妄想十二国記とは? 
 
 
ご存知、小野不由美主上の作品『十二国記』。
その重厚なストーリーは勿論、王や麒麟、魅力有る登場人物達、
細部まで綿密に構築された世界観は、我々を惹きつけてやみません。
 
そして、この電脳世界には幾つもの十二国記のファンサイトが有る訳ですが、
中には自分の中に独自の王や麒麟、一国の物語を持つ人達がいます。
『十二国記』の世界観を基にして、オリジナルの登場人物を生み出し、
オリジナル設定の国の十二国記を展開する。
それが『妄想十二国記』です。
 
しかしこのネーミング…人によっては思う所が有るかもしれませんが(笑)
実は数年前、恐らく一番最初にネットでこれを展開されたであろう十二国記サイトさまが
『妄想○国』と発表されておりまして、以後『妄想○国』という表記が定着致しましたので、
ここでは『オリジナル設定の十二国記』の表記を『妄想十二国記』とさせて戴きます。
  
二次創作の中でも更に自由度(主上への冒涜度!?)が高い妄想十二国記。
今まではその特殊性から(?)、それぞれヒッソリと活動されていましたが
一度、そういう方達を一つの所に集めてみたらどうだろうか、と思い至りまして
『妄想十二国同盟』と併設して、『妄想十二国記リング』の発足となりました。
どうぞよろしくお願い致します!
 
 
 
 
管理人の『妄想十二国記』観
 
  

このサイトの管理人も、勿論妄想十二国記を自サイトで展開させております。
長い常世の歴史の中で、もしかしたらこんな人達も居たのではないか、
などと夢想するのは非常に楽しい事です。
 
でも、それは決して著者の小野不由美さんの作品に不満が有る訳でもなく、
その綿密で美しい世界観を愛するが故の事です。
我々は、あくまで原作で描かれていない部分を想像して、楽しんでいるだけ。
ですから、世界観だけパクって『オリジナル』などと冠してサイトに発表しようだとか、
好き勝手に設定を変更(もしくは改竄)しようだとか、そういった事は、決して思っておりません。
あくまで、既存の『十二国記』という作品に基づいた上での、
二次創作である所の『妄想十二国記』なのです。
それでも、オリジナルのキャラクターや多少のオリジナル設定を盛り込む事は事実。ですが、
 
 
『絶対に十二国記の世界観を壊すような事だけはしない』
 
 
・・・これは常に念頭に置いて、活動しなければならないと思っている事です。
我々の活動は、『十二国記』の世界に魅せられた故の事ですから、当然といえば当然ですよね。
また、 『世界観』と言っても、その意味や、線引きが分り辛いかもしれません。
でも私は、その意味が分らない人は、このジャンルに手を出してはいけないとさえ思ってます。
妄想十二国記の場合、「パラレルだから」の一言で済ますのは非常に危険です。
 
『常世の絶対的な世界観』、という天綱に縛られるのは不自由かもしれませんが、
その中で、いかにオリジナリティのある物語を構築するか、が醍醐味ではないかと思いますし
それを無視するとなると、妄想『十二国記』である理由も意義も無いだろうと思うのです。
そうする位なら、新たにオリジナル小説を書いた方が良いのかもしれませんしね。
 
 
昨今の講談社における著作権の問題などを鑑みると、
『妄想十二国記』は本当は、安易に手を伸ばせるような種類のジャンルでは無いのだと思います。
勿論、管理人は自サイトや同盟・リングが、講談社もしくは原作者様サイドから『問題有り』とされた時は、
きちんと自己責任の元、対処する覚悟でいます。
ですから、私を含めて同盟、リング参加者様も、
そういった気持ちでこの作品活動に臨んで戴きたいと思うのです。
また、そういった気持ちを持って戴けない方の参加は、
こちらとしても責任が取れませんので、お断りしております。
 
厳しいようですが、これらを踏まえた上で、どうぞ宜しくお願い致します。
全ては参加者様、そして利用者様に快適に楽しんで戴く為。
愛すべき『十二国記』、そして『妄想十二国記』ですから、ねv