ベルリン カルチャー

ベルリンフィルハーモニーの建物は、
テントのような独特の外観から
カラヤンサーカスと呼ばれています。
11月1日にベルリンフィルハーモニーを聴きに行きました。
指揮は
ダニエル・バレンボイム、
楽曲は
アルノルト・シェーンベルク「Five Pieces for Orchestra op. 16」と
アントン・ブルックナー「Mass in F minor」。
恥ずかしながら聞き慣れない曲ですが、クラシックの雰囲気は味わえたかな。
チケットはベルリンフィルの
ホームページ上から予約すると、
4〜5日後に航空便で届きました。
約5000円と2番目のクラスですが、
ネット販売に用意されている席は
同クラスの席では端の方でした。
休憩時間に、
ホールにあふれる観客たちです。
シャンパンやワイン、ビールを片手に
おしゃべりを楽しむ、
華やかな社交場となります。
11月2日は、
ベルリン・ドイツ・オペラを観劇。
その日の演目が『椿姫』と、
わかりやすくてラッキー。
チケットはやはり
ネットで注文しましたが、
ページ上の座席図から選べるため、
よい席がとれました。
ベルリン・ドイツ・オペラらしく、
現代風にアレンジされた『椿姫』でした。
それにしても声量がすごいですね。
古代ギリシア・ローマと古代西南アジアの美術コレクションで
世界的に有名なペルガモン博物館です。
古代ギリシアのペルガモンで発掘されたゼウスの大祭壇、
古代ローマのミレトスの市場門、
古代バビロニアのイシュタール門と行列通りなど、
巨大な遺跡がそのまま展示されているスケールは圧巻です。
入場すると突然現れるペルガモン祭壇。
シリアで発掘された城壁。
細かな細工に目を見張ります。
古典ギリシア風の
古代ローマ彫刻の部屋。
ドイツデザイン史に輝く
バウハウスデザインを集めた
バウハウス資料館です。
ハンブルガー・バーンホフ、ベルリン現代美術館です。
かつてのベルリン〜ハンブルク間の鉄道のターミナル駅舎を改修した建物です。
駅舎を利用した長い展示室の正面に
ウォホールの毛沢東が
展示されています。
フリードリッヒシュタット・パラスト。
華麗なレヴュー劇場です。
カメレオン・ヴァリエテ。
歌あり、コントあり、ダンスあり、
アクロバットありのバラエティな舞台です。
今回はこちらに入場しました。
入場料は38ドイツマルク、約2300円。
ショーは8時半から11時前まで続きます。
テーブル席で酒と軽食が食べられます。
『キャバレー』や『愛の嵐』の
退廃的なムードを期待していたのですが、
明るいこと、明るいこと。
とても楽しい舞台でした。
キャバレー、ドイツ風にカバレーは、
政治を風刺する話芸をかける劇場だそう。
ヴィトラデザイン美術館ベルリン。
家具メーカー・ヴィトラ社が
運営するミュージアムです。文化財に指定されている
レンガ作りの変電所の建物を
改装して使っています。
ドイツ・グッゲンハイム・ベルリン。現代芸術のギャラリーで、
家の内側の空間を発泡スチロールで象ったアートが展示されていました。
たとえば、ドアノブの形に凹んでいるという物体のアートです。
ユダヤ博物館は、ベルリン博物館の隣りに新築された、長ーいジグザグの建物です。
ベルリン博物館から入場し、地下を通ってメイン展示場のユダヤ博物館に行きます。
ドイツとユダヤの歴史と文化が深いところでつながっているということを体感させる仕掛けだとか。
建物そのものも
展示品といえるような
強烈なメッセージを
持っています。
ホロコーストの塔。
ドアをバタンと閉められると
中は真っ暗。
どこからか聞こえてくる
すきま風の音と
高い窓から漏れる光が
恐怖と希望を感じさせます。
あまりに複雑な構造のため、
途中で出場しようと思ったら、
迷子になってしまいました。
博物館のユダヤ人青年が
館員用エレベーターで
脱出させてくれました。
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