ハム用語辞典上巻

1998,03,28更新
最初に
アマチュア無線の免許は取ったもののハム独特の言葉や専門用語が理解できないのでQSOになじめない。というビキナー・ハムのためにハム独特の言葉や専門用語の解説を掲載させていただきました。
これさえ読めばもう貴方はOMさんの仲間入り間違いなし!!

BACK
無線のページへ

ご意見、ご希望、苦情、ファンレター等、お手紙は こちらまで


言葉をクリックして下さい

15メーター 160メーター 20メーター 2メーター 40メーター 6メーター
75メーター 80メーター A/D A(Amper) A1 A3
A3J AAコンテスト AC(AIternating Current) AC−DCコンパ一夕ー
(AC to DC converter)
ADJ ADXA
AF AFC AGC AJA AJD ALC
ALL JAコンテスト AM AMSAT(Radio Amateur
Satellite Corporation)
AND回路(and circuit) ANKコード ANT
ARDF(Amateur Radio
Direction Finding)
ARRL ATT ATV(Amateur Television) BBS BC
BCI BCL BF BNC型接栓 BPF Busy
C CB CFM CQ CRT CW
dB dBd DC−AC.DCコンバ一ター
(DC to AC.DC converter)
DC DSB DTMFデコーダー
DX DXCC DXサー DXハンター DXペディション DX通信
EIRP EME ERP EX. EXT Eスポ
E層 F/B F/S FB FCC FET
FM GCR GHz(Gigaherts) GMT GND GP
GW GaAs FET HF HI HPF Hz(Hertz)
lARU lC lD lF lNFO IRC
lTU JAIA JARD JARL JCC JCCサービス
JCG JIS漢字コード JJY JLRS kHz
kW L LCD LED LF LPF
LSI LUF MIC MlX MUF NET
NF N型コネクター OP osc P.0.Box PTT
Pチャン Q QRP EME QSLマネジャー QSOパーティー R
RAM RF RlT ROM RS−232C RSTコード
RSリポート RX Reg.V S/N SASE SSB
SSTV SWL SWR SWR計 Sメーター TNC
TVI TX UHF USB UTC ∪ゾーン
VFO VHF VR VXO VY Via
WAC WACA WAJA WKD WWV WX
X'tal XYL YL YM アース アイボール(eye ball)QSO
アクセス・ポイント アクセス(access) アクティブ(active) アスキー・コード(ASCll code) アップ・バーター アナログ(analog)
アルカリ電池 アルコール変調 アレスター(arrester) アワード(award) アンカバー(under cover) アンテナ・カップラー
アンプI イグニツション・ノイズ(ignition noise) 空き・チヤネル 空きコールサイン 異常伝搬 いっちょんちょん
移動運用 移動局 イモハンダ インターフェ−ス(interface) インターフェア(interference) インピーダンス(impedance)
インピーダンス・マッチング(impedance matching) 打ち上げ角度 宇宙通信(space communication) エアーダックス・コイル 衛星通信(satellite Communcation) エイティ・エイト(88)
エイティ・メーター エコー(echo) エックス(X) エフずれ エマージェンシィー(emergency) エミッター(emitter)
エリア(area) 円偏波(circularly poIarized wave) オーバー・パワー(0ver Power) オーバーシーズ(0verseas) オープンする オールモード・トランシーバ−(all mode transceiver)
欧文通話表(phonetics code) オナーロール(honor roll) オン・エア(on air) オンエアー・ミーティング(on the air meeting) カット・アンド・トライ(cut and try) カブる
過変調(over modulation) 監査指導委員 カントリー(country) ガリヒソ キー・クリック(key click) キー局
記念局 キャピティ(cavity) キャリアー(carrier) キャリア・コントロール キューアール・アメリカ キューアール・ゼブラ
キューアール・トンカチ キューアールゼット キューテー・ヘンリー 吸収型周波数計(absorption type frequency meter) 強制半固定 局名録
局免 局長さん キング・オブ・ホビー(king of hobbies) 技術基準適合証明 仰角 空中線(antenna)
空中線電力(antenna power) 空電(atmospherics) グラウンド・ウェーブ(ground wave) クラブ・コール(club call) クラブ・チャンネル(chub channel) クラブ局
クラリファイヤー(clarifier) クランクアップ・タワー(crank−UP tower) クリアー(clear) クリスタル(crystal) クリック(cIick) クロスバンド(crossband)
クロスモード(cross mode) クロス八木アンテナ グラウンド・プレーン・アンテナ(ground plane antenna) グラウンド・ミーティング グリーン・スタンプ グリッド・ロケーター(grid locator)
消される ゲート(gate) ゲイン(gain) 現着 コール・チャネル(calI channel) コール切れ
高周波(high frequency) 高調波(higher harmonic) コスト・パフォーマンス(cost performance) コスミツク・ノイズ(cosmicnoise) 固定局 コネクター(connector)
コピー(copy) コマーシャル・ベース コマーシャル コレクター(collector) コンディション(condition) コンデンサー(condenser)
コンファーム(comfirm) 混変調(inter−modulation) サービス・エリア(service area) サイド・パンド(side band) 再免許 サイレント・キー(silent key)
サフィックス(suffix) サブ・チャネル(sub channel) サブチャン サマリー・シート(summarysheet) サン・スポット・ナンバー(sun spot number) サン・ノイズ(sun noise)

15メーター
21MHz帯の周波数を波長(15m)で表したもの.周波数は21.000−21.450MHz
160メーター
1.9MHz帯の周波数を波長(160m)で表したもの.周波数は1.9075−1.9125MHz
もっとも波長の長いアマチュア・バンド.
20メーター
14MHz帯の周波数を波長(20m)で表したもの.周波数は14.000MHz−14.350MHz.
2メーター
144MHz帯の周波数を波長(2m)で表したもので,ツーメーターまたは,いっちょんちょん(144をもじった言葉)ともいう.周波数は144.00−146.00MHz.
40メーター
7MHz帯の周波数を波長(40m)で表したもの.周波数は7.000−7.100MHz.
6メーター
50MHz帯の周波数を波長(6m)で表したもの.シックス・メーター・バンドともいう.周波数は50.000−54.000MHz.
75メーター
3.8MHz帯の周波数を波長(75m)で表したもの.周波数は3.791〜3.805MHz.
80メーター
3.5MHz帯の周波数を波長(80m)で表したもの.周波数は3.500〜3.575MHz.
A/D
 Analog to Digitalの略でアナログーディジタル変換を表す.
A(Amper)
 アンペア,電流の単位で記号では”A”で表す.
A1
エー・ワンと発音,電波法令で定められた電波型式の表示.「変調用可聴周波数を使用しない電信」の意味.
A3
エー・サン,またはエー・スリーと発音,電波法令で定められた竜波型式の表示.「振幅変調方式の電話」のこと.ハムの間では「AM」とも呼んでいる.昔は主流であつたが,現在では50MHzなどで一部の愛好者に使われている電波型式.
A3J
エー・サン・ジェイ,またはエー・スリー・ジェイと発音,電波法令で定められた電波型式の表示で「抑圧搬送波振幅変調単側波帯の電話」の意味.ハムの間では「SSB」と呼んでいる.現在ではハム通信の電話は,そのほとんどがA3J(SSB)を使用している.
AAコンテスト
All Asian DX Contestの略で,アジア州にあるアマチュア無線局と他の5大州のアマチュア無線局との交信を目的としたJARLが主健するコンテストのこと.毎年,電信の部は6月第三土曜日,日本時間の午前9時〜翌々日午前9時までの48時間,電話の部は9月第一土曜日の日本時間午前9時〜翌々日午前9時までの48時間で行われ, 世界でも指折りの大きなコンテストである.
AC(AIternating Current)
交流の略称で,振幅をもった波形で大きさと向きが常に交互に変化して,その平均値が0となるような電圧や電流のことをいう.
AC−DCコンパ一夕ー(AC to DC converter)
交流から直流を得るための装置をいう.直流安定化電源もAC−DCコンバーターの一種である.
ADJ
adjustmentを略したもので,調整するとか合わせるという意味.
ADXA
Asian DX Awardの略JARLの発行する賞状で,日本を含むアジアの30カントリーの各1局と交信し,QSLを得れば取得できる.
AF
@Audio Frequencyを略したもので,低周波のこと.Aハムの交信用語として,アフリカを指す意味もある
AFC
Automatic Frequency Controlを略したもの.自動周波数調整機能のこと.
AGC
Automatic Gain Controlを略したもので,自動利得調整棟能のこと.受信機への入力信号の強弱があっても.ある入力以上の出力はいつもー定となるよう・自動的に受信機内部の感度を制御する機能のこと・
AJA
All Japan Awardの略。JARL発行のアワードで、2バンド以上のアマチュア・バンドを使用し、日本国内の異なる市、群および区のアマチュア局と交信し、異なる1000局以上からQSLカードを得れば取得できる。
AJD
All Japan districts Award の略で、日本(小笠原を除く)の10エリア(1〜10)の地域との交信により、QSLカード各1枚(計10枚)を集めることによって完成するJARL発行のアワード。1日または数時間でAJDを完成させるなど工夫をこらしたものが、地域クラブで発行されている。開局したばかりの人でも、比較的手軽に完成させることのできるアワードです。
ALC
Automatic Level Controlを略したもので,自動レベル制御機能のこと.SSBトランシーバーの終段電力増幅器に,ある一定以上の入力電圧を与えると.電波の占有周波数帯幅が極端に広がり歪むことがある.この現象を起こさないように,自動的に制御を行う回路のこと.
ALL JAコンテスト
JARL主催のコンテストで.毎年4月28日の夜9時から29日の夜9時までの間に,日本国内のアマチュア無線局間で交信局数と交信都道府県数を競って行われている.
AM
振幅変調くAmplitude Modulation)の略で,音声や映像信号の強弱により搬送波を振幅変化させる変調方法で,現在では,ほとんど使用されておらず,一部の愛好家により50MHz帯でAMによる交信が行われていることがある.
AMSAT(Radio Amateur Satellite Corporation)
アメリカに本部のある,アマチュア衛星通信協会のこと.
AND回路(and circuit)
論理積回路のこと.2以上の入力端子と一つの出力端子を持ち,すべての入力端子に”1”が加わったときだけ出力端子に出力”1”が現われる一致回路のこと.
ANKコード
アスキー・コードにカナ文字が追加きれたもので,8ビットで1文字か表されている。
ANT
Antenna の略で『アンテナ』のこと。
ARDF(Amateur Radio Direction Finding)
従来のフオツクス・ハンティングをさらに発展させ,アマチュア無線を主体として,オリエンテーリングのようなスポーツ性を加えた,測向力を競う知的な競技のこと.外国では,中国、ソ連、チェコなどでは盛んに行われている競技会で,日本からハムの代表選手が参加している.
ARRL
American Radio Relay League の略で,アメリカ無線中継連盟のこと.日本のJARLのような組織のこと.
ATT
Attenuatorの略で,減衰器のこと.トランシーバーなどに付いている「ATT」スイッチは,入力信号を減衰させて受信機に導くもので,強力な局やローカル局との交信には便利な機能のひとつである.
ATV(Amateur Television)
テレビ映像を送って交信するアマチュア・テレビ局のこと.アマチュア・テレビの電波は広帯域のため,1200MHz以上の周波数で運用されている(家庭のテレビと同し方式)
BBS
Bulletin Board Slystem の略で「電子掲示板」のこと.パケット通信上で,各局からのメッセージを蓄積したり再送するシステムのこと.
BC
Broadcastの略で「放送」のこと.
BCI
Broadcast Interferenceの略で,ラジオ放送受信機に,アンテナや機器の調整状態の悪いアマチュア無線局や違法CB無線などの電波が混入して,混信または受信妨害などを与える状態をいう.
BCL
Broadcast listenerの略で,ラジオ放送受信者のこと.海外の短波放送の受信愛好者こと.
BF
『まずい.良くない,いやな,粗末な……』などという意味に使われ,FBの意味の逆用語.国内の交信ではよく使われているが,外国局との交信では通じない.
BNC型接栓
高い整合が得られる同軸コネタターの一種.特にUHFで多く使われており,ハンディ・トランシーバーのホイップ・アンテナに取り付けられるコネタターとして使われている.インビータンスは50オーム.
BPF
Band Pass Filterの略で「帯域通過ろ波器」のこと.
Busy
有線電話では回線がつながっいる状態をいうが,ハムの間では周波数が使用されている状態をいう.
C
@Capacityの略で,コンデンサーのこと.Acountryの略で,海外との交信では,国とか地域を表す略記号として使われている.
CB(Citizen Band)
アマチュア無線とは別の周波数(27MHz)使い,出力は最大500mWで運用される市民バンド無線のこと.無線の資格は不要であるが,トランシーバーは検定を受けた機器でないと使用できない.
CFM
Confirmの略で,確認する,という意味.ハムの交信では,単に交信しただけではだめで,QSLカードが来て,正式に交信が確認された,ということになる.
CQ
Come Quickの略らしいが,もともとは単なる電信符号で,語源などはいまひとつはっきりしない.ハムの間では「どなたか応答してください」の意味で使われている.
CRT
Cathode Ray Tubeを略したもので,パソコンやワープロ専用機などに使われるテレビ画面タイプの表示器のこと.ブラウン管ともいう.
CW
Continuous Waveの略で,電信(モールス通信)のことをいう.無線による電信の場合・その占有する周波数帯域は500Hzのため,一つのバンドの中で多くのハム局が同時に交信することができる.また小電力の送信設備でも遠距離通信が可能といった特長がある.
dB
デシベルの単位で,増幅器(アンプ)やアンテナなどの利得や減衰器の減衰能力の比などを対数で表したもの.
dBd
アンテナの利得を表す単位のこと・タイポール・アンテナの利得をOdBとして計算したアンテナの利得のこと.
DC−AC.DCコンバ一ター(DC to AC.DC converter)
自動車のバッテリー(蓄電池)などの直流を交流(AC)に変換する装置のこと.車のバッテリーで100Vの交流電源機器を動作させるときなどに使用する.
DC−DCコンバーター(DC to DC converter) 直流電源から・さらに電圧の高いDC(直流),または低いDC電源を得るときに使用する装置.
DC
Direct Currentの略で「直流」のこと.極性(プラス・マイナス)がいつも一定な電圧・電流のこと.
DSB
Double Side Bandの略で,AMから搬送波成分を取り去った両側波帯のことをいう.電波型式はA3(振幅変調)となる.
DTMFデコーダー
Dual Tone Multi Frequenciesの略で,プッシュホン電話機やキーボード付きの無線機に入っている’ピッポッパッ’音によって他の機器を制御をする機器のこと.これは単音(Highトーン4種,Lowトーン4種)の組み合わせにより16種類の複合音として構成され,この音を検出し,各種機器の制御を行わせる装置.
DX
Distance(遠距離)を略したもの.ハムでは遠距離交信のことをいう.
DXCC
DX Century Clubのこと.ARRL制定のDXCCカントリー・リストに従い,世界100カントリー以上と交信し,QSLカードを集めることが条件とされる.・会員証はアワードになっており,100カントリーを超えた申請者には,そのカントリー数に応じたステッカーが発行され,最終的に世界中のすべてのカントリーとの交信を目標としている.
DXサー
HFなら海外局,X/UHFなら国内遠隔地との交信を追い求めるハムのこと.
DXハンター
遠距離局や珍しい地域の局との交信を追い続けるハムのことをいう.
DXペディション
DX expediまたはDX expeditionという.ハム局の少ない国や島およぴ地域、あるいはハムのまったくいない国や地域に移動してアマチュア無線局を運用すること.
DX通信
HFを主体として海外局との交信を行う場合やV・UHFで遠くの国内局と交信を行うことをいう.
EIRP
Effective Isotropic Radiated Powerの略で,衝星通信で,衛星に向けて送信する電力(実効輻射電力)のことで,アンテナ利得×送信機出力で計算される.
EME
Earth−Moon−Earthの略で,月面反射通信のこと.互に地球から月面に電波を送り,月面で跳ね返ってきた電波を受信して交信することで,ムーンバウンスくMoombounce)とも呼ばれる.主に144MHz以上の周波数で行われる通信で,大出力の送信設備と高利得アンテナ,超高感度の受信設備およぴ自局から見た月の位置の変動に合わせてアンテナを向ける追尾機構など,高度な技術を必要とする通信.
ERP
Effective Radiated Powerの略で.実効幅射電力のこと.空中線から輻射される電力のことで,同じ送信出力でも,使用するアンテナのゲイン(利得)によって変わってくる.
EX.
「以前は・・・」という意味.例えば,JAIJJY/ex JAl−1260,と表記すると,以前はSWLナンバーがJAl−1260の受信専門局で,現在ではJAIJJYのコールサインのハム局になっている,という意味になる.
EXT
Externalの略で,「外部の・・・」という意味.「EXT SP」で,外部スピーカーの意味になる.
Eスポ
電離層の一種であるスポラディックE層を略したものでEs層ともいう.これは電離層の一種として,特に日本上空では初春から夏ごろにかけて,E層の中に突発的に発生する電子密度の非常に濃い層で,ここに電波が到達すると,通常はE層を突き抜けてしまうといわれるVHFの電波も,ここで反射して再び地上に返ってくることがある.このEスポが発生すると,小電力送信でも,HFや50MHzはもとより,時として144MHzでも思わぬ遠距離と交信できることがある.
E層
地上約100km付近に生ずる電離層のこと.電子密度は小さく,昼間だけ現われて,夜間は消滅する.
F/B
Front to Back raitoの略で,ビーム・アンテナのように,指向性の生ずる方向(前方)と指向性の生じない方向(後方)との,そのアンテナの利得比.
F/S
Front to Side ratioの略で,アンテナの前方対側方の利得比.
FB
電信用略語(Fine Business)で”すばらしい”とか”とても良い”という意味.電話での交信会話にも使われている.この反対語のBFは“良くない”とか“ダメ”という意味に使われているが,このBFは電信用略語ではないので,海外局には通用しない。
FCC
Federal Communication Commissonの略で,日本の郵政省にあたるアメリカの連邦通信委員会のこと
FET
Field Effect Transistorの略で,電界効果トランジスタのこと.通常のトランジスタが電流制御によって動作するのに対して,FETは電圧制御で動作するもの.消費電力が小さいうえに内部で発生する雑音がきわめて小さくて,入力インピーダンスが非常に高いのが特長.
FM
Frequency Modulationの略で,周波数変調のこと.音声などの信号の振幅に応じて,搬送波の周波数を変化させる変調方式のこと
GCR
General Certificates Ruleの略で,アワード申請のために必要なQSLカードを「申請者が確かに所持している」ということを第三者が証明する制度のことをいう.最近の各種アワード申請方法のほとんどがGCRを採用している.この制度によって,申請者は大量のQSLカードをアワード申請先に送らなくてすみ,また発行者も返送などの手間や郵送中の紛失事故を防ぐことができる.
GHz(Gigaherts)
ギガヘルツと発音する.周波数の単位で.1000MHz=1GHzとなる.
GMT
Greenwich Mean Timeの略で,イギリスのグリニッチ天文台を通る子午線を標準時とする世界標準時のことであるが,20年ぐらい前までは日本のJST(日本標準時)に村するGMT(世界標準時)が使われていたが,現在ではUTC(Universal Coordinated Time=協定世界時)が広く使われている.
GND
groundの略で.大地とか地面という意味.ハムの間ではアースと同義語として使われている.他に電子回路のマイナス電極を表すこともある.
GP
Ground Plane antennaの略.X/UHFでよく使われる無指向性アンテナのこと.ブラウン・アンテナともいう.
GW
Ground Waveの略で,地表波のこと.
GaAs FET
ガリウムひ素の元素化合物半導体を使ったFETのこと.普通のトランジスタに比べ,高温に強く,超高周波回路素子や超高速スイッチング回路素子などに使用されている.
HF
High Frequencyの略で,短波帯のこと.通常は3MHz〜30MHzまでの周波数帯のことをいう.波長で表せは100m〜10mまでの電波をいう
HI
アマチュア無線では,電信による交信の中でときどき「HI HI」と打っている局がある.これは,会話のなかで「アハハハ…」と,笑っていることを表現している.しかし,電話による交信のときもやたらに「ハイ,ハイ」を連発しているのを開くことがあるが,これは間違い.
HPF
High Pass Filterの略で,高帯域通過ろ波器のこと.ある一定の周波数より高い周波数のみを通過させる装置または回路のこと.
Hz(Hertz)
周波数の基本単位.“ヘルツ’と発音する.
lARU
International Amateur Radio Unionの略で,国際アマチュア無線連合のこと.JARLもこの組織の加盟団体.
lC
Integrated Circuitの略で,集積回路のこと.小さなシリコン台片にトランジスタ,ダイオード.抵抗,コンデンサーなどを回路として組み込んだもので,アナログ回路用,ディジタル回路用など,それぞれの使用目的に応じた物が市販されている.
lCキーヤー
(IC keyer)

ICによって作られた,電信の長点・短点の自動発生器のこと.別名エレクトロニクス・キーともいう.
lD
Identificationの略で,識別とか身分証明という意味.ハムの間ではコールサインをアナウンスすることをいう.
lF
Intermediate Frequencyの略で,中間周波数のこと.電波を受信周波数より低い(または高い)中間周波数に変換し,安定した増幅を行うようにするための回路で,この変換された周波数をIFという.中間周波数を1回だけ変換したものをシングル・スーパー方式といい,2回変換されたものをダブル・スーパー方式という.
lNFO
Informationの略で,情報とかお知らせ,という意味.
IRC
International Reply Couponの略で,国際返信切手券のこと.万国郵便連合の加盟国間で,このIRC一枚がその国の船便による.普通書状の基本料金相当の切手と交換できる取り決めになっている.通貨,切手は各国によって異なっており,相手国からの送料(切手)の代用として使われている.日本ではこのIRC一枚が150円(1991年3月1日現在)で買うことができる.郵便局で買うときは必ず,左側に買った日のスタンプが押印されていることを確認すること.
lTU
International Telecommunication Unionの略で,国際電気通信連合のこと.国連の専門機関.電波は国境に関係なく世界中に影響するために,ITUが国際的な周波数の割り当てや条約を作って各国間の調整を行っている.
JAIA
Japan Amateur radio equipment Industrial Associationの略で,日本アマチュア無線機器工業会のこと,無線機やアンテナなどのハム用機器の関連メーカーが集まり,無線機器の普及,無線技術の研究,電波障害対策などの活動をしている.
JARD
Japan Amateur Radio Development Associationの略で,(財)日本アマチュア無線振興協会(会長 原 昌三氏)のこと.アマチュア無線に関して,電波法に基づく無線設備の技術基準の適合証明,免許申請に係わる事務代行,無線従事者の養成,電波利用秩序の維持への協力の各事業を行うことによって.アマチュア無線の振興を図り,我が国の電波利用の健全な発達に寄与することを目的とした財団.
JARL
Japan Amateur Radio leagueの略で,(社)日本アマチュア無線連盟(全長JA1AN原 昌三氏)のこと.ハムやSWLの会員によって運営されている日本を代表するアマチュア無線家の集合団体で,ハムの権益確保のための行政との交渉,QSLカードの会員間転送,機関誌の発行,ハム行事の開催などを行っている.ジャールと呼ばれている.
JCC
Japan Century Cityの略で,日本各地の異なる100市以上の局と交信し,そのQSLカードを取得した局に発行されるJARL制定のアワード.JCClOO,JCC200など100市単位で発行される.
JCCサービス
JCCアワード(日本の各市との交信を目指すアワード)の獲得を目標にしている局に村して,アマチュア局の少ない都市に移動して交信をすること.
JCG
Japan Century Gunsの略で,JARLが発行するアワードのひとつ.日本国内の異なる100郡のアマチュア無線局と交信し.QSLカードを集めることによって発行される.国内の異なる郡の数に応して100,200,300,400,500の5種類がある.
JIS漢字コード
漢字の含まれた日本語を,送・受信するために定められたコード系のことをいう.日本で使われる漢字は数千種類もあるといわれ,この漢字を表現するために2バイト(16ビット)のコードが用いられている.
JJY
日本から発射されている標準電波のコールサイン.非常に正確な周波数と時報信号を提供すると同時に電波の伝搬予報も行っている.周波数は2.5/5/8/10/15MHzで発射され,電波の物差し的な役割がある.NHK,民放,FM放送の時報は常にこのJIYの時報信号に正確に合わせている.
JLRS
Japan Ladies Radio Societyの略で,日本のアクティブな女性ハムが会員のクラブ組織のこと.
JST
Japan Standard Timeの略で,日本標準時のこと.兵庫県明石市を通る東経135度の地点の時刻を日本標準時として,日本国内の時刻はこれに統一されている.UTC(協定世界時)との差は9時間である.JST=UTC+9時間.経度で15度移動するごとに1時間の時差がある
kHz
周波数の単位.1000Hz(ヘルツ)を1kHzという.

抵抗の単位.1000Ω(オーム)を1kΩという
kW
電力の単位.1000W(ワット)を1kWという.
L
コイルの記号で,単位はH(へンリー).
LCD
Liquid Crystal Displayの略で,液晶表示器のこと.消費電力がきわめて小さいので,腕時計,電卓をはじめパソコン,ワープロ,テレビなどの画面や無線機の周波数表示板などに使用されている.
LED
Light Emitting Diodeの略で,半導体の性質を利用し,発光させる表示素子.赤,緑,黄,橙色などの各種の色がある.
LF
Low Frequencyの略で,30〜300kHzの周波数の範囲をいう.
LPF
Low Pass Filterの略で,低域通過ろ波器のこと.ある一定の周波数より低い周波数のみを通過させる装置または回路のこと.
LSI
Large Scale Intergrationの略で,大規模集積回路のこと.IC回路を構成する基台にトランジスタ,抵抗.コンデンサーなどを多く組み込んだもので,1平方センチの中に数10−数100回路分ものパーツが組み込まれている.
LUF
Lowest Usable Frequencyの略で,最低使用周波数のこと.短波帯ではその周波数によっては.電離層を通過するときに電波エネルギーの損失が生じて減衰してしまうが,このときに.この影響を受けずに伝搬するための最低限の使用可能な周波数のこと.
MIC
Microphoneの略で,マイクロフォンのこと.
MlX
Mixerの略で,混ぜ合わすという意味.数系統からの入力を混ぜ合わせる装置.トランシーバーなどに使用きれる周波数変換用の混合器もミクサーと呼はれる.
MUF
Maximum Usable Frequencyの略で,最高使用周波数のこと.電離層内において反射することのできる最高の周波数をいう.これ以上高い周波数になると電離層を突き抜けてしまい通信ができなくなる.
NET
Networkの略で,綱という意味からここでは通信網のことをいう,情報集めのために特別の目的をもったグループの連絡綱,海外に居住する日本人の集まり(JANET)や海外局同士の遠距離通信を目的とした東南アジアのハムのグループ(例,SEANET)などがある.
NF
Noise Figureの略で,雑音指数のこと.増幅回路の入力側のS/Nと出力側のS/Nとの比によって,増幅器内部から発生する雑音の影響の程度を表すものをいう.増幅器内部で発生する雑音がなければ,NFはOdBとなる.
N型コネクター
主として高周波の入出力回路に使われる接栓のこと.特性インビータンスは50Ωとなっている.同じ高周波でもUHF以上で使用される例が多い.
OP
Operatorの略で,運用する人のこと
osc
Oscillatorの略で,発振器のこと.
P.0.Box
Post Office Boxの略で,郵便局(郵便物の集配事務を取り扱う局に限る)に設置された個人(会社.法人を含む)用の郵便私書箱のこと.
PTT
Push To TalkまたはPress To Talkの略で,マイクに付属したスイッチのこと,押すと送信,離すと受信状態になるように作られたものをいう
Pチャン
官公庁の無線周波数うち,警察(Police)で使用する無線周波数帯の俗語.
Q
Quality factorの略で,コイルやコンデンサーまたは回路の質の良きを表す記号のこと.Qは高いほど良質とされる
QRP EME
小電力の月面反射通信のこと.普通は500Wもの大出力の送信設備を使用するが,相手側が高利得アンテナや送信出力が大きい場合には,50Wや100W程度の出力でも,ある程度のアンテナ設備を使用することにより,交信することが可能といわれている
QSLマネジャー
実際にアマチュア無線局を運用し交信した人に代わり,その局のQSLカードの発送などを取り扱う人のこと.郵便事情の良くない国や地域.絶海の孤島,あるいはDXペデイションの運用のときなどに,QSLカードの発行をマネジャーに頼むことが多い.
QSOパーティー
JARLが主催するコンテストの一つで,新年の挨拶を兼ねて交信することを目的としたもので.得点を競うものではなく,親睦を目的とするのが特徴.毎年1月2日午前9時から3日の夜9時まで36時間行われる.
R
@電信用略語で“了解’の意味.A抵抗を表す意味がある.
RAM
Random Access Memoryの略.読み出しと書き込みのできる記憶素子のこと.
RF
Radio Frequencyの略で,高周波のこと.
RlT
Receiver Incremental Tuningの略で.受信機の周波数微調整機能のこと.別名クラリフアイヤーともいう.トランシーバーにはこのツマミがついたものが多い.
ROM
Read Only Memoryの略.読み出し専用の記憶装置のこと.
RS−232C
コンピューターと周辺機器(TNCやMODEMなどの変換装置)の接続についてアメリカ電子工業会(EIA)が制定した規格のひとつ.各機器間の伝送について規格を統一して効率良くしようと決められたもの.’1’,’0’の信号レベルの許容値とか,25ピン・コネクターを使用する,などの規定がある.
RSTコード
受信したときの信号の了解度や信号強度,音質を表すコードのことで,RはReadability(了解度),SはSignal Strength(強度),TはTone(音質)のこと.
RSリポート
交信時に相手局の信号の入感状況を,了解度(Readability)と信号強度(Signal Strength)の数字で表して相手局に知らせること.
RX
Receiverの電信用略語で,受信機のこと
Reg.V
Region3の略で,第3地域のこと.ITU(固際電気通信連合)は世界を三つの地域に分けて.周波数の割り当てなどの各国間の調整を行っている.日本はこの第3地域に所属している.ハムの間では,IARUの第3地域連合のことをいう.
S/N
Signal to Noise ratioの略で,信号対雑音の比のこと.S/Nが大きいほど受信機の感度が良いことを意味する.
SASE
Self Addressed Stamped Emvelopeの略で,通常「サセ」とか「セイス」とか呼ばれている.これは自分の住所と氏名を記入し切手を貼った返信用封筒のこと.ハムの間では特に外国の局との交信でQSLカードを確実に取得するために,よく使われる手段.これは相手に金残的,時間的負担をかけさせないために返信用として使用するもの.外国局についてはその国の切手が入手しにくいため,SAE+IRC(国際返信切手券)を数杖同封するのが一般的である.
SSB
Single Side Bandの略で,AM電波から搬送波を取り去り,さらに側波帯のどちらか一方だけをフィルターなどで取り去り,残りの単側波帯のみを使って通信を行う電波型式.最近のアマチュア無線のHF帯の電話による通信のほとんどがこのSSB方式を使用しており,特徴として電波の占有周波数帯域幅が半分になるため,周波数に対しての電波の占有効率が高い.
SSTV
Slow Scan Televisionの略で,低速度走査テレビのこと.画像一枚を送信するのに8秒ぐらいかかるが,静止画像の送受信交信に使用されている.画面の映像信号を一度低周波信号に変換して送信するために,ATVに比べ,テレビ通信としては使用する電波の帯域幅を狭くでき,またHFでも運用できるのが特長.
SWL
Short Wave Listenerの略で,短波受信愛好者のこと.BCLとの違いは,SWLはハム・バンドの受信愛好者のことをいう.
SWR
Standing Wave Ratioの略で,定在波比のこと.電波の伝送線路上(アンテナ系統)に生しる定在波の最大値/最小値の比を示したもので,通常は電圧値を測定するためにVSWRとも呼ばれる.SWRはVmax(最大値)をVmin(最小値)で割ったもので,限りなく1に近づくほど,アンテナの整合状態が良いことを意味している.
SWR計
Standing Wave Ratio測定用計器のことで,送信機(またはトランシーバー)とアンテナ・フィーダー間に挿入し,送信機ーフィーダーーアンテナの整合状態を知る測定器のこと.フイーダー上の定在波比(SWR)の整合状態を判別するために使用され,一般的にはSWR値が1.5以下になるようにアンテナを調整する.
Sメーター
Signal Strength Meterのことで,受信した電波の強さを目で確かめられるように受信機に設置されているメーター(計器)のこと.表示方法には,アナログ方式,ディジタル方式などがある.
TNC
Teminal Node Contro11erの略で,パソコンを利用したパケット通信を行うときに使用する機器.ディジタル通信による,信号の解読・作成など,データの変調/復調を行う装置のこと.
TVI
Television Interferenceの略で,家庭のテレビの画像や音声が,ハムやその他の無線局などの電波による影響を受けて,乱れる現象のこと.
TX
Transmitterの電信用略語で,送信機のこと.
UHF
Ultra High Frequencyの略で,極超短波のこと.300MHz〜3000MHz(3GHz)までの電磁波のことをいう.波長表示すれば,1m〜10cmまでのこと
USB
Upper Side Bandの略で,SSB信号の上側波帯のことで,アマチュア無線では国際慣例に従って,14MHz以上のバンドでは,すべてUSBが使われている(LSBは7MHz帯以下).
UTC
Coordinated Universal Time,協定世界時のこと.時刻表示はGMTと同じく,日本標準時とは9時間の時差がある.UTC=JST−9時間.
∪ゾーン
国際符字列による旧ソビエト連邦のアマチュア局を総じてこのようにいう.UA,UB,UC,UD,UF,UG‥・といったプリフイツクスの第一文字がU”で始まるところから,Uの地域(ゾーン),つまり旧ソビエト連邦地域を,このように表現されている.
VFO
Variable Frequency Oscillatorの略で,可変周波数発振器のこと.周波数の可変ができることから送・受信機の発振器として使われている.
VHF
Very High Frequencyの略で,超短波のこと.30MHz〜300MHzまでの電磁波のことで,波長では10m−1mまでの電波をいう.この波長の電波は電離層を突き抜けてしまい,反射や屈折がほとんどないために,主に見通し距離内の通信用として使われいるが,この性質を逆に利用して,アマチュア通信衛星に電波を送り,衛星を介して海外との交信にも使用されている.
VR
Variable Resisterの略で,可変抵抗器のこと.
VXO
variable Crystal Oscillatorの略で,周波数を可変できる水晶発振器のこと.水晶発振回路に小容量のバリコンなどを取り付けて,発振周波数をわずかに可変させる発振装置のこと.
VY
Veryの電信用略語で,「非常に‥・」の意味
Via
パイアと読み,By way of・…‥のラテン語,「・・・を経由して」 という意味.「QSL via JARL」といえば,「QSLカードはJARL経由で送る」という意味になる.
WACWAC
Worked All Continentsの略で,世界の6大陸と交信してQSLカードを集めれは完成するアワードの名称.IARU(国際アマチュア無線連合)が発行しているアワードで,日本の申請者にはJARLが受付代行している.
WACA
Worked A11 Cities Awardの略で,日本国内の全都市のアマチュア局と交信して,そのQSLカードを集めて完成させるアワード.通称,ワッカとも呼ばれている.JARL発行のアワードのひとつ.
WAJA
Worked All Japan prefectures Awardの略で,47都道府県のアマチュア無線局と交信して,QSLカードを47枚集めて完成する,JARLが発行するアワードのこと.通称,ワジャーと呼はれている.
WKD
workedの電信略語で「交信した」という意味.
WWV
アメリカから発射きれている標準電波のコールサイン.日本から発射されているJJYと同じ周波数を使用している.この他にも,WWVHのコールサインで,ハワイから発射されている標準電波もある.
WX
Weatherの電信用略語で,天候状況の意味.
X'tal
水晶発信子の略称
XYL
未婚の女性をYLと言うことから,元YLということで奥さんのことをいう.
YL
Young Ladyの略で,未婚の女性または若い女性のこと.ハムで交信中には,既婚,未婚を問わず女性局をYL局という.
YM
Young Manの略で,若い男性のこと.
アース
電位を0にするための接地のこと.地球(地面)は電位0Vと考えられ,銅板,炭素棒などを地面に埋め込むのが一般的アースの取り方.感電防止とか避雷が目的であるが,通信機アースでは不要な電波を除去したり.異常発振の防止や受信中の雑音混入を除く役目もある.
アイボール(eye ball)QSO
ハム同士が電波での交信ではなく.実際に対面して話をすること.互に目の玉を合わせることから,こう言われている
アクセス・ポイント
パソコン通信の基地局ないしはその技に接続するポイント(電話番号)のことをいう.
アクセス(access)
ハムの間では,レビーター局やBBS局などに電波を送り,その局を動作させることをいう.
アクティブ(active)
活動している,生き生きしている,活発などの意味.ハムの間では活発な運用の程度をいう.
アスキー・コード(ASCll code)
アルファベットの大文字や小文字.数字,符号加え,CR,DELなどのコントロール・コードなどを含め,128種類の文字を7ビットのコードによって置き換えられて表現するものをいう.
アップ・バーター
アップ・コンバーター(up converter)を略したもので,HFトランシーバーを親機にして50.144MHz帯に,50MHzトランシーバーを親機にして1200MHz,2400MHzを運用するときのように,親機とするトランシーバーの周波数を,送受信共に高い周波数に変える周波数変換機をいう.
アナログ(analog)
人の音声やAM,SSB,FMの電波はアナログ信号のひとつ.指針型Sメーター,体温計,水銀血圧計などの表示方法をアナログ表示という.アナログとは,「連続的」に目盛りを読むことであるが,読み取るときに誤差が出やすいのが欠点といえる.
アルカリ電池
内部抵抗が小さく,放電特性に優れている.マンガン電池に比べて約1.7倍の容量があるが,単に寿命だけで比べると,大電流を必要とする回路で使用したときのほうが威力を発揮する.例えばラジオなど微弱電流の回路ではマンガン電池の約2倍で,カメラのストロポなどの使用時は約4倍になる
アルコール変調
交信中に,酒やビ−ル,ウイスキーなどのアルコール類を飲んで一杯機嫌の状態で交信していることを言う俗語.なかには酒に呑まれてしまったような人もいるが,このような状況での交信はできるだけ謹みたいもの.
アレスター(arrester)
避雷器のこと.落雷や誘導雷から人体や家屋,無線機器などを保護するための器具のこと.落雷や誘雷によって高電圧が空中に発生し,アンテナなどに伝わったとき,アレスターの働きにより,高電圧エネルギーを大地に放電させるもの.
アワード(award)
交信相手国,地域,局数などによる一定の条件を満たすことによって発行される賞状のこと.代表的なものに,世界的にも有名な「WAC」とか.国内では「AJD」,「WAJA」などがある.
アンカバー(under cover)
正式な免許を受けないで,不法に電波を発射している人.もぐり無線局のこと.
アンテナ・カップラー
送信機からの高周波エネルギー(送信電力)を効率良くアンテナ系に供給するために使用される整合器のこと.
アンプI
アマチュア無線局や違法な高出力CB無線機などの電波が,音響機器(ステレオなど)に混入したりする一種の電波障害.しかし,その原因は音響機器側にある場合も多い.
イグニツション・ノイズ(ignition noise)
自動車やオートバイのエンジンの点火プラグなどから発生する雑音のこと.ハムバンドの広い帯域にわたって,特に弱い信号の受信に妨害となるので,ハム仲間では厄介者扱いされている.
空き・チヤネル
交信に使用きれていない空いている周波数(チャネル)のこと.
空きコールサイン
免許の有効期限が切れたままになっていたり,免許人が亡くなったりして,現在は使用されていないコールサインのこと
異常伝搬
50MHz−1200MHzあたりの波長の短い電波は,見通し距離間の伝搬が普通だが,電離層(Eスポ)や気圧,気温,湿度などの大気の影響により,意外なほど遠くまで電波が届くような現象をいう.
いっちょんちょん
144MHz帯の周波数のことをいう俗語.
移動運用
常置場所から離れてアマチュア無線局を運用することをいう.移動運用中の交信では,自局のコールサインのあとに「△△移動」などと,移動地名を付け加えてアナウンスすることが常識となっている.
移動局
免許上,常置場所から移動して運用のできる無線局のこと.アマチュア無線局の免許には固定局と移動局の2種類があり,出力50Wまでは移動する局として免許を受けることができる.移動の範囲には,陸上,海上,上空の別がある.ただし,上空の移動免許を持っているからといって,一般の旅客機の中での運用は,航空機の計器に影響を与えるおそれがあることから,原則として禁止されている.
イモハンダ
外見はうまくハンダ付けされているように見えて,実際はしっかり取り付いていないハンダ付けの状態のこと.コテ先の温度が高過ぎるとハンダが酸化しやすくなり,いもハンダの原因となる.また,ハンダが熔けたからといって,すぐにコテを離すといもハンダになりやすい.通常のハンダ付け不良といわれる大半はこの,いもハンダであることが多いといわれている.
インターフェ−ス(interface)
コンピューターとその周辺装置をつなぐ手段や装置をいう.
インターフェア(interference)
ハムの間では「T(アイ)」と,アルファベットの一文字で表現される,妨害.混信などの電波障害のこと.アマチュア局を運用したときに,家庭のテレビに斜線が入ったり音声が入ったりして受像を妨害する状態をいうテレビT.電話機に入るテレホンT,ステレオに障害が出るものをアンプT,ラジオに障害の出るものをBCIなど,これらの障害のことを総括して「RFI」ともいう.
インピーダンス(impedance)
交流回路のR(抵抗),L(コイル),C(コンデンサー)の組立回路による総合的な抵抗成分のこと.単位はオーム(Ω)で,交流電源の周波数変化により抵抗成分も変化する.記号では”Z”ゃ“Zp”で表す.
インピーダンス・マッチング(impedance matching)
トランシーバーとアンテナ,ステレオ・アンプとスピーカーなどを接続するとき,つなぐ機器同士の回路の抵抗成分(インピーダンス)が合わないと不整合(ミス・マッチング)となり,供給信号の一部がその接続する接触点で損失となって熱となる.したがって,この損失を防ぐためにインピーダンスのマッチング(整合)が必要となる.
打ち上げ角度
電波の発射角度のことで,大地を基準にアンテナの垂直方向の幅射角度をいう.電離層の反射による通信では,大地と電離層の反射する回数が少ないほど伝搬の損失も少ないために,打ち上げ角度はできるだけ低いほうが長距離伝搬には有利とされている.
宇宙通信(space communication)
人工衛星を介した衛星通信やEME(月面反射通信)などのこと.アマチュア無線局がこの通信を行うためには,無線局免許申請のときに,通信事項として,「宇宙無線通信業務」も申請しておく必要がある.
エアーダックス・コイル
高周波回路の自作用部品として開発された空芯コイルの商品名.自立型でもあり,再現性も高いことから,アンテナのローディング・コイル,送信機の終段コイルなどによく利用されていた(現在は製造されていない).
衛星通信(satellite Communcation)
人工衛星を介して行う無線通信のこと.地上から人工衛星に向けて発射した電波を,衛星の中の中継器で周波数を変換して,衛星から再び地上に向けて再送信することにより行う通信のこと.人工衛星に対し送信することをアップリンク,人工衛星から周波数を変えて戻ってくる電波を受信することをダウンリンクという.衛星通信を行うには,通常のアマチュア業務の他に「宇宙無線通信業務」の免許が必要になる.
エイティ・エイト(88)
女性局に対する「サヨナラ」の意味として使われる言葉.「Love and kiss」の略で,一説では,唇が二つ重なり合った形が「88」に似ているところからこのように言われている,という説.
エイティ・メーター
3.5MHz帯を波長で表したもの.別に80メーター・バンドともいう
エコー(echo)
電波が送信所(局)から発射され 異なるいくつかの伝搬経路を通って受信局に到達したとき,伝搬経路の距離によって時間差ができるため,受信局では「やまびこ」のように2重,3重になって聞こえることがあり,この現象をエコーと呼んでいる.
エックス(X)
結婚している女性をXYLということから,自分の奥さんを単に”]”と表現している人がいるが,正確な言い方ではなく俗語の一種.
エフずれ
トランシーバーなどで,送信と受信の周波数がズレていること.「エフずっている」と表現することもある
エマージェンシィー(emergency)
「非常事態」という意味で,電波の上では,その局もしくはその局の周辺で非常事態が発生した場合のみ送信する.
エミッター(emitter)
トランジスタの電極名で,電子やホールを放出(エミット)するもの,ということで,この名前が付けられたという.記号はEで表される.
エリア(area)
一つの国の中をいくつかの地域に分けたもの.日本の場合は,各地方電気通信管理局の管轄区域ごとに,それぞれ1ーφまでの番号が付けられており,コールサインの3文字日の数字がエリア番号になる.ただし,昨今では,7K−7Nのプリフィックスの局の1−4までの数字はすべて関東地域を表している.
円偏波(circularly poIarized wave)
大きさの等しい二つの直線偏波の位相を90°変えて合成すると円偏波の電波となる.円偏波には右回りと左回りがある.この円偏波を利用したアンテナは衛星通信によく使われている.
オーバー・パワー(0ver Power)
自局に免許された以上の送信電力で運用し,不法に強い電波を発射すること.
オーバーシーズ(0verseas)
「海外の」,「外国の」という意味.オーバーシーズQSOと言えば,外国のアマチュア局と交信することをいう.
オープンする
普段はとても交信できそうもない遠方の局が聞こてきたときなどに,この状態を”オープンしている”などという.
オールモード・トランシーバ−(all mode transceiver)
すべての電波形式(SSB,CW,FM,AM,FAX,ATV,RTTYなど)の電波が発射できるトランシーバーのことをいうが,SSB,CW,FMの三つ電波型式が主流となっている現在は,この三つの電波型式が備わっていればオールモード・トランシーバーと呼ばれている
欧文通話表(phonetics code)
交信時に,相手局に自局のコールサインなどのアルファベットを正確に送るために用いる通話表のこと.A…Alfa,B…Bravo,C…Charlieのように用いる.
オナーロール(honor roll)
ARRLが制定したDXCCカントリー・リストに現存するカントリーのうちで,未交信のカントリーが9カントリー以下になったとき,その栄誉としてオナーロールとなることができる.DX界のベテラン・ハムのこと.
オン・エア(on air)
放送中,送信中の意味.ハムの間では,交信のために電波を発射することをいう.または,運用している状態をいう.正式にはオン・ジ・エアと言う.
オンエアー・ミーティング(on the air meeting)
決められた日時に,決められた周波数で3局以上が参加して,交信しながらいろいろな情報を交換しあうこと.
カット・アンド・トライ(cut and try)
調整方法のひとつで,機器の部品を外したり,取り付けたり,変えたりと,試行錯誤しながら何回も細かく調整を繰り返し,機器の性能を引きだすことをいう.
カブる
混信状態のことをいう.交信中の周波数に対して,他局から発射された同一周波数や,近接する周波数の交信が重なり合って聞こえている状態のこと.
過変調(over modulation)
変調が深すぎて,音声が歪んで聞こえる状態のこと.これは,搬送波に対して,適正範囲の枠を超えた変調波は多くの歪を含んでいるため,占有周波数帯幅が広がり,近接周波数の局に混信を与えたり,時には,TVI,BCIなど起こしたりするので,注意しなければならない。マイクのボリュームを上げ過ぎたりしたときに起こりやすい.
監査指導委員
日本全国のアマチュア無繰局が楽しく交信することができるように,電波法令で定められている運用規則(オーバーパワーやオフバンドなど)から脱線して運用している局や「周波数使用区分」を逸脱して交信をしている局に,正しく運用マナーを守るように,ボランティアで指導を行っている人たちのこと.アマチュア無線の運用上の技術相談や,初心者へのアドバイスなどの相談も行っている.これは日本アマチュア無線連盟(JARL)が行っている活動の一つで,全国で約700人の監査指導委員が活躍している
カントリー(country)
本来の意味は「国」とか「国家」を表す言葉であるが,ハムの世界ではARRL(アメリカのアマチュア無線連盟)によって定められた,アマチュア無線界の中での国またはそれに準じた地域区分のことをいう.1998年3月現在のカントリー数は,全世界で328カントリーとなっている.日本には,JA(北海道〜沖縄およびその周辺諸島),JD1(小笠原諸島),JD1(南鳥島)と3カントリーが存在する.
ガリヒソ
半導体の一種で,ガリウム(Ga)とひ素(As)の金属化合物であるGaAsのこと.超低雑音FETやガン・ダイオードなど,V・UHFに使われるトランジスタやタイオードの素材として使われている.
キー・クリック(key click)
モールス符号を受信したとき「カリッ」という雑音が聞こえることがある.これをキー・クリックと呼んでいる.電鍵の接点で発生する火花が原因で,発射する電波の質が悪くなり.また占有周波数が広がり,結果的に他局に迷惑をかけるので,あらかじめフィルターなどを付加してキー・クリックを防止するようにしたい.
キー局
多数の局が集まって行われるネットやロール・コールなどで,全体の通信の流れを円滑にするため,ちょうど合議での議長役のように,そのときの交信のまとめ役を務める局のこと.
記念局
万国博覧会やオリンピック大会など,国または都市単位などで,公共性の高い大きな催物があるときに,その行事を記念して開局される特別なアマチュア無線局をいう.ハム・フェスティバル開催時の8J1HAMや長野で開催されたオリンピック大会花8NφWOGなどのように,通常は使用されない特別なコールサインが割り当てられることが多い.
キャピティ(cavity)
マイクロ波帯などで使用される空洞共振器のこと.
キャリアー(carrier)
搬送波のこと.
キャリア・コントロール
信号が入力されることによって,その信号を検出し,機器を作動させること.ブースターやプリアンプの送受信切替回路などに使用される.
キューアール・アメリカ
Q符号にあるQRAのことで,その局の名前のことを意味するが,発音するときに,最後のAを「アメリカ」とフォネティック・コードを使って言う必要はまったくない.これは間違った言い方の例.
キューアール・ゼブラ
Q符号にあるQRZのことで,「どなたかこちらを呼びましたか?」の意味だが,最後のZを「ゼブラ」とフォネティック・コードで言う必要はまったくない.これも間違った言い方の例.
キューアール・トンカチ
Q符号のQRTの最後のTを「トンカチ」と表現しているようであるが,聞いているとユーモアがあるが,交信時に使用しないほうがよい.俗語の一種.
キューアールゼット
「QRZステーションございますか?」と交信終了後などにアナウンスしている局があるが,本来のQ符号のQRZは「誰かこちらを呼びましたか?」という意味なので,呼んでいる局がないにもかかわらず,このような使い方はまったくの間違い.
キューテー・ヘンリー
Q符号のQTH(住所)のこと.最後のHをフォネティック・コードで言う必要はまったくなく,間違った使用例.
吸収型周波数計(absorption type frequency meter)
コイルとコンデンサーの直列共振作用を利用して周波数測定を行う測定器のこと.
強制半固定
自動車,オートバイなどに乗って移動している局がよく使う言葉で,車が赤信号などで停止している状態のこというらしいが,「信号で停車中」と言うほうが自然.
局名録
アマチュア無線局の住所録.コールサイン,氏名,資格,郵便番号,住所,電話番号などがコールサイン順に掲載されている.最近では,’98年版JARL会員局名録として,JARLの会員のみの局名録がアマチュア無線連盟から発売されている.
局免
無線局免許状を省略した言い方.
局長さん
交信相手を尊敬する意味で使われだしたようだが,本来このような呼び方は無意味と.割り切ったほうがよい.
キング・オブ・ホビー(king of hobbies)
「趣味の王様」のことで,多くの趣味の中でもアマチュア無線は最高のもの,という意味から「キング・オプ・ホビー」といわれている.
技術基準適合証明
通称”技適”ともいわれ,無線機器が電波法に定める技術基準に適合していることを証明する制度のこと.業務用無線機やパーソナル無線機ではすでに実施されていたが,アマチュア無線用の機器にも,この制度を導入するために,1991年10月8日,(財)日本アマチュア無線振興協会(JARD)が,「特定無線設備の技術基準適合証明を行う指定証明機関」として設立され,1992年4月1日から.アマチュア局の開局申請や増設申請などの受け付けや認定の業務を開始した.
仰角
EMEや衛星通信で交信する場合,アンテナを水平方向だけでなく,垂直方向にも向きを変える必要があり,このときのアンテナの地面に対する垂直方向の角度をいう.
空中線(antenna)
無線用語ではアンテナのこと.空中線には大きく分けて,無指向性アンテナと指向性アンテナがあり,使用する周波数や交信相手局との距離,自局の住いの環境に応じた空中線を使うことが望ましい.
空中線電力(antenna power)
空中線(アンテナ)から空間に飛び出す高周波エネルギーを電力(W)で表したもの.ハムの間では一般に送信機出力のことをいう.
空電(atmospherics)
雷放電によって発生する雑音電波,または雲と大地の間にできる帯電子の放電によって,数Kmから数10Kmの広範囲に渡って伝わる雑音電波のこと.ラジオなどを聞いていると,カリッ,カリッとか,ジャッ,ジャッといった音で聞こえることがある.空電ノイズが大きくなってくると雷が近づいてきたことになる.
グラウンド・ウェーブ(ground wave)
地表波のこと.電波が地表にそって伝搬して,相手局に伝わることをこのようにいう.長波,中波帯の電波は地表波でもあまり減衰しないために,かなりの広範囲まで.この地表波で伝搬するが,短波,超短波と周波数が高くなるほど減衰が激しくなる.
クラブ・コール(club call)
社団局に指定されたコールサインのことで,日本の場合は,サフィックスがYまたはZで始まるコールサイン.
クラブ・チャンネル(chub channel)
クラブ員との連絡または交信用に定めた特定の周波数のこと.しかし,特定の周波数であっても電波の公共性から一クラブが占有して使用することは許されていない.
クラブ局
学校,会社(職域),地域のハム仲間が集まって会(クラブ)を作り,その会(クラブ)の無線局として免許を受けた局のこと.正式には社団局という.無線従事者の資格を持った会員で構成され,これらの構成員のすべてが,そのクラブ局の無線設備の操作ができなくてはいけない.例えば,第3.4級アマ技士の資格の者が,200Wまたは1KWの設備のみを持ったクラブ局には,原則として構成員となることはできないことになっている.
クラリファイヤー(clarifier)
送信周波数とは別個に.受信周波数のみを微小に変化させて,主にSSBでの交信時に相手局の音声の明瞭度をあげる回路のこと.別名リット(RIT=Receiver Incremental Tuning)ともいう.
クランクアップ・タワー(crank−UP tower)
高さを自由に調整できるアンテナ・タワーのこと.塔(タワー)を2段以上に継ぎ合わせた構造で,普段は,強風 台風,地震などからタワーを保護するために,タワーの高さを低くしておき,交信するときには,ハンドルまたは動力による巻上機で,2段.3段と伸ばして使用できる構造のタワーをいう.
クリアー(clear)
@交信相手の信号や音声が雑音や混信にじゃまされず,明瞭に聞こえること.A交信終了後に,いままで使っていた周波数を明け渡す意味もある.
クリスタル(crystal)
水晶振動子のこと.トランシーバーの発振原素子として使われる.通札]’talと略している.
クリック(cIick)
スピーカ一やレシーバーから「カリッ」と聞こえる雑音の一種.電信による通信でもこのクリックが聞こえることがある.
クロスバンド(crossband)
ハムの交信は同じ周波数で行われるのが一般的であるが,一例として,A局が3.5MHzで送信して7MHzを受信,B局が7MHzで送信して3.5MHzを受信するなど,双方で2波のバンドを使って送受信する交信方法をいう.
クロスモード(cross mode)
ハムの交信は同じ電波型式で行われるのが一般的であるが,A局がSSBで送信してCWを受信し,B局がCWで送信してSSBを受信するなど,双方が異なった電波型式で送受信する交信をいう.
クロス八木アンテナ
八木アンテナのエレメントを]型に組み合わせて,位相を90度ズラせて同じ支持棒に取り付けたアンテナをいう.給電方法を工夫することにより.垂直,水平,円偏波など,どのような偏波にも対応できるのが特徴で,相手の偏波の方式が不明な電波を受信するときなどに,双方のアンテナ偏波の違いによるロスを軽減できる
グラウンド・プレーン・アンテナ(ground plane antenna)
別名ブラウン・アンテナともいう.垂直接地型アンテナで,接地の代用として,波長に相当する地線(ラジアル線ともいう)を設けたアンテナのこと.放射エレメントに村して地線との角度の違いによって,絵電点のインビーダンスが変化する.
グラウンド・ミーティング
たくさんのハムが集まって開く会合のこと.電波によるオンエア・ミーティングに対して.実際に合って行われる会合のことをいう.
グリーン・スタンプ
外国のDX局と交信をして,QSLカードの送料代として送る1ドル紙幣のこと.海外局のQSLカ−ドを入手するために,返送料としてIRCが使われているが,米ドルを送り,郵便切手料に代用するようになったという.正しい方法ではないが,米ドルはほとんどの国で通用する通貨として利用されている.
グリッド・ロケーター(grid locator)
地球上を緯度と経度の線で格子状(Grid)に区分して,その位置をアルファベットと数字を使って組み合せた最大6ケタの記号で表したもの.西経180度,南緯90度の地点を基準として,東へ20度間隔に,北へ10度ずつ324に分けて,ここにAA〜RRの文字をあてはめたものをフィールドと呼ぶ.さらにフィールドの一区画を東へ2度,北へ1度ずつ合計100に細分化した区画に00〜99の数字を当てはめたものをスクェアと呼ぶ.さらにこのスクェアを東へ5分,北へ2分30秒ずつ576区分として,ここにAA−XXの文字を当てはめたものをサブ・スクェアと呼ぶ.このサブ・スクェアまで格子状に細分化した合計は地球上を18,662,400の格子状に区分することができ,これが世界共通なので,このグリッド・ロケーター・ナンバーがわかれば,相手の地球上の位置が簡単にわかる合理的な位置表示システム.このグリッド・ロケーターが最初に使われたのは35年以上も前で,「QTHロケーター」として西ドイツで紹介された.これはヨーロッパ方式と呼ばれ,3文字のアルファベットと2桁の数で表示するものだったが,1980年4月にイギリスで開催された第1地域会議で世界共通に使えるロケーターシステムについて検討され,4文字のアルファベットと2桁の数字で表示することになった.
消される
交信中に,同じ周波数や隣接周波数の強力な局,または妨害電波などによって,交信相手の話の内容が聞き取れなくなること.
ゲート(gate)
半導体のFETやサイリスタの電極のひとつ.制御用電極ともいう.
ゲイン(gain)
利得のこと.単位はデシベル(dB)で表されることが多い.代表的なものでは,アンテナの利得表示に使用されている.
現着
モービル局などが目的地へ到着したことの意味.警察無線用語の「現場到着」がハムの間でも使用され始めたものらしい.
コール・チャネル(calI channel)
呼出周波数のこと.メイン・チャネルともいう.特にX・UHFにおけるFM交信では,コール・チャンネルで相手局を呼び出してから空いているチャネル(サブ・チャネル)へ移って交信を行っている.コール・チャネルは交信をスムーズに行うための各局の出合いの周波数として,周波数使用区別にも定められており,多数の局が同一の周波数で待機受信をしているため,運用効率上とてもベターな方法である.
コール切れ
アマチュア無線局の免許の有効期限が切れ,正当な理由がなく,そのまま6カ月間が経過すると,既得のコールサインの再指定が受けられなくなること.
高周波(high frequency)
一般には可聴周波数を超えた周波数,つまり数10KHz以上の信号を高周波と言っているが,何KHzから上を高周波と呼ぶか.については定かではない.
高調波(higher harmonic)
ハムの間ではハーモニッタスと呼ばれ,基本波の整数倍に発生する電波のこと.
コスト・パフォーマンス(cost performance)
投資した金額に対し,その利益の比率をいう.ハムの間では,機器に費やした費用と性能との兼ね合い,を指す.
コスミツク・ノイズ(cosmicnoise)
宇宙雑音のこと.
固定局
無線局の免許条件が,通信機器を設置場所から動かさないことになっている無線局のこと.また,モービル局に対して,自宅など建物の中から運用する無線局のことを指す場合もある.
コネクター(connector)
無線機とアンテナ,無線機と電源など,機器をケーブルで接続するときに用いる接栓のこと.用途に応じて,高周波用.低周波用,コンピューター用,電源用,マイク用などの種類がある.
コピー(copy)
本来は「複写」という意味であるが,ハムの間では,交信中の相手局の通信内容を了解した,という意味に使われている.
コマーシャル・ベース
ハムの間では,職場の意味として使われている俗語.
コマーシャル
ハムの間では,「仕事」の意味に使われている俗語.
コレクター(collector)
トランジスタの電極名のひとつで,電子やホールを集める電極という意味.記号はCで表わされる.
コンディション(condition)
ハムの間では,主に電波の伝わる状態のこという.相手局が良く聞こえることを,「今日はコンテションが良い」と表現する.また,機器の状態の程度や天候のことを指すばあいもある.
コンデンサー(condenser)
直流電流は一定量蓄え以後通さないが,交流電流は通す特性を持つ電子部品.また.単位はF(フアラッド)であるが.一般にはμF(マイクロ・フアラッド),pF(ピコ・フアラッド)で表される.
コンファーム(comfirm)
本来は「確認」という意味.ハムの間では,「QSLをコンファームした」と言えば,相手局からQSLか−ドを入手した,ということになる.
混変調(inter−modulation)
隣接する周波数の強力な局の影響を受けて、本来の受信周波数と異なる周波数の信号が混信してしまう現象.非直線回路に二つまたはそれ以上の異なる周波数入力が加わったとき,出力には、それらの和や差の周波数が生じる現象をいう.
サービス・エリア(service area)
ハムの間では、自局の電波が常時交信可能な範囲内の地域をいう.一般的には、FM放送局,民放局,TV局で使われている.
サイド・パンド(side band)
アマチュア無線の場合はSSB(電波型式A3J)のことをいう.最近のHFでは,電話での交信はこのSSBが主流となっており,音声で変調する電波型式のなかでは,同じ送信電カの場合,もっとも遠距離通信に通した特性をもっている.
再免許
アマチュア局の免許の有効期間(5年)を超えて引き続き免許を受けること.電波法では,免許の切れる日の1カ月前までに,「再免許」申請書類が地方電気通信監理局に到着するように手続きをしなければならない.
サイレント・キー(silent key)
ハムが他界した意味に使われ,サイレント=沈黙,キー=電鍵の合成語で,「電鍵が沈黙した」ことから「死亡した」意味のハム独特の言い方
サフィックス(suffix)
コールサインは大きくプリフィクスとサフィックスの二つに分けられる.通常,国籍やエリアを表す最初の1〜2文字と数字がプリフィクスと呼ばれ,そのあとのアルファベット1〜3文字がサフィックスと呼ばれる.例,JF2RJPのサフィックスはRJPである.
サブ・チャネル(sub channel)
FMモードの周波数使用区別の中で.呼び出し周波数(メイン・チャネル)に対して,そのほかの周波数(チャネル)をいう.通常のQSOはこのサブ・チャネルで行われる.
サブチャン
サブ・チャネルを略して言う俗語.
サマリー・シート(summary sheet)
コンテストのときに参加局が,運用場所,コールサイン,氏名,参加部門の種類,各バンドで得た交信局数,マルチ(倍率),総得点などを書き入れ,ログシートとともに主催者に提出する書類のことで,コンテストの結果を表す集計表ともいわれる.
サン・スポット・ナンバー(sun spot number)
太陽の黒点の数を基にした太陽活動の指標のひとつ.太陽活動は約11年周期で黒点の増減を繰り返しており,太陽の活動が活発になれば,黒点数が増加する.
サン・ノイズ(sun noise)
太陽面の爆発が原因で発生し,地球に到達する太陽からの電磁波のこと.