11月25日(月):日本大使館での懇談
□目方公使
 モニターの皆さんを迎えることは2重の喜び ひとつの喜びとひとつの期待
  4回目の事業 98年予算要求・・・私はこの制度の発起人のひとり
  教員が初めて 教育の現場に広報していただきたい
  ODAは受益者が外国人 見えない財政支出 
  マスコミではできない生の声で語ってもらうこと
  民間モニターは広報とモニタリング

 期待
  今までのODAは例えば・・・小学校を建てる それで終わってしまう
  そこで「草の根無償」
  小学校のパートナーのようなもので交流を始めていく
  交流関係の中で

 援助について
  いづれの国も単独で存在することはできない。
  国際的問題を国際的に取り組む
  外交政策の下支えの役割・・・わが国の利益になる
  ここ十年課題評価
   ODAをやっているのに、なぜあの国は言うことを聞かないんだという意見
   日本の内側も無視できない やるべきことはやっていかなければ・・
   中国とは他の途上国とは違う
   1979年ODA開始、改革解放以後 近代化市場経済を支援する
  当初、沿岸地域の産業インフラの支援 平均9%を超える経済成長率
  数年前から見直し 選択と集中 6つの分野
 格差の是正

□JICAの加藤さん
  JICA 人と人との交流 ポリオの撲滅 WTO加盟に先立ち日本視察
  日本を知ってもらう(日本語教師) 貧困克服
  GNP 北京 マレーシアのちょっと下

 
□国際協力銀行(JBIC)
  実施方針 円借款 79年に開始 80年事務初開設
  80年当時 計画停電があった 時代
  石炭〜電気 炭鉱・鉄道 の結果中国は世界の工場
  日本の資金協力
  89年の天安門事件、日本だけが支えた ODAの早期再開
  急速な発展や公害や高齢化 
  日本が苦しんで悩んできた問題をどう中国に移転するか
  中国にとって日本はやはり大きい どう中国とつきあっていくか
  環境・人材育成・地域格差是正 ・・・・ 3つの柱
  中国側も優先すべきは内陸部だと同意している

 難しい要素:歴史的問題を避ける 援助をして当然という意識
 やりがいの面:純粋に喜んでくれる

 
□調査研究員の阿古さん
 ジェンダー 建前は完全に男女平等 しかし農村部では旧態依然

 4つのグローバルイシュー
  環境 少数民族 人材育成 貧困