錬武舘と全日本硬式空手道連盟


昭和53年、中村典夫は錬武会副会長を辞任し錬武会を離れて錬武舘舘長として新たな活路を切り開くこととなりました。

昭和56年、東京で日本硬式空手道競技会が発足し、関西で日本硬式空手道を考える会が組織され、平成3年3月に東西の組織が一つになり「全日本硬式空手道連盟」を結成し、中村典夫が初代会長に就任しました。

平成5年から毎年、東京国立代々木競技場、第2体育館に於て「全日本硬式空手道選手権大会」を開催しており、名古屋では「硬式空手道全国選抜優勝大会」、愛知県では「東海硬式空手道選手権大会」、仙台では「東日本硬式空手道選手権大会」、「東北硬式空手道選手権大会」、山梨では「甲信越硬式空手道大会」、九州では「九州硬式空手道選手権大会」、ほかにも全国各地に於て硬式空手道大会が開催されております。

平成10年には九州の柳川に於て「福岡国際硬式空手道選手権大会」が開催され、この大会の参加国は10ヶ国にのぼりそれを機に国際空手道スポーツリーグが結成されました。

現在、中村典夫は、全日本硬式空手道連盟会長を勇退され、後任として千葉拳二郎先生が引き継ぎ精力的に運営されています。


平成14年6月1日、日本空手道錬武舘二代目舘長に内藤昭一が就任。平成16年9月26日に第4回で中断した錬武舘大会を引き継ぎ「第5回錬武舘防具付空手道大会並びに演武会」が春日部市民武道館に於て開催され、第6回大会以降は、浅草台東リバーサイドに於て開催されました。並行し平成20年、平成21年には内藤舘長の恩師である関根東壱先生のご尽力により、関根東壱杯を開催しています。