自然観察園


豊かな水辺と樹林に囲まれた忠生公園

忠生公園は、町田市立の代表的な公園、「薬師池公園」や「せりがや公園」などと並び町田を 
代表する公園です。
近くには、町田の緑地保全の森となっている「かたかごの森」もあり、一帯には貴重な自然環 
境が残っています。 忠生公園内には「自然観察園」や「がにやら自然観察館」もあります。

がにやら自然館 がにやら自然館

この自然観は、自然観察や学習体験を通じて自然との共生を考
え、まちづくりに生かすことを目的につくられました。 「忠生がにや
ら自然館」の名称は、「カニのすむ谷戸」と云う地元での呼び名で
ある「がにやら」に由来しています。

パネル 会館内の展示パネル

自然観察園内で観察できる樹木や草加、小鳥類などの資料が
数多く展示されています。

公園広場 公園芝生の広場

広場は何時も楽しさいっぱい。
忠生公園は昭和52年3月に第一期区域を開園し、その後、谷戸
部を中心に拡張区域の整備を行い、平成9年5月に開園しました。


忠生自然観察園

自然観察園は「本物の自然」に出会える場所(ヒィールド)です。
日量1200tの湧き水は山崎川(鶴見川の支流)源流の豊かな自然環境を支えています。園内
では小川の音や鳥たちのさえずりに耳を傾けながら、四季折々の自然の移り変わりとそこに
育む生命の営みを観察できます。

自然観察園
自然観察園内の樹林

  
ふれあい橋展望の広場
ふれあい橋展望の広場
観察園 観察園 田の草取り
展望の広場から見る観察園 園内下流のがにやら池 田植えの後の田の草取り
実った稲 源流の池 湿性池
取り入れを待つ稲穂 源流の池 湿性池


自然観察園で見かける小鳥類

鳥類全体を見ると関東の平地林に一般的な状況を見られるが、夏期の「ツグミ」「アオゲラ」
「イカル」の生息、冬期の「カヤクグリ」「ルリビタキ」の生息などは都市近郊の樹林部としては
優れた状況にあると見られます。

主に見られる鳥類

オナガ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カケス、トビ、シメ、カワラヒワ、ヤマガラ、ムクドリ、
カワセミ、ビョウビタキ、ツグミ、アオジ、キビタキ、イカル、エナガ、メジロ、ホオジロ、カシラダ
カ、ルリビタキ、モズ、ミソサザイ、シロハラ、カヤクグリ、ヒヨドリ、コジュケイ、タヒバリ、ゴイサ
ギ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ビンズイ 等々


ヒヨドリ モズ
ヒヨドリモズ
ホオジロ ジョウビタキ コゲラ
ホオジロジョウビタキ コゲラ

   



 交通関係

小田急線町田駅の町田バスセンター3番乗り場から「小山田桜台」行き、「下山崎」行きに乗車、
「忠生公園前」バス停下車。徒歩1分

または、11番乗り場から「図師経由野津田車庫」行きに乗車、「忠生公園入り口」バス停下車。
徒歩2分

 がにやら自然観休館日
月曜日  (国民の祝日の場合は翌日)
国民の祝日
12月29日から翌年1月3日まで
 自然観察園
夜間は入場出来ません