ドーム内のらせん通路は、
さらに登って行けます。
てっぺんにベンチがあり、
恋人たちがまた〜りしてました。
第二次世界大戦で爆破され、
放置されたままとなっていたライヒスターク。
首都移転、統一ドイツのシンボルとして復興されました。
ノーマン・フォスターの設計により、
外観を残したまま、中身をすっかり変えた
ハイテクな建物に生まれ変わっています。
議事堂脇にある事務棟です。
街がガラスのシューケースに
入ったかのようなデザインは、
ガラス張りの民主主義を
意図しているとか。
新首相府もガラス張りで、
丸い大きな穴があることから、
市民が付けたあだ名が
首相の洗濯機だそうです。
在りし日のライヒスターク。
屋上にガラス&鉄骨ドームをのせた
ライヒスタークは
観光スポットとして大人気です。
常に見物人の長い列ができ、
夜7時に約1時間待ちでした。
セキュリティチェックは空港並みで、
夜中24時まで見物できます。
円形のガラス窓の真下に
議事場があります。
そこにガラスの尖ったオブジェが
突き刺さっているという感じ。
見上げる議員さんたちの目には
どんなふうに見えるのでしょう?
円形窓の周りには、
ドイツの歴史を見せる
パネルが展示されています。
議論する国会議員たちの上を
一般市民が歩き回ることで
議会と市民を近づけるというのが
建築コンセプトなんだって。
右手にあるのが日除け。
コンピュータで制御され、
太陽を自動的に追いかけます。
太陽電池を挟んだ窓ガラスを使ったり、
野菜油を燃料に使って二酸化炭素の
排出量を従来の9割以上も抑えるなど、
ハイテクな建築物です。
らせん通路は一方通行です。
登りと下りが交互に走っているので
ぶつかることはありません。