れそうだと早速試してみる事に!

基板の端切れを最小限の大きさに加工して製作しました、そして今回発見した小型化のポイントはTr2つの足を1穴に強引に差し込んでやる方法ですw 基板単体でテストしてみたところバッチリ動作していますので基板に組み込んでテストです。

分圧に使っていた4.7Kの抵抗を取り除き、リード線で基板を接続。 OPAMPの上に被せるように配置するので基板の絶縁が必要です、写真には有りませんが太めの収縮チューブにいれ絶縁しました、太い収縮チューブを綺麗に収縮するのは難しいのとメンテナンスを考えてそのままにしてあります、それではいよいよテストです。

今までのがウソのように安定しているではないですか! 素晴らしい〜
これからこの手の電源はこの回路を使用するに限りますな、抵抗分圧はお手軽だけど安定性に欠けるってのがよく分かりました。

音はOPAMPのみCmoyHPA(OPA2134)に全体的な力強さが増して低音ちょっと強調とTrバッファを追加の狙い通りな音になっていて良い感じです、このアンプで聞いた後、OPAMPだけのモノを聞くと物足りなさを感じてしまう。

参考にさせて頂いたページ
NE5532+トランジスタバッファ 携帯アンプ (白ケーブルのページ)
紫稍花のごみ置き場 (お手製HPAのNo.9)

 

Simple Class-AB Headphone Amp - I  Plus

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上記製作の分圧回路で参考にさせて頂いた「紫稍花のごみ置き場」さんのHPAが非常に気になったので真似して製作してみる事にしました。 部品の種類が少なく抵抗3種、Tr2種と非常にシンプルなので手持ちの部品で殆どまかなえました。 ケースは以前ComyHPAの試作をした時に使ったプラケースを流用したのでスペース的にも余裕があるため電源部のコンデンサを毎度使用しているOSコン200uFからMUSE FX470uFへ変更しオペアンプのパスコンにOSコン1uFを入れてみました。

音なのですが非常に良い感じで鳴ってくれます、回路のせいなのかコンデンサを変えたところによる物なのかは不明です。 Sijosae氏サイトの解説によると(Excite翻訳にて翻訳した物を読んだところ)回路の動作的には上記のプッシュプルエミッタフォロアとほぼ同じ的な事が書いてあるようなのですが... 不思議です。

現在通勤用のHPAとして常用していますが電池の持ちも良く非常に気に入っています。 ただちょっとデカイのと使ったボリュームが腐っていてバランスが悪いので小型化してやろうかと計画中です。あと回路の動作についても理解してTr交換や基板化してみたいな〜 などと目論んでいます(^^;;

紫稍花のごみ置き場 (お手製HPAのNo.9)
Simple Class-AB Headphone Amp - I (Sijosae氏)