最先端!広州電脳城 |
こちら広州は、かなり暖かくなってきました。ここ2・3日は初夏の陽気です。街の若者は半袖で歩いています。暑がりの私たち日本人は「2月は寒い」という固定観念から抜けきれず、長袖のシャツで汗をかいています。 まずお願いがあります。1月22日から1月いっぱい、大学のサーバーが不調で、かなりのメールが消失してしまったそうです。そういえば、最近いただくメールが激減していました。恐れ入りますが、もしこの間、メールを送信していただいていたならば再度送信をお願いします。また、2月いっぱい、大学は休みで、その間メインテナンスが充分でない可能性もあります。下記のアドレスにもあわせて、メールをいただければ、幸いです。nakayama@public.guangzhou.gd.cn さて、上記のように書くと、中国はまだまだ遅れているなぁと思われると思います。しかし、これが中国の不思議なところで、かなりすすんでいるとところもあるのです。 例えば、インターネットはかなりの人が利用しています。大学には30の回線があるのですが、料金のやすくなる10時以降は、まず繋がりません。ここでいう料金は電話料金ではなくて、ダウンしたデーター量に対する課金(海外のみ)です。電話も大学内はただです。そう大学内でも個人のコンピュータからはダイヤルアップなのです。 海外のページはプロキシというのを使っていて、しかも時々、どんなページを見たか、チェックをしていると言う話です。そういえば、時々、不健全なページやきわどい政治関係のメールで検挙されていると新聞に載っていいるようです。だれが、どれくらいの人数でチェックしているのでしょうか。広州市でも数万人がインターネットを利用していると聞くのに・・・・・・ そして、大学の食堂、ここは現金は使えません。電子マネーです。カードにはICが埋め込まれていて、レジでお金を払うと、入金してくれます。おかずや弁当を買う窓口でカードを機械に入れ食堂のおじさんに欲しいものを言うと、おじさんが左手で鶏の足を掴みながら、キーボードをたたき、カードから引き出します。学生はこれを使い、3元(45円)の弁当を買っています。 また、銀行のカードもすごいです。たいていの店で、即決済ができます。最近日本で始まったあのデビットシステムです。私のは中国銀行のカードですが、一日3000元以内なら、どこのATMでも手数料なしで簡単におろせます。大学内の生協みたいな小さな店でも端末があって、カードを入れ、暗証番号を入力すると、銀行からすぐ直接お金が引き出され、決済ができます。この端末は、「え〜、こんな店でもあるの?」というくらい置いてあります。クレジットカードのようにサインも不要ですし、かなり便利です。 そして、今日はすごい物を見てしまいました。Windows2000 です。もう中国では発売になったのでしょうか。お店にちゃんと置いてありました。英語版だけですけれど。おなじみの青空に窓が飛んでいて、Windows2000 Professional -Builyt on NT Technology- と書いてあり、棚の上には「正版(正式版、Copyじゃないよ)」と表示してありました。 そう言えば、曁南大学では曁南大学は図書や論文をインターネット上で簡単に検索できるようになっているため、たくさんのコンピュータが学内にあるのですが、私が中国に来た去年の夏、大学内のコンピュータはほとんどがWindows98になっていました。 曁南大学のページに興味があり、中国語のフォントをお持ちでしたら、見てみて下さい。htt://www.jnu.edu.cn/ です。私が今、ぼちぼち作っているページ http://e-net.or.jp/user/nakayama/ からも行けます。 また、恐るべきことに既に中国語で2000のマニュアル解説本も出ているのです。ところで日本でもWindows2000はいつ発売なのでしょうか? ほんとうに中国は「牛の引く荷車から最新のベンツまで共存している」国だとつくづく思います |
これが道ばたで10元(15円)の Win2000 |