インド神話とPSO


PSOではマグやアイテムの名前として、どういうわけかインドの神話に出てくる神々や魔神の名前がとても多く使われてるんですよね。
というわけで、ここではその原典の簡単な説明とPSO上での扱いの違いについて気づいたことを、いろいろと書いてみたいと思います。

なおインドの神様は黄色、魔神は、その他はに色分けしてあります。

アグニ(Agni)
火の神アグニは普通名詞の「火」を意味する言葉で、日常に使われる火が神聖視され、神格化されたもの。炎杖の名前としてはかなり妥当なラインかな?

アシヴィン(Ashvinau)
密のしたたる鞭を振るって人々を潤し、災難から人々を救い奇跡の治療を施す、アシュヴィン双神と呼ばれる双子の神。マグも、派手な双子の熱帯魚といった感じ。。。

アプサラス(Apsaras)
天上界の踊り子といわれる、美しい女性の姿をした半神族の水の精。。。というイメージとはうらはらに、一番でかいマグとして有名。でもあのヒラヒラがいいという人も。

アンダカ(Andhaka)
苦行中のシヴァの目を閉じたときにできた暗黒の中から生まれたといわれる魔神(ラークシャサ)。でもマグの形はどこから見ても、単なるキノコだったりして。。。

イラー(Ila)
祭式に用いられるバターが神格化されたもので、「栄養」の意味を持つ。『リグ・ヴェーダ』では歓喜を与える三女神の一人とされる。そのわりには尖った角のような形が謎

インドラ(Indra)
ヴェーダの神々の中で英雄神として最も崇拝された武勇神・軍神。仏教では帝釈天として知られる。雷神としての性格も持つので、雷杖の名前としてはけっこう適切です

ヴァーユ(Vayu)
自然現象の風が神格化された風の神で、仏教では方位の守護神・西北を守る風神として日本にも伝わっている。。。とか言われても、まずピンとこない形のマグです

ヴァジュラ(Vajra)
煩悩を打ち砕く密教の法具として日本仏教に伝えられている武器、金剛杵(こんごうしょ)のこと。なぜこれが寄生防具になってるのかは謎です

ヴァラーハ(Varaha)
「野猪」の意味をもつヴィシュヌの第3の化身。巨大な猪の姿をしていて、水沈した大地をその牙で持ち上げて救ったといわれる。そか猪なんだ、あんなにカッコイイのに

ヴァルナ(Varuna)
自然界の秩序や人間界の規律や正義を指すリタ(天則)の守護者で、司法神と呼ばれるかなり重要な神の一人。それがどうして、カワハギか熱帯魚のような形のマグに。。。

ウシャス(Ushasu)
紅に染まる暁を象徴する自然神で、その美しさから若くて麗しい舞姫にもたとえられる。。。という神話のイメージとは正反対の、パンクなトゲ付ショルダーガードマグ

ヴリトラ(Vritra)
本来は「障害物」という意味を持つ悪龍。雷神インドラにたびたび退治される。でもマグのヴリトラは多少龍の面影はあるものの、実はけっこうかわいかったり

カーマ(Kama)
『カーマ・スートラ』という性愛に関する書物でも有名な性愛の神。。。のはずが、どういうわけかショルダーミサイルとか、ガンキャノンとか呼ばれてます

カイタバ(Kaitabha)
この世の終わりの時期に、眠っているヴィシュヌ神の耳から生まれ出たといわれる悪魔(アスラ)。というわりには、派手なオレンジ色をした何の変哲もないマグです

カバンダ(Kabandha)
『ラーマーヤナ』に出てくる、頭と首がない代わりに胸に目が腹に口がついている羅刹(ラークシャサ)。ついでにマグは、ひとつ目の顔と耳だけになってたり

カルキ(Kalki)
ヴィシュヌの最後の化身で、悪徳と蛮行のはびこる世紀末に現れ、堕落した人々を滅ぼし、新たな世界の到来を告げるという英雄。でもマグは、羽根の生えた目玉おやじ×2

ガルダ(Garuda)
ヴィシュヌから不死を与えられた鳥の王。鳥の頭と爪と翼を持つ巨大な鳥人。日本では迦楼羅の名で知られる。女性フォースに人気の高い天使の羽根のような金色のマグです

キリーク(Kireek)
仏を表す梵字(ぼんじ:古代インドの文字のこと)で、阿弥陀如来を指している。ようするに、このオレの手にかかれば極楽浄土に逝くことになるぞ、ってこと?

クマーラ(Kumara)
「少年」「若人」の意味で、軍神スカンダの別名。火神アグニの第9番目の姿とも、アグニの子供ともいわれる。マグはハマグリともホタテ貝とも呼ばれてます

シーター(Sita)
有名なインドの叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公ラーマ王子の妻で、羅刹の王にさらわれたりする典型的なヒロイン。赤い花のような形のマグで、女性キャラに人気あります

シュムバ(Sumbha)
「殺戮者」という意味をもつ、とても富裕な魔神(アスラ)。兄弟でドゥルガーに結婚を迫るも、あえなく夢破れて殺される。マグは、角の生えた充血目玉おやじ風

スーリヤ(Surya)
ヴェーダの太陽神。幸福をもたらす7頭の黄金の馬にひかれた天駆ける車に乗って、暗黒を包みこんでいく。。。というわりには、太陽より馬に近い形のマグだったり

ソーマ(Soma)
植物から搾り取った興奮作用のある液が神格化されたもので、神酒であり酒神でもある。ついでにマグとしてのソーマの特殊行動は無敵状態。何となく分かるような気がする

ソニチ(?)
ご存じ、SEGAソフトウェア開発分社の一つ「ソニックチーム」の略。PSOを世に送り出す。なぜか青いハリネズミじゃなくて、うさたん型レアマグだったりする

タパス(Tapas)
「熱」「霊」「苦行」といった意味で、インドラの「怒り」が擬人化されたマンユウとともに、悪魔や敵を退治する神とされる。とんぼの羽根のようなマグでカッコイイです

チュレル(Churel)
妊娠中や出産時、月経中に死んだ女性の霊で、白い着物を着た美しい姿で現れるものの、家族に害をもたらす危険な存在と言われる。赤い水鳥のようなレアマグです

ドゥルガー(Durga)
「近づき難い女神」という原意を持つ、獅子を従えた美しい戦いの女神で、困難から人を救う神として崇拝されているのに、長イスとか戦闘機の尾翼とか言われてます

ナーガ(Naga)
「蛇」を意味する、人間の顔とコブラの首を持つ半神的な存在で、「龍」の一族としても神話に登場する。マグのナーガもそんな感じで、くねくねうねる尻尾がかわいいかも

ナムチ(Namuci)
カシュヤパ仙と巨人族のダヌの子孫にあたる悪魔。戦いの末にインドラを捕らえて都合のいい契約をさせるが、契約の隙を突かれて殺される。角の生えたおたまじゃくしマグ

ナラカ(Naraka)
「地獄(日本でいう奈落)」という意味をもつアスラ。天界で盗みを働いてクリシュナに殺される。でもマグは地獄のイメージとは程遠い、まん丸いペンギンみたいな形です

ナンディン(Nandin)
「幸せなもの」という意味をもつ、シヴァ神の乗り物である白い聖牛の名前。騎士のマントのような形が人気のマグで、とても牛だとは思えないほど人気があります

ネルガル(Nelgal)
中近東・バビロニアの冥界の神で、14人の悪魔を護衛に従えているといわれる。これもいったいどういう理由で寄生防具にされたのやら。。。

バーナ(Bana)
巨人族の王バリの長子で、千本の腕を持つ。シヴァの友人にしてヴィシュヌの敵。マグはどことなく古代魚を思わせる形をしてます。もちろん千本の腕はついてません

バイラヴァ(Bhairava)
「恐ろしい殺戮者」という意味で、シヴァ神の別名。破壊と殺戮の欲望にとりつかれ、世界を地獄の恐怖に追い落とす。という、さわやか系のスニーカーみたいなマグ

ピトリ(Pitri)
「父」あるいは「祖先」のことで、通常は祖霊や伝説上の人類の祖先のことを指していう。レアマグなので実際に見たことはないものの、けっこうかわいらしい形してます

プレタ(Preta)
「死んだ者」という意味の、死んで祖霊になるまでの間の存在のことで、普通は死体に住み墓地に出没する邪悪なものを指す。なんてイメージとは正反対のアヒル型レアマグ

マーリーチャ(Marica)
羅刹王ラーヴァナの伯父。ラーヴァナがシーターを連れ去る際、ラーマをおびき寄せるために鹿に変化しておとりになる。という話とは全く関係なさそうな真紅の鳥型マグ

マドゥ(Madhu)
蜜という意味の言葉で、ヴェーダの中ではアムリタ(甘露)とも呼ばれる。特にインドラが好んで飲んで英気を養っていたとか。どことなく酒徳利に似てるのはそのせい?

マルト(Marutah)
暴風神ルドラの息子とされる嵐と雷の精霊。群雲を呼んで山を揺らし、森を荒らす嵐である。形もカッコよくてお気に入りなのに、第3形態のマグなのが悲しい。。。

ミトラ(Mitra)
「契約」やそれによって結ばれた「盟友」を意味する、契約や友愛・友情を守る神。ゾロアスター教のミスラに対応している。これといった特徴もない、おとなしめのマグ

ヤクシャ(Yaksa)
本来はクベーラ(毘沙門天)に仕える善良な性格の精霊だったのが、仏教では邪悪で獰猛な魔物、つまり夜叉として扱われるように。でもマグはなかなかカッコイイです

ラーヴァナ(Ravana)
インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に出てくる羅刹の王。主人公であるラーマの妻シーターをさらった張本人。マグもその名にふさわしい凶悪なツラがまえで有名かも

リブ(普通は複数形で、Ribhava:リバヴァ)
「工芸に秀でた」という意味を持つ工巧神。リブクシャン、ヴァージァ、ヴィブヴァンの三神の総称。これまた女性フォースに人気の高い蝶の羽根のようなかわいいマグです

ルドラ(Rudra)
モンスーンの持つ凄まじい猛威と、それが去ったあとの晴れ渡った爽やかさを合わせ持つ暴風神。でもマグとしてのルドラは、キョロちゃんの名で親しまれてたり。。。