| 2008/1/18国民保護図上訓練実施される |
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今回の「図上訓練」は、国民保護法第42条及び長野県国民保護計画に基づき、その目的は「緊急対処事態における初動体制確立、関係機関との役割・連携強化、県国民保護計画の実効性の検証と実務能力向上」とし、一般公開されました。 訓練内容は、ブラインド型といい、訓練参加者には内容を知らされておらず、「テロによるJR南松本駅近くでの特急列車爆破、さらにJR長野駅前でサリンを散布。(多数の死傷者が発生)その後テログループは人質を取り立てこもる」・・・という事態を想定し、NPO法人・図上訓練実施事業者が受託し、国庫補助予算(今回約400万円)で製作しました。 参加機関は、内閣官房、防衛省、県、県警、消防、陸上自衛隊、長野市、松本市、日赤、JRなど12機関・約150名。訓練参加者は、2つの会議室に分かれ、各機関、県の部局ごとに地図等を使い、本部室(危機管理局)から発表される被害状況の把握、県内各機関への連絡と対応、情報収集を行った。
「図上訓練」で、際立っていたのは陸上自衛隊の訓練内容であった。迷彩服への違和感もさることながら、日常、緊急対処事態を想定して訓練を積み重ねているだけに、パソコンをはじめ電子機器類を持ち込み、情報収集と事態把握への対応力、統制力は図上訓練とはいえ、存在力を際立たせるものであった。(自衛隊の為の図上訓練?と思える程である) 国民保護と強調しながらも、こうした「有事」=「武力攻撃事態等」を想定した訓練が、県段階で今後実働訓練へと格上げされ、また市町村レベルでの国民保護訓練へと拡大し「平時化」していくことが危惧される。また、県民への情報公開の問題、県民や指定公共機関に対する参加の強要、また基本的人権を侵害させない事など多くの課題があります。 平和憲法を守り活かす運動と取り組みの強化をはじめ、国民保護計画に対する監視と抗議の運動を、全県的に広め強めていくことが大切である。(報告:佐藤正幸県労組会議副議長) |