オイルポンプエア抜き

エンジンをばらしたときなどは、オイルタンクからオイルポンプにかけてのラインにはエアが混入している。これがオイルポンプのところに溜まっていると、オイルポンプは空しく空気を掻き毟るのみ。結果、オイルが供給されずにエンジン焼きつきとなる。
DTにはオイルポンプにドレンボルトがあるため、これを外せばエア抜きは完了。ここからエアが出なくなるまでオイルを垂れ流させればほぼ完了。

さて、ここまでがサービスマニュアルに書いてある方法
通常はこれで問題ないのでしょう。
でも、実際にホースからオイルが出ない限り信用できないよね?(^^;;
そこでキャブからオイルのホースを外し、オイルが出るまでキック!!
…しても出てきません。よっぽど連続キックすれば出るかもしれませんが、却ってエンジンにも悪そうです。
そこでオイルのホースを外したままエンジンをかけます
もちろんそのままだと焼きつくので、ガソリンタンクに2stオイルを入れてシェイクします。はい、混合ガスの出来上がり
本来はガソリンを抜いて計量した混合ガスを入れたほうがいいんでしょうけど、どうせアイドリング付近で回すだけなので適当です。
ちゃんとやりたい人はガソリンタンクでなく、適当な入れ物に混合ガスを入れ、上から吊り下げてホースをつないでやるといいでしょう。よくバイク屋さんでキャブの同調とるときとかにやってますよね。

さて、エンジンをかけました。さすがは適当ブレンドの混合ガス、ひどい煙幕です(笑)
しかしホースからはオイルはほとんど出てきません。アクセル閉じてる状態ですから当然ですね。
かといってこの状態でアクセルを開けて焼きつくのも嫌なので、オイルポンプを手で全開にしてやります。もちろんこの作業中オイルポンプの蓋は開けっ放し(別に漏れませんので平気) そしたらオイルがドクドク(ってほどじゃないけど)出てきました。
これで安心。オイルラインをきっちりとキャブに取り付けます。
しばらくは混合+分離で煙幕君でしょうけど、給油してやればすぐ直ります。

正直、オイルポンプからキャブまでのラインのエア抜きは気休めです。オイルポンプが正常でかつエアを噛んでいなければ、必ず新しいオイルで満たされるはずです。
それでもこれをやるのは、自分自身が安心するためです。
ちょっと確認するだけなら、アイドリング時にホースを引き抜いて確認するだけでいいと思います。(すぐ戻そうね(^^;;;)

それか、透明ホースに変えようかな、と思ってるんだけどあの細さのがなくってね〜


スネイルカム逆向き化

チェーン調整に使うスネイルカム。便利ですね。
あれのおかげでチェーン調整が楽々です。
なにせ、しっかりチェーンラインを合わせなくてもスネイルカムの目盛りさえ合わせておけばいいんですから。
もし目盛りを合わせてもラインがずれているようならスイングアーム交換しましょう(汁

スネイルカムは本来尖ったほうが下向きになるようにつけてあります。
しかしオフロードを走るとあれを岩などにヒットすることがあるらしいです。あちこちのwebページなどによると。
まぁ私はそんな激しい走りはしないのでいいんですが
でも逆にしても別にデメリットはなさそうですので、タイヤを外したついでに逆向きにしてみました。
結果、、、まぁ問題なし。
スタイルもいいし、ちょっと玄人っぽくていいんじゃないでしょうか。
なにより無料(タダ)だし!!


フロントジャッキアップ

フロントを整備したいけどどこで持ち上げればいいのかわからない!
という人にはココ

チャンバーにジャッキを当てているわけではないです。フレームです。
フレームが斜めになっているので、ずれないようにチャンバーのところにしてます
もしチャンバーをジャッキアップするような姿勢になっても、ノーマルなら平気です