リアBOX


リアボックスの製作 自走でサーキットに行くとついて回るのが、着替えの問題だ。
ツナギはとにかく暑い。
しかも、目立つ。
冬ならばジャケットなり河童を羽織ることで誤魔化せるが、夏だとそうもいかない。
ていうか暑いし。
皆とファミレスなり焼肉なりに行くとしても、一人だけツナギでは浮くこと必至だ。
ツナギに肉の匂いをつけたくないし。

そんな問題で悩んでいたところ、ある人に助言をもらった。
「タンデムシートのベースに箱つけるといいよ」
それだ! それだけで着脱可能なリアボックスが装備できる。
しかも鍵ひとつで取り外し自由。
クラウザーも真っ青。
レプリカには箱をマウントするフレームが用意されていないことが多いし、そもそもあんなものを付けてしまったらサーキット走行なんてできなくなってしまう(車検落ちだし)

ということで作っちゃいました。
なお、予備のタンデムシートは某MLの方に安く譲っていただきました。

バラバラバイクの形見…

ここでまず基本コンセプトを
ツナギがはいること。あくまでサーキット用なので。できれば工具もいれたい。
・もちろんツーリングにも。ヘルメットが入ると便利。
・なるべく運動性を落とさない
・見た目はウケ狙いで(^^;

過去、北海道でチーム過積載予備軍といわれるほど荷物を積んだ男としては、箱はある種憧れのアイテムだった。
だからカッコ悪いとかそういうネガなイメージは皆無。
むしろカク(゚∀゚)イイ!! 憧れの箱。何の因果かそれが今実現しようとしている。

ちなみに、この手前でサーキットとかサーキットとかサーキットとか何度も書いているのはべつに
言い訳ではありませんタブン

まずはシートのスポンジをはずし、ベースに仮組みしてみる。
写真はとらなかったが、箱の中および底(外側)には3mmほどのアルミ板を敷き、ボルトにかかる力を分散している。
このへん写真撮るの忘れたゴメン<意味ねーよおい

とりあえず仮組み。フロントから

まだシートは仮組みなのでスポンジも革も外している。
完成品ではつける予定。

とりあえず仮組み。リアから。箱の底のアルミ板が少し見える。

とりあえず仮組み。真後ろから

うん、とりあえずつかみはOK。
じゃああとは細かい仕上げだな。

とりあえず、シートベース剥き出しじゃああんまりだ。
シート下に水はいっちゃうし。

というわけでシートのスポンジに穴をあける。
そのままだと水を吸うので、ノーマルのシートをかぶせる。
ボルトを通すところには穴をあけ、ハトメる。もちろん専用工具なんて買うわけにはいかないので、プライヤーで。
べつに見える部分じゃないから適当で大丈夫。

箱をつけるとこうなるわけだ。
これにシートベースと革をつけていく。

接合部分はこうなっている。
ホームセンターで売っている高ナットで固定。
高さ調整と衝撃吸収に、イスの脚っぽいゴムをはさんでいる。
接続自体は高ナットにボルト。

YamahaRacingTeamの人たちにごめんなさい

実用上これでまったく問題ないが、なんか明らかに箱ってのはかっこ悪い。
そこで箱の四角さを生かしてR1ならではカラーリングをしてみることに



ごめんなさい見かけても侮蔑の視線を浴びせるくらいで許してください

最後に。
ちょっと前過ぎた。信号待ちで体起こすと背中があたる。
一段アルミ板をかまして後ろに下げようかと検討中。(めんどいし困ってないから後回しだけど)