メニューレポート
− ピラフ −
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タコスピラフ(750円)
ド◯タコス(?)がのっているからタコスピラフ。(真偽不明)
メニューの「辛口」のところに分類されているが、別に辛くなかった。味自体はたぶんまとも・・・だと思う。しかし、個人的には非常に難易度が高かった。理由は粉チーズたっぷりだから。私は粉チーズのあのにおいが嫌いで、こればっかりはどうにもならない。運ばれてきて、粉チーズのにおいがプーンとした時点で、間違えたと思った。上にかかっているだけならよけることも可能だが、ご飯に混ざっているのでもうお手上げ。とはいえ、腹も減っていたので、粉チーズがあまり混ざっていない部分をさがしたり、鼻をつまんだり、無駄な抵抗をしながらだましだまし食べたものの、3割程度でギブアップ。ピカンテ以外でここまで苦戦するメニューがあるとは思わなかった。
そんなわけで、粉チーズが苦手な人にとっては鬼門だが、そうでない人にとっては普通にまともなメニューだと思う。あ、「粉チーズ抜きで」と注文すればいいのか・・・?
イカスミピラフ(800円)
とりあえずイカスミが混ざっているわけだから当たり前だが、黒い。イタリア料理でイカスミが使われるのは別に珍しくない。とはいえ、やはり見た目についてはとても食欲をそそるとは言い難い。イカスミが完全にまんべんなく混ざってはおらず、たまに白いご飯の固まりが出てくるあたりも、マウンテンらしいと言えばマウンテンらしい。味は普通にうまい。何も問題なく完食できた。見た目の色ほどイカスミ味は感じなかった。というか、イカスミってどんな味だっけ? 具にエビとかイカとか入っているので、シーフードピラフ(ブラック)ってところですね。
エビピラフスペシャル(700円)
ピラフの上にホワイトソースがかかっている。
このホワイトソースがスペシャルたる所以か、と最初は思ったが、マウンテンではホワイトソースがかかったメニューはたくさんあるので、たぶん違う。
味はいたってまとも。というか、うまい。
エビが入ったピラフ・・・だが、私が食べたときは半分ぐらい減っても1つもエビが出てこなかった。
「ひょっとして、エビピラフなのにエビが全然入っていないのがスペシャルなのか?」などとも考えたりもしたが、残りの半分で小さいエビが2,3個出てきた。
結局、どこがスペシャルなのかは謎。
ドライカレー(750円)
カレー味のピラフだが、どう考えても味付けがおかしい私の味覚には合わなかった。
もちろんカレーの味はするが、スパイシーという感じが全然なく、妙に酸っぱいような変な味がした。
さらに、具にトマトが入っている。
カレー味にトマトは絶対に合わないと思うのだが・・・
マウンテンの「ドライカレー」はこういうものなのか、あるいは味付けを間違えたのか知らないが、私が今までに食べたことがあるメニューの中で一番のハズレである。
半分もいけなかったからな。
カレーピラフスペシャル(750円)
ドライカレーでハマったことがあったのでけっこう不安だったが、こちらはまともなカレーピラフであった。
上にカレールウがかかっている。
カレーピラフらしくスパイシー。
ただし、かなり辛いのですぐに水が飲みたくなるが、ガバガバ飲んでいると完食が難しくなる。
具に関しては、トマトは入っていないが、かわりに(というわけではないだろうけど)レーズンが入っていた。
スパイシーなピラフの中に、レーズンのほのかな甘さ。
良さそうに聞こえるけど、私としては違和感があった。
それほど気になるというほどではないけど。
これも、どのへんがスペシャルなのか謎。
お茶ピラフ(700円)
名前からしてお茶味のピラフを想像していたのだが、お茶の葉が混ざっているピラフだった。
味はあっさり和風系で、別にお茶の味はしない。
拍子抜けするほどおいしく食べることができた。
ひとつ問題は、お茶の葉が歯にくっついて鬱陶しいということ。
なんかお茶の葉入れる意味があったのか、という気がしてきた。
まあ、お茶の葉を入れなかったら「お茶ピラフ」にならないけどね。
和風ピラフ(700円)
見た目も変わったところはなく、味も普通でおいしく食べることができる。
結構なことであるが、マウンテン的にはつまらないメニューとも言える。
「なんや、普通やがや」(食べたときの感想)
このメニューのポイントは、漬物(数種類)が入っていることだろう。
そう、マウンテン流の和風とは「漬物入り」だったのだ(たぶん)。
名前を「漬物ピラフ」にした方が分かりやすくていいんじゃないか?とも思ったが、それだとますますつまらなくなるな・・・
和風サーモンピラフ(750円)
やっぱり、和風ピラフに鮭が入っているのか?・・・その通り。
予想と違ったのは、鮭がかなり大きい塊でごろごろ入っていたということ。
もっと細かいフレーク状だと思っていたのだが。さすがマウンテン。
味の方だが、私にとっては漬物と鮭の組み合わせは相性が悪かったらしい。
それぞれはまずくない(というかうまい)のだが、どちらも味の主張が強くて、混ざると変な味になる。
一緒に行った友人は「別に変じゃないぞ」と言って食べていたので、私だけかもしれないが。
仕方がないので、漬物と鮭をより分けて別々に食べていたが、途中でめんどくさくなってやめた。
ところで、鮭が入っている以外は和風ピラフとまったく同じだとすれば、あれだけ鮭がごろごろ入って50円ということになる。
ずいぶんお得・・・のような気もするが、それ以前に組み合わせに問題があるな。
(あくまで「私としては」)
ピカンテピラフ激辛(750円)
名前に激辛なんてついているけど、いったいどれぐらい辛いんだ、と思って注文してみたのだが、激辛の名はダテではなかった。
まず、上に赤いものがかかっている。
最初はケチャップかと思ったが、違った。
タバスコか?とも思った。
後で調べてみたところ、ピカンテという辛いソースがあることが判明。
うむ、また一つ勉強になった。
というか、すでにご飯にまんべんなく混ざっていて赤いわけで、さらにダメ押ししなくてもいいのに。
味は辛い。以上。
いや、たぶんまずくはないと思うんだけど、辛すぎて味がよく分からなかった。
まあピカンテソースの味なんだろうな。
どれぐらい辛いかというと、マンガだったら口から火を吐くぐらい(どんな辛さやねん)。
私は、辛いものは好きだし苦手ではないが、これは参った。
舌がヒリヒリして、なかなか食べられない。
汗はかくし、水ばかりほしくなる。
3分の1ほどでギブアップ。もちろん自己最低記録。
激辛おそるべし。
見た目が真っ赤というといちごスパを連想するが、味は正反対。
以後、マウンテンで名前に激辛とつくメニューには注意しよう。
これ以外には、今のところないはずだが。
シーフードメキシカン(750円)
「メキシカン→ピリ辛」という予想は当たり。
ピリ辛といっても、最初は別に辛さは感じない。
食べ続けているとだんだんピリピリしてくる程度。
一口で火を吐きそうになるメニューとは全然レベルが違う。
味もうまい。
辛すぎて味が分からないようなメニューとは違う。
辛いものが苦手でなければ、完食は難しくないと思う。
水を飲みすぎたりしなければね。
みそピラフ(700円)
さすがは名古屋というべきか、とにかく見た目もにおいも味もみそピラフ。
妙な具も入っていないし、味もまとも。
特に味噌が嫌いでもない限り、まったく問題はないだろう。
食べやすさで五指に入るかもしれない。
強いて難を言うなら、味が濃いので、のどが渇くということぐらいか。
一見すると、色がアレだし(あまりうまそうに見えない)、かなりきつく味噌のにおいがするわけで、一瞬やばいか?と思ったが、食べてみれば余裕だった。
福神漬けも、味噌味に意外と合うもんだな。
メンタイコピラフ(700円)
メンタイコとピラフという取り合わせが異常だという意識を持たなければ、いたってまともで何の変哲もない。
マウンテンなら、明太子が1本まるごと乗っているとかあるかもしれないと思っていたが、粒々がまんべんなく混ざっているだけだった。
しかも、まんべんなく混ぜられた上、しっかり炒められているため、明太子の味がほとんどしない。
よーく味わってみると、そういえばそんな味がするかな、ぐらい。
粒々の視覚効果と舌触りのおかげで、一応それっぽい感じはするものの、
明太子らしいピリッとした辛さなど全くない。
辛いもの、あるいは明太子自体が好きで注文するのは、たぶん無意味。
味自体はいいんだけどね。
チャーハン風ショートパスタ(600円)
要するにも何も、チャーハン。
注文をとりに来た店員さんも、厨房に「チャーハンワン」って言っていたし。
「ショートパスタ入りチャーハン」が正確なところだろう。
で、値段も安いし、味もうまい。
ヘタな中華料理店のチャーハンよりうまいかもしれない。
「ショートパスタ」はほとんど味に関与してない。
値段が安い分か、やや量が少ないという気もするが、そもそもマウンテンでの標準の量が多すぎるわけで、これでも普通の店よりはるかに多い。じゅうぶんに腹はふくれる。
かなりおすすめメニューの一つ。
シーフードドライカレー(700円)
店内の「新メニュー」という張り紙に書いてあるメニューのひとつ。
すでにだいぶ前から新メニューのままなのだが、
メニュー表に追加されるのはいつになるのだろう。
以前食べた「ドライカレー」が個人的にアレだったのでちょっと躊躇したのだが、
結局注文してみた。
結果は(いい意味で)当たり。非常にまともでうまい。
シーフードというだけあって、エビ・イカ・アサリがそれなりに入っている。
余裕を持って完食できた。
これはベスト3に入るまともっぷりですね。
しかしひとつ疑問点がある。
どこがカレー?
カレーの味も香りもまったくしなかったんだけど。
どう考えても、ただの「シーフードピラフ」。
本当に何か間違えたのではないか? 謎である。
ちなみに、伝票には「シードラ」と書いてあった。
もし間違えてうまかったのだとすれば、なかなか複雑だな。
これはもう1回注文してみるしかないか。
(以下2004.7.30追記)
というわけでもう一度食べてみた。食べ始めはたしかにカレーの香りがしたが、少し食べるとすぐに分からなくなった。また、中に調味料の固まりが入っていてめちゃくちゃ辛かったが(マウンテンではたびたびある)、それもカレーの味はしなかった。
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